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Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 
イントロで繰り広げられる若きハリソンの活躍は、オールドファンにはうれしいプレゼント。でも、この技術があれば俳優が歳をとっても亡くなってもいくらでも続編作れちゃうよな、と空恐ろしくもあり・・・とはいえ、声は現在のハリソンなので、それが強烈な違和感。 このシリーズに、合理的なストーリーや、リアリティのあるアクションを求めるのは間違いってもんですが、それでもついつい粗さに目が行ってしまう。まあ、この映画は、60~70年代生まれの人へのプレゼント以外の何物でもないです。どんだけ歳をとっても、スクリーンにインディがいるだけで衝動的に駆け付けてしまうわけで。ロッキーと一緒。 映画の出来は正直5~6点くらいなもんでしょうが、前作よりは面白かったし、どうしても思い入れがあるので少し甘めにさせてください。レイダースを中学生時代に観られた自分は、とても幸せな世代なのでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2023-07-08 17:39:36)
22.  ザ・フラッシュ 《ネタバレ》 
ちょっと前からネット上では史上最高のアメコミ映画、なる宣伝文句が踊っており、つられてだいぶ期待値を上げてしまいました。が、まあ、ステマといっていいですね。結局見どころらしきものは、マイケル・キートンのバットマンを初めに、○○のスーパーマンやら、ラストの××のカメオ出演やら、オールドファンにこびたようなシーンだけの印象でした。フラッシュ自体、ほとんど主役としての活躍の場を与えられませんし・・・ 大体、主人公が過去を改変しようとして大変なことになるっていう基本プロットは、No Way Homeのパクリだし、しかも本作では最終的にそれはなかったことになっちゃうし。 ゾッドを出してしまったところで、マン・オブ・スティールでも課題だった、最強不死身男をどう倒すのか?という命題の解決方法に興味を持っていたのですが、こんな落ちかよ、とガッカリ・・・ CGもやりすぎ。直近のゴジラ映画のところでも書きましたが、もはやこれはアクション映画とは言えず、アニメーションですな。そりゃ、キートンにガチのアクションの撮影なんてもうできないでしょうけど。うーん、インディの最新作も心配になってきた。 ところで、本作でさえ救われなかったブランドン・ラウスと、エリック・ストルツは大いに文句を言っていいと思います。
[映画館(字幕)] 5点(2023-06-17 17:37:20)(良:1票)
23.  65 シックスティ・ファイブ 《ネタバレ》 
そこそこの頻度で映画館には行っているので、ロードショーされる映画は、たいてい予告編でその存在を知るものなのですが、今作については、私は事前にまったくそれを知ることもなく、気が付いたら地元の映画館で公開されていました。 知らない映画が公開されてるぞ、と、劇場HPの作品情報をタップすると、おお!アダム・ドライバー主演で、製作にサム・ライミとあるではないですか。それならはずれではないのじゃない?と観てみました。宣伝の目立たなさから、よっぽどマイナーな会社の映画化と思えば、ちゃんとコロンビア映画だし、TSGも噛んでいて、最初は期待を持たせてくれたのですが・・・ うーん。これ、アメリカでは子供向けの漫画か何かが原作になっているとか、何か事情があるんですか?よくもまあ、こんなプロットで映画化したなあ。小学2年生くらいが原案描いて、中学生が脚本書いたっていうのなら、私信じますよ。
[映画館(字幕)] 2点(2023-06-02 00:38:08)
24.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 《ネタバレ》 
ピーター以外には、日本人の感覚ではカッコいいヒーローもかわいいヒロインもおらず、どちらかというとちょっと汚らしい見た目のガーディアンズ。でも、彼ら彼女らを長く見てきて、みんなとっても愛着のあるキャラクターとなりました。 なかでもロケットは一番好きなキャラクターです。その彼の誕生の秘密が明かされる本作。幼い頃の彼の3人の友人との友情と悲劇のストーリーに、涙が止まりませんでした。 ここまでロケットにフォーカスしたのなら、最後に彼にもう少し見せ場を作ってあげても良いのに、と思いましたけどね。 ネビュラも良いですね。彼女を主人公にしたスピンオフ作ってくれたら観に行くのに!
