41. トータル・リコール(1990)
展開としてはおもしろい。ただ、今となっては見所の少ないものと言わざるを得ない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-05 23:38:28) |
42. 時計じかけのオレンジ
初めて観たときにナッドサットに苦しみ、字幕を追うので必死だった。原作も読み何度も観るとナッドサットも解るようになり、映画に没頭できる。アレックスのユートピアとディストピアの交錯が楽しい。画もキューブリック特有の乾いた感じが冴え渡り、狂気染みた中に芸術性を感じる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-05 23:26:07) |
43. ショート・カッツ
色々なエピソードが、ジグソーパズルのピースのように繋がっていく。ようやく其々のピースが埋まり完成と共にパズルごとひっくり返すエンディング。3時間があっという間に過ぎる、クールな映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-05 22:18:52) |
44. この森で、天使はバスを降りた
鑑賞後の不満として、邦題を何とかしてもらいたかったと・・・しかも原題を丸無視。 あちこちに散りばめられた伏線が、スムーズに繋がって話が流れていくのでイライラ感は感じない。むしろ伏線の繋がりがわかった時に予測どおり過ぎてスッキリできる。 終盤の展開で賛否が分かれているようだが、自然さからいうとまっとうな流れだと思う。 もう少し、画が美しければ良かったのが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2010-04-04 00:38:32) |
45. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
山中貞雄の現存3作の中で、一番好きな作品。テンポが非常に良い、シーンとシーンの繋ぎのカットも何気に意味を持つ。セリフにおいてもリフの効果がよいスパイスとなっている。話しとしてもわかりやすく、ユーモアと人情が各所に散りばめられている。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-27 09:33:19) |
46. 人情紙風船
河内山宗俊と共通して、奥行き感を出す構図が良い。背景となった時代を知るわけではないが、長屋風情など至極良く出来ていると思う。ラストシーンの紙風船に心を打たれる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-27 09:25:15) |
47. パッチギ!
エネルギッシュだ。誇張されたようにも見えるかも知れない乱闘などのシーンは、実は結構抑えられた表現だと思う。(身近に良く似た環境があった人には良くわかると思う。)それはさておき、歴史的問題・恋愛・音楽・若者の暴走・・・等を上手くブレンドして一つにまとめた点はすばらしい。先入観で好き嫌いが別れそうな作品でもあるだろうが、逆に先入観が取り除かれた人も多いはず。なんにせよ、このようなテーマにチャレンジした作品がもっと出ても良いのではないだろうか。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-23 22:58:02) |
48. CUBE
《ネタバレ》 複数の知人がお奨めだと言うので観てみたが、単調すぎるパターンに飽きてしまった。 奇襲的インパクトはあるが、この手のものは一度ネタがばれると観る気が起こらない。 最後の建物が想像できるシーンは良かった。コストパフォーマンスの高い映画である点は評価できる。 [DVD(字幕)] 3点(2010-03-20 19:30:06) |
49. 俺たちに明日はない
色々な音楽アーティストにより、この二人は取り上げられていて混沌とした社会の中を生きる若者のある種の英雄像的な目で見られている。この映画は、その辺をインスパイアするにうってつけの仕上がりとなっている。世界恐慌・禁酒法という時代の中において、ならず者が英雄視され、最後には、はかなく散り行く様をクールに描いている。車での逃走シーンのちょっとコミカルな音楽が隠し味となっている。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-13 21:41:55) |
50. 2010年
2001年宇宙の旅の続編物として気がかりだったので鑑賞・・・・。 シリーズ物でなければ観る必要は無かったような気もする。 とにかく解り易い作りで、観ていて何も考える必要はない。 原作者アーサー・C・クラークが出ていたので+1点。 ピーター・ハイアムズの無茶なチャレンジ精神に敬意を表し更に1点追加。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-07 22:24:48) |
51. スパイダーマン3
2で失速しなかったものの、とうとう3で陰りが見えてしまった感がある。調子に乗ったピーター・パーカーがなんとなく滑稽でポイント+1点。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-07 22:14:37) |
52. スパイダーマン2
1から失速するかに思われたが、意外と続編物として充分に成り立っている。 感想は前作とほぼ同じである。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-07 22:10:31) |
53. 河内山宗俊
タイトルが河内山宗俊なのに対し、登場人物の重要度の比重が程よい。山中作品で一番最後に鑑賞したのだが、個人的に他の2タイトルの(評価の点数と言う意味ではなく)中間的存在。最後の乱闘シーンの縦の構図は何度も繰り返して観てしまった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-06 23:08:27) |
54. ロリータ(1962)
キューブリックらしさは感じられないが、いい世界観を作り上げていると思う。キューブリック作品の中では個人的に一番クスクス笑える場面が多かった。年代を無視して他の作品を先に観てしまったので意外性という面から+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-06 22:58:51) |
55. バック・トゥ・ザ・フューチャー
初めて試写会で観た時、時間を感じさせず楽しませてもらえた。笑いもドキドキ感も程よく織り込まれており誰でも楽しめる内容となっている。クリストファー・ロイドが味があって良い。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-06 22:49:47) |
56. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
Ⅰ~Ⅲのなかで唯一救われた作品。でもⅣ~Ⅵだけで良いという印象は拭いされなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-06 20:28:43) |
57. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
惰性で観た(理由はⅠに記す)。ヨーダのカッコよさとナタリー・ポートマンに其々1点ずつ加点。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-06 20:25:18) |
58. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
エピソードⅣ~Ⅵ(この呼び方には未だに抵抗がある)が私の中のスターウォーズであり、エピソードⅠ~Ⅲは観ないでおこうと思っていたが気になる誘惑に負けて鑑賞。 個人的にダースベイダーの誕生の過程(Ⅰ~Ⅲ)は知らないほうが幸せだったのかもしれない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-06 20:22:15)(良:1票) |
59. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
前作からの期待が高かすぎたせいもあり、前作よりは評価が下がった。しかし、当時はDVDもなくビデオもそれほど普及しておらず記憶を頼りに回想しながら新しいストーリーに入り込む楽しさを味わえたのが良い思い出。この頃よりシリーズ化の映画が増えたような気がする。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-06 20:16:20) |
60. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
シリーズ中一番好きな作品。次回作への期待が高まるような終り方だが、当時子供ながらに数回にわたり映画館へ足を運んだ記憶がある。 [映画館(字幕)] 7点(2010-03-06 20:08:45) |