41. バニラ・スカイ
トム・クルーズの自己満足映画。難解な映画をつくるのは結構だが、観る方としては解けても解けなくても楽しめる範囲でつくって欲しい。本国アメリカでの評判も散々で、批評家からも相当に酷評されたと聞いている。救いとして、キャメロン・ディアスは安さを感じさせる女優という点で、役にはまっていた(一応誉めているつもり)。 3点(2002-12-14 19:52:09) |
42. エイトメン・アウト
出来としてはそんなに悪くはないのだが、なにせ有名な事件をもとにしているので、ストーリーが分かりきっていて大して面白くなかった。 5点(2002-12-14 19:47:08) |
43. デイライト
パニックものの王道を行く作品で、スリル・迫力ともたっぷりに見せてくれる(その割には、何故か大して面白くないのだが)。ちなみに、ヴィゴ・モーテンセンはさっさと死ぬので、彼を目当てに観る人はあまり期待しないように。 6点(2002-12-14 19:44:02) |
44. 恋人たちの予感
もの凄く退屈な映画だった。あまりのつまらなさに、途中で眠くなったほど。ビリー・クリスタルに何の魅力も感じられなかったのが決定的に痛い。 3点(2002-12-14 19:39:46) |
45. マグノリアの花たち
アメリカのある男性誌では、ワースト10の堂々第2位にランクインしたらしい。女性にしかわからない映画なのだろうか。少なくとも自分にはさっぱりだった。映画というよりも昼メロみたいな感じの作品。 4点(2002-12-14 19:36:28) |
46. マイ・フレンド・フォーエバー
スニーカーのエピソード等、物語をキレイにつくりすぎている感は否めない。が、それでいて厭らしさを感じずに素直に感動できたのは、我がお気に入りのレンフロが、やりすぎていない、ナチュラルな演技を見せているからだろう。そのレンフロと対照的に、感情たっぷりに演じたアナベラ・シオラは、これはこれで好演だった。ピアノの音色が哀しくも切ない。 7点(2002-12-14 19:35:16) |
47. スウィート・ノベンバー
ベタベタ、こてこてのラブ・ストーリー。観終わった後、思わず胸焼けがしたほど。キアヌーとシャーリズのカップルは絵になっているのだが、「不治の病」を恋愛ものにもってくると、どうしたって碌な作品にはなりえないだろう。景色が綺麗な分だけ、『オータム・イン・ニューヨーク』の方がまだ良かった。 2点(2002-12-14 19:33:03) |
48. クリフハンガー
大味な映画を撮るハーリン監督とスタローンはいい意味でお似合い。特撮にあまり依存していない所もポイントだ。 6点(2002-12-14 19:31:52) |
49. さよならゲーム
期待倒れの映画だった。ドラマとしてもコメディとしても、かなり中途半端だ。キャストはコスナーはいいとして、後の二人は明らかにミス・キャストのように思う。 5点(2002-12-14 19:30:12) |
50. 蝶の舌
美しい映像の中に淡々としたストーリーが織り込まれた前半は好きだ。そこにラストよりもずっとずっと心を揺さぶられるものがある。反対に、狙っている感じがみえみえのラストは嫌いだ。監督は完成した作品を観て、さぞ自己満足したことだろう。必ずしも“巧いラスト”=“良いラスト”ではない。この映画には不器用なラストの方が似合うのではないか。 5点(2002-12-14 19:28:45) |
51. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
アル・パチーノの演説への評価が高いが、自分はこのシーンにイマイチ入り込めなかった。それは、パチーノ演じる大佐が、到底偉そうなことをいえる人物には思えないから。盲目になったのも自分で手榴弾でやったみたいだし(しかも人を危険にさらして)、車を128㎞/hも出して無茶苦茶に運転したり、オドネルに銃を突きつけたり、こういうのを傍若無人と言うのだろう。その上であんな演説をぶち上げられても、そりゃ説得力のあるわけがない。とにかく醒めて見ていた。そもそも、何故に事実をいうことが悪いのか。正義ぶって黙っている方が卑怯だと思う。 5点(2002-12-14 19:27:19)(良:2票) |
