41. グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
なんだかすごかったわ。 あの女も修道院で育った生娘にしちゃあ色気たっぷりだし、都合に合わせて男を裏切りまくるし…あの男も助けてくれたら助けてやるなんて誓っていながらあっさり裏切るし…中世の人って節操なかったのね。 動物的っていうか。 でも事の発端はアーノルフィニーなのに、っていうかヤツが一番悪いはずなのに、死んだのかと思ってたら生きてるし、最後はアーノルフィニー側の勝利だし…なんだかスゴイわね。 唯一アタシが同情したのはアーノルフィニーの息子のスティーブン。 彼はただ一人マトモな人だけど、他はみんな悪者だと思うわ。 …中世に生まれてなくてホントよかったわ。 ホホ。 [地上波(字幕)] 6点(2004-05-08 16:46:36) |
42. ボワ・ノワール 魅惑の館
《ネタバレ》 結局誰が殺ったのよー!?って感じ。 登場人物みんながなんか陰気くさい雰囲気を漂わせてて、ほんと不気味だったわ。 それでなくてもフランスの田舎のほうのお城って、なんかいわくつきっぽくてオドロオドロしいし。 ところで邦題の「魅惑の館」って…なんだかイメージが違いすぎてビックリしちゃったわ。 「魅惑の館」なんて言われると、ちょっとエッチっぽい映画かと思っちゃうじゃないのよ。 ベアトリス・ダルだし。 ってそう思ったのはアタシだけかしら。 [地上波(字幕)] 6点(2004-02-12 17:00:33) |
43. マイルズ・フロム・ホーム
《ネタバレ》 うーん、まあまあかなあ。 映画の伝えんとしていることはよくわかるのよ。 偉大な父親の残した農場を守るという大きな責任とそのプレッシャーにあえぐフランク、人気者の兄の姿にいつも劣等感を抱いて逆らうことのできなかったテリー、その二人が真の意味で兄弟同士理解しあうことのできた瞬間、苦しい生活を強いられているアメリカの農場経営者の現状…。 でもね、いくら苦しい状況だったとしてもやっていいことと悪いことがあるじゃない? フランクのしていることはしょせん「逃げ」でしかないし、そんな彼にはアタシは同情できないわ。 テリーには感情移入できなくもないけど。 でも二人が別れる瞬間はさすがに泣けたわ。 テリーは兄離れ、フランクは弟離れがやっとできた(っていうかせざるをえなかった)瞬間よね。 ところで…アタシ、実はリチャード・ギアって苦手なのよね…っていうすごく個人的な理由もあって、映画としてはよくできてたと思うんだけど、やっぱり「まあまあ」かな。 [地上波(字幕)] 6点(2004-02-11 18:11:06) |
44. コットンクラブ
《ネタバレ》 あら、みんな手厳しいわね。 アタシはまったく期待してなかったせいか、けっこう楽しめたわよ。 アタシ、基本的にいわゆるギャング映画って苦手なので、この程度でちょうどよかったのかも。 それにしてもこの映画はコットンクラブで夜な夜な繰り広げられるショーがとってもすばらしいわ。 それを見るだけでも価値があると思うわ。 もちろんゴッドファーザー系の映画を望んでた人には、それだけじゃあ物足りないでしょうけど。 あとアタシがビックリしたのはダイアン・レインのすばらしさ。 ダイアン・レインってトラックのCM(日野自動車だっけ?)の印象しかなかったんだけど(失礼かしら?)どうしてどうして、ステキじゃない。 でも個人的には黒髪でとおしてほしかったわ。 ともかく、アタシに言わせればこの映画の魅力はショーと衣装とダイアン、ね。 [地上波(字幕)] 6点(2003-12-20 21:36:27) |
45. ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
《ネタバレ》 まあまあおもしろかったわ。 B級冒険活劇って感じで。 でもなんか…ちょっとミスキャストって感じがしなくもないっていうか…。 主人公も冒険野郎!ってよりは学者風だし、シャロン・ストーンも賢そうな顔立ちだから、こんなおバカなハチャメチャな女の役はあんまり似合ってないような気が…。 ってかアタシはやっぱり賢くて危険な香りのする役を彼女にはやってほしいの。 でも彼女は恐ろしく美人ねえ。 こんなに美しいのに下積み時代が長かったって…やっぱりキレイなだけじゃダメなのね。 って、シャロンが美人なだけの演技ベタって言ってるわけじゃなくってよ。…まあキャストにちょっと難はあるけど、それ以外はアタシはけっこう好きよ。バカバカしい展開もかえって安心して見ていられるわ。 [地上波(字幕)] 6点(2003-12-07 15:11:39) |
46. プロミスト・ランド/青春の絆
《ネタバレ》 なにげに豪華キャストってことでアタシも期待して見たんだけど…。 若い登場人物それぞれが抱える悩みが、交錯しながら延々続くだけで…だから??って感じ。 別に嫌いでもないんだけど、なんかこう…物足りないっていうか消化不良っていうか…。 でも登場人物に感情移入できなかったのはアタシが年とったせいね、きっと。 彼らと同年代の頃に見てたら感想も違ってたのかしら? …時機を逸しちゃったわ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-02-17 17:14:03) |
47. 危険なささやき
《ネタバレ》 別に普通に楽しんだけど…。 なんだか大金を使って、たくさんの人を巻き込んで、アラン・ドロンが自分の趣味の世界をわがままに映画にしました、って感じかしら。 なんか…男ってこういう話好きよねえ。 こういうのを「男のロマン」っていうのかしら? アタシには理解しがたい感覚だわ。 でもアンヌ・パリローはかわいかったわー。 『ニキータ』と同一人物だとは思えないくらいアイドルしてたわね。 コケティッシュな感じで、裸も惜しげもなく見せちゃってさ。 こんな役もやってたのねえ。 自己満足的映画な感じはぬぐえないけど、まあ彼女が見れただけでも良しとしようかしら。 [地上波(字幕)] 5点(2004-01-26 21:33:46) |