601. ストーリーテリング
《ネタバレ》 最初に「二度と見たくない」ことを表明いたしますが、どうしようもない駄作だからではありません、念のため。「ハピネス」でニヤニヤ笑うことも可能だった観客が、「凍りつく」。ううむ、これはなんなのじゃ、いったい。思いますに、「アメリカの3大タブーおよび先入観を破壊せよの巻」ではないのかなあ。3大「タブーおよび先入観」の1は、「障害者はめげずにがんばってまじめに生きているいいやつ」。障害者だからって、聖人じゃないんだ、性欲もあれば嫉妬もするし、人を都合良く使おうとしたりするんだよ、ベイビー。その2は、「黒人だからって、いいやつとは限らないぜ」。シリアルキラーを多く輩出するアングロサクソンも顔負けの変態もいるんだぜ、ベイビー。その3は、「子供だからって、純粋無垢であどけないとは限らないぜ」。これはいうまでもありませんね。トッドソロンズは、なんだかもう「アメリカの偽善」に疲れてキレてしまったかに見えるな。「王様の耳はロバの耳」って大声で言っちゃえ、みたいな。そんで「文句があんならどこがどう間違ってるかちゃんと言ってみろ」みたいな。3大タブーには入れませんでしたが、もちろん、「黒人の男が白人の女を無理やりやっちゃう」ってのも、欧米の映画では絶対の「タブー」でありましょう。(白人の男にとって、このことこそが、あってはならない何百年に渡る恐怖でしょう)このように「ご当地事情」を極東の日本にまで伝えてくれているトッドソロンズだが、すまないがこれだけはもう見ない。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-08 01:07:11)(良:1票) |
602. ハピネス(1998)
《ネタバレ》 デブのフィリップシーモアホフマンにデブの女の子がじとーっとせまるじゃん。すごーくお似合いなのになかなかそれを認めないんだよね。「俺にはふさわしくない」とか分不相応なこと思っているのね。皆さん、笑えませんよ、誰しもこれと同じだわ。「自分のレベル」って、本人が一番わかってないんだわ。そのことにハタ、と気付きますね。ん?気付かなかったって?鏡を見てよーく考えましょう。それからいたいけな少年に悪さをするおじさんのことは、絶対許さないようにしましょう。こんなものを「少数派の悲しみ」とかいってごまかされてはいけません。世の中には理由なんてなくても「いけない」ことがあるのじゃ。それは何かって?「お父さん(またはお母さん)がいけないと言ったから」それが人間としてあたりまえだ。「いけない」か「いけなくない」か、宗教無しで確実に判断できなくてはいけないんですよ、日本人(の多く)は。これももちろんうけうりだ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 00:40:50) |
603. クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
《ネタバレ》 「この人死んじゃったんだ。この人死んでるんだわ。」そればっかり考えてしまう視聴中。「それ」と知って見てしまうと、「ああー、それなりに最後のがんばりが感じられる」とか余計な事が頭をよぎり、作品として正当に評価ができぬ。しかしやっぱり「B」であることには違いなかった…。「あの」レナオリン様があんなチョイ役でご出演されていることに涙。やはりレナオリン様は黒いガーターにハイヒールで男をぐりぐり踏みつけてくれていなければいかん。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-07 23:30:03) |
604. ミーン・ガールズ
《ネタバレ》 「エレファント」にもこういうイケイケグループ出て来ましたよね。するってーと、やっぱりこういうのってフツーなの。アメリカっぽいですね。見た目の優劣が突出する価値観。白人は顔が凸凹してるもんだから、後天的な努力によって美醜を改善することは難しいので、見た目で勝負できない人は早々にあきらめて別の道をゆく、と本で読んだことがある。それに比べて日本人は、松任谷由実のような顔でもメーク次第でテレビに出られる程度には改善が期待できるものだから、多くの女子があきらめきれずに鏡に向かい、コスメ大国日本が成立しているのだそうだ。これももちろんうけうりだ。「国民性」が頭をよぎる映画だ。蛇足ながらリンジーは「天上天下唯我独尊」な感じが画面からぷんぷん漂うぞ(まっ女優だからいいのか)。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-07 22:53:56) |
605. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 「アニーホール」とかこれとかさあ、ウッディアレンはこっぴどく振られたことが一生忘れられない男なんじゃないの。相手はダイアンキートンか誰か知らないけど。女が「終わり」って思ったらもう、何をどうやってもどうにもなんない、女って薄情だよね。と彼は言い続けておりますな。やっぱショーンはSがハマります。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-07 18:55:40) |
