701. グラディエーター
《ネタバレ》 冒頭の数分間、ラッセル・クロウ演じるマキシマスの表情を追うシーンだけで本作の成功は約束されたも同然と私には思えた。 それ位、本作に於けるラッセル・クロウの演技は神掛かっている。 皇帝自身が闘技場で戦うなんて史実的には噴飯ものなのだろうが、私はあの終わり方が最良と信じる。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 16:16:30) |
702. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 10数年振りにDVDで鑑賞。 映画館とは悲しいくらい圧倒的に迫力に差が有ったが、その分視覚効果や音響に惑わされず鑑賞する事が出来た。 感想としては不謹慎なのかも知れないが、T・ハンクスに「中間管理職の悲哀」を見た。 いつの世も中間管理職は上から理不尽な事を言われ、下からはぐらかす事など出来ない実直な突き上げを喰らい、その狭間であれやこれや悩んでいるものなのだ。 本作はそれが人の命に直結するのだ。 一人の兵士を軍部のエゴで救出する為、それ以上の命を失う可能性を持つミッションを受け持つ・・・ その気苦労足るや相当なものだろう。10年前はこんな感想など微塵も持たなかっただろう。まがりなりにも管理職となった今、映画の見方も劇的な位に変わる。 これだから映画は止められない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 16:10:10)(良:1票) |
703. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 1.凄いのは判るが、やっぱり3Dは画面が暗い。 2.監督は「マトリックス」へオマージュを捧げたかったのだろうか? 3.アンデッドとの攻防シーンが少なすぎる。一連の作品の醍醐味はこれにあるのに・・・ 4.クレア、いつも口を開けていて利口に見えない。 5.ジル、出番少な! シエンナ・ギロリ-が出ていると聞き、一番期待していたのにがっかり。 でも、次回作への布石ならまぁいいか。 6.ここまで来れば「映画のバイオハザード」として独自の世界観でとことん突っ走って頂きたい。半端な状況にしたら許しませんよ。 [映画館(字幕)] 5点(2010-09-06 12:58:43) |
704. ファンボーイズ
スターウォーズのファンなら鑑賞しても損はしません。 他レビュアー諸氏の書かれている通り、決して偏愛では無い、普遍的なスターウォーズへの愛が感じられる良い青春映画だと思います。 それにしても、こういう作品を作る事が出来るアメリカ映画界の懐の深さは本当に侮れない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-30 13:20:12) |
705. レスラー
《ネタバレ》 ランディの馬鹿野朗... でも、俺はこの映画が大好きだ!! [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-30 13:06:15)(良:1票) |
706. ナイト ミュージアム2
《ネタバレ》 飛行機の中で鑑賞。前作が好きな人には強くお薦めします。 でも、ベン・スティーラーがつまらなそうに演じていた様に見えたのは私だけでしょうか? 妙に気になりました。 ラスト、エイミー・アダムスが実在の人物で登場するのはお約束事項なのかも知れないですが、「そうなったらいいなぁ」と思いながら鑑賞していたので素直に嬉しかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2010-08-30 13:01:19) |
707. 運命のボタン
《ネタバレ》 何ですかこの作品? 稀に見る「トンデモ映画」ですね。 何を表現したかったのか、全く判りません。 観客にそういう思いをさせるのが目的なら納得できますが。 飛行機の中で鑑賞しましたが、もし映画館やレンタルなら「金返せ」です。 [映画館(字幕)] 1点(2010-08-30 12:56:34) |
708. ニュームーン/トワイライト・サーガ
