401. ブラックサイト
《ネタバレ》 今のネット社会を逆手に取った、巧い題材です。人間の心理も巧く突いている。SAWのような拷問系のシーンがある。残忍さはSAWには及ばないが見ていて嫌悪感はある。最後に挽回できたのがとてもホッとしました。あと幼い少女が標的にならず、安心しました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-03 17:24:34)(良:1票) |
402. 映画 クロサギ
《ネタバレ》 ドラマは見たことがありません。最初から最後まで、間延びした感じが続いている。時間が長く感じる。山下智久の演技がとても痛い。少女の移植手術のお金を調達することが出来たシーンはホッとしました。 [DVD(邦画)] 3点(2008-09-29 22:49:55) |
403. ミスト
《ネタバレ》 霧の向こう側に潜む得体の知れない怪物は一体何なのか?どこから来たのか?その疑問の答えは分からない。テーマは怪物ではなく、暗黒のラストシーンへ向けての人間の心理描写なんですね。やたら宗教かぶれの女性が出てきてから、徐々に狂っていく、、、そして親子の愛情、、、もしやと思ったらスティーブン・キング原作だったんですね。納得です。中途半端に希望を見せず、その世界の恐怖を演出しています。嫌悪感のある悲惨なシーンも要所で出てきます。最近のホラー映画/パニック映画の中ではかなり良く出来てる映画だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 20:06:13) |
404. 劇場版BLEACH ブリーチ MEMORIES OF NOBODY
《ネタバレ》 漫画の予備知識が全くない状態で鑑賞しました。前半はかなり手抜きなアニメーションで心配したけど、中身は面白かったです。最後は感動せずにいられませんでした。号泣です。難解な単語とか時空間の話とか、わざと難しくしてるんだろうなって思ったけど、別に気になりませんでした。それよりも、キザなセリフとか、かっこつけた必殺技が見てて面白かったです。単行本読んでみたくなりました。 [DVD(邦画)] 8点(2008-09-26 16:22:20) |
405. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 ミステリー感覚で展開するストーリーです。緊張感を保ちつつ小さな笑いを挟み込んでいて、映画全体のバランスがとても良かったです。竹内結子扮する田口公子の目線が、この映画を“ほんわり”させていて、かつ客観的に説明してくれる案内役となっています(人を動物にたとえてたけど、あれはたとえが分かり難かったです)。阿部寛扮する白鳥は、キャスティングがバッチリ。白鳥がうどんとソバを同時に食べるシーン、ロック好きの山口良一が小声でロックを歌うシーンが面白かったです。手術のシーンには緊張感/嫌悪感/安堵感と、見ていて感情が揺さぶられました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-19 19:33:58) |
406. 紀元前1万年
《ネタバレ》 この映画はファンタジーとして捉えるのが正解でしょう。大きなダチョウに追いかけられるシーン、マナクの群れが走るシーンは圧巻でした。ただ残念だったのは、ヒロイン役のエバレットが涙を流した時に、アイシャドーが落ちて黒い涙になっていたこと。捕まって奴隷になっていたのに、化粧バッチリかいっ!ってつっこまざるを得ない。とにかく事あるごとにウホウホ言ってる映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-19 17:01:53) |
407. ヒットマン(2007)
《ネタバレ》 ボーンアイデンティティのような、感情を捨てて任務にのみ焦点をあてている姿勢が上手く表現されていました。坊主頭にバーコードを入れ、頭剥き出しのままだと、周囲から注目されて任務に支障がでるんじゃないかと余計な心配をしてしまいました。銃撃戦は爽快感があって楽しめました。ストーリーはちゃんと構想されていると思いますが、理解できなかった点が多々あります。そこが解消できてればもっと楽しめたのですが・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-12 22:32:22) |
408. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 アレ(怪物)はどこから溢れてきたのか、そしてあの街は助かったのか、最後まで見てても分からない。ウルトラマンのような「具現的な希望」は特に無く、絶望感ばかりが漂う内容。でもそれが逆にリアルっぽさを出している。収録時間は短いが、その短い間でもあれだけ緊張感を演出できていたのは、この映画の全編通しての撮影法である「ホームビデオで登場人物達が撮影した記録」という設定のおかげ。デメリットは映像に酔ってしまうということと、あんなパニックな状況で、カメラを回していることがまず実際はあり得ないだろう、ということ。でも、本当の現実でああいった状況が起きることって、あるんでしょうか…。こういうパニック映画を作る裏の意図として、「実際起きたら、人は、街は、こういう状況になるんだよ」って国民に浸透させて、現実に起きた時の衝撃を軽減させるっていうのもあるのかもしれませんね。都市伝説ですねw [DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 17:09:23) |
409. Sweet Rain 死神の精度
《ネタバレ》 「死」がテーマで、一貫してシリアス。でもなぜかほのぼのしてる感じを受ける映画。雰囲気が好みでした。退屈にならない一歩手前の、心地良い個所に留まったまま最後まで進みました。3話別々のオムニバスかと思ったら、実はちゃんと繋がってる話っていうのが良いです。金城武のボソボソしてる喋り方が非常に死神っぽくてマッチングしていました。あとムラジュンも普通な感じで良かったです。ラストシーンで「こんなに長く生きてて良かったのかねぇ」っていうおばあさんの台詞に涙しました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-08 20:53:05) |
410. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