606. ウエディング
《ネタバレ》 こんな勝手放題な人々を律し束ねていたリリアンギッシュが手綱を放し去って行く。その、小沢一郎も裸足で逃げ出すような剛腕な人物が、リリアンギッシュ。あまりにも、可憐で美しく、ガラスのように繊細に「見える」。その「見た目」と「剛腕」のミスマッチ。祝い客が来ない、っていうのは、金持ちだけど軽蔑されてるから?そこんとこがよくわからなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-07 18:29:41) |
607. 箪笥
《ネタバレ》 私にはとーちゃんが安全地帯玉置に見えた。冒頭から30分くらいでだいたいオチは割れる。私の場合は、20分くらいまでは「妹って猫かなんか?」と思ったり。あまり新味はない話である。韓国映画見ていつも思うのは、「女どうしに遠慮がない」ですね。日本人の女どうしだったらあり得ない会話の数々。良く言えば「気取らない」悪く言えば「えげつなー」。私はこわいので、こういう世界では生きていけない。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-07 18:02:00) |
608. 悪霊喰
《ネタバレ》 なんだこの邦題って。まず見始めて映像、音がよいと思った。私の嫌いな乱暴なカメラワークもないので疲れない。それはともかく中身。これって、カソリック国では上映できないでしょう。カソリックの神父が堂々とHしてそのあまりのよさに「もう神父はやめた」とかすーぐ言っちゃうし、罪食いと取引するような奴が枢機卿なばかりかポープになろうとするし、最終的に元神父の罪食いができあがっちゃうし。だいたいカソリックの神父があんなにボンノーに弱くてどうするんだ。「ドラキュリアⅡ」のユフィジ神父のようでなければいかーん。あんな簡単に女に走ってしまうようでは、神父になる意味がないと思うじゃん。ところでドミニクさんは、アレックスを売ってまで贖わなければならない深刻な罪を犯していたわけよね。それって出てこないんだけど。私は「少年をもてあそんだ」以外にあり得ないと思っているのですが。気も狂いそうなほど不安に苛まれていたデブの金持ちが、一転して笑顔のデスマスク。ここに、キリスト教徒が「地獄落ち」を本気で畏れていることを感じた。だけど、死んだあとにどっちに行ったか誰にも分からないのにね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-07 00:24:58) |
609. トレインスポッティング
《ネタバレ》 やっぱ「レクイエムフォードリーム」が出た後ではこの作品の位置は下降気味であろう。 個人的にも「レクイエム」を推す。「トレイン」では、ボイル得意の「アイルランドの愁い」がウザかった。なんとなーく「アイルランド」の「愁い」はわかってきたけれど、「こんなとこに生まれて最悪」っていう「セリフ」で思いっきり表現されちゃうと、しらけてしまうんだよな。そんなもんじゃないですか。「お里」的な「愁い」ってさ。ユアンが部屋に閉じ込められて、ヤク断ちさせられるところに、私のS心がかなり刺激されました。(「28DAYS」とかもそうでした) [DVD(字幕)] 7点(2006-01-03 23:39:21) |
610. 千年の恋 ひかる源氏物語
《ネタバレ》 まかりまちがってもこれを日本国外へ出してはならぬ。(丹波哲郎でお願いします) …ちょっとぐらいはまじめに書いとこう。まあ完全に「舞台」である。そしてリアリティは大河ドラマ以上にゼロ。渡辺謙みたいなワイルドな公家がいるわけないだろ、とかなんで清少納言が森光子、とか以上に耐えられなかったのは、「帝様」「源氏様」「○○の上様」なる非常識な呼び方じゃあ。天皇は「おかみ」、皇族なら「宮」、それ以外は職名で呼ぶに決まってるだろうが。(奥さんは単に「上」とかでしょ)誰が誰だかハタ目にはわからんというのが当時の朝廷なり公家社会じゃあ。こればっかりはダメ。全部現代語による劇(昔の大河ドラマであった)にしたいなら、いっそのことそうしてくれたほうが良かった。かろうじてまともに評価できるのは「源氏物語」が中宮彰子の教育(?)のために書かれたという「新解釈」くらい。それさえ大間違いと思うが。それから天海以外の女優さんが誰も「ハッ」とするほど美しく撮れてない。天海の一人勝ち状態。そんな雅な天海でさえ、「男のずるさ」は演じきれていない。「光源氏」を際立たせるためにはナミの男優じゃダメだからさあ、という製作者の皆さんよ、誰かを忘れていませんか。そう、日本が世界に誇るおしょうゆ顔の美男子 及川光博を。光源氏やらせてあげたかったな。本人もそう言ってるし。 [地上波(吹替)] 3点(2006-01-03 18:20:22) |
611. えじき