《ネタバレ》 相変わらず面白い。ジェイコブが狼になる辺りから爆笑しながら鑑賞。 主人公のベラお嬢さんは殆ど珍獣・猛獣使いですね。 皆真剣に演技しているから各シーンとのギャップがより強調されてしまい、とにかく何か可笑しく感じてしまう(褒め言葉です)。 次回作は完結編らしいが、どうやって収拾させるのか今から楽しみです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-16 13:18:49) |
709. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 本編も面白かったが、公開前にTV特番でやっていた監督本人とタレント(確か九十九一)のインタビューの方が数百倍面白かった。お互い、日本語と英語が話せないのに何故か会話が異様な盛り上がりで成立しており、趣味嗜好の同じ人は言葉の壁を越えて理解できるんだな~ と漠然と思ったのでした。 [映画館(字幕)] 5点(2010-08-02 13:12:43) |
710. マンデラの名もなき看守
《ネタバレ》 年に数回巡り合う「極上の拾い物」的作品の一つ。 ネルソン・マンデラを演じる俳優さん(ドラマ「24」の大統領役)が健康的すぎて少々違和感を感じたが、それ以外は全般的に淡々と抑えた演出で、この手の事実を背景とした作品としてはかなりの良作と言える。 「インビクタス」に続き、今年2本目の南アフリカ関連映画。 今年はWカップも南アフリカで開催された事だし、個人的に何か縁を感じる。 ネルソン・マンデラ関連の本を読んでみようかと思う。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-01 12:01:25) |
711. バウンティー・ハンター(2010)
《ネタバレ》 内容はTVドラマで十分な位、軽いもの。 個人的にはDVDでも良かったかな? と思っている。 ジェニファー・アニストン、40過ぎであのプロポーションは反則だ。 かなり有名なお方である事は知っていたが、じっくり観させて頂くのは今回が初めて。 人気が有るのも納得。ジェニファー・アニストンに2点。 [映画館(字幕)] 2点(2010-08-01 11:55:41) |
712. M:i:III
《ネタバレ》 怒涛の如く展開する序盤、トラウマになりそうなK・ラッセルの忌の際の顔(目がぁぁ~)、簡潔の極みとも言える香港での機密奪還劇 等々、モノ凄く好きなのだが最後の職場シーンで一気に冷めた。あれはまさしく「蛇足」の極み。絶対に要らない。 二人で中国の雑踏に消えて行くシーンで終わっていれば・・・ 惜しい!! [映画館(字幕)] 5点(2010-07-27 13:13:01) |
713. コラテラル
《ネタバレ》 何故か私の周り(特に女性陣)にはT・クルーズ嫌いの人が多い。 理由は色々有る様だが、演技が大して上手くないのに演技派ぶってる所が気に入らないそうだ。 そんな人に私は本作の鑑賞をお薦めしており、結果としては殆どの場合、T・クルーズの評判を少し高める事に貢献(?)出来ている。 本作は有る意味「レベルの高い命懸けの掛け合い漫才」を観ている様で、相方のJ・フォックスが居なければ作品自体成立しないのは明白だが、それでも白髪の冷徹な殺し屋を嬉々として演じているT・クルーズは充分見応えが有った。 自論だが、私は「トロピック・サンダー」しかり、初のセルフパロディとも言える「ナイト・アンド・デイ(未見)」しかり、T・クルーズはデビュー当時のアイドル的イメージの払拭含め、貪欲に自分の可能性に挑戦し続けている稀有な俳優だと思うのだが、皆さんは如何思われるだろうか? [DVD(字幕)] 7点(2010-07-27 13:00:40)(良:2票) |
714. ラストエンペラー
《ネタバレ》 【再投稿 2023/5/8】 「前書き」 まるでタイミングを合わせたかの様に、心酔していた日本の偉大なミュージシャンが二人も亡くなられてしまった。 悲し過ぎる。 その中のお一人、坂本龍一氏のファン達へ贈り物の様にオープンした「109シネマズプレミアム新宿」。 音響監修だけでなく館内で流れる各種音楽も坂本龍一氏自らが手掛けたと言う。 入場料金は最も良い席で6,000円もしたが、坂本龍一氏への感謝とご霊前の意味も含め奮発した次第。 「本題」 映画鑑賞と言うものは、やはり鑑賞した時の自らの環境や、直面している問題・悩み、その時までに新たに得られた知識によって より芳醇な経験になるのだと言う事を改めて強く再認識した次第。 