41. 点子ちゃんとアントン
すごく可愛くて素敵な映画だった。アントンとママの影絵遊びやマオリ族メイクなんかが本当に愛情深くて素敵だった。そんなママになれたらいいなと素直に思える。みんながみんな良いひとばかりで出てくる料理全てが美味しそうで幸せだった。でもなんで「点子ちゃん」なんですか?知っている人教えて。。。 9点(2004-03-10 16:09:32) |
42. バベットの晩餐会
《ネタバレ》 凄く可愛いお年寄り達。信仰と共に暗く小さく寒い村に住む人々。食べるのは海からあがった魚。閉ざされた世界に住む彼らにしてみればフランス料理の材料は見たこともないふしぎなものばかり。魔女に見えてしまうのも仕方ないが、その発想が悪意のかけらもなく純粋なのがなんともほほえましい。そして魔法のごときバベットの料理たち。約束どおり料理については話さないけれど味は素敵な笑顔が物語ってくれる。そして信じることの素晴しさや懐かしむことのできる幸せを胸に家路につく。なんとも暖かい作品。秀逸! 9点(2004-03-10 15:46:19)(良:2票) |
43. ミッション・トゥ・マーズ
かの名優達が宇宙服の手だらーん状態で顔だけで演技することの難しさをめいっぱい表現していましたね。ティムロビンスは良いトコ取りでちょっとずるいかな。でもあれ外したらどうなるの?という素人の野卑な好奇心にも果敢に応えてくれたデ・パルマ監督ありがとう。そしてあんなアツアツカップルがあんな閉塞空間にいたら何か起こらないほうがおかしいですね。でも本物の宇宙飛行士さん達は性とか愛とかを超越した存在でなんとなくちょっとお坊さんみたいでつまらない気がしていたので、こういう人間くさい人たちを宇宙につれてってくれたというのが素敵でした。 ま、とにかくいろいろなチャレンジに敬意を表して・・・。 5点(2004-03-10 13:49:34) |
44. プラトーン
改めて見たのだが、思ったより美しい映画だった。映像は元より音楽も記憶と比べて静かで物悲しい。これだけ戦争の映画が巷にあふれるきっかけとなった映画だろう。つまり戦争映画が芸術になりうることを証明したのだ。 (ちょっと気になったのはベトコンの攻撃の時に流れた音は尺八か?ということ。太平洋戦争の沖縄戦を思うとかなりつらい映像でした。) これを見て誰もが戦争の悲惨さを思い出して人間の命のやり取りがどれだけ無意味かを思い知って欲しいものだと改めて思った。 9点(2004-03-09 00:48:13) |
45. 青の炎
《ネタバレ》 原作どおりなのかもしれないけど普通警察は一度家に帰したりしないし保護者も同伴せず事情聴取というのも不自然。刑事の良い人っぷりもなんかひっかかる。(砂浜でロードレーサーって。。蜷川さんの発案?ひどい。) 加害者の苦悩は余すところ無く描かれているけれど被害者側の反応が一つも出てこないところにも違和感を感じます。いくら不良でも17歳の子が誤って殺されたわりに周囲が静か過ぎる。母も鈍すぎ。原作側の問題なのかもしれないので出演者は残念。 二宮君と山本寛才さんには拍手。 あややは口をあんなに動かしても涙が出なかったんだね。棒読みに松田聖子の野菊の墓を思い出してしまった。 4点(2004-03-05 15:19:20) |