541. ズーランダー
『トロピック・サンダー』の予習として見たのだが・・・どこで笑えば良いのか分からない。正直、記憶も遠い彼方に飛ばされるほど印象に残らない(桃色トリップ映像くらい)。これ以降、アメリカンコメディと距離を置くようになった。突き抜けたバカ映画には違いないが、笑いの価値観が違うのだから仕方ない。 [DVD(字幕)] 3点(2017-11-27 19:13:44) |
542. ヴェルクマイスター・ハーモニー
《ネタバレ》 DVDが絶版していたため、やっとのことで見れた。 後の『倫敦から来た男』『ニーチェの馬』が"静"なら、本作は"動"と言える。 一貫してモノクロ長回しが主体だが、画のダイナミックさと哀切な音楽が一際目を引く。 その装飾を削ぎ落として、神経を研ぎ澄ませた結果が『ニーチェの馬』になっていくのだろう。 何度も見ないと寓意的意図は掴めないが、海のないハンガリーでは海の生物であるクジラが異形の存在に見える。 扇動する存在かもしれない"プリンス"もまた、不安な21世紀を象徴するカリスマであることも、 本作での先見の明はあったかもしれない。 既存のブロックバスターとは対極で、決して楽しい映画でもなく、退屈だ。 それでも目が離せない衝撃が静かに調律を乱すように伝わってくる。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-11-18 20:00:55) |
543. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 ロン・ハワードによる実話ものはどれも手堅く良質だが、その手堅さが逆に突っ切った面白さに繋がらない。実話ものの限界と言えばそれまでだが、70年代当時のF1が危険と隣り合わせだからこそ、ラウダとハントの正反対の傲慢さが摩擦を起こす化学反応が予想の範囲内。対決の顛末を知らなかっただけに、大火傷を負ったラウダが逆転優勝せずリタイアするあたりが意外。だが、一度大きな事故を体験し、大切な女性を想っての英断であり、逆に失うものもないハントが優勝に突き進むのは当然の結果だろう。お互いにチャンプとして尊敬し、違う形で勝利を手にした二人。監督の職人芸故の物足りなさはあれど、数少ないモータースポーツものでは佳作に入るほうではなかろうか。 [映画館(字幕)] 7点(2017-11-12 00:32:24) |
544. 少林サッカー
あまり笑えなかった。というのも、漫画的表現をCGで実写化しても違和感は拭えないし、「こうすれば笑うだろう」という思惑が画面に出てしまっているから。ベタが悪いのではなく、荒唐無稽さにも最低限のリアリティが必要であり、えげつない下ネタや暴力シーンもまた他のギャグとミスマッチを起こしている。この手のスポーツ系の笑いは本能的なものからくるもので、漫画やアニメだからこそ成立する。『キャプテン翼』や『テニスの王子様』がシリアスに徹すれば徹するほど笑えてくるのと同じで、その天然さには敵わない。 [DVD(字幕)] 4点(2017-11-07 07:43:30) |
545. 息もできない
《ネタバレ》 暴力的で不器用でそれでいて繊細。 その暴力には楽しさも快感もない、誰かに苦しみを分かって欲しい叫びである。 貧困と格差の固定によって生み出される負の連鎖の中、 サンフンがヨニと出会わなかったら、ここまで変われなかったのだろう。 上手くいけば足を洗えたかもしれない。 もちろん、映画は彼の境遇をしっかり描いていて根っからのワルではないことは分かるが、 現実は一度根付いたイメージを覆すのはあまりにも困難だ。 誰だって悲惨な現実の中、歯を食いしばって生きているで片づけられるだろう。 結局、サンフンは悲劇的な最期を遂げ、 彼に止めを刺すのが最初は大人しかったヨニの弟なのだから皮肉すぎる。 因果応報だがそれで済ませたらいつまでも問題は解決しない。 それでも自分が被害者だったら… ヨニが母を死なせたのがサンフン一味だと分かったら… いつまでも虚しい。 互いの家族が団欒で焼き肉を食べる温かみのある結末と、 不毛な暴力に突き進むヨニの弟の行く末の対比が余韻を残す。 低予算で荒削りを通り越して、汚さすら感じてしまう部分を補い余るエネルギーで圧倒される。 魂の映画。 [DVD(字幕)] 8点(2017-11-03 22:59:30) |
546. ワイルド・アット・ハート