[映画館(字幕)] 7点(2023-05-04 19:25:58)
25.  AIR/エア 《ネタバレ》 
確かに思い返してみれば、70年代、物心ついた時にはADIDASは既にあったし、少し遅れて仲間内ではPUMAの方が人気が出て、80年代半ばにはCONVERSEのバッシュがやたらと流行り、クラスの半分くらいの人がオールスターをはいていた覚えがある。NIKEはそのころは全く知名度がなく、90年代到来とともに急にNo.1スポーツブランドになったイメージで、ずいぶん唐突だという感じがありましたが、その背景にこういうことがあったのね、と勉強になりました。そういえば、BTTFでもマーティが50年代の不良に「靴にニケって書いてあるぜ」とか、馬鹿にされていたな。(映画だったかノベライズだったかは忘れましたが) 映画自体は、堅実な作りではありましたが、会社がつぶれそうだとか、主人公ソニーにジョーダンに人生を賭けるほどの何か切羽詰まった事情があったようにも見えないこともあり、盛り上がりはそれほどありませんでした。結論は皆が知っている話だしね。 マット・デイモンの役作りはなかなかです。本当にジェイソン・ボーンと同一人物ですか?
[映画館(字幕)] 6点(2023-04-19 00:31:07)(良:1票)
26.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 
たぶんなんですけど、この超有名漫画のこのラストの名試合の展開は、ほとんどの人が知っているだろう、って前提で作ったんでしょうね。それで、誰も知らないリョータの背景を柱にしたのでしょう。 試合の流れは、文句の付け所のないくらい完璧なので、展開を知っていても盛り上がれます。前半を思い切って省略していますが、確かに河田の弟のエピソードは要らんわね。 でも、本質的には花道の成長ストーリーなのだから、もっと時間を割いてもよいはずの、彼の奇跡のリバウンド、ブロック、(得点にはならない)ダンクなどが割とあっさり描かれていたのは残念。沢北をはじめとする山王側のキャラクターのバックグラウンドも、もっと描いてもよかったとは思いますが、そのあたりは、観客の脳内補完に任されている感じでした。
[映画館(邦画)] 7点(2023-04-05 00:28:46)
27.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
このサイトでの酷評を見ていたので、覚悟して鑑賞。 むう。のっけから何が何だかわからんうちに事件が始まり、やたらと多いセリフで背景をべらべら説明されて、ポカーンとなってしまいますね。これで本郷に納得せよ、といっても、本郷はなぜか受け入れていましたが、観客が受け入れられません。 プラーナがどうこう言う設定は、ちょっとくどい感じでした。 最悪というほど悪くもないけれど、登場人物のだれにもあまり感情移入できないままで終わってしまいました。 本郷がなぜ人に対して優しく、そして強くあろうとしているかの事件の説明が終盤になってなされますが、素直にこれを冒頭に持ってきて、仮面ライダーが誕生するまでをもうちょっと丁寧に描いたほうがよかったんではなかろうか?
[映画館(邦画)] 5点(2023-03-21 17:37:07)(良:1票)
28.  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 
面白かったあ!この数年間で、私が映画館で観た映画ではNo.1の傑作だったと思います。 何度爆笑させられ(アライグマ!!)、また涙腺を緩ませられたことか。 このストーリー考えた人、天才だと思います。よくこんなぶっ飛んだ話を思いつくなあ。指ソーセージなんて発想、どうやったら出てくるんだろう? 思い出せばまだまだ書きたいことがいっぱい出てきそうだけど、中国系の俳優さんがメインのこの映画に対しては、次の文だけで十分でしょう。 Don't think. FEEEEEEL!
[映画館(字幕)] 10点(2023-03-08 00:22:24)
29.  シャイロックの子供たち 《ネタバレ》 
池井戸潤の小説では、短編やオムニバス形式の話で、ちょくちょく同じようなネタが形を変えて登場することがあるので、今回も他の話から少し借りてきてストーリーを変えたこと自体は別に良いのですが、でも、改悪になってましたね。 最後に、西木が明白な詐欺を仕掛け、しかもそれを北川が認識していて見逃すってのは、ありえないでしょ。原作者は、製作には絡んでいたようですが、脚本チェックはできなかったのかな? でもまあ何よりも、あまりにも映画としてのダイナミズムに欠ける平板な画面にげんなりでした。「七つの会議」のようなやや癖の強い演出が唯一の解というわけではないけれど、でもあちらのほうがはるかに面白みがありました。今作はカメラ割りや構図にほとんど何の工夫もなく、これならテレビドラマで十分、いや、ネット配信されたものを携帯で観る、で十分でしょう。 いくつかのシーンで、例えば机の上に置いた書類の束がうまく整わなかったり、手汗で書類が手にくっついたりなど、こんなのリテイクしろよ、というのが放置されているのも、気になってしまいました。
[映画館(邦画)] 3点(2023-03-02 00:26:12)
30.  バビロン(2022) 《ネタバレ》 
