41. ウルトラヴァイオレット(2006)
《ネタバレ》 要所要所、なかなか見応えのある映像がありますが、単純な割には、いろいろな要素を詰め込みすぎたストーリーで、結局、こいつは何だ?みたいなキャラもいっぱいw 世界観に入り込めないままに、上映終了。 いろんなエピソードやバトルを掘り下げて、連作かテレビシリーズのような長尺にしたら、意外と面白いんじゃないかな? それにしてもミラ・ジョボさん。すっかりアクション女優さんですね。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-01-23 12:13:48) |
42. サイン
《ネタバレ》 ただの宇宙人映画としてみたら駄作ですが、この映画はその枠ではありませんでした。 良いことも悪いことも、偶然や運命を感じたことがある人は少なからずいるでしょう。 その出来事に、人知を超えた意味があるのか、それとも、ただの事実なのか。 悲しみの中にこそ、サインがあると信じたい。きっと僕の悲しみにもサインがあって、今を生きているのだろうと。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-21 12:33:44) |
43. ブレードランナー/ファイナル・カット
《ネタバレ》 小学生の時に劇場で見て以来、何度見たことでしょうか。 ロイの最後は、僕の見た映画では屈指の美しいシーンです。 それまでの獣のような表情は消え、穏やかに訥々と自らの思い出を語るロイ。 「All those moments will be lost in time…like teas in rain…」 全ての時間が時が来れば失われる、雨の中の涙のように… 思い出は、これまでの自分の存在の証しであり、未来へと続くことを信じさせてくれる希望。 でもロイの命は誕生した時から決まっている。 何を見て、何を感じ、どんな思いを積み重ねても、未来を夢見ることは許されない。 希望を抱くことを認められない。 どんな思いも、ただ流れ去り、消えていくだけ。 未来なんて誰にも分からない。どうなるかも分からない。でも、積み上げてきた思い出を礎にして、未来への可能性にかけることがでできる。 そんな「命」というものの掛替えのなさを、ロイは知っていたのかもしれない。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-12-14 23:23:23) |
44. WATARIDORI
《ネタバレ》 鳥が空を飛んでいる姿は、気にしていると意外と日常的に見れるものです。我が家のベランダでも雀が羽を休めていったりします。 だけど鳥の存在を意識してる人は少ない(少なくとも僕の周りでは)のは、人を中心に据えた考え方が横行している現代社会では、鳥の存在など必要ともされておらず、取るに足らないものなのだからでしょう。たとえ動物園であっても、パンダやライオンなどに足を止めても、鳥のコーナーなどは『つまんない』という言葉のもとに、立ち寄りもせず、すっ飛ばす人は少なくない。 でも、人本意ではなく、地球という視点では、鳥の存在は『大いなる自然の営み』のひとつです。 地球上のあらゆる生命の頂点にいると迷いもせず生きている人類にとって、鳥たちの営みは取るに足らない、小さいものなのか? この映画を見ていると『生きる』ということに対して、『自然の営み』ということに対して、自分が実に不誠実であり無知であるかを思い知らされます。 こうしてレビューを書いている時も、遥か遠くへ向けて飛んでいる命があるんですよねぇ・・・ [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-09 17:29:40) |
45. M(2006)
《ネタバレ》 原作者の馳周星が好きで鑑賞。もちろん原作も読んでおります。原作は短編集となっていて、実に精神的な官能というかエロにあふれた、さすが馳周星という作品です。 で、本作ですが、本来、短編集であったはずの作品それぞれの、倒錯した性愛の部分だけを切り取って貼り付けたような映画でして、なんだか中途半端な感じでした。主演の美元さんは官能小説的な魅力にあふれていただけに残念です。 [DVD(邦画)] 4点(2014-12-09 17:01:30) |
46. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 べたべった、なディズニーストーリですが、実に軽妙かつ爽快な映画です。ミュージカルシーンは、やっぱりさすがのディズニー。一気に引き込まれて、舞台を見ているかのような気分になります。 『なんか、つまらないなー』とか、『最近、気持ちが上がんないなー』みたいな時に見たい映画です。 王子、頑張れ!だけども、結果、王子もハッピーですから、これでいいのではないかとwww [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-09 16:52:41) |