《ネタバレ》 バイオレンスとセックスに彩られた三文犯罪小説のような逃避行を軸に、イメージとは正反対のオズの魔法使いが絡まり合うヘンテコな世界観なのに何故か吸引力があり、唯一無二の不可解さがデビット・リンチの世界であることを再確認させる。アップカットで撮られた煙草、顔中に塗られた口紅、吹き飛ばされる頭部の鮮烈さよ。へヴィ・メタルを映像にしたかのような下劣さなのにどことなく美しさを讃える。まるで激情として燃え上がる炎のように。天使の登場から「ラブ・ミー・テンダー」を唄う取ってつけたハッピーエンドまで「何だこれ?」と思いながらもどことなく納得してしまう。幸せは自分の足元にあるのに気付けなかっただけ、向き合う勇気がなかっただけだった。セイラーは自分自身に打ち勝ったのだ。テンポさえどうにかしてくれたら佳作だったのだが。。。 [ビデオ(字幕)] 5点(2017-11-03 21:54:39) |
547. シューテム・アップ
《ネタバレ》 「多種多様なガンアクションをやってみたい」という中二病的発想を金かけて映画にしただけなので、中身や倫理はお構いなし。カラクリ屋敷に住む主人公が生ニンジン大好きだったり、黒幕がわざわざ前線に赴いて指揮するあたりがコミック的。B級の面白さがプンプンにおうのに何故か乗れないのは、ガンアクションだけ(一応のストーリーはあれど)ということと、終盤の拷問シーンでもっとB級に徹してもいいのに何故かリアルでそれで醒めてしまったかも。気軽に楽しめたいのに変に凝ってしまうと楽しめない。B級映画って難しい。 [DVD(字幕)] 4点(2017-11-03 21:41:01) |
548. シークレット・サンシャイン
《ネタバレ》 見えるものが全ての人間にとって、信仰は救いになるのか? 息子を殺されたシングルマザーのシネは、自分を如何に大きく見せようと振る舞い、 その誘拐犯に対する赦しも優越感によるものである。 だが、犯人は信仰で既に赦され救われていた。 宗教に失望した彼女にとって、これほどの生き地獄はないだろう。 神はただそこにいるだけで何もしてくれない。 代わりに片思いのジョン・チャンが、壊れていく彼女の傍に何も言わず寄り添う。 神も仏もない不条理の世界において、俗物であろう彼の存在は生きていく上の"密陽"ではないか。 誰も目にも映らない小さな小さな希望。 死ぬことすらできなかったシネは彼の存在にいつ気付くのだろう? たとえ自分自身を赦せなくても、既に誰かから赦されているのに… 残酷な世界に淡く小さい陽光の差すラストカットが秀逸。 [DVD(字幕)] 7点(2017-10-31 00:58:56) |
549. 花様年華
《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの映画は評価を付け辛い。'60年代の香港を舞台にしている割にはほとんど室内ロケで、屋外ロケも夜しか映さない。緑色を基調にした画には強烈な赤が差し込み、この非日常的な息苦しさが一線を越えそうで越えない不倫を際立たせている。チョウもチャン夫人も「面倒臭い」の一言に尽きる。結婚すれば身動きできなくなることは分かるのに、それでも刺激欲しさに惹かれあう遊戯にも思えなくない。チャン夫人の夫がリクエストした曲「花様的年華」が終わりの始まりだったのかもしれない。冒頭の「女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る」という一節。ラストはその通りであり、唐突なカンボジアのシーンで、チョウは木の幹代わりにアンコールワットの柱に機会を失った苦しさを吐いた。男は戻れない過去を別に録って現在を生きていくのだろう。手放しで称賛はできないが、『欲望の翼』と『2046』は観なければなるまい。 [DVD(字幕)] 5点(2017-10-15 22:45:04) |
550. クイルズ
《ネタバレ》 倒錯もののエロスと背中合わせの血生臭さが漂う。表現の自由のため権力に抗うサド侯爵によって、彼自身も周りの人々も狂わされて破滅に向かっていく。これは現在でも通じるテーマで、感化されて凶悪犯罪に至るきっかけを作った創作物ですら、醜悪な現実に影響されたかもしれないのに。サド侯爵は妄想と願望から醜悪な人間の真実を描いただけに過ぎない。しかし、見せる相手があまりにも悪すぎた。最後は当人の自己責任に集約されるのではないか。犠牲の代償として突っ切ったものだけが歴史を動かしていく。従来のイメージ、プライドをかなぐり捨てた役者陣の演技合戦に酔う。 [DVD(字幕)] 7点(2017-10-06 18:45:36) |
551. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 "What is the Life?" 劇中に使われた歌詞である。ふと自分の人生は何なのかと考えることがある。多様な愛を求め、破れ続けた松子の人生は客観的に見れば悲惨な敗残者そのものだろう。別の視点からは太く短い命を完全燃焼した濃い人生とも言える。大きな夢を目指すわけでもなく、リスクの少ないつまらない日常を淡々と過ごしても、破滅という落とし穴はすぐそこに存在している。誰もがレールの上に沿った人生を歩めるとは限らない。だからこそ人生という存在を認識する。たとえ光とは程遠い、暗澹に満ちたものだとしても、承認されなくても、自分で自分を納得させないと気が狂ってしまう。世間の定規を拒み、そういう自己満足を受け入れた松子の終演はハッピーエンドのように見えた。 [DVD(邦画)] 8点(2017-09-11 20:03:03)(良:1票) |
552. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 海上版『インぺテンデンス・デイ』であり、反日色のないSF版『パール・ハーバー』って感じ。トラブルメーカーの青年の成長物語であるし、敵対する自衛隊キャプテンとの友情物語でもあるし、脇役たちの見せ場を適度に活かしているあたり、粗製濫造のブロックバスターとして一定のクオリティはクリアしているだろう。ありえないおバカな展開の連続で退屈には感じないけど、主役のはずの金をかけたスペクタクルシーンがどうしても新鮮味がなく空虚で、攻撃対象が曖昧なエイリアンたちが空気。大量消費されていくチキンブリトーのように味すら覚えていないし、何も残らないB級大作だが、理屈っぽく細かいことは気にせず、頭を空にして見られたら至福この上ない。 [地上波(邦画)] 5点(2017-09-11 19:56:41) |
553. 憎しみ
《ネタバレ》 希望と豊かさを求めてフランスに来たはずが、社会の隅に追いやられ、親の貧困を引き継いた若者たち。いつ放たれるか分からない弾丸のように、鬱屈が全編を充満している。今や移民抜きでは国家が成り立たないのに、「郷には郷に従え」の極端な解釈が断絶を発生させる矛盾。発展のため、都合の良いように扱い、切り捨てていく白人主体のグローバル社会のなれの果てが今日も亡霊のようにフランスに憑依しているのは周知の通り。日本も決して絵空事ではないのだ。幸せになるためが経済のためにすり替わっていないか? 当時25歳のカソヴィッツ監督による瑞々しさが、同世代の若者を覆っている残酷さをより強調させる。 [ビデオ(字幕)] 6点(2017-09-11 19:07:49) |
554. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 MX4Dを体験したくて観賞。大スクリーンとシートのアトラクション演出による迫力と緊張感の相乗効果はあまり感じられなかった。物語性を排除し事態のみに絞った潔い構成の中に、時空間の異なる陸海空の視線を一つの点に集約させる離れ業をやっている。その割には技巧に溺れて、"戦場に放り込む"部分が弱い。どうしても同じシーンを別々に見せるわけだから、いつ殺されるのか、死んでしまうのかという緊張感が半減する。そして昼夜を操ることもできないため、コロコロ変わる視線を追ううちに集中力が切れて散漫に、駒のようにしか動かない群像劇すらどうでもよくなる。ダンケルクに関する知識がないのが大きいかもしれないが、それでも"既視感の寄せ集め"という印象が強く、そこからオリジナリティを生み出せなかったノーラン監督の限界が垣間見えた。王道で描いても退屈になりそうなところが。ガチャガチャいじくり回して、意義のある撤退をしておしまい。33万人を救った感動的な事実を提示しても、エモーションのない、無味無臭の戦争映画である。 [映画館(字幕)] 5点(2017-09-11 19:05:01) |
555. ネオン・デーモン
《ネタバレ》 完全にカルトムービー狙い。レフンの画の強度の高さは相変わらず流石だけど、中身のないストーリーを2時間近く見させられたら退屈で魅力も半減してしまう。いつもみたいに90分弱で描いていたら違っていたかもしれない。【美こそ全て】な世界なので、ヒロインを初めとする商売敵モデルもメイクアーティストも共感できないのは良いとしても、もっと良い撮り方があっただろうに。したたかなようでいて頭が悪いとしか言いようがない。美しい女の肉を喰らってでも頂点に立ちたい、美しい女の死体と交わりたいというグロテスクさ。人肉を取り込んでも拒否反応で死ぬ女もいれば、それでも目玉を口にする女もいる。その熾烈な世界で生きていく覚悟があるのかと問いかけているようだ。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-08-12 22:57:11) |
556. お嬢さん(2016)