かなり見応えのある、大人向けドラマ。 微妙に絡み合う3つのストーリーが進行するが、その「絡み」が本当に微妙すぎて、あまり効果があったような気がしません。 ブラッド・ピットのパートは、彼の好演技もあって嫌いではないですが、この人いなくても映画は成立するよね。 マヌエルがネリーに告白したシーンはなかなか泣けたので、そのままハッピーエンドでもよかったのに。 最後のいろんな映画の名場面挿入シーンは、主人公の心象風景ではないので、ちょっと蛇足感ありでした。雨に唄えば、だけで十分なのに。
[映画館(字幕)] 6点(2023-02-23 19:15:15)
31.  イニシェリン島の精霊 《ネタバレ》 
強烈なダウナー系映画です。中盤までは、笑える部分もあるにはあるんですが。 一見写実的なんですが、デブのおっさんのやることが異常すぎたり、魔女のような婆さんが登場したりして、どうしたって寓話としか見られないので、じゃあ、何のメタファーなのかと、昨今のウクライナ情勢を頭に浮かべたりしたのですがピンとこず、どうにも釈然としない心持ちで映画館を後にしました。 帰り道でネットで検索したところ、監督の言葉で「これは破局の話で、それを正直に語ってみたかった。」とあって・・・ ふーむ、そういうことならまあ成功してますよ。でも、好きにはなれないわあ。 ええぇ・・・これが今年度アカデミー賞主要賞の殆どでノミネートだって?俳優部門はともかく、作品賞は勘弁して。
[映画館(字幕)] 5点(2023-01-28 00:28:39)
32.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
ネイティブアメリカンとポリネシアンが共闘して、ポリネシアンが神聖視するクジラを密漁する悪徳業者と戦うってだけの話。これに3時間は長いって。  ※技術的なイチャモン。意識と記憶を人口生命体に移すことができるなんて技術は、これはもはやアバターではないがな。これができるなら、大佐だって人間のクローンとして甦ることができるだろうに。
[映画館(字幕)] 4点(2022-12-17 17:16:04)
33.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 
以下、ネタバレあるので御注意を。  変形版の「そして誰もいなくなった」ってとこですかね。 尺もそう長くはないし、サスペンス・スリラーとしてはなかなか引き付けるところがあって飽きないのですけど、ミステリーとしては成立していないので、最後まで観てドッチラケという感じでした。 結局、シェフの病的な完ぺき主義が、この異常な話のすべての理由だったなんてちょっと説得力がなさすぎでしょ。  こういう話なら、「そして・・・」と同じように徐々に登場人物を退場させ、最後にシェフと一対一で対峙したマーゴが「お持ち帰り作戦」を発動させ、無事生き残る、というような筋のほうが盛り上がったろうに。  アニヤ・テイラー=ジョイがかなり魅力的で、多用される彼女のアップを見ているだけでも満足度高いのでプラス1点しときます。
[映画館(字幕)] 6点(2022-11-23 00:25:29)(良:1票)
34.  アムステルダム 《ネタバレ》 
ちょっとクセが強すぎる感じで、素直にストーリーに乗れませんでした。 主人公演じるクリスチャン・ベールが、いきなりヤクで昏倒するわ、義眼を外しまくるわで、なんだか性格破綻者のごとく振る舞いますが、終わってみれば終始まじめな人物だったわけで。 ヒロインのヴァレリーも再登場後はやたらとふらついていて、精神的に不安定なのかと思わせるシーンがあったりで、このあたりがコメディとしての演出だったのかもしれませんが、全体的に、日本人にはハードル高すぎかな。 笑えたのは、やたらバードウォッチングにこだわる二人くらいだったなあ。 豪華俳優陣を楽しむことはできたけど、もっと面白くできたような気もします。
[映画館(字幕)] 6点(2022-11-01 00:33:46)
35.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 
アクション・コメディの大快(怪)作。 舞台は日本だけど、リアルさはかけらもなく、外人から見たCool Japanのイメージを使っているだけ。あとは任侠と。 到底つじつまが合っているとは言えないストーリーだが、そんなものは、観客の予想を超えるトンデモな展開の×2、×3の怒涛の攻撃で有無を言わさず押し流していく。まさに弾丸。 ブラピをはじめとする役者たちのハイテンション演技に大いに笑わせてもらい、そして、驚くべきことにいくつか非常にエモーショナルなシーンがあり、ちょっとジーンと来たりする。 グロい人体破壊描写が多いので、そこには批判が来るだろうけれど、でも、この映画、まったくすごいとしか言いようがない。 これと、トップガンマーヴェリックが同じ点かよ・・・我ながら、マジか、とは思う。
[映画館(字幕)] 9点(2022-09-03 00:38:03)
36.  ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 《ネタバレ》 
