621. アメイジング・スパイダーマン
ネタバレ 【2012/8/1改訂】プログラムを読み返しエンディングの曲がオリジナルでは無い事に今更ながら気が付いた。 どの様な力関係でこの様な酷い事になるのか判らない(判りたくも無い)が、オリジナルの作品が観たい日本の観客の思いを無視した愚行はやめて頂けないだろうか。 抗議を込めて2点減点。 【以下、オリジナルのレビュー】辛口のレビューが多いのは前3部作に強い思い入れが有り、本作に期待していた人が多い事の表れだろうか。 かく言う私も前3部作を(ヒーロー・ヒロインの外観は別として)楽しく鑑賞させて貰った一人。 なのでReboot版製作を聞いた時は何故?と正直思っていたが、新ヒーロー・ヒロインや監督(あの「500日のサマー」の監督!)決定の報を聞き、新シリーズはアクションよりも青春ラブロマンスに注力したいのか?と考えていた。 その上での本作の感想だが、私自身が過度な期待をしていなかった事も有り、存分に楽しめた。「これぞAmerican Entertainment」「これぞ夏休み映画」と言える。 新3部作のお披露目としても良く出来ていると思う。 次回作にも期待! [映画館(字幕)] 6点(2012-07-19 09:59:13) |
622. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
ネタバレ 結論を先に書くと、とても残念な事だが期待外れだった。 カーペンター版の大ファンである私に取って、一番の興味はCGを駆使した最新のSFXで「あの」物体Xがどの様に表現されているのか?と言う事。 なので、正式には前日譚になるがリメイク版の製作が開始された事を知り、海外のWebサイトで予告が配信され始めた時期の私のテンションは最高潮だった。 が、日本での公開時期がなかなか決まらず、待ちきれなくなり海外出張の際にブルーレイを期待度MAXで購入し帰国早々鑑賞、結果としては期待が大きすぎた分がっかり度もMAXだった。何というか、全てに於いて薄っぺらいのだ。カーペンター版の手作り物体Xと比較すると、映像が綺麗すぎる事も有り深みが感じられない。なによりも、カーペンター版には有った隊員同士の疑心暗鬼が生む何とも言えない泥臭い緊迫感が微塵も感じられなかった。これはホラー映画として致命的だ。それでも、カーペンター版のオープニングに繋がる終盤の構成にはニヤリとさせられたが、収穫はそれ位だろうか。 いずれにしても、この様な厳しい批評に晒される事を覚悟の上で本作製作に携わった皆さんに敬意を表し5点とさせて頂きたい。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 5点(2012-07-11 10:09:07) |
623. ソウル・サーファー
ネタバレ 爽やかな良い映画を見せて貰ったと素直に感じる。 出演している俳優が皆良い演技をしており、アメリカ映画界の層の厚さをまたしても思い知らされた。 アメリカのこの手の映画にありがちな感動の押し売りも感じず、エンドクレジットで流れる実物の映像も本編と同じ位に感動的であり必見。 感動畳み掛けすぎの最後の虹は反則!(褒めている) [映画館(字幕)] 8点(2012-06-28 13:00:54)(良:1票) |
624. 幸せへのキセキ
ネタバレ キャメロン・クロウ監督らしい、清々とした作品。この監督はデビュー作から姿勢が一環している。洒落た台詞回しとセンスの良い音楽の使い方はもはや円熟の域と言ってよいだろう。中盤のピクニック回想シーン、そして鑑賞する全ての人に対し本作の魅力を決定づけるラストシーンは珠玉。 ベンガルタイガーの威厳に満ちた佇まいにも敬意を表したい。 [映画館(字幕)] 8点(2012-06-20 13:00:42)(良:1票) |
625. ザ・ファイター
ネタバレ いや~何だか濃い映画でした。エイミー・アダムス目当ての不純な動機で鑑賞しはじめたものの、本当にジャンキーになってしまったかの様なクリスチャン・ベールと観ている側を絶妙にイライラさせるメリッサ・レオの演技に釘付け。アカデミー賞も納得。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-11 16:47:39) |
626. ラ★バンバ
