641. ドラゴン・タトゥーの女
ネタバレ (出張先のフランスにてフランス語吹き替えで鑑賞。ちなみに私はフランス語は全く判りません) 予告編鑑賞時から期待度極大の本作、よりによってフランス語吹替で鑑賞してしまった。 台詞など判る訳が無い、でも、これが予想以上に楽しめてしまったのである。 起承転結が判りやすい構成と俳優人の確かな演技、且つ台詞が判らず字幕も無いので日本人に馴染みの薄い名前に惑わされる事も無く、予備知識無しでも主人公と一緒に謎解きを楽しめてしまった。これは自分でも驚く程に稀有な経験だった。恐らく日本語字幕付きを鑑賞しても私の感想は大きく変わらない筈だ。 ついでに、他レビュアー諸氏が記載されている「ボカシ」は当然の事ながらフランス公開版では全く無し。主人公二人の関係を一気に昇華させる重要なこのシーン、エッチでは有っても猥褻な感じは全くしないので、ボカシなんて要るのか? と言うのが正直な感想。。(「ぼくのエリ、200歳の少女」然り、隠せばいいってもんじゃ無い) いずれにしても映画ってやっぱり面白いと普段とは少々異なる形で再認識した次第。 日本語字幕付きを鑑賞してから再レビューします。 [映画館(吹替)] 7点(2012-02-21 16:05:15) |
642. J・エドガー
ネタバレ (出張先のフランスにてフランス語吹き替えで鑑賞。ちなみに私はフランス語は全く判りません)長期出張の合間にフランスの片田舎の映画館で鑑賞。 公開から2日目ながらお客さんは私も含めて5人。やはり欧州の人はアメリカでFBIを立ち上げた男の生涯には興味が無いのだろうか。 台詞は全く理解できないのでひたすら登場人物の表情・撮影・音楽を目と耳で追い続けた。その結果得られた事は、映画の楽しみは台詞が判らなくても沢山有ると言う事。流石はクリント・イーストウッド、陰影のメリハリが利いた撮影と音楽の使い方は相変わらず素晴らしい。 本作の日本での評判は芳しくない様だが、日本語字幕版が上映されている間に再鑑賞しレビューを更新したい。 [映画館(吹替)] 5点(2012-02-21 15:56:02) |
643. 指輪をはめたい
ネタバレ (飛行機の中で鑑賞)最初っから最後までウジウジしっ放しの主人公に終始イライラ。 脚本が雑なので主人公の境遇を解き明かす謎解きも今ひとつ意味が判らず、残念ながら自分の気持ちにケリを付ける終盤の描写も盛り上がらず。 唯一の収穫は他レビュアー殿も記載されていらっしゃるが、二階堂ふみという女優さんを知る事が出来た事くらいか。二階堂ふみさんに3点。 [DVD(邦画)] 3点(2012-02-21 15:44:15) |
644. リアル・スティール
ネタバレ (飛行機の中で鑑賞)軽い気持ちで鑑賞したが想像以上に手堅い創りでかなり感動させてもらった。 家族で観るには持ってこいの作品かと。 ラストバトルで安易に勝たせない所が高評価。 [DVD(吹替)] 6点(2012-02-21 15:34:53) |
645. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ネタバレ まず最初に「お見事!」と言わせて頂きたい。 冷静に観れば突っ込み所満載だが、エンターテイメント最優先のスパイアクション映画に対し真面目に突っ込むのは無粋と言う物。 チームプレーに徹した作品ながらいかんせん地味だった一作目、トム・クルーズとジョン・ウーの自意識が良くも悪くも暴走した二作目、方向性が定まらず中途半端だった三作目、賛否両論有ったであろうこれら過去3作を基本に、まさに大団円と言っても過言では無いまとめ方をした製作陣に対し素直に拍手を送りたい。 個人的にはアクションシーンを演じるトム・クルーズが明らかに乗り気では無いと思わせる演出となっていて、それに呼応するかの様に後継者か?と思わせる様にジェレミー・レナーが登場し、それが1作目へのオマージュとも言えるシーンに繋がる構成がとても嬉しかった。 次回作が有るのかどうかは判らないが、例えトム・クルーズが最前線で活躍しない構成で有ろうとも、今回の様なエンターテイメントに徹したスパイアクション映画らしいレベルの高いチームプレーを堪能させてくれるなら、私は喜んでお金を払って映画館に足を運ぼうと思う。 最後に一言、もし時間が有るのなら過去3作品を予習してから行くと面白さ倍増と思いますのでお薦めします。 [映画館(字幕)] 9点(2012-01-03 13:50:57) |
646. バレンタインデー(2010)
ネタバレ ハリウッドお得意の「同時進行形豪華多数キャスト共演イベント映画(長い)」。 この手の作品専門の脚本家が居るのでは?と思ってしまう位。 各エピソードはそつなく纏められているが、ラブアクチュアリー等と異なるのは戦争が作品に微妙なアクセントを与えている事。 他レビュアーの皆様ご記載の様に、私もジュリア・ロバーツのエピソードが一番だと思います。 後、アシュトン・カッチャーはミスキャスト。どう見ても花屋のタイプじゃ無いと思ってしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-19 13:09:29) |
647. (500)日のサマー
ネタバレ いや~参った。やられた。上手い表現が見つからない。 これぞ世の中の大多数の普通の男達に向けて作られた映画では無いのか??? そうなのだ、誰でも男は女の子に惚れちゃうとこうなるのだ。太陽は明るく燦々と輝き、自分専用のBGMが何処からともなく聞こえてくる。過去観た映画やドラマのワンシーンが自分の頭の中で都合良く(←ここ重要)思い出され、周りを歩く人達は自分を盛り立てるバックダンサーだ。「そうそう!」と頷く自分。 世の中は運命と偶然の繰り返しで構成された奇跡の様な物で、その繰り返しをどう捉えるかで人生の良し悪しの判別など簡単に変わってしまう。そんな思いを改めて強く感じさせてくれた。 ラストの纏め方も上手く、あのカメラ目線は会心の出来。2011年度観賞作品中、堂々のNo.1登場! [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-12-12 13:27:19)(笑:1票) |
