21. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
《ネタバレ》 この映画、やはりオスカー少年を不快に思う方がかなりおられるだろうなと思いました。彼の障害、アスペルガー症候群と示されてますが、それが何だか分かるようにはなってません。不親切ですが、それを踏まえて観ないとイライラするのが残念です。日本では正確な認識が不足してる分野です。そういう意味で、障害持ちの彼は一人では生きていけません、それは父も母も気に病んでいたのでしょう、やり過ぎに見える母親の行動からもみてとれます、美談過ぎますが、失った者をもとめてただつっ走る彼のまわりの人が、彼の求めるゴールにたどりつかせた。ハートウォーミングな良い映画だと思います。演技も凄くしっかりしてましたよね。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-09 22:28:20) |
22. クリスタル殺人事件
《ネタバレ》 邦題は皆さん書かれてるとおり、おかしい。ジェイソンとしか想起できないかな。アガサ・クリスティの原作は面白いが、キャストや、きゃくほんなんか映画は映画で面白いじゃないですか。しかし、マープルはイメージがなにか違うような。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-08 22:33:52) |
23. 愛のむきだし
《ネタバレ》 4時間がとれなかったので、2日かかって視聴しました。園監督と、主役二人のエネルギッッシュな画には圧倒。しかし、宗教、信仰、エロ、盗撮、DV、詰め込みすぎと言うくらい詰まっていますね、愛という言葉も隠語や馬頭の言葉と同じぐらい聞きましたが、愛がまだむき出されていない。最後、一本に終息したように見えたが、まだ、消化不良。詰め込みすぎが自分には今ひとつだった。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-07 22:47:18) |
24. ティン・カップ
《ネタバレ》 自分は、野球は好きだが、ゴルフというものを大して知らない、ただ、最低のルールを知っている位だ。だから、皆さんの言っているラストのシーンは、どこまでぶっ飛んだ行為か分からない。分かったら、同じようにがっかりしてるだろう。創作的には、全体的に面白いと思った。自分にはそれでいい。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-06 21:41:09) |
25. 風来忍法帖
《ネタバレ》 さて、なにがしたかったんだ、この映画。原作の小説は面白かった、山田風太郎の中でも面白い本だった。何故こうなったのだろう、脚本がおかしい、予算の都合か、主要キャラが少ない、渥美清を主役に据えながら殆どのキャラが立ってない、ああ、渥美清コメディでここまで酷いのは観たことがない。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-11-05 20:31:37) |
26. 疑惑の影(1943)
《ネタバレ》 ヒッチコックの作品にしては、映像による怖さを煽る画や、巻き込まれていくストーリーの怖さがない、心理的な怖さをあらわした作品だが、何か物足りないですね。やはり、後世の映画を観なれてしまったせいか。綺麗な作品だけに、自分の感性が残念。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-03 21:03:57) |
27. 17歳のカルテ
ストーリーは実話原作だから、共感出来る部分も出来ない部分があるのは仕方が無い、しかし、アンジェリーナ・ジョリーがいいとは効いていたけど、キャラは確かにすごくいいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-11-02 20:40:42) |
28. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
しまったね、この映画観る前に、チャンドラーのハードボイルド映画を観てしまったものだから、対比してしまって、この映画がミステリーと言うよりアクションコメディ以外に観えませんでした。しかし、そう観るとストーリーも複雑でなく、癖のある役者、なかなか面白かったです。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-01 21:13:30) |
29. アウェイク(2007)
《ネタバレ》 やられましたね、オペ室のベッド上メインの医療べったりかと思っていたら、婚約や、交際の場面、とてつもない金持ちであるという設定など、全部含めたミステリーだったのですね。術中覚醒は、犯人のミスリードに使うとは結構面白い作品ではないかな。 [DVD(字幕)] 8点(2013-10-31 21:49:51) |
30. 炎上
三島由紀夫の原作を映画にしたら、これはアリだと思う。いあ、秀逸か。しかし、少し、省かれているような。俳優の起用が大胆ですね。市川崑監督も面白いイメージだ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-30 20:39:05) |
