681. 月に囚われた男
《ネタバレ》 昔良く読んだ短編SF小説の世界を絶妙に映像化した様な作品。 派手さは無いが良く出来ている。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-18 20:58:30) |
682. ヤギと男と男と壁と
《ネタバレ》 軍隊を徹底的に馬鹿にしたコメディ映画だと思っていたが、予想とは大違いのなんだかとても不思議な映画だった。間接的に反戦をアピールしたかったのか? とも想像出来るが、結局は中途半端なままで終ってしまった。 やたらと豪華なキャストなのも不思議。何で皆この作品に出たのだろうか? [DVD(字幕)] 3点(2011-04-18 20:56:06) |
683. 96時間
《ネタバレ》 アッと言う間に終わってしまった。都合よく展開すぎる感は多分に有るが、そんな事に文句を付けるのは愚の骨頂だろう。 敵には一切容赦しない姿勢を貫き通すのが潔い(結局何人死んだのか?)。 観て良かったと思うが、実際に世の中では劇中の様な人身売買行為が今も何処かで行われている訳で、能天気に娯楽作品として楽しめないのも事実なので観終った今も何か釈然としない気持ちがずっと引っ掛かっている。 世界中の父親が皆、リーアム・ニーソンの様に強い訳では無いのだから。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-06 19:24:15) |
684. プライド(2008)
《ネタバレ》 原作未読+予備知識ゼロで鑑賞。昼のメロドラマさながらの展開ながら、満島ひかりの情念(怨念?)のこもった演技に圧倒されっぱなしだった。取り敢えずこの女優さんを見つけただけでも観た価値有り。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-17 14:34:48) |
685. ヒア アフター
《ネタバレ》 相変わらず「外れ」の少ない監督だと思う。 過去の一連の作品と比較すると小粒な感じは否めないが、こういった趣の作品も難なく手なずける事が出来ると言う監督の才能に改めて感服した次第。 劇場で購入したパンフレットのインタビューに「一生現役で居たい」という主旨のコメントが掲載されていたが、本当にそうして欲しい。 次回作でどの様な球を我々観客に投げてくるのか今からとても楽しみだ。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-28 12:50:53) |
686. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 【日本版DVD購入】当初の感想は間違いではなかった事が判り安心した。そして、益々本作のファンになった。 後、他の皆様同様に思うがあのボカシは観客をミスリードすると言う意味で無粋以外の何物でも無い。 隠せばいいってもんじゃ無い!! 【元々のレビュー】原作既読。評判の高さを聞き吸血鬼系の映画が好きな私として絶対に観たいと切望していた作品。映画館に行く時間が無く国内DVDの販売も待てず、どうしたものか・・・ と考えた結果、AMAZON UKからわざわざ購入し念願の鑑賞。(英語字幕だったが台詞が少ないので何とかなった) 結論としては他レビュアー諸氏の皆様ご評価の通り、素晴らしい作品だと思います。 徹底して抑えた演出・やや冗長かつエログロ過多な原作のエピソードを絶妙に抜き出し2時間に収めた製作陣の手腕に拍手。 そして、何と言っても本作の一番の魅力は主演の二人に尽きる。この二人無くして本作は語れない。 あの二人の行く末を思うと・・・ 涙。 日本語字幕付の国内DVD販売 そして ハリウッドリメイク版の公開が今から本当に楽しみ。その時、またレビューしたいと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-01-27 20:38:43) |
687. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 主演の二人有りきで製作された様な映画なので、良くも悪くも二人の個性が炸裂している。 新しいシャーロック・ホームズ像を提案したという意味では成功していると思うが、明らかに続編が有るかの様な終わり方は少し気に入らない。 ところで続編はいつ公開? [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-19 12:56:34) |
688. 宇宙戦艦ヤマト
《ネタバレ》 「古代君が死んじゃう・・・」のエピソードが丸ごと抜けているのは不満だが、あれだけの長編物を手際よくまとめた手腕に拍手。 本作を見直して実写版(劇場で2回も鑑賞してしまいました)の良さも再認識出来た。 私はどちらも大好きです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-17 18:23:21)(良:1票) |
