21. ヤツアシ
《ネタバレ》 不謹慎なようだが爽快感はあるね。 だって憎たらしい奴らをヤツアシが皆殺しだからね。 ぶっちゃけスッキリだよね。 一方で同意できないのは、「どこの会社も同じ」とかいうよく聞く達観したような言葉。 これは間違いなくウソ。 ホワイトな会社は普通にあるよ。 ブラックな企業で働いてる奴らが自らの立場を正当化する為のウソを信じてはいけないよ。 (言ってる奴らが世間知らずで、本気で言っているケースも同罪) [インターネット(邦画)] 4点(2025-01-13 20:00:31)(良:1票) |
22. 通夜のまえに
《ネタバレ》 おかしな事をいかにも真面目風に演じて見せれば乾いた笑いでも起きると安易に作り手は考えたのだろうが、ただ単にリアリティが欠如していてつまらないだけだ。 親友も保身のために手紙があると嘘をついた。 つまり故人なぞ傍に追いやられていて、参加者が好き放題デカい声と大袈裟な振る舞いで喚いているだけの内容。 短い尺のおかげで飽きずには見られたのでこの点数で。 [インターネット(邦画)] 3点(2025-01-13 19:36:51) |
23. 糸(2010)
《ネタバレ》 なかなかセンスの良いアップテンポなBGMで、しかもモノクロサイレントで最後の最後まで内田理央を魅力的に映し出す。 こりゃサイコーじゃんよー!と陽気に見ていたら… おいおい、なんだよコレ、怖いよー。 最後に見事気持ち良いくらいに落とされた! なかなか刺激強め、後を引く。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-13 17:15:12) |
24. ネコヤドのハルとアキ
《ネタバレ》 鹿沼と言えば宇都宮に程近い「鹿沼土」で有名な市のイメージ。 これを見てまた行きたくなったかと言えば微妙。 アキを演じていたコがけっこー好みでかわいくて、そっちに全ての意識がいってたせいかも。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-13 16:38:58) |
25. 友達の家
《ネタバレ》 苦手なホラーだけど、短編だからまあいいっかって舐めた気持ちで鑑賞。 見事なジャパニーズホラーで一番苦手なヤツだった。 作品の出来不出来と無関係な点数の付け方で申し訳ないのだが、気分最悪なのでこの点数でお許しを。 [インターネット(邦画)] 0点(2025-01-13 16:11:48)(良:1票) |
26. 私の夢
《ネタバレ》 就活ホラー? 就職面接落とされたくらいで自殺するとは思えないし、そんな事件も聞いたことがない。 あり得ない内容だけに、コメディ方向を狙って撮ったのかな? それならアリかもしれないが、作品の方向性が分かりにくい。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-01-13 15:42:12) |
27. 大きな春子ちゃん Am I too big?
