421. アイズ ワイド シャット
公開当初は『キューブリックってそんなにすごい人なの?』みたいな感じでまったく彼のこと知らず、どちらかというと『トム夫婦が演じるんだぁ』という感覚で作品を観に行きました。しかし観終わった後にこの作品の意味がわからず、『キューブリックの作品ってなぞ?』という印象が強く残り、その後に『2001年~』・『時計じかけ~』・『シャイニング』・『博士の~』・『フルメタル~』と彼の作品を観続け、彼の偉大さを実感しました。この作品を観ていなければ、キューブリックワールドを知らないままだったかもわかりません。そして最近もう一度この作品を改めて観てみたのですが・・・。みなさんがレビューされてるとおり全盛期に比べるといまいちだったような気がします。しかし、映像の美しさは際立っていましたね。この作品のおかげでキューブリックを知る(完全に理解はできていませんが)ことができたので感謝感謝の意味を込めて6点で。 6点(2003-07-07 19:39:58) |
422. 戦場のピアニスト
途中であまりにも残酷の場面を観て耐えれなくなりそうになりました。これが現実にあったことだと思うとなんとも言えない複雑な気持ちが心に現れたと同時に戦争の悲惨さをあらためて実感しました。 とても心に響き学ばされた作品でした。エイドリアン・ブロディが主演男優賞を受賞したのは納得です。 10点(2003-07-07 19:30:29) |
423. サウンド・オブ・ミュージック
ミュージカル映画の中で最高の傑作だと思います。3時間と長編の作品だが、まったく『長いなぁ』などと感じる暇すらないほどのストーリー展開。ストーリーももちろんですが、とにかく全てのミュージカルシーンが最高です!特に最高なのはパーティーで子供たちが順番に就寝についていくあのシーン、今思い出しただけでもかわいくて仕方がない。 そしてこの映画に10点をつけたもうひとつの理由がストーリーの良さ、映画の前半ではどちらかというとおてんばで男っけの強かったマリア、しかし恋をするにつれてどんどんと美しくなっていく彼女にびっくりです。特にパーティー会場の外で大佐と二人で踊るときのマリアの瞳は本当に美しかった・・・。本当に恋をしているかの様な瞳でした。女優さんってすごいですね。サウンドトラックも買ったし、DVDも買おうかなぁー。今、40周年を記念してデジタル加工されたものが上映されているらしいですが、私は地方に住んでいるので観ることができない・・・。あぁー、都会に住んでいる方がうらやましい・・・。 10点(2003-07-07 19:13:47) |
424. ムーラン・ルージュ(2001)
オープニングシーンからラストまで完全に『ムーラン・ルージュ・ワールド』に入り込んでしまいました。洋楽は詳しい方でない私でもよく耳にする歌が多くユアンとニコールの歌声(特にユアン)に身震いするほどに感動!また主役の二人以外の演技力も良かった。独特の世界観もさることながら、一番良かったのは単純とも感じられるこのストーリー、この単純さが逆に新鮮味があるように感じ、また鑑賞中にストーリー展開や登場人物の人間関係を考え込むことなどがなかったため作品に集中できた。映画を観て久しぶりに心の底から感動して涙を流しました。映画館に観に行けばよかったと大後悔・・・。 10点(2003-07-07 18:53:53) |
425. シカゴ(2002)
最初は助演女優賞を受賞したキャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が観たくて映画館に行きましたが、作品を観ているうちにレニー・ゼルウェガーの演技にはまってしまいました。リチャード・ギアも久しぶりにスクリーンで観ましたがなかなかいい感じだったと思います。 ミュージカル映画は好きな方なのですがミュージカル映画独特の『次はいつ歌いだすのかな?』っていうドキドキ感があまり感じられなかったので8点という評価にしました。 個人的には『戦場のピアニスト』の方がアカデミー賞かな。 8点(2003-07-07 18:44:42) |