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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1414
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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441.  シックスヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 
冒頭いきなり40年前の研究施設(どう見ても手造りの浮島)に登場する6つ頭サメ。ただし、今作はひたすらサメサメサメではなく、6つ頭君誕生秘話的な部分にも(若干)触れつつ、倦怠期カップルの人間模様の描写があったりして、過去の多頭鮫作品より少し頑張ったかな?感があります。ただし、それと引き換えにスピード感が薄れ、中だるみが激しいとも言えます。早くサメを出せ!みたいな。でも、心配するまでもなく、6つ頭君は一回出たら最後次から次へと攻撃してきます。頭を切ってもすぐに再生するし、サイズ感がその場その場で変わったり(?)、頭が多いから狭いところ入れなかったり、岩場でジャンプして人間咥えて岩場に突っ込んでどう考えても大怪我してそうだったり。結構お茶目さんですが…。そして極め付けは、サメの首ってそこで曲がる?みたいな角度で頭が足化して砂浜や岩場を蜘蛛の如く高速移動!もう、この歩行シーンの足役の頭が何とも健気!そして、まるでお約束のごとく繰り広げられる登場人物たちの感情移入不能行動。ツッコミどころが沢山ありすぎてお腹一杯。でも、この手の作品はそれだからこそ楽しめるってわけで、CGとかちょっとだけ予算が増えたかな感のある超トンデモ作品でした。ちなみに、DVDのジャケットのシーン(クルーザーも被害者も)は存在しません。これはむしろ前作でしょう。英語版のジャケットの方がもう少し合ってるかな?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-04 11:12:34)(良:3票)
442.  ファイブヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 
サメ映画のファンは多いですよね。こんなにもアレンジ可能な怪物って他にいるもんでしょうか?この多頭鮫のシリーズ(公式にシリーズ化されてはいないと思うのですが)も、とうとうファイブヘッドです。(これを書いている時点で既にシックスヘッドも鑑賞済みですが)しかも、フォーヘッドと思わせておいて、+ONEを尻尾に持って来るとは。最早、生物学は完全に無視ですね。 と言う訳で、あとは特に見るべきものはないのです。何故に5つ頭が生まれたとか、5つ頭だからこその倒し方だとか、ファイブヘッドであることの必然性は皆無。若干環境汚染の影響かと思わせる節はあるものの、結局その部分の受けは無いまま。 でも、バラエティ豊かな飛び道具的なサメ映画はこれで良いのでしょう。一作品に何か一つの目玉さえあれば、あとは水着のお姉さんが次々と現れ、間違いなく犠牲者の登場人物が悪態をついて主人公を苦しめたり等々、お約束と既視感の連続でOK。新ネタひとつで一気に作品化。実写サメシーンは使い回しで予算節約、CGだって瞬間的な登場だから、サイズ感だとかディテールは曖昧で結構。あとはワイワイ騒いで鑑賞出来るってことが醍醐味。 まあ、それにしても多頭シリーズは物理的にそろそろ限界ですかね?陸も歩いたし空も飛んだし火も吹いたし、さてさて未だ見ぬ次なるサメは一体どんな荒業を繰り出してくれるのか?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-03-31 14:25:02)(良:2票)
443.  シン・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 
