421. ハワイアン・ドリーム
「チンピラ」の二匹目のドジョウを狙って作ってみたが、すっかり面白くなくなってしまった。世の中そんなに上手くは行かんよね。チンピラが面白かっただけに安易にこんな物を作って欲しくない。 2点(2005-02-06 13:12:21) |
422. トゥームレイダー2
ヤン・デ・ボンかぁ、高いところから俯瞰でグゥーッと寄っていく絵が彼らしかったかな。インディの2にプレデターかエイリアンみたいな怪物登場で支離滅裂ってところですわ。 1点(2005-02-06 11:55:42) |
423. ハッピーエンド
チョン・ドヨンという女優、派手な濡れ場シーンもイイですが愛人の顔と妻の顔の二面性のメリハリがとてもよく出ていて上手いなあと思いました。「スキャンダル」でも良かったしチョッと気に入ってます。日常に潜む狂気、近頃は殺人事件自体が毎日起こる事であり、既に自分自身その渦の中に巻き込まれてしまっているのかもしれない。 6点(2005-02-06 11:36:53) |
424. 帝銀事件 死刑囚
熊井監督の原点。後の作品でも描かれている、GHQ、731部隊、戦争犯罪、冤罪、マスコミ暴力、刑法の問題点などのテーマ余すところ無く盛り込んでいる。帝銀事件や下山事件など当時の事件は、不可解な終結がいかにもGHQらしく米国的である。平沢貞通という薬物知識もおよそ無いであろう、一介の画家がGHQに係るとオズワルドになってしまう。 8点(2005-02-05 18:28:54) |
425. 風と共に去りぬ
自己中心的傲慢我儘資産家美人令嬢、独善的恋愛、南北戦争、波乱万丈、金満主義、不倫疑惑、因果応報、自業自得、天涯孤独、故郷帰省、流転人生。だいたいこんな感じでしょうか。途中でちょっと面白くなるかと期待したのだがやっぱりダメでした。ラストも終わりかよ!って突っ込むようなエンディングにビックリしました。 2点(2005-02-02 23:21:33) |
426. 東京オリンピック
オリンピック記録映画ではあるが、聖火ランナーが京の町家の中を走るシーン、富士山をバックに走るシーンは実に見事で美しく、とても印象的で、日本らしさ、市川監督らしさを感じました。 7点(2005-02-02 23:02:01) |
427. 美の祭典
民族の…は陸上主体でこちらは様々なスポーツが出ていた気がします。【あろえりーな】さんにいう一人で何種目もやってるってのは十種競技の選手ですよ。日本人が陸上の三段跳び、幅跳び、棒高跳びなどで活躍してるのは驚きです。葉室選手の200m平泳ぎ金メダルはスゴイけれど、バタフライが一緒に泳いでるのがもっと驚きです。前畑ガンバレも確かこの大会だったが映像は見られずチョッと残念。男子100m自由形で銀・銅なんて今では考えられないような成績に脱帽です。全体的な雰囲気としては民族の…よりアスリートの肉体美を感じさせてくれる映像です。 7点(2005-02-02 22:50:27) |
428. 民族の祭典
プロパガンダ云々というけれど、ヒトラーとドイツ国旗としての鉤十字に畏怖を感じるも戦後教育や米国のプロパガンダのおかげか? 記録映画としては一級品であることに違いはない。日本人的にはオリンピックの華であるマラソン、孫基禎、日の丸、君が代、この映画に「民族の祭典」とは上手く付けたものだと関心。日韓併合が国際法上合法であり日本国籍のマラソンランナーが金メダルを取った事実は消える事が無く、孫基禎が一流のアスリートであった事に変わりはない。 7点(2005-02-02 22:36:05) |
429. シュレック
もっとおとぎ話メンバーも出番があるのかと思っていたんで、残念でした。もうチョッとヒネリを利かせてくれないと物足らない。 3点(2005-01-31 22:53:39) |
430. 星に願いを。
この手の”ゴースト”チックなジャンルを確立した偉大なる女優、竹内結子。彼女に敬意を表して今後はこの手の作品を”タケウチユウコ”と呼びたいと思います。 今作の場合、ラブストーリー,ファンタジー,リメイク,ロマンス,タケウチユウコとなります。 1点(2005-01-30 09:04:43)(笑:1票) |
431. リボルバー(1988)
様々な人間模様がラストに向って終結していく、そうパルプフィクションかマグノリアかといった趣です。でも敏八ワールドはそんな洋画チックなオシャレさや軽快さはなく、ジメッとした割り切れない沈み込む重さを心の中に残してくれる。 5点(2005-01-27 23:29:49) |