ネタバレ 人は良くて個性的だけど少々出来の悪い兄貴と、才能に恵まれ良く出来た弟の物語は古今東西共通の題材かと。 ドナ役の女優さん、この後何処に行ってしまったのか? [映画館(字幕)] 7点(2012-05-31 13:04:24) |
627. エドtv
ネタバレ リアリティ番組の流行を予見していたかの様なアイディアは良いが、後半見事に失速。でも、兄貴の彼女とキスしちゃうシーンの盛り上がりが特筆ものなので嫌いになれない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-31 12:56:32) |
628. ALWAYS 三丁目の夕日
ネタバレ 遅まきながら鑑賞。嫁共々大泣き。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-21 18:52:22) |
629. 宇宙兄弟
ネタバレ 新刊発行を心待ちにしている程の原作大ファンとしては、終盤の強引な展開は少々抵抗感有り。何だか将来最も観たかったシーンを横取りされてしまった様な気分だ。とはいえ、小栗旬の好演も有り全体としては手堅く纏めた良作。 オープニングタイトルは邦画の中ではTOP3に入る位の出来ではないか?。 原作未読の方には是非ともご一読をお薦め。本当に良く出来た素晴らしい漫画です。 [映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 16:21:27) |
630. テルマエ・ロマエ
ネタバレ クスクス笑うのが楽しい。肩の力を抜いて楽しく鑑賞させて貰った。市村正親は一人だけオーラが違う、流石は舞台俳優。阿部寛の熱演と上戸彩の可愛さもプラス要因。個人的にラストは上戸彩が阿部寛に似た現代人(勿論、イタリア人)と出会う展開になるのかと思っていたが、あの様な展開になるとは・・・ [映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 16:12:59) |
631. タイタンの逆襲(2012)
ネタバレ パーマの似合わないサム・ワーシントンが相変わらず前作同様、「ィィイヤァ~ッ!!」と叫びながら剣を振り回している映画です。 [映画館(字幕)] 4点(2012-05-14 16:04:31) |
632. 本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇
懐かしいですねぇ! 白島靖代と伊藤かずえ、綺麗です。 再鑑賞したいのですが、近所のレンタル屋には無くDVDも発売されていない様で。 今みても木っ恥ずかしい思いをするだけの様に思えますが、やっぱり観てみたい! [映画館(邦画)] 7点(2012-04-18 13:08:35) |
633. ミスター・ノーバディ
ネタバレ 好き嫌いがハッキリ分かれる映画。「エターナル・サンシャイン」や「バタフライ・エフェクト」を面白いと感じられる人なら、この作品も受け入れられる筈。 死を目前にした118歳の老人が自らの一生を振り返る形式を取っているが、映像で綴られるどの人生が本当に自分が辿ってきたものなのかは最後まで明らかにされない。 もしかしたらそのどれもが老人の理想を思い描いた空想に過ぎないのかも。 それでも最後まで飽きずに鑑賞できるのは、出演する俳優達の演技が皆確かであり、結末までしっかり見届けたいと観客に思わせる映像と脚本の成せる業。 広く一般に受け入れられる事は難しいと思うが、映画好きなら観て損はしない力作であるのは確か。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-10 13:09:12) |
634. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
ネタバレ 登場するエイリアンや兵器類は単にアメリカの仮想敵国の置き換えに過ぎない。迫力有る戦闘シーンが延々と続くが、殆ど中身は無い。 [地上波(吹替)] 2点(2012-04-10 13:02:07) |
635. ジョン・カーター