いきなり劇場映画っぽくない始まり方をするかと思ったら、TVMなんですね。放射能の恐ろしさを語る冒頭のナレーション(内容は大丈夫なのかな?)と画面に流れる記録映像(年代物)、そしてCGなのか造形物なのかよく判らないサメさん登場。2016年という最近の作品らしからぬ60年代か70年代ぐらいの雰囲気。この時点で身構えました。 ストーリーとしては、核兵器を搭載した沈没船の影響で汚染されたサメが突然変異し、放射能を貯め込んだ状態で人間を襲うという、反環境破壊と反核テーマの硬派な作品かなと思えなくもないのですが、真面目なのかジョークなのか判らないシーンの連続。主人公(?)である足を怪我したライフセーバーは、訳の分からない雇い主みたいな同僚(?)に馬鹿にされまくってて、人物的には良さ気だけれど、ちょっと主人公キャラじゃなく、彼女的な同僚の女性ライフセーバー(こっちが主役?)は環境学者の卵(大卒だろ?と言われ肯定しつつも学生というのだから大学院生?)という、作品テーマに沿った立ち位置なんだけれど、殆どビキニで登場するもお色気路線ではなく(腹筋は立派)、豊富な知識で状況分析するというほどでもない。もうひとりのお姉さんライフセーバーはユーチューバーで、それならこちらがお色気路線かと思ってはみたものの、マセたお子ちゃまとのマウストゥマウスシーンと記念写真ポーズがあるだけで、いかにもサメさんに食われそうで食われないかと思うと食われるという謎キャラ。中途半端だな~、何かにつけて中途半端。 サメさんが食いつくと人もボートも燃えちゃったり、汚染された魚を食べると人間が爆発したり、陸に上がって活動すると冷却されなくてサメさん臨界に達して爆発したり、想像力豊かなツッコミ甲斐のあるシーンは盛り沢山。でも、放射能汚染をテーマにしてる作品的には、少しばかり巫山戯過ぎとも思えるし。 と言う訳で、B級おバカ作品として楽しみたいけれど、何だか罪悪感が伴うという微妙な作品です。 ところで、なんで「シン・ジョーズ」なのか考えてみると「シン・ゴジラ」の日本公開日が2016.7.29で、こちらの作品の米国公開日は2016.7.24ということで、あやかりましたね?って、考えずとも解るか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-11-21 11:04:48)
444.  ZMフォース ゾンビ虐殺部隊 《ネタバレ》 
ストーリーの背景はゲームを原作にしたあの大ヒット作品に類似。ただし、こちらはかなり雑。何故ルーマニアの田舎町なのか?何故都合よくそこに原発があるのか?米軍は秘密裏に町全体の抹殺を図るべく精鋭部隊を送り込むのだが、精鋭たちはあっさり軍に騙されて利用されただけ。主人公を始めとして人物描写は結構頑張ってるけれど、百戦錬磨の精鋭の割にショボい。そのうち一人はどう見ても日本人じゃないお姉さんが日本人という謎の設定。挙句の果てに終盤に合流する民間人が大活躍。時間設定もかなり雑。タイムリミットが意味をなしていない。そして、ラスボス登場は予定調和か?とは言え、そこそこ見入ってしまったので3点献上。決して極端につまらないわけではないのだけれど、兎にも角にも雑な一本でした。あ、お子さんと一緒に視聴する際には、残虐シーン以外にもエンディングのサービスカットにご注意を!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-14 02:20:24)
445.  MEGALODON ザ・メガロドン 《ネタバレ》 
サメ映画の人気は絶えることがない。何故だろう?「JAWS」の大ヒットによって凶悪な脇役から恐怖の主役に躍り出た「サメ」。今も途切れることなくサメ映画は制作されてますね。しかし、最近はネタ切れからかトンデモ映画ばかりになってきているというか…。この作品はそんな中にあってかなりの正統派なのかもしれない。でも、冒頭のロシア潜水艦無理やりピンチ場面と、米海軍駆逐艦豪華に颯爽と登場(予定調和を大いに予感させる)まではまあまあ良しとして、サメのCGのチープさや使い回し加減、登場人物に全く感情移入不可能が続いていくうちにとうとう降参。こりゃいかん。時間を返せ!とまではいかないまでも、少しばかり後悔の念にかられた1本でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-03 11:21:24)