《ネタバレ》 ひまだったんでDVD特典までしっかり見てしまったが、「こんな低予算で本格的な良いものができた」と、宣伝割り引いても本気で思っているみたいよ。なんかの賞ももらったらしい。低予算なのになぜか時代劇を選んだのはよいが、やっぱりなあ。家の中とかかなりしょぼかった。役者さんは一生懸命その時代らしくがんばって演じていたし、キャラも一筋縄ではいかない設定だったし、化け物もかなりイヤーな感じに仕上げてはあったし、B級としては私は「つまんない」とは言わない。ただ、あの家の中のしょぼさが悲しい。それはそうと、白人も黒人も、あーゆー格好するとその時代の人にたちまち見えてくるじゃん。でも今の日本人が着物とか着ても、「現代人」にしか見えないよね。私たちって、ものすごく体型変わったんだよねやっぱり(他の国の人に比べて)。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-02 22:50:31) |
612. チャイルド・ゲーム
昼間っから夫婦でHするために子供を追い出して「どっかで遊ばせてきてよ」って、すごいなあと思った。フランス人ならこれが普通なんでしょうか。それもまた大変ですね。日本だったら間違いなく「(子供がうるさいので)俺どっか行ってくるよ」「あっそう」で終わり。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-02 22:09:53) |
613. シックス・デイ
《ネタバレ》 網膜かなんかで瞬間瞬間の記憶データを記録していったら、その人は死なないことになるのか。 これを考え続けて、アクションどうでもよくなっちゃうんだわ。萩尾望都の「A-A‘」そのまんまだわ。ある時点から再生させた自分は、前の自分と同じ?こんなすごいテーマを、シュワちゃんみたいな軽ーい(見た目の問題じゃなく)俳優さんがバタバタとアクション込みで表現するのか。なんだかなあ。しかし、しかーし、もしもこれが商品化されたなら、真っ先にとびつくのは「日本人」に間違いない。だって宗教のシバリがないも同然だしー、今でも収入のうち生命保険に払う金の割合が世界で最も多いだろうしー、「人命は地球よりも重い」とかわけわかんないこと平気でいっちゃうしー。それはともかく自動運転の車は本気で「欲しい」と思った。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-02 22:00:43)(良:1票) |
614. シンプル・プラン
《ネタバレ》 あらここにもマクベス夫人が。ビリーボブソーントンの知的障害者がすごくリアルで、演技とかどうでもいいと思ってる私も殿堂入りさせたくなる。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-02 21:36:35) |
615. コピーキャット
ホリーハンターについてのみ述べたい。背が低い、顔も普通、年もいってる、とくべつセクシーでもない。なのに彼女は自信まんまん。「彼女を見ればわかること」なんて、自信のあまりいつもノースリーブのワンピースとか露出しまくりだ。「デブラウィンガーを探して」のインタビューでも、自信まんまんで、他の大女優以上のタカビーぶり。その自信はなに?超能力が使えるとか?そしてこの作品の彼女はなんといってもあの無意味なポニーテール。いい年してポニーテール。結ぶ位置も絶妙のダサさ。そして趣味の悪い服。「私は美人」「私はすごい」って自分で思ったらアリになるのか感全開のホリーハンターだ。しかし同性の目はどんどん冷ややかーになるのであった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-02 21:28:20) |
616. 死国
《ネタバレ》 まともな和製ホラー。方言による効果を生かしきった。優柔不断界の雄、筒井道隆を起用して、蘇った栗山千明の愛へギブアップすることに説得力を持たせようとしている。「逆打ち」も意表をついていてよい。 [ビデオ(吹替)] 8点(2006-01-02 21:14:09) |
617. UPRISING アップライジング<TVM>
《ネタバレ》 興行的な成功をあんまり考えない作品だと思うので、どこがどうだったとか、役者がどうだったとかいうことでなく、これを見た日本人が何を思い、何を教訓とするべきか個人的に一つの回答を述べたい。私が強く感じたのは「あまりにも都市化された民族の悲劇」であって、「都市化」とは養老孟司言うところの「脳化」のことである。詳しくは「バカの壁」を参照されたい。養老はぼけてきて何言ってるのかわからない部分が多いが、この点については鋭い指摘であるなあと思う。ユダヤ人は、歴史的ないろいろな事情により、「都市」に住み、「脳化」された職業につきがちで、意識的に財産を可動式に貯えてきたために、侵略側にとってみれば、「移動させやすい民族」であったのだ。侵略側にとってみれば、彼らを移動させても食料の収益が減るでもなく、何ら困ることはないわけだ。養老はこのことを、「ベトナム戦争」や「成田闘争」と比較して語っており、「なぜユダヤ人はかくも簡単に殺されたのか」と言っている。「土地に根付かない民」の不幸である。