689. アサシン(1993)
《ネタバレ》 オリジナルより勝っているのはヒロインが可愛い事位では? ブリジッド・フォンダに2点。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-01-17 18:14:00) |
690. ノルウェイの森
《ネタバレ》 原作は鑑賞の前日に読み終えた。 他レビュアー諸氏が既に書かれている通り、本作は原作既読の人々を対象とした「脳内補完映像」だと私も思う。 何も予備知識を持たずに鑑賞した場合、人によっては『俺の空:草食男子編」とでも受け止められかねないのでは無いか?と余計なお世話だが心配になった。 直子を演じた菊池凛子は少しイメージと違ったが、原作の持つ形容し難い空気を見事に映像化した監督を初めとする製作陣の手腕に拍手を贈りたい。 [映画館(邦画)] 6点(2011-01-10 13:25:17) |
691. トロン:レガシー
《ネタバレ》 CG映像の先駆けたる前作は、現在の映像と比較するまでも無いが当時の私には「映像革命」以外の何物でも無かった。 私は主人公がライトサイクルにトランスフォームするシーン(だけ)観たさに映画館に一日中居たりした、時間だけは有ったのだ。 翻って本作。私は「トロン」という作品に難しい親子関係の描写など全く期待してしない。 望んでいたのは「次の新しい革命も我々が起こす」と言わんばかりの、最初から最後まで頭痛がする程に怒涛の如く展開される最新CG+3D映像のオンパレード。 だが、残念ながら実際は想像していたよりも遥かに地味な内容、CG+3Dも期待以下で有った。 恐らく製作陣は前作と同様に主人公がゲームの世界で能天気に一喜一憂する展開では余りにも薄っぺらい内容になってしまうと判断したのだろう。 それが正解か否か? 世間が本作に求めているものからすると「否」だと私は思う。 私はCG映像はLOTRシリーズとアバターで一つの頂点を迎えたと思っている。 では今後求められているものは何か? やはり、最先端の映像を使い切り、且つ観客を唸らせるだけの優れた「脚本」なのでは無いだろうか? 映像だけで観客を喜ばせる事は既に限界が見え始めている・・・ と私は思う。 [映画館(字幕)] 5点(2011-01-10 13:12:30)(良:3票) |
692. サマーウォーズ
《ネタバレ》 ネットが発達した現在故に成り立つ作品ですね。 面白かったです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-08 21:02:50) |
693. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 他レビュアー諸氏の感想を読み、本作に対する感想は世代を問わず共通なのだと判り嬉しく思っている。 今、私は「良い映画を観た」という感慨深い気持ちで一杯だ。 私はバリバリのヤマト世代、TV再放送・映画版含め殆ど制覇しており「オリジナル」への思い入れも多少は有る。 そんな私でも本作は充分以上に『有り』だと思った。 何よりも、日本人が自分達で本作を作成した事が嬉しい。下手なハリウッドリメイクの餌食にならず本当に良かった。 そして、本作を世に送り出した監督・スタッフ・キャストの皆さんに拍手を送りたい。30年以上も前の作品に現代の解釈を上手く調合し、オリジナルの世界観を壊す事なく沢山有るエピソードを絶妙に足し引きしつつ見事に最新の映画として完成させた事は本当に素晴らしいと思う。 (イスカンダルとガミラスの新解釈は特に素晴らしい) 日本のSF映画は、なぜか自虐的にハリウッド映画と比較されあれこれ言われてしまう傾向が非常に強いが、本作はその「壁」を自ら壊す事に成功したのでは無いか。 ここは10点差し上げたい所だが、最後はああするしかなかったとしても、特攻礼賛と受け止められかねないラストの描写にマイナス2点で合計8点献上させて頂きます。 最後に、他レビュアーの方も書いておられるが森雪が某スキャンダル女優では無くて 本~当に良かった(笑) もう一点追記 緒方直人に個人的な熱演賞を差し上げたい。彼を見直しました!良い演技だった!! [映画館(邦画)] 8点(2010-12-06 11:57:53)(良:3票) |
694. あなたは私の婿になる
《ネタバレ》 サンドラ・ブロックという女優が居てこその映画。 主人公二人が共に序盤は少し嫌な奴なのに、物語が進むに連れて段々いい人になって行く展開は絵に描いた様なアメリカ製コメディ映画の王道を突き進んでます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-17 15:23:51) |