648. 激走!5000キロ
ネタバレ かなり以前にテレビ放映された時、女性の体にミニカーを走らせるシーンで一緒に観ていた母親から後頭部を思いっきり叩かれた事の方が記憶に残っている。 [地上波(吹替)] 5点(2011-12-12 13:13:02) |
649. ヒックとドラゴン(2010)
ネタバレ 他レビュアー諸氏記載の通り、登場するドラゴンは「猫」をモチーフとした描写が多く猫好きの私としてはニヤニヤしっぱなしだった。 結末はちょっと重いが、単なるハッピーエンドに終わらせなかった事が逆に作品の格を上げている。 単なるCG3Dアニメの枠を超えた力作。お奨め。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-12 13:05:12) |
650. 天空の城ラピュタ
ネタバレ ナウシカ~本作を経てトトロまでが個人的には宮崎作品のピーク。後の作品は申し訳ないが今ひとつ心に響かない。久々に通しで観賞したが、老若男女世代を超えて誰でも楽しめる娯楽に徹した作品。難しい講釈や人間群像などは抜きにして、またこういった突き抜けた作品、作ってくれないものだろうか。 [地上波(邦画)] 7点(2011-12-12 12:59:39) |
651. クレイジーズ(2010)
ネタバレ この手の映画はゾンビ系・パンデミック系・パニックアクション系・ホラー系等々色々有るが、製作側は本作をどの様なジャンルにしたかったのだろうか? 何とも中途半端な作品。 作品自体は終始堅実な雰囲気で悪くないので惜しい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-09 13:19:44) |
652. マチェーテ
ネタバレ 有難う、ロドリゲス監督。 私は幸せです。 不謹慎ですが10点献上しちゃいます。 (このレビューの真の意味を知りたい人は私の2008/2/20付けレビューを見よ!) [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-12-01 11:58:36) |
653. 特攻野郎Aチーム THE MOVIE
ネタバレ TVシリーズを全く知らない人でも楽しめる佳作。「第9地区」のヴィカス君が楽しそうに演じていてハマリ役。個人的には私の愛車であるアメリカ製のオートバイ「Buell」が登場した時は総毛立った。勿体無い使い方だったけど+1点献上します。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-23 18:56:09) |
654. コンテイジョン
ネタバレ 因果応報。 [映画館(字幕)] 6点(2011-11-19 13:42:25)(良:1票) |
655. ダークマン
ネタバレ 懐かしい! 私この作品大好きです。 手が焦げる描写は正直引いたけど、ギャグをやりたいのかシリアスなアクションをやりたいのか、この中途半端な所がサム・ライミのいい所。 [映画館(字幕)] 7点(2011-11-15 18:11:27) |
656. イエロー・ハンカチーフ
ネタバレ 製作陣は原作の良さを事前に充分認識した上でリメイクに取り掛かっていると思われ好感が持てる。日本映画独特の湿っぽさが抜けた影響も大きい。ビールを飲みたくなった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-15 18:02:08) |
657. マネーボール
ネタバレ 中々面白かった。主題は野球だが選手達がプレーしている描写は極力抑えて有り、そこが逆に作品に深みを与えている様に思う。 主要人物の意思疎通にeメールが使われていない(実際はそうでは無いと思うが)のも興味深い。やはり意思疎通はFace to Faceと声でのやり取りが基本なのだと痛感した。しかしブラッド・ピットは何をやらせてもカッコ良くて少々頭に来た。 [映画館(字幕)] 6点(2011-11-15 17:57:49) |
658. スネーキーモンキー/蛇拳
ネタバレ 本当に久しぶりに観賞したのだが、人間同士の格闘よりも、意外や猫と蛇の格闘シーンの方が印象的だった。以前やたらとTVでジャッキー・チェンの映画を放送していた時、このシーンはカットされていたのだろうか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 14:07:15) |
659. ミスティック・ピザ
ネタバレ 誰が主役なのか少々判り難いが、この時期よく有った青春物として良くある作品の一つ。本作がデビューのジュリア・ロバーツはこの時点から既に演技スタイルが確立されていて少々驚き。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 14:03:22) |
660. サロゲート
ネタバレ 劇場公開時は「アバター」の影に埋もれてしまった様だが、かなりの良作。 終盤、夫婦が生身で再会するシーンは感動的。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 13:56:15) |