ネタバレ 【2018/5/14 追補・再投稿】 映画ファンの中で本作を定期的に見直している人は恐らくかなりの物好きだろう。 ディズニーの歴史の中で大コケした本作は半ば「無かった事」にされており不遇の扱いを受けているが、私は大好きだ。 初見は既記載した通り、長期出張で滞在したフランスのとある田舎町のシネコンだった。 私も含めて観客は10名居ただろうか、登場人物が皆さん流暢なフランス語(あちらは吹き替えが主流)なので、 細かな部分の把握に少々苦労したが、流麗な3D画像やこれぞSFファンタジーと言える荒唐無稽な設定、 そして私的には全然OKのヒロインの存在も有り、少々ホームシック気味だった私は本作を観る事で元気を貰い、 その後の仕事を乗り切れた様に思う。 帰国してからも元気を貰うべく本作を半ば定期的に鑑賞しているが、鑑賞する度にフランスの映画館で感じた ある種の郷愁に近い感覚を覚えてしまう。 通常の観光旅行では、異国で映画を見るなどよほどの事が無い限り実行に移す人は少数派だと思うが、 (このサイトを訪れる方は例外かな?)出来れば異国で映画を観る経験を知って頂きたい。 感謝の10点献上という事で、では最後に、「オク オヘム オクテイ ウイズ バルスーム!!」 ------------------------------------------------ 【日本語字幕版を鑑賞したので一部改訂】 結論から言うと私の感想は間違っていなかった。 想像以上に荒唐無稽な内容である事が判ったが、原作も同じ位に荒唐無稽なのでいい勝負だ。既視感の有るシーンも多いが、最新技術を駆使した華麗な映像は流石ディズニー。主人公に思い入れが出来、且つヒロインの容姿がOKならば(因みに私はWellcome)、ラストの主人公が空間移動の呪文を唱えるシーンからエンドロールに至るまでの描写は短いシーンながら、かなりレベルの高い気持の高揚感を味わえるだろう。 [映画館(吹替)] 10点(2012-04-04 13:15:56)(笑:1票) (良:1票) |
636. TIME/タイム
ネタバレ 広げた風呂敷が大きければ大きい程、畳むのは難しい事を再認識させてくれる作品。 設定と主人公の母親が亡くなってしまう展開まで8点、後半の展開でマイナス4点です。キリアン・マーフィーの役どころはもっと魅力的なキャラに出来た筈。惜しいです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2012-04-02 13:00:25) |
637. アジャストメント
ネタバレ ご都合主義の脚本・後半グダグダな展開だが、そんなのは大した事では無いと思わせてしまう程にマット・デイモンとエミリー・ブラントが本当にお似合いのカップルであり、二人でNYの街角を幸せそうに歩く姿だけで何だか嬉しくなってしまった。 キャスティングに7点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-02 12:55:13) |
638. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
ネタバレ 本シリーズのファンで有る義務として、3Dにて久々に劇場で鑑賞した。 初っ端のタイトルが「ジャーン!!」と出るシーンは3Dになって良かったと感じたが、肝心の中身は多方面から散々酷評されている通り褒められたものでは無く、元が面白くないので3Dの有難みは感じられなかった。 そう言えば、昨年末発売されたBlue Rayも1作目だけは未だに一回も鑑賞していない。 いずれにしても2作目以降に期待。 [映画館(字幕)] 3点(2012-03-30 12:01:36) |
639. ソーシャル・ネットワーク
ネタバレ 多分、マーク・ザッカーバーグ本人はここまで事態を混乱させ、友情を犠牲にするつもりなど毛頭無かったのだろう。ただ単に彼は好きな女の子に自分の方を向いて欲しかっただけなのでは。 ラスト、寂しいとも悲しいとも言えない微妙は表情でFaceBookのページを更新し続ける描写が妙に心に引っ掛かった。アカデミー賞候補に相応しいとは思わないが、デイヴィッド・フィンチャーらしいスマートな佳作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-26 13:01:26)(良:1票) |
640. アンノウン(2011)
ネタバレ 「96時間」が面白かったので期待し過ぎた。序盤は興味を持たせる展開だったので引き込まれたが、残念ながら後半からグダグダになってしまった。 女医さんが組織の殺し屋に瞬殺されるシーンとダイアン・クルーガーの美しさだけが妙に心に残る。広げた風呂敷を綺麗にたたむのは、実社会でも映画でも同様に難しいという事か。 [地上波(吹替)] 5点(2012-03-26 12:53:35) |