もっと言えば、「農業」や「畜産業」を行う民にくらべて、「脳化」された職業を生業とすることが、いかに侵略に弱いかということである。ユダヤ人の悲劇は、日本人が農業を捨てない限りは、他民族に侵略されても戦えるのかもしれない、という教訓を残す。またライフライン、交通および通信にかかわる職業を、外国人に明け渡さないこと(この映画でもそういった職業のポーランド人の協力が不可欠であったように)も危機管理上重要である。(櫻井よしこみたいになってきたが) ジョンボイトは「オデッサファイル」で元ナチの将校に復讐し、「アップライジング」ではまさにその敵役を演じたわけで、俳優として実にあっぱれな態度と言える。彼はドイツ人として成すべきことを成したということであろう。 [DVD(字幕)] 9点(2006-01-02 15:17:54) |
618. ラスト サムライ
《ネタバレ》 「ダンスウィズウルブス」の日本版のノリで作ったのかもしれないが、皆さんご承知のことでしょうが、蛇足と思って聞いてください。この作品を見る時に、「西南戦争」「田原坂の戦い」「西郷隆盛」「山縣有朋」を押さえつつ見てください。こないだNHK「その時歴史が動いた」で「西南戦争」やってましたね。あれは「西南戦争」を大変分かりやすく説明していました。あれを見てから「ラストサムライ」を見るのです。「おお、なーるほどう」となります。日本人が見たらこれは「西南戦争」にしか見えぬ。「大村」のメインモデルとなったであろう山縣有朋の名誉のために言っておくと、彼が汚職で私財を貯めこんだという事実はなさそうですよ。(松本清張のうけうり)大久保利通、伊藤博文と3人足したようなキャラであるが。 「ありえない」の突込みどころは満載ですが、まあ、これはハリウッド映画。ひとつだけどうしても許せないのはどうみても西郷隆盛である勝元を「殿様」に設定したことだ。西南戦争は殿様が起こした戦争じゃない。西郷隆盛はもちろん殿様じゃない。「殿様」にされてしまったら、「西南戦争」(武士による最後の反乱)の「意味」が全然違うじゃないかあ。 「西郷」を「殿様」にされてどうですか、と鹿児島方面のレビュワーさんの感想を伺いたいですね。「武士道」については、個人的には徳川家の都合によって押しつけられ、朱子学により歪められたものという感が強い。その「武士道」に欧米人が勝手にロマンを感じて映画までつくっちゃうなんて、片腹痛い気がするのは否めない。「西南戦争」においては、旧薩摩藩士たちは「武士道」というよりは「カリスマ西郷」のために戦ったと言われているし、そう考えている。鹿児島方面の方はよくご存知であろう。監督はほとんど日本人の観客のことは念頭に置かず「私のロマン、サムライ」と思ってつくったようだけど、(勝元役、大村役に対し、何よりも英語力を求めたことから明白)ここまで実在の人物や事象に添っている以上、日本方面から「違う」の声が出ることはしょうがない。奈良橋陽子なんて見た目だけが日本人な女を重用したのも腹立つ。あんな女が日本事情を教えるなんか、へそで茶がわくよ。ラストの戦闘場面以外のアクションには鬼気せまるものがあった。護衛の福本清三が素晴らしい。(70歳!)彼はそのままタイムスリップしようが全く違和感無さそうだ。子役秀逸。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-01 14:13:10)(良:1票) |
619. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 1だけでいいと思ってる派ですが、なんかもう、キャリーアンモスが老けすぎて、無理感全開だといいたかった。映画の無い時は太ってて、マトリックスの時に激やせなんてするからそうなるんだよ。そんでキアヌとラブラブってビジュアル的に無理すぎる。 《追記》どうにも消化できないでいた2以降の難解なバーサンやスミスやメロっちや設計者とのやりとり、たまたま2をTVで吹き替えで見たらすんなり頭に入ってきた。どういうことやねん。その後3を字幕と吹き替えに見比べてみた。視覚と聴覚の違いについてひとしきり考えた私であった。同じように消化不良の皆様は、一度あえて吹き替えで視聴されてみてはいかが。 [DVD(字幕)] 6点(2006-01-01 00:16:29) |
620. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 最初見たときは邦画としては秀作と思ったものだ。映画としてはべつによい。ハリウッド版を見て、色々思うところがあった。まあ、普通の日本人のおっさんが社交ダンス始めるのと、普通のアメリカ人がやるのとでは、「意外さ」が全然違うでしょう、ということ。あと、草刈民代がコケるシーンは、日本的にはOKでも、欧米的にはNGなんだ、ということ。たとえ自分が骨折しようが死のうが女にケガをさせるな、男は。っていうのが欧米的には正解みたいだよ。それとも単にロペス的にNGだっただけなのかしら。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-31 23:31:44) |