432. 卑弥呼
かなり国家の起源や天皇制に対して挑戦的な意味合いを含んだ思い切った映画です。多少の古代史知識もないと消化不良かもしれない。ラストに映し出される数々の古墳中にには、隠された日本史の真実が詰まっているのだと思わされる。が決して明かしてはならないタブーでもある。 6点(2005-01-27 23:24:23) |
433. 戦艦ポチョムキン
モンタージュという技法自体は遅かれ早かれ誰かが確立したんだろうが、それを活かしきる細かなショットのコマ割り、構図が実に絶妙である。一杯のスープから始まる暴動、一発の銃弾から始まる惨劇、一隻で艦隊に立ち向かう緊張感、ここに込められるダイナミックな動きやその映像から伝わるエネルギーは強烈である。革命思想とはためく赤旗からプロパガンダと切って捨ててしまう事は到底出来ない映画である。 9点(2005-01-27 23:06:34) |
434. ラブドガン
永瀬・宮崎・新井・岸部、この四人のキャスティングに成功した段階で何を撮ってもそこそこの評価が得られたのではないだろうか。まあそれも監督の力ではあるんでしょうが、もう少し盛り上がりが欲しかったです。 2点(2005-01-24 01:09:48) |
435. 幻の湖
マラソンコーチをライバルに殺されたマラソンソープ嬢、敵を討とうと出場した東京国際で返り討ちにあい、琵琶湖毎日マラソンで雪辱を果たし、五輪代表に選ばれると言うサクセス物語、次回作では日本のボルダーこと雄琴で一緒にトレーニングしていた米国人ソープ嬢ランナーとの五輪での対決が予定されていた(全てフィクションです)。きっと橋本氏は連日、雄琴のゴールデンゲートをくぐり、スペースシャトル発射して昇天してたんでしょうね。 ちなみに私のプロデビュー戦も雄琴でした。 3点(2005-01-23 20:23:43)(笑:4票) |
436. ミシェル・ヴァイヨン
かなりムチャクチャなストーリーではあるけれど、レース物の映画としてはギリギリ有りというところか。でも私的には勝利のためには人を殺しても良いという部分が露骨すぎて、ゲンナリしてしまう。もっとギリギリの駆け引きをした上で最終手段としての接触、クラッシュなら良いのだが、まあ観客は派手なクラッシュシーンを望んでいるからしょうがないか。 5点(2005-01-23 16:43:06) |
437. 金融腐蝕列島[呪縛]
無駄な状況説明や人物紹介が無く、スピード感タップリで見せてくれるので緊迫感があり楽しめる。高杉小説の魅力が映画となっても損なわれる事なく、ただの銀行マンが充分ヒーローとなっている。ミドルエイジの叛乱ではあるが、娘婿というキーマンが居たからこそなしえた事であり、彼が居なければおそらく旧態依然とした呪縛から離れる事は出来なかった。しかし娘婿の存在自体が血縁という呪縛そのもので矛盾もはらんでいる面白さがある。 7点(2005-01-23 13:14:25) |
438. ワイルド・スピードX2
ランエボにGTR、S2000等、日本車が米国で走り回って暴れ回るってのは良いんですが、前作は犯人側にも車に対する愛情が感じられたのだが、今作ではただの悪役でしかなく、この軸は続けて欲しかったので大減点。ケンカシーンでのポール・ウォーカーがカードポジションから首取りにいく動きがオッて感じでよかった。 4点(2005-01-22 20:11:12) |
439. チルソクの夏
韓流ブームを支えるオバチャン達の青春時代の淡い思い出と言ったところか。しかし、下関で生まれ育った人間が「何故か、この街の人たちは朝鮮人を嫌っています」って、白々しいなあ。在日の多い街で育った一世代下の私なんかでも子供の頃から散々親に叩き込まれてるんですから。在日の方と仕事上付き合いあるのだが普通に接しているつもりでも、心の奥底には偏見が無いと言ったらウソになる。そうやって教育されてきたからなあ。 4点(2005-01-21 22:59:38) |
440. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
今までの2作は面白くなかったですが、今作は充分楽しめました。元々のストーリー自体が面白いのか?大人向けに振ってみたのか?彼らの成長に合わせたのか?監督が変わったからなのか?理由は色々あるでしょうけど、これくらいのレベルを保ってくれれば次作も期待できるかな。絵のトーンもこれくらいのトーンの方が合ってると思います。 6点(2005-01-20 23:29:43) |