坂本龍一氏が手掛けた音響は素晴らしく、贅沢極まり無い豪華なシートの座り心地も良く濃密な3時間を過ごす事が出来た。 残念ながら坂本龍一氏の演技は大根(偉大なる)だったが、それを補って余りあるほどに見応えの有る作品だった。 奮発してよかった。 【前回投稿 2010/7/13】 私に取って、鑑賞する事で気持ちが「昇華」した作品の一つ。 23年前、YMOのファンだった私は「坂本龍一が音楽を担当しているから」という不遜な理由だけで劇場に足を運んだ。 確かに音楽は素晴らしかった。 だがそれ以上に、近代日本史に興味が有った事も手伝い、時代に翻弄されながらも気丈に生きる主人公に感情移入する自分が居た。 終盤、観光地と化した宮殿で主人公が王座の後ろから楽しそうに壷を取り出し、中からコオロギが出てくる~主人公の姿が何処かに消える・・・と言う描写に私は身体の震えが止まらなかった。 壷の中のコオロギ=囚われの身だった主人公に他ならず、壷から出てくる事即ち主人公が精神的にも・身体的にも文字通り「解放」された事で有り、それまでの長い間の主人公の境遇を思い返し、言葉で表現する事が難しい感情の昂ぶり=「昇華」を感じた次第。 淡々とした展開で人に因っては眠くなる映画かも知れないが、良作です。 [映画館(字幕)] 8点(2010-07-13 10:28:18) |
715. クリープショー
《ネタバレ》 幻の雑誌「STARLOG」で存在だけは知っていた。 東京国際ファンタスティック映画祭で上映が決まり狂喜乱舞し気合十分で鑑賞したが、マニアックでは有るが小粒の作品ばかりで拍子抜けした。個人的には若き日のエド・ハリスが観られる『父の日』と、ギャグをやらないレスリー・ニールセンが観られる『満潮』がお薦め。 何気に玄人好みの豪華キャスト。これから何かが始まる! と期待させるオープニングはセンス良し。いずれにしても、とても不思議な映画です。 [映画館(字幕)] 6点(2010-07-12 17:41:26) |
716. エージェント・ゾーハン
《ネタバレ》 面白かった。「深夜限定・お子様抜き」と言う条件付きでは有りますが・・・ アダム・サンドラーって、良い役者さんですね。 あのオレンジジュース(の様な物?)、自分も飲みたい! どこかで買えないのでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-07-12 17:17:19) |
717. プラクティカル・マジック
《ネタバレ》 主演二人の熱烈なファンの皆様には強くお薦め致します。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-07-08 12:57:34) |
718. チェ 39歳 別れの手紙
《ネタバレ》 観客を突き放すかの様に淡々と物語は展開していく。 前作で華々しく革命の英雄となったゲバラ本人が、何故他の国へ渡り命がけで別の革命に参加して行くのか、鈍感かつ凡庸な観客でしか無い私には残念ながら理解出来なかった。 ソダーバーグはこの前後二作を通じて何を観客に訴えたかったのだろうか。 ベニチオ・デル・トロの熱演だけが強く印象に残る。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-05 13:39:01) |
719. アイアンマン2
《ネタバレ》 お金掛かってますねぇ!! 映画館の大画面で見てこそ、文字通り「映える」作品ですね。 3作目、楽しみにしています。 [映画館(字幕)] 6点(2010-06-28 10:48:00) |
720. アウトランダー
《ネタバレ》 最近良く見かける「どこかで観た様なシーンを繋ぎ合わせた、何故かキャストは豪華なアメリカ映画」の一つ。 結構お金も掛かっている様だし、完全なB級とも言い切れない不思議な存在感の有る映画。 レンタルで十分だとは思うけど、見応えの有るシーンも多く飽きはしなかった。 ヒロインがあの珍作「サンダーバード」でぺネロープをやっていた人とは思えない位魅力的だったのもプラス要因。アメリカには色々と良い役者さんがいらっしゃいますね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-22 13:09:43)(良:1票) |