《ネタバレ》 確かに大きくて美人だ、嘘偽りはない。 鯨も好きだと言ってたし本当だ。 美人が拡大されているから身体がよく見えて楽しいし、目に優しい。 最後にオッサンを足で潰すのは蛇足。 [インターネット(邦画)] 4点(2025-01-13 15:23:25) |
28. 殺人捜査線
《ネタバレ》 短めの尺の中に凝縮された濃度の高いノワールサスペンス。 タクシー運転手が瀕死の警察官から撃たれる冒頭のシーンからして尋常じゃない。 濃すぎて早すぎて二回見るとちょうど良いくらいのシーンだ。 殺し屋ダンサーが麻薬密売組織のボスとやり合うシーンが好き。 やたらに寡黙な車椅子のボスが不気味で面白い。 車椅子ごと高所から突き落とされるシーン、その撮り方も呆気に取られる物凄さ。 最終盤のカーチェイスももちろん面白い。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-13 12:09:12) |
29. 甲州街道から愛を込めて
《ネタバレ》 いまおかしんじ監督の作品なので苦手なベッドシーンは覚悟していたが、この監督の作品は面白いからそれでも見てしまう。 とは言え、かなりクセが強い内容なので見る人を選ぶかもしれない。 汚言症、投げ銭依存、フリーター、売れないミュージシャン。 そんな若者四人が集い交わる青春ロードムービー。 喧嘩しつつ別れつつ抱き合い泣く。 そんな調子でリズム良く進んでいく。 世の中のはみ出し者たちかもしれないが、それぞれ人間らしい感情を持っている。 そんな憎めない者たちが繰り広げる僅か数日の物語。 ベッドシーン(都合二回)や横浜銀蝿のジジイ(ウザい)が出てくるクサいシーンを除けば、なかなかの良作なんじゃないかな。 少なくとも自分は結構好きだ。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-12 20:49:09) |
30. 盗馬賊
《ネタバレ》 チベットの風景はまさに圧巻! そこに流れる音楽や効果音も雰囲気を盛り立てる。 しかし肝心の内容があまりに暗過ぎる。 子どもが死ぬ映画は好かん。 あと、家畜の生き埋めとか許されん。 もし家畜の生き埋めが宗教的なものに起因しているとしたら、そんな残酷な宗教はろくなもんじゃないね。 宗教ではなく単なる土俗的な風習である場合には、その民族を全員生き埋めの刑に処す。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-11 21:32:11) |
31. 人生劇場(1936)
《ネタバレ》 現存するフィルムは再編集された短縮版で47分のものである。 日活多摩川撮影所の火事により、戦前の日活映画のフィルムが消失したが、その中にこの「人生劇場」のフィルムも含まれていたとの事。 その火事で戦前の山中貞雄や伊藤大輔、そして溝口健二らの作品も消失してしまったらしい。 大変、残念な話である。 さて本作だが短縮版とはいえ、いわゆる「フィルムの断片」とは異なり、ストーリー自体は理解することができる。 没落したヤクザの行く末やそこに生まれ育った男の人生を描いている。 ところで主人公は青成瓢吉という名前だが、弱々しい男に対する蔑称である「青成瓢箪」というのは、この作品が由来なのだろうか。 →調べたら「末成りの瓢箪(うらなりのひょうたん)」と混同していたようだ、お恥ずかしい。 [DVD(邦画)] 6点(2025-01-11 15:52:53) |
32. 風のゆくえ
《ネタバレ》 見ていて分からない部分が多いけど、最後まで見ると男の生い立ちが全て原因だと分かる仕組みになっている。 最終的には意味が分かるのでスッキリはすれど、途中まではよく理解できずにモヤモヤとしたまま見続ける事になり、あまり好きなタイプの作りではない。 男がいきなり大きな叫び声を上げたりする部分でビックリするし不快。 あと性的なシーンが唐突に入ってくるのも不快。 男のヒゲも不快。 ここまで不快不快と連呼しながら何ゆえに6点を付けるのかと言えば、それはこの作品が日本映画ならではの雰囲気を持ち合わせているから。 そしてわたしが日本映画を好きであるからに他ならない。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-11 08:14:04) |
33. ヴァニナ・ヴァニニ
《ネタバレ》 反体制組織のリーダーである男と貴族の娘が恋仲になるが、互いの立場や思想の違いなどから仲違いしてしまう…という悲恋のはなし。 女の方は男への愛を一番に優先しているが、それに対する男の方は反体制組織のリーダーとしての使命や仲間のことを第一に考えている。 まるで家族を一番に考える妻と、仕事最優先の夫との確執を見ている様だ。 政治的な話でもありながら、そこに宗教的な思想も絡む内容は、わたしにはとても重く疲れる内容だった。 [インターネット(字幕)] 3点(2025-01-10 13:32:54) |