やっぱり昨今のコロナ蔓延とか、ダイバーシティの縛りがこういう作品の脚本にも影響しちゃうんですかね? 前作ラストから、このシリーズの落とし前をどうするのか?だけを楽しみにしていたのに、まさか最後まで何も解決されず、全部受け入れて共生しましょう・・・ってなるとは! また、今作はストーリーが無駄にややこしいです。新旧主役陣と新たな登場人物(過去作にも出ているのかもしれないけれど記憶なし)が入り乱れてそれぞれに小さな冒険がごちゃごちゃくっついてきて、メインのストーリーがなかなか進まないので、正直気が散ります。 バイクでのチェイスと、一作目を思い出させるひっくり返った車の周りでの大型恐竜との対峙は印象に残りましたが、それだけかなあ。
[映画館(字幕)] 4点(2022-07-30 18:40:04)
37.  バズ・ライトイヤー 《ネタバレ》 
あー、結局劇中ではStarmanは使わないんだー。 予告で使われていたこの曲に、だいぶつられてしまっていたのですが、残念でした。 本作は、主人公たちが何かをしようとするたびに、何らかのアクシデントがかならず発生してうまくいかず、トラブルを回避するためのドタバタがずっと続いている感じで、落ち着きません。 「無限の彼方へ・・・」のセリフも、単にバズと相棒との間のただの合言葉に成り下がっていて、キーワードとして機能はしていません。このセリフが示唆するようなロマンが全く足りない映画になってました。
[映画館(吹替)] 4点(2022-07-10 14:12:49)
38.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
奇跡を見た・・・のだと思う。 ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマーのロゴから始まり、デンジャー・ゾーン、トニー・スコットが天国から指揮したかのようなシーンの連続、そして、確かに歳はとったもののまだ充分カッコよく、大佐になってなお青春真っただ中のトム・クルーズによって、私は、2時間強の自らの高校生時代へのタイム・スリップを体験しました。 あまりにも心地よかったこの個人的な感覚に素直に従い、高得点とさせてもらいます。  この映画に、軽いだの薄いだのグダグダいうやつは、まとめてF14のアフターバーナーで吹っ飛ばしてやるぜえ・・・ ・・・って感じの映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2022-05-28 19:45:13)
39.  ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 
どうやら、事前にweb配信ドラマを観ておかねばならない、とのことですが、当方そういうものにはお金は払っていないので、最初から「ストーリーはわかんなくても仕方なし。しかし、監督がサム・ライミとくれば、観逃すのはちょっと惜しい。」くらいの気持ちで観ました。まあ、ワンダの闇落ちについては、ちょっと想像力を働かせれば、補完はできましたよ。 ただね、魔法使いと超能力者の戦いでは、何ができて何ができないか、どんな方法で問題を解決しようとしているか、っていうのがほとんど想像できず、目の前をすごい勢いで通り過ぎていくにぎやかな映像を、ただ見ていただけのような感じになっちゃって、終わった直後にはもうストーリーを思い出せない状態。そもそも最初の目玉のお化けって、なんで出てきたんだっけ? サム・ライミのホラー演出は、さすがに上手ですね。死霊のはらわたのエッセンスを、ディズニー映画としてのぎりぎりのラインで表現する神業を見せてくれています。 プロフェッサーの登場など、ニヤリとするところはありましたが、どうせ異世界に行くのなら、ワンダがマグニートーとフェニックスがいる世界に飛んで行ったのなら、それこそとんでもない戦いになったんだろうに、と思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2022-05-20 00:37:00)
40.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
私は新マンどストライク世代であり(そして彼をジャックと呼ぶのに少し抵抗がある。この感覚、わかってもらえるかなあ?)、初代とセブンには少し間に合っていないのだが、もちろんこれらも小学生低学年のうちには再放送で楽しんだ。 ということで、今回の企画が大変楽しみであったのだが、皆さん結構採点が厳しめなのに少し引っ掛かりつつ、観てきました。 うーむ。なるほど、厳しくなるわけだわ。どういうわけか、観ている間、私はほとんどワクワクできませんでした。 シンゴジラの時には成功していた、リアリティを持たせるための様々なセリフや演出が、今作に関しては全く雑音にしかなっていなかった気がします。なんせ、異星人が名刺を出して人類と交渉するようなシュールな世界観に、リアリティを持たせようったって無理がありすぎますね。 とはいえ、評価すべきところはたくさんありますよ。よくこれだけいろいろなネタを詰め込んで、しかもよく知られた名場面を独自の解釈で再構成したりできたもんです。すごく考えて脚本を書かれたのは十分伝わってきます。 でも、やっぱりウルトラマンは子供のものであるべきですよね。 円谷プロが生んだ珠玉の特撮シリーズを、観るべき年齢の時に観ることができたという幸せを、いまさらながら噛みしめています。 今作で一番ワクワクしたのが、スタジオカラーのロゴが出るときの効果音だったりして。
[映画館(邦画)] 5点(2022-05-18 00:48:59)(良:2票)
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