41. Love Letter(1995)
ミポリンを起用して、なんだかんだでいい感じに仕上げてしまうところに、岩井俊二が集約されてるのではなかろうか。 8点(2004-02-19 10:35:44) |
42. マルコヴィッチの穴
間と、構図があまりに絶妙。いわゆる近頃の斬新つーのとは違う、仰々しくなく、絶妙。新感覚だ。ブラック?シニカル?どれも一側面を捉えているといえるが、そこに全てが集約されるかというとそうでもない。いうなれば、「今っぽい」映画だ。エンドロールにもやられた。もうスパイクジョーンズひきだしありすぎ 9点(2004-01-26 02:36:19) |
43. ロスト・ハイウェイ
リンチな世界に、ボウイ、マンソン。この辺のなんというか現代的な感覚、最近の若い映像作家よりも断然クール。音楽、特に歌には流行がつきもの、この映画も10年後にはダサく感じるのかもしれない。まあとりあえず現時点では非常にスタイリッシュ。そして少なくともこの世界観は時代が変わっても絶対である。 9点(2004-01-22 19:38:28) |
44. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 ビリーボブといいブシェミといい、このキャスティングがなんといっても痛快ではないか。話の端々に出てくる、中途半端な映画ウンチクがウザイ。最後、イスラムの人々もなんやかんやいっさいかっさい狂喜乱舞だったなーよっ!合衆国万歳!にしてもラストカット、ブルースウィリスの扱い、いくらなんでもあんまりでないかい? 5点(2004-01-16 09:00:14) |
45. シャロウ・グレイブ
《ネタバレ》 都市生活者って皆、ドライねー。軽薄な人間関係がテクノビートに乗せてカッコよく小気味よく展開する。中盤ちとダレるが、終始ケラケラと観てられる。そして、ユアンの笑顔にゃ誰もかなわんわい 8点(2004-01-16 08:47:55) |
46. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 ティムロスという人選がいい。そしていつもどおりのティムロスが、これまたいい。恋愛を中盤でサラッとスルーするとこも、大作っぽくなくよいと思います。男同士の絆も、ロスだと暑苦しくないです。でも、ロスのピアノや、微妙に座った眼で苦悩する姿にシビレることはありますが、全体として極上の深い感動を与える物語って程ではないです。 6点(2004-01-16 08:11:42) |
47. セブン
《ネタバレ》 先鋭的なビジュアルを繰り出しつつも、なんと高潔なのだろう。オープニングからオチから既成の概念をひっくり返す。最後の日、空が青い。せつねえ 10点(2004-01-16 07:41:40) |
48. ファイト・クラブ
あまりにもクール。文明てなんじゃ?自分を顧みる刹那。結局なにも変わらないけど。人類はもう止まらない。つーか止まれない。あざけ笑うような監督の視線。最後、象徴崩壊。オンタイムでこの作品を体験できたことに、感謝感激アメアラレ 10点(2004-01-16 07:29:12) |