446.  スティーヴン・キングは殺せない!? 《ネタバレ》 
主な出演者と製作陣が一緒なので、おそらくは熱烈なキングファンが募る思いの余り作ってしまった作品なのでは?と思わせる、パロディっぽい雰囲気なのにパロディってほどではない作品。と言う訳でキングファンでなければ理解不能な内容ですね。オープニングはパロディホラーコメディ的なんですけれど、他のホラー作品のお約束的なモチーフ(アホな若者グループ、お色気女子、湖畔の別荘、不気味な住人などなど)で、何一つ目新しさのないままにグズグズ進むストーリーは、途中で観たくなくなるほど酷くもないのだけれど、全く笑えずパロディ部分も半端で力技。製作者は満足してるんだろうけれど、観客に思いが伝わらなきゃね。
[DVD(字幕)] 3点(2014-04-28 02:41:57)
447.  パラノーマル・アクティビティ4 《ネタバレ》 
シリーズは続ければ良いってもんじゃないと言う典型。怖くないとか怖いとかより、そもそも何で作ったのかが意味不明。第1弾の鮮烈なデビューからすれば随分と色褪せた感は否めません。第1弾が何故評価されたのか。何故低予算ながら大ヒット出来たのか。今一度降り返って欲しいもんです。 で、最後、結局悪魔崇拝のとこに落ち着いちゃったって感じですけど、それで良かったのかなぁ…別のオチがあっても良いんじゃないかな?てか、そこを落としどころにして欲しくなかった。
[DVD(字幕)] 3点(2013-08-19 00:39:40)
448.  ラスト4 《ネタバレ》 
可もなく不可もなくという感じのパニックムービー。化学兵器を生産していた今は閉鎖されている工場が原因不明の爆発を起こし、神経ガスが周囲に撒き散らされた結果、住民は神経を破壊され凶暴な殺人マシーンに変貌するというストーリーは、既に他の作品で使われているもの。描き方が違うから模倣作品とは言いませんが、こちらの作品はイマイチ緊迫度が低い。登場人物も危機管理が出来てないから感情移入できないし…。まぁ、実際にこんな状況に陥れば、実は人間というものはこんな風に振舞ってしまうのかもしれませんけれど、エンターテイメントとしてはもうちょっと気の利いた描き方が出来るのではないかと。すっごく面白くないとは言わないまでも、時間の無駄感は妨げようもない作品です。
[DVD(字幕)] 3点(2013-03-30 19:38:24)
449.  グレイヴ・エンカウンターズ 《ネタバレ》 
モキュメンタリーの形式に主観映像を取り入れ、なおかつソリッドシチュエーションホラー。ま、端的に言えば、映像版お化け屋敷と言ったところか。 途中までは期待感十分なんですけれど、脱出不能になって時間軸からはみ出しちゃったあたりから、もう何でもありのハチャメチャ振り。心霊現象じゃなくて完全に実体化しているから、「恐い」種類が途中で変異しちゃいます。もっとジワジワ恐ろしさが忍び寄ってくればいいものを展開激し過ぎ。おねえさんの見返り顎ハズレ顔には思わず笑ってしまいました。(最後のマッドサイエンティストのなれの果てみたいな白衣おじさんも同じ顎ハズレでしたね。2回目は爆笑でした。) 作り手が楽しんでいる作品は両極端。観客も一緒になって楽しむか、観客はあっさり置いていかれるか。これは明らかに後者かな?中途半端にリアリティ狙ってネズミ貪り食ったって時既に遅し。古典的になることを恐れずに丁寧に作れば、もっとずっと良作だったんじゃないかなぁ~。
[DVD(字幕)] 3点(2012-11-11 23:51:52)(良:1票)
450.  パラノーマル・エンティティ3 エクソシズム・テープ (OV) 《ネタバレ》 
なんとも困った作品です。どう考えてもドキュメンタリーじゃないのに、ドキュメンタリーであると言って崩さない。まぁ、あまりにメリハリなく、ダラダラと続くあたりはドキュメンタリーっぽいのですが…。シリーズ第3弾みたいに言ってるけれど、前2作とは全然関係ないので、気軽に観てみてください。 印象に残ったのは、アンゼリーネ役の彼女の体当たり演技。髪を振り乱し、胸まで振り乱し、熱演・怪演はエネルギッシュです。それ以外はチープ。登場人物は事実上3人かな?