31. J・エドガー
《ネタバレ》 フーバーの伝記映画って他にあったかな、ないならその意味で評価はある。しかし、フーバーの異常な嗜好、それとも得意な思考、FBIを残したことか、奇特なものがちりばめ過ぎられて、薄くなり、記憶に残りにくい映画になっている。イーストウッド監督にしては残念。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-29 21:37:34) |
32. 熱いトタン屋根の猫
《ネタバレ》 名作舞台の映画化の割には頑張ってるのでは、最初の方、うるさくてちょっと戸惑ったが、画面の人間が限られるとわかりやすい、価値観をぶつけ合って譲らないというのは良くあることだが、ラストのあっけなさが気になる。たぶん、みんな酒が冷めたので落ち着いたんだな、と、いうのは冗談だが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-28 21:34:23) |
33. 地中海殺人事件
原作を映画向きにわかりやすく変えてある、地中海ということで見栄え良く、可も不可もなく軽く観られたミステリーだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-27 22:36:42) |
34. 暗黒街のふたり
《ネタバレ》 自分も邦題で、ジャン・ギャバンとアラン・ドロンが組むクライムムービーと騙された一人です、生善説、性悪説にふれた今までと違って、考えさせられることが出来る話でした。しかし、ストーカーじみてる刑事と、アラン・ドロンの激高は大げさかもしれません。しかし、話を成り立たせるには仕方ないファクターですかね。最後のギロチンは斬新。映画が印象づけられた。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-26 22:57:29) |
35. 黒い罠
オーソン・ウェルズの作品は挑戦的というか、攻めですね。有名な冒頭や、凝ったプロットなど。興行的には当時駄目なのは分かりますね、今観て影響を受けている映画を思い浮かべると、今、評価できる佳作じゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-25 21:12:39) |
36. 上海から来た女
すごいですね、この時代にこれだけのアイデアをつめた映画を、オリジナルで作り上げるというのが。その後の映画に影響を与えるのですから。古いから、後の映画の方を観てからこっちを観てるので、驚きが少ないのが残念。 [DVD(字幕)] 8点(2013-10-24 22:17:42) |
37. ぼくは怖くない
《ネタバレ》 しらなかったものですから、じつはタイトルだけでホラー的なものを想像していました、だから、この映画を観て、少年の眼を通して描かれる、大人、友情、経験がさわやかに入ってきたとき、良い方に期待外れで喜んだものです。子供時代、親は子供のヒーローだったものです、いつからだろう大人は汚いことをすると知ったのは、なんか忘れていたものを思い出しました。ただ、最後、気になります、ああ、気になります。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-23 22:07:35) |
38. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 ケヴィン・コスナーがあまりにも好演というか、はまりすぎて、クリント・イーストウッドの出演がかすみますね。少年はブッチを、ブッチは少年に色々なものを投影していく、ブッチが人殺しの悪人だけど、憎めないね。クリント・イーストウッド監督の作品は最後がやりきれないのがあって、これもその一つですね。しかし、良い作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-22 22:59:55) |
39. アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵
アガサ・クリスティーの最近の映画は、華麗なる・・・のように、ハズレがあったが、トミーとタペンスを舞台を完全フランスで作り直して、新鮮味があり、それなりに面白い。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-21 22:29:20) |
40. 悪の階段
《ネタバレ》 和製フィルム・ノワールという前評判で、期待して視聴。光の使い方、効果的な音楽、細かい芝居、これこそ映画という言う要素が満載で良い。脚本が、4人組の大仰なシーンと、山崎努の迫力で、団令子の存在を隠して、実は黒いキーマンだったというのは、最初は疑ったがプロットの運び方に騙されてしまう快感がいい。隠れた、名作日本映画です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-20 21:26:58) |