34. 大脱走
《ネタバレ》 これはすごい、色んな意味ですごい作品だ。 始まりから脱出するまでが非常に退屈で、ここまで見るのに4日かかってしまった。 とにかくつまらなくて集中力がもたないからこまめに中断、それで少しずつ見進めていく。 一本の映画を見るのに4日かかるって相当だ。 なんだろな、あまりに大衆娯楽的過ぎるというか、エンタメ方向に全振りし過ぎで見ていて嫌になるんだろな。 命がかかってるのに、それを打ち消すかの様なあの有名過ぎるお気楽なテーマソングも嫌気がさす。 それでも脱出してからは少しは面白くなる。 スティーヴ・マックィーンのバイクスタントが凄すぎる。 草の上を滑るように走り、バイクを乗りこなす。 これは圧巻。 この人、有名なだけでなく凄い人なんだね。 存在感も圧倒的だし。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-01-09 22:30:49) |
35. のらくら兵
《ネタバレ》 ドタバタ喜劇というか、正確にはちゃめちゃ劇みたいな内容。 狙ってギャグを出し暴れているというよりも、登場人物たちが好き放題暴れている感じ。 わたしはどうもそれに乗り切れずに置いてけぼり。 テンション高めの内容に対し、テンション低めでの鑑賞となった。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-01-06 08:57:15) |
36. 波高き日
《ネタバレ》 妙に美しいサイレント映画で、他に類を見ない。 戦争で家族を失った悲しき男の物語。 戦時に妻と子どもを失ったが、それからかなり月日が過ぎて、憎き相手に海上でめぐり合った。 その相手は、自分と妻や子どもを離れ離れにする原因を作った憎き相手だった。 その相手とその家族は海上で遭難しており、男のやり方次第では復讐できたが、相手の子どもの可愛さに自分の家族を思い出し、復讐せずに憎き相手とその家族を遭難から救った。 という美しい話なのだけれど、自分がその立場に立ったら因縁の相手の家族を皆殺しにするかもしれない。 しかし、実際に相手の可愛い子どもを目にしたら見殺しにできるだろうか? それは実際に経験しないと分からない事だろう。 なかなか深い話である。 そして哀しい孤独な男の話でもある。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-01-06 08:44:18) |
37. 秘めたる情事
《ネタバレ》 それまでに堅物として生きてきた男の老いらくの恋を描いた内容。 娘の友人に恋をした初老の男。 やがて良い仲になるが、歳の差を考えそして相手の将来を思えばこそ、自らその恋から身を引いた。 最後まで堅物だった男の、人生最後の恋物語を甘く切なく描いた逸品。 確かに相手の事を思えば別れたのが正解だったかもしれないが、好きな相手と添い遂げることを選択しても良いのではないか? 最近では年の差婚とか当たり前の時代なので、年の差があるからという理由で恋に終止符を打つのはこの時代ならではの話かもしれない。 それにしてもゲイリー・クーパーの衰えぶりが激しい。 ロマンスに浸っている場合でないほど、なんだか体調が悪そうだった。 [DVD(字幕)] 6点(2025-01-06 08:43:11) |
38. 100%の女の子
《ネタバレ》 室井滋が100%かどうかはさておき、村上春樹の世界はそこそこは体現できているかもしれないが、セリフを読み上げている時間帯がほとんどなので、小説をただ読み聞かされているだけだと言えなくもない。 小説の「100%の女の子」という言葉の響きが素晴らしいのであって、この映画は別に何でもないのかもしれない。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-06 08:41:51) |
39. 紅葉狩
《ネタバレ》 日本人が撮影したものとしては現存する最古の映像とのこと。 「江戸時代生まれの人たち」が動きまわる映像を目の当たりにして、なんとも言えぬ不思議な感動に見舞われた。 歌舞伎の様子をおさめた記録映画なのだが、歌舞伎というものが実に歴史のあるものであり、脈々と受け継がれてきた伝統文化であることを改めて感じた次第。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-01-06 08:40:38) |
40. 天狗退治
《ネタバレ》 かなりグロテスクで怖すぎるアニメーションだ。 首は取れるわ、体は真っ二つやらでとにかくはちゃめちゃ。 期待せずに見たけど、意外と楽しめた。 あとポイントは「お口にチャック」かな。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-01-06 08:39:10) |