[DVD(字幕)] 3点(2012-05-28 01:33:03)
451.  ラスト7 《ネタバレ》 
尺が短いので無理なく観れる作品。ただし、ありがちすぎてコメントに困る作品。しかも、かなり始めの方でセルフネタバレ(?)してるのは反則じゃん。そんなこと言ったら、そうじゃない系の作品と思って期待してしまう。 と言う訳で、アレ系の作品です。退屈はしないけれど、登場人物に全く魅力なく(キャラとしてね。外見的には女優さん結構魅力的かも。)、この状況なのにその行動なのかよ!ってツッコミ入れ放題です。後発作品なんだから一工夫してくださいよ!と、声を大にして言いたい作品です。
[DVD(字幕)] 3点(2012-01-12 01:05:02)
452.  ハウス・シャーク 《ネタバレ》 
ひさびさにサメのトンデモ映画を観て大笑いしたかったのですが、大いに選択ミスをしてしまいました。ひさびさに「オレの時間を返せ!」的な怒りの気持ちと「貴重な人生のひとときを何でこれに費やしてしまったのか?!」的な後悔の念に苛まれてしまいました。  それでも冒頭のサービスカットに期待感が湧き、下ネタの連発に下品ながら大笑いの予感。登場するサメの上半身とヒレと下半身が別パーツ感のチープさにホッコリし…決して悪い雰囲気ではなかったのですが、兎に角流れがダルい。尺が長い。下ネタが微妙にズレてる。登場人物のキャラがキモい。サメ退治の作戦がウケない。ほぼ全面的にダメでした。図らずもチョットだけ笑ってしまうカットがあったので最低点ではなく2点献上します。  マジで「2」を作りたい感マル出しのエンディングとエンドロール後のオマケカットですが、仮に「2」が出来ても観ないだろうなぁ。否、欲望に負けて観ちゃうのかなぁ…。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-05-08 20:45:06)
453.  クロノス 記憶の転送 《ネタバレ》 
主人公のクロノスは所謂マッドサイエンティストなのでしょう。自らの記憶の刷新に拘泥していますがその理由は不明。クロノスが施設に送り込んだタナトスは同じくマッドサイエンティスト的なキャラクターながら理性を維持している存在。クロノスの暴走をタナトスは阻止しようとして排除されてしまう訳ですが、二人の関係性が不明瞭。  そして実験に失敗して記憶を失ったクロノスが何故か酒を飲めば何とかなると思いつき酒屋に行くという謎の流れ。更にそこに登場する物語のキーマン、というほどでもないけれど重要な役割を負う酒の密売人オグ。このキャラが何にせよウザい。何でクロノスに粉骨砕身して協力するのか不明。住処が欲しいだけ?それにしちゃ重労働。足が不自由なのに。  更には謎の兄弟とか登場して最早カオス。そもそも他人の記憶を吸収して再構築と言ったって一人分だって大変だろうに死体を何体使ったことか。そんな膨大な情報量を詰め込めばおかしくもなりますよ。それにしちゃ思い出シーンが貧弱ですが。  神話由来と思しき登場人物のネーミングもまた謎です。作り手は何らかの意図を持って採用したのでしょうけれど。  一言で言わせていただければ「取っ散らかってアイディア倒れした作品」です。肝心のアイディア自体も決して斬新とは言えず、限りなく1点に近い2点献上です。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-05-07 14:04:34)
454.  クーリエ 過去を運ぶ男 《ネタバレ》 
ジェフリーさんが主演なので観た作品。結局それだけだった作品。と言うのは言い過ぎかも知れませんが兎に角脚本に難ありです。  最後のどんでん返しありきで、主人公が雲を掴むようなミッションをあまりにスイスイとこなしていく安易な展開はどうなんでしょうか?ヒロイン的出演のジョシーさん(お肌の綺麗さばかりに目が行ってしまった)との関係性も極めて安易。主人公に迫り来る危機の迫り具合も安易。拷問された主人公の脱出劇も安易。(名の知れた殺し屋サイコ夫妻が銃を置きっ放しにする?ユルユルの拘束する?)などなど例を挙げればキリがない。超予定調和乱発ドラマです。冒頭のカットで緊迫感ポイントを使い切ってしまった感じ。  せめてどんでん返しに向けての伏線ぐらい張って欲しかったところですが、そもそも主人公が「クーリエ」って呼ばれてる、つまりは名無し状態ってところぐらいが伏線なのでしょうけれど、それだって日本語訳にしちゃえば定冠詞の存在が判らず名前みたいになっちゃってる。だいたいからして記憶喪失という設定(ですよね?)にも相当無理がありますし。  と言う訳で、あまりに深みのない、てか思いっ切り浅いサスペンスにガッカリし過ぎてしまい、ジェフリーさんの主演に免じてさえも2点献上が限度です。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-03-13 11:53:37)