695. デイ・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 「なんちゃってリメイク」作品だと思っていたら、良い意味で裏切られた。 勢いで最後まで押し切る小気味良い作品。難しく考えずに軽いノリで観るのが一番! [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-03 13:04:49) |
696. スペル
《ネタバレ》 正直な所楽しめなかった。 随所に「死霊のはらわた」を彷彿とさせる描写が見られるが押し付けがましく感じられ終盤は苦笑してしまった程。サム・ライムの原点に近いノリの作品なのかも知れないが、過去の蒸し返しの様な作品より私はスパイダーマンを経た新しいライミ映画が見たかったのだと鑑賞後に気が付いた。ヒロインが呪われる設定も理不尽すぎ、最後も可哀想すぎる。 ホラー映画なので仕方ないのかも知れないが、全般的にどうも納得が行かないです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-11-03 13:00:53)(良:1票) |
697. アイルトン・セナ ~音速の彼方へ
《ネタバレ》 まずはじめにお断りしておきたい。私は70年代後半からF1に興味を持ち始め、87年から始まり日本のバブル景気と共に最大の盛り上がりを見せた「F-1ブーム」の真っ只中を過ごした人間である。 当然、「アイルトン・セナ」という不世出且つ希代の名ドライバーに対する思い入れ度は自分で書くのもなんだが並々ならぬ物が有り、94年にセナが天に召されてから世に出てきた刊行物・映像はほぼ制覇している。 因って、意識せずともレビュー内容がかなり偏った内容になってしまうかも知れない。まずこの点をご容赦頂きたい。 【本文】本作は非常に良く出来たドキュメンタリー映画と言えるだろう。 まだ無名のカート時代からF-1の頂点に昇り詰める迄を淡々と追う構成ながら、セナという人物だけでなく、常に危険と隣りあわせのモータースポーツそのものへの憧憬や儚さをも感じさせる作風となっている点を高く評価したい。 また、日本では余り見る機会の無いブラジルのTV番組出演時の模様等を見る事が出来るのも貴重と言える。 個人的には90年日本GP、スタート直後にアラン・プロストという狡猾なライバルの車両とクラッシュする形で年間王者を決めた際のセナ本人の表情に改めて胸が締め付けられた。 それは30代前半とはとても思えない程に疲れ・憔悴しきった顔であり、F-1という巨額の富と欲望が蠢く自分とは本来無縁の世界に結果として図らずも魂を売ってしまった自分自身に戸惑っているかの様に思えた。 運命の94年サンマリノGP、スタート直前のセナの表情はとても数回の年間王者を獲得した希代のドライバーのものとは思えぬ程の苦渋に満ちており、没後16年を経た今でも涙無しでは見られない。 世界の頂点を複数回極めた後で最良のレースとして思い返すのが、何の政略も私利私欲も無く、ただ純粋に自らの走りの限界を追い求めていた無名時代のカートレースで有る事の皮肉。誰よりもセナ本人に取ってこんな悲しい事が有るだろうか。 少なからずF-1やセナという人物に少しでも興味が有るならば、是非鑑賞の機会を作って頂きたいと自信をもってお薦めしたい。 最後に、本作作成~公開に携わられた皆様にこの場をお借りして感謝申し上げる。 [映画館(字幕)] 10点(2010-10-27 13:17:06)(良:2票) |
698. THE 4TH KIND フォース・カインド
《ネタバレ》 「信じるも信じないもあなた次第」と言われても、肝心の映像が核心部分でノイズだらけになってしまうんじゃあ、判断のしようが有りませんよ、タイラー先生。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-10-25 19:14:48) |
699. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 ジェイデン・スミスに親の七光りだけでは片付けられない才能の片鱗を感じた。願わくば、周りに数多居るであろう私利私欲に駆られた大人達(勿論、親も含む)の悪影響を受けず、これからも健やかに成長し将来のアメリカ映画界を背負って立つ存在になって頂きたい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-22 15:48:51)(良:2票) |
700. プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
《ネタバレ》 可も無く・不可も無く。如何にもディズニーらしい健全な娯楽作。 ロン毛のジェイク・ギレンホールには正直な所、最後まで違和感拭えず。 役者としての新しい可能性をアピールするという点では成功しているかも。 ベン・キングスレーが最初から怪しいと思っていたが、その通りだった。 ご家族で気楽に鑑賞するにはもって来いの作品かと。 [DVD(字幕)] 5点(2010-10-22 12:59:03) |