《ネタバレ》 『ラスト、コーション』みたいな官能心理サスペンスだと思っていたら、成人向けの『アナと雪の女王』だった。大金を求める侍女・スッキと自由を求める令嬢・秀子。伯爵に持ちかけられお互いを陥れるはずが、次第に心を通わせていく過程を丁寧に掬い上げ、気持ちが高揚していく。日本に対するコンプレックスと憧れを体現した淫靡で壮麗な美術が異空間として広がっていき、重苦しい展開をユーモアで繋ぎ止めるパク・チャヌク監督の真骨頂だろう。第三章は意外性の物足りなさ、逃走劇の詰めの甘さが気になったが、自分たちを支配しようとする叔父と伯爵を懲らしめてハッピーエンドは爽やかで悪くない。舞台をヴィクトリア朝の英国から日本統治下の朝鮮半島へ大幅に改変して原案同然になったからこそ出来た結末だ。日本に憧れを求めた"ニセモノ"からの解放。性別と階級と国籍からの解放。しかし、時代背景からすると末永く幸せに暮らしましたとは思えない。二人からはどこか淡く儚い、幼子の遊びみたいなものを感じるのは自分だけだろうか。細かい人間関係及び小道具を見直したくなるくらい面白かった。 [DVD(字幕)] 8点(2017-08-12 22:15:51) |
557. ガールズ&パンツァー 劇場版
《ネタバレ》 テレビアニメ及びOVA視聴済。少女と戦車。一見相容れないようでいて、ほんわかした可愛らしいキャラデザと手を抜かない世界観とのギャップが却って王道かつ熱い物語に華を添える。2時間という制約の中、大量のキャラクターをグループ分けして複雑になりすぎない上でしっかりキャラ立てしている。誰も魅力的で捨て駒が一切いない。尚且つ大量の映像の洪水からは新たな発見が何度も見返す度にあって一切の無駄も中弛みもない。アクション→ドラマ→アクションのサンドウィッチ構成で、戦車道で高校を取り戻すだけのシンプルな話なのに、よくこんな展開をいくつも考えたなと、製作陣のこの作品に対する愛情がひしひしと伝わってくる。あとは好きなキャラクターでそれぞれのサイドストーリーを想像・補完して、だからこそファンアートが盛り上がっているのだろう。何故、この作品の魅力に早々と気付けなかったのか、劇場に足を運べなかったのか悔やむばかりである。この作品の魅力は、他の方が仰るように、宮崎アニメを彷彿とさせる矛盾性=主人公のようにかつての敵を仲間として引き入れてしまう"やさしい世界"に近いものを感じてしまうからかもしれない。 [DVD(邦画)] 9点(2017-08-07 23:20:52) |
558. さとうきび畑の唄〈TVM〉
こういうのあったね。手垢のついたベッタベタの反戦ものに、『ライフ・イズ・ビューティフル』の要素を入れた人情喜劇。確かに沖縄戦が悲惨なのは事実で、今でも米軍基地問題が絶えない。反戦を否定するつもりはないが、論理的な部分放棄で感情論でひたすら押し付けがましいと、視聴者を何でも言うことを聞くサルとして見てるんじゃないかな。どんな未来が待ちうけようとも国民が何の疑問を抱かずに平和主義を選ぶならそれで構わないが。過剰に甘ったるい演出は置いておくにしても、『ライフ~』の劣化コピーにしか見えないし、金払って見るような劇場映画として作らなくて正解だろう。『ジョニーは戦場へ行った』みたいな徹底的なものを、受けること優先のテレビ局が作れるわけがない。 [地上波(邦画)] 3点(2017-08-02 23:28:14) |
559. ウォッチメン
《ネタバレ》 第2の『ダークナイト』の成り損ない。ギリアム、アロノフスキー、グリーングラスが降りた企画からしても、『ウォッチメン』の世界観を911以降に再現させるにはあまりにも複雑すぎたのだろう。だからと言って、原作のトレースで済ませ、冷戦時代の話を今更語られてもね・・・。痛覚を喚起させる暴力描写、スタイリッシュなカメラワークがなかなか良いだけに退屈な構成が残念になる。ロールシャッハが魅力的だ。チビで不細工なのにも関わらず、絶対的な信念を持った反面、妄執に満ち溢れイカれてる。「真実こそ正義」。今ある社会は自分たちにとって正しいのか。誰もが自分の正義を持っている以上、民主主義的に多数決だから事なかれ的に"正しい"と選んでいるだけだ。3時間以上のノーカット版を見れば印象が変わるかもしれないが、そこまで入れ込むつもりはない。挑戦を恐れた監督の限界を露呈させた結果がこれなのだから。 [DVD(字幕)] 6点(2017-08-02 23:05:02) |
560. 殯の森
この女流監督、芸術というものを履き違えているのではないか? 冒頭の葬列ショットに目を奪われるがそれだけ。開始30分以降、強引な筋書きで森に入り、二人芝居が意味ありげに最後まで進むも、学生の自主制作映画にも失礼なくらいお粗末な作りが全編を貫く。突飛な言動がそこにあるだけで、何かを引き付ける魅力がこの映画にはない。"不運"にもカンヌ審査員たちの好みに合ってしまった。アーティストにおいて表現力と自己愛は紙一重だが、監督は圧倒的に後者だろう。多くの観客からすれば、私を含めて所詮"娯楽"目当てで観る人が多いのだから。 [DVD(字幕)] 2点(2017-08-02 23:01:51) |