455.  デストイレ(OV) 《ネタバレ》 
正直なところ、本作を知った当初、鑑賞意欲はほぼ湧きませんでした。手頃な尺の作品とは言え、おどろおどろしく描かれたポスター(便器の蓋には漢字で「死」)と、原題・邦題ともに「デストイレ」というストレートなネーミング。何となく想像つきます。観終わって後悔している自らの姿も。ところがその後3作も続編が作られ、最終作はサメまで登場すると聞き俄然興味が湧いた次第です。果たして、便器が人を襲うというネタでどうやって4作も作ったのかと。  結果、やはり若干の後悔が…。あまりにチープ。冒頭のカットからして思いっ切りホームビデオ。出演する俳優さん(監督さんも出演ですね)も俳優さんらしからぬ雰囲気。特殊効果に至っては…。そもそもがビデオ作品とは言え、あまりにチープな画面には引いてしまいます。  ストーリーとしては決して最悪とは言いません。便器に悪魔が取り憑いて人を襲う。最も無防備な状況とも言えるであろう排便時に突如便器から襲われる。これは恐いです。古来、本邦の怪談話には便所の恐怖が語られるものが数多くありますし、近年でも都市伝説にトイレの恐怖は大いに登場します。洋物のトイレ怪談はあまり記憶にないのですが、人間誰しもトイレには安息と恐怖の両極端を感じるのではないでしょうか?  作りようによっては良質なホラーになり得るかなとも思えるところですが、本作は大いにコケてしまいましたね。続編で軌道修正なるか?怖いもの見たさで観てみたいと思います。  蛇足① 便器内に浮かぶ被害者の一部。どうみても目玉にしか見えませんが、サバイバルナイフの位置から考えて○ン玉に思えるのですが…謎です。 蛇足② 作品中に使用されているオナラの音は全て本物です。ってアンタは一体何を言いたいの?何をしたいの?? 蛇足③ 登場する「ピストル」は作品的には「ホンモノ」なのでしょうか?壊れたモデルガン(プラモデル)を黒いビニールテープでぐるぐる巻きにしているようにしか見えません。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-01-25 01:04:41)
456.  サマー・シャーク・アタック(TVM) 《ネタバレ》 
登場人物が概ね危機管理能力皆無のお馬鹿さんキャラ。いくらコメディタッチだからって目の前で家族がサメに食われてヘラヘラしてるんじゃないっ!冒頭から感情移入不可能な状況に突入です。  そして、この妙に寒いコメディタッチがエンディングまで続きます。88分が長いこと長いこと。  登場人物が褒め称える湖が決して美しくないというのもテンション下がります。あの池で泳ぎたくないって。  まぁ兎に角緊張感がない。本来はホラーなのかも知れないけれど、やっぱりどう見てもブラック・コメディ。ただし、ネタの一つひとつが笑えないどころか腹が立つレベル。これは2点献上でも止むを得なし。  ちなみに、エンドロールのキャスト紹介。記憶にある中では初めてアルファベット順のものを見ました。メインキャストだろうとほぼエキストラだろうと平等この上なし。この拘りこそが製作陣のスタンスなのかな?
[インターネット(字幕)] 2点(2022-11-22 10:01:34)
457.  シャーケンシュタイン 《ネタバレ》 
DVDのジャケットが全てを物語っています。この超Z級サメ映画は、どう考えてもストーリーのトンデモなさ、脚本のトンデモなさ、サメの造形のトンデモなさ、演出のトンデモなさ、どこをとっても敢えて製作者がそれを意図しているとしか思えないです。  そう考えればこれはコメディ。サメ映画フリークスが製作したコメディとして捉えれば多少は納得出来るかと。ナンセンス・サメコメディと言ったところでしょうか?  実際、途中で放棄したくなるどころか、結構笑えました。犠牲者1号の食われっぷりを見て笑えるかどうかが、この作品を全編鑑賞出来るかどうかの分かれ道ですね。  私は思わず吹き出しました。なので最後まで観ました。お約束通りの結末まで。  ちなみに邦題は、原題のままよりも以前の「フランケンジョーズ」の方が良いと思います。英語的ダジャレとしては「シャーケンシュタイン」はなかなかのものだと思いますが、日本人的にはフランケンシュタインは「シュタイン」より「フランケン」の方が馴染みがあるかと。昔見た怪物くんの登場キャラのイメージが強過ぎるからかも知れないけれど。
[インターネット(字幕)] 2点(2022-10-13 11:15:28)
458.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 