52. 狼たちの午後
恥ずかしながら、dog dayの正しい意味を知らなかったが、それにしても酷い邦題だ。まだ、そのまま訳した『暑い日の午後』のほうが良かった。度胸も知恵もない素人強盗の映画に『狼たちの午後』はないだろう。それにしても、この作品がどうしてアカデミー脚本賞に選出されたのかが、まるで理解できない。極々平凡な出来ばえのようにしか思えないのだが。事実を元にしているとかそういうことはどうでもいい。地味につくるのも一向に構わない。ただ、この作品は観ていて面白くない、それだけ。 4点(2002-12-14 19:26:13) |
53. ローマの休日
昔の映画が苦手な自分でも楽しむことが出来た。ストーリーはシンプルだが面白く、ぐいぐい引き込まれる。それでいて、とってもお洒落。キャストも良い。勿論へップバーンもペックも良かったが、個人的にはエディ・アルバートが一番のお気に入り。 8点(2002-12-14 19:24:40) |
54. 13日の金曜日(1980)
とにかく安い。全く映画を見ていると言う気がしない。もの凄く原始的に撮っている。道理で制作費が格安なわけだ。まるで学芸会みたい。ストーリーも単調で面白くない。手作り感のある映画が好きな人はどうぞ。 2点(2002-12-14 19:23:57) |
55. 陽だまりのグラウンド
あまりにもストレートなつくりだから、“お涙頂戴もの”のようにとられても無理はない。実際、ずるいと言えばずるいつくりではある。だが、それほど嫌な感じは受けなかった。何故なら、ゲットーに住む子どもたちにはこういうことが起こらないとも言えないわけだから。ただ、彼らのすむ世界の悲惨さの現実を見せたいのなら、他の方法ですべきではあった。ま、ともかくそれは置いておいて、総合的に観ればまずまず面白かったと思う。子供と野球と言う題材自体が良かったんじゃないだろうか。観ていてホッとする。それから、この映画のキアヌーの演技(このサイトではキアヌーの演技はさんざん叩かれているが、別に下手ではないと思う)はなかなかのものだった。特に弔辞を述べるシーンの演技は秀逸。 7点(2002-12-14 19:22:52) |
56. 真夏の出来事
安っぽいサスペンス。その意味では、時折安い女優になるキャメロン・ディアスはハマリ役だったと言えるだろう。最初の男の死に方は笑えた。 4点(2002-12-14 19:20:56) |
57. バーチュオシティ
馬鹿馬鹿しいだけの映画。キャストがどうとか、それ以前の問題。ストーリー自体がくだらなく、つまらない。 2点(2002-12-14 19:20:13) |
58. ラウンダーズ
今一歩。賭けポーカーを軸にした、面白みにかける題材自体が悪い。キャストにそれぞれハマり役を充てているから何とか観れるが、内容は凡庸で退屈。ギャンブル好きな人はそれなりに楽しめるかもしれないが。 5点(2002-12-14 19:19:14) |
59. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
キャストは豪華だけど、安い。無論、お金がかかっていないとかそういう意味ではない。言葉ではうまく説明できないが、一つの映画として安い。特にバンデラスが出てきたあたりからぐっと…。まるで似合わないバンデラスの白塗りヴァンパイア、勘弁してくれ。それから、自分はこの映画のダンストはどうも好きになれない。あの髪形、何とかならないものか。トム・クルーズだけは割りと役にあっていた気がする。ブラピはまるで良い所なし。 5点(2002-12-14 19:18:14) |
60. ザ・ビーチ(2000)
評判の悪い作品だから期待していなかったが、その割にはマシだった。ディカプリオがゲームの主人公になるシーンが笑えた。ただ、どう見てもあの場所が楽園のようには見えない。確かにビーチは綺麗だけど、住民の妙な連帯感とかそういいう所が嫌だ。観ていてなんだか窮屈な感じがしてしまった。 5点(2002-12-09 17:47:59) |