《ネタバレ》 最初は笑いの取り方がしょーもなく感じて、これダメかも・・・って思ってたけど、見てるうちに気にならなくなってきました。くだらないんだけど、このくだらなさ、見たら嫌いじゃなかった。これはこれでアリなのかなって。ラストの花火には涙が出ちゃいました。結局は悪いことしてるんだけどね。佐々木蔵之介、良いです。あと市原隼人の笑い顔も。 [DVD(邦画)] 6点(2008-09-08 16:50:22)(良:1票) |
411. リアル鬼ごっこ(2008)
《ネタバレ》 兄妹の愛情が伝わってきて、ほのぼのしました。序盤にグロいシーンがあり、今後の展開に期待したけど、あまり猟奇的なシーンが無く、がっかり。登場人物が少なく、パラレルワールドもそんなに難しい話じゃ無かったので、楽に見れました。日本全土で鬼ごっこしてると思うんだけど、小さな町の中だけで進行するからスケール感はしょぼい・・・。柄本明は気持ち悪いキャラで適役でした。期待せずに見たけど、まぁその通りかなって感じ。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-08 01:10:28) |
412. アメリカン・ギャングスター
《ネタバレ》 「善人面したマフィア」って嫌いです。ずるいでしょ。麻薬で商売してる時点で悪人でしょうに。警察の中にも悪者がいるので、誰がマフィアなのか警察なのか、誰が善人で悪人かがごちゃごちゃしてくる。ストーリーが進むにつれて一応理解してくるけど。終盤、ゴッドファーザーを真似しているような場面が見られました(教会の前で警察が待機しているシーン)。全体的に雰囲気が良く、内容もまとまってるんだけど、話が長くて眠くなってしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-05 18:36:59) |
413. 大いなる陰謀
《ネタバレ》 社会派な映画。一貫してシリアス。テロとかアメリカの情勢に知識があり、また興味が無いと面白く感じない内容。討論しているシーンがあるが、見ているうちに良く分からないながらも惹きつけられる物があった。そこは映画らしい。トムクルーズはバカっぽいので、政治家として重みが感じられない。最後のシーンは何を伝えようとしているのか分からなかった。日本人でこの映画をある程度理解できて楽しめる人は、世界の動向に関心を持ってアンテナを張ってる人でしょう。自分は詳しくないので、あまり楽しめなかったけど、たま~に見るならこういう映画も悪くない、かな。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-02 01:11:36) |
414. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 目線を変えて同じ現場を繰り返し見せるやり方が段々くどく感じました。でも後半は色々と真相が分かってきて、かつスリルもあって楽しめました。作りこまれた良作だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-28 20:13:19) |
415. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 途中から破天荒な展開。何でもアリな状態に。このノリが好き。プレデターの風貌はかっこいいです。説明不足な点は多々あれど、演出がしっかりしているので大目に見れます。好きか嫌いかで言ったら、好きな映画の部類です。ただインパクトに欠けるので、1年後くらいにはストーリー忘れてそう… [DVD(字幕)] 6点(2008-08-25 16:35:44) |
416. ノーカントリー
《ネタバレ》 激シブ。BGMが一切なく、いらない物を削ぎ落とした印象。ミニマルで無機質。嫌いじゃないけど、眠くなる。話している内容が詩っぽくて抽象的な内容なので、つかみ所が難しい。雰囲気勝負な映画。こだわってる感が伝わってくるけど、面白いかどうかはまた別の話。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-14 21:22:52) |
417. ジャンパー
《ネタバレ》 空間移動は面白いんですが、いかんせん脚本が面白くないです。浅くて奥行きのない話。説明不足な部分が多々あり、絵空事。素人に毛が生えた程度の漫画家が運良く1話読み切りの原稿で週刊マンガ雑誌に載った時にありそうな話。 [DVD(字幕)] 4点(2008-08-14 14:31:11) |
418. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 キャラ設定とストーリー展開が面白かった。動物が可愛いです。CGは展開の盛り上げに効果的。途中まで相手を意識していなかった男女が、急に好き同士になったのにはちょっと違和感を感じた。でもそれは置いておいて、十分に楽しめる映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-11 14:53:56) |
419. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 ライラが可愛らしい。とてもお洒落。 名前が沢山出てきて覚えきれません。 状況がポンポン変わり、その説明は端折られてるので、ストーリーを理解するのが難しい。 ライラが暮らしている世界の特有な規律が面白く、ファンタジーって感じがします。 話はまだこれからって所で終了しちゃうから、続きが気になります。 2時間弱で終わっちゃったけど、3時間くらい長くてもいいからもっと細かく説明が欲しいです。そうするともっと深く楽しめそうな気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-25 00:12:20) |
420. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 強がっちゃうんですよ。 そして自分を正当化させたくてしょうがないんですよ。 相手の思いなんて無視し、自分の都合にいいように解釈して。 でもその代償で、自分は傷付いていっちゃう。 どんどん傷付いていくけど、正当化するのは止められない。 だから傷は癒されず、深くなっていくだけ。 傷を覆い隠して、平気を振舞って過ごしていくのか・・・。 または堂々とズルムケになって、開き直っちゃうのか・・・。 まぁ、どちらを選択しても、その傷を癒してくれるのは、人のやさしさ。そのやさしさの、ぬくもりが伝わるのって、何か嬉しいです。 この映画を見てて、ぬくもりが伝わっている部分を見て、条件反射で号泣。 前半を見てる時と、後半を見てる時で、印象が反転した作品。 [DVD(邦画)] 7点(2008-07-21 21:28:12) |