もうすぐ製作後10年を迎えようとしている本作。ニコラス・ケイジさんの作品は殆ど観ていた筈なのに何故か未見でした。そして、出来れば未見のままが良かったのかも知れません。  「神」による現象と言い切られてしまえば、何であろうとそこで終了です。科学的とか物理的とか哲学的とか、凡そ万人に通じる合理的説明は不要となってしまう。観客はお手上げです。  一瞬にして数多くの人々が消失。今目の前にいた人が、今話していた人が、今抱いていた我が子が。そんなことがあれば誰であろうとパニックを起こすでしょうが、それにしたって街の混乱は異常。神に置いて行かれた愚かな人間なんぞは、自己管理も何も出来ないから一瞬にして制御不能になってしまってハイお終い。と言うことなんでしょうか?  けれども、機長さんや愛娘さんはそれぞれに過去の過ちを悔い、神に赦しを求めたから助かった?他の乗客はついでに助かった?赤ん坊は全員合格だとか、牧師でも信心深くなければ落第だとか、消失するしないの基準もイマイチ曖昧。原作未読(読む予定なし)だから尚更に理解不能です。これは観たい人だけ、つまりは原作としている終末論を信じる人だけが観れば良い作品。一般公開には適さなかったのではないでしょうか?  荒唐無稽な不時着劇だけは、呆れつつもツッコミながら、と言うかツッコムことを楽しめたので2点献上です。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-10-02 00:33:38)
459.  バスドライバー 史上最強の運転手 《ネタバレ》 
正直なところ一言で言えばヒーローに「華がない」です。  元エリート軍人が訳あって軍籍を離れ、地味な仕事に就いて細々と生きている。ところが目前に危機が迫り、身に着けた能力を駆使して敵を駆逐する。ありがちですね。既視感満々。  でも、それはそれとしてヨロシクないとは言いません。ありがちな物語も脚本や演出、或いはキャスティングによって大化けすることはあると思うのです。ところがこの作品は大化けする要素に欠けているのですね。  一番の原因は冒頭に書いたヒーローに華がないこと。兎に角地味。そして、最初のワンシーンだけ無敵ですが、直後にはヘタレてしまう。何で?アンタもっと強いでしょ?急に弱くなり過ぎじゃありません?そんな感じを受けました。  引率教員のキャラも馴染めませんでした。滑りっぱなしのギャグ?で作品がコメディなのかサスペンスなのか分らなくなりそうです。 生徒たちも問題児って言われるほど問題を起こさないし。敵キャラも強いんだか頭悪いんだか良く分かりません。  登場人物が全てそんな感じですから、作品がどうにも締まりません。  ラストに出て来る将軍?も、某有名作のラストシーンを思い出させるだけで付け足し感があります。  短い尺なのでラストまで鑑賞出来ましたが、これが長尺だったら辛いでしょうね。もし、万が一、続編を製作するようなことがあるのなら、もう少しヒーローに華を持たせていただきたいものです。
[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-27 16:20:16)
460.  新REC レックデッド・ビギニング 《ネタバレ》 
予告編やあらすじ紹介、キャッチコピー、DVDのジャケットを見て期待したら120%裏切られる作品です。原題も無理やり感に溢れていますが、邦題は「REC」に頼り過ぎて最早崩壊気味です。  あらすじ紹介にも書きましたが、オムニバスの軸を成している物語はある研究者と助手のお話。ここで語られる時空を超えた存在についての解説はなかなか興味深いです。もう少し物理学的な話を入れ込んでくれて、チープなクリーチャーが登場しなければそれだけでも十分だったかも知れません。オムニバス形式を採らずとも作品として成立したかも。  あとの短編たちについては、決して面白くないとは言いませんし、メインストーリーで語られる次元を超えた生命体が登場人物の狂気を操っているのだと言われれば、無関係な作品の羅列とも言い難いとは思います。かなり好意的な解釈ですが。  とは言え、各短編はそれぞれに微妙に難点を抱えており決して褒められたものでもないような気がします。特に、個人的には新居で夫婦が怪異に悩まされる話で、子役に犠牲者を滅多刺しにさせるところが超NG。米国ではそれってNGじゃないのでしょうか?  適当にグロくて尺の短い作品を観たい!という方であればもう少し評価が高いかも知れませんが、私は2点止まりです。
[インターネット(字幕)] 2点(2022-09-19 13:01:33)
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