721. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 舞台を宇宙空間に限定したシチュエーション・SFパニック。期待しすぎて観てしまったために衝撃は少なかったですが、間違いなく良作以上です。宇宙空間を照らし続ける、その映像美だけで評価すれば今年イチ。ジョージ・クルーニー復活の幻覚シーンは興ざめですが、サンドラ・ブロックの熱演は光ります。 [映画館(字幕)] 7点(2016-07-18 13:25:07) |
722. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。新作公開に向けての復習。人類の独立記念日、エイリアンからの。SFモンスターパニック映画の代表作。大都市の爆破シーンは迫力あった。人類の存亡を賭けたラストシューティングは、もはやスターウォーズ。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-29 22:15:23) |
723. 名探偵コナン 業火の向日葵
《ネタバレ》 シリーズ19弾。ゴッホの名画ひまわりを巡るミステリーだが、毎週のTV放送と何ら変わらないクオリティの低さ。いつになくテロリスト的なキッド。榮倉奈々によるやや棒読み声の女性が犯人で、あっさりお縄。スーパーアクションは花火ボールのドカンで水底を脱出したコナンと名画ひまわり。劇中に入り込めない駄作。 [地上波(邦画)] 5点(2016-05-07 22:34:22) |
724. 追憶の森
《ネタバレ》 富士の樹海、青木ヶ原で「ヘンゼルとグレーテル」。罪悪感と絶望に伏して、死の森を練り歩く満身創痍の男。そこで出会った男に魂を救われるが、意識が朦朧とする中で見た幻か。オスカー俳優のマシュー・マコノヒーと対等に渡り合う名演を見せる渡辺謙。疑問点が一点、青木ヶ原はどのくらい広いのかな?? [映画館(字幕)] 6点(2016-05-07 02:12:38) |
725. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 臥薪嘗胆。復讐のためなら雪床に這いつくばり、馬の腹の中でも眠る。ムスコを殺害され、瀕死の状態で極寒の雪山に置き去りにされた漢の壮絶な復讐の旅。もはやヒトではない、獣の形相で前へ進む。レオ様悲願のオスカー獲得。ラストのカタキとの一騎打ちは西部劇風な気高さ。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-06 03:59:44) |
726. 名探偵コナン 沈黙の15分
《ネタバレ》 コナン映画第15弾。今作の舞台は雪山、同窓生殺人事件。ありえないけどなくてはならないお決まりのスーパーアクションはラスト15分、コナンが大雪崩を引き起こして洪水を止める。映画でなくテレビスペシャルで充分ですね。渡部陽一の語り遅し。 [地上波(邦画)] 6点(2016-05-06 01:40:15) |
727. 名探偵コナン 11人目のストライカー
《ネタバレ》 今作の舞台は熱狂するスタジアム。ゲスト出演の遠藤、中村らが躍動するサッカー試合の裏で爆弾解除に奮闘するコナンたち。「電光掲示板が観客席を滑り落ちてドカン」は迫力ありました。コナンとスペシャルゲスト・キングカズによるしょっぱい爽やかサッカー。そしてお決まりのラスト・スーパーアクション、少年探偵団がつないだパスを受けたコナンのダイレクトボレーシュートがゴールポストに“ゴツン”。ネタ切れを露呈したかのような題材でしたが意外と楽しめました。 [地上波(邦画)] 6点(2016-05-06 01:39:15) |
728. 名探偵コナン 絶海の探偵
《ネタバレ》 今作の舞台は舞鶴沖のイージス艦。艦内殺人サスペンス。蘭VSスパイの格闘戦は白熱。お決まりのラストスーパーアクションは、沈む蘭の周囲に浮かぶコゴローのキンキラキンの名刺。物足りぬ。 [地上波(邦画)] 6点(2016-05-06 01:37:48) |
729. 名探偵コナン 異次元の狙撃手
《ネタバレ》 シリーズ第18弾。コナンと元米軍狙撃手が繰り広げるスケボー・バイクチェイスで幕開け。東京スカイツリーの周囲で激しい狙撃の応酬。定番のラストスーパーアクションは、コナンがオーバーヘッドキックでスカイツリーに放った花火。今作はド派手アクション目白押し。それだけで充足。伏兵狙撃手オキヤはアカイ、バラした? [地上波(邦画)] 6点(2016-05-06 01:35:05) |
730. ファインディング・ニモ
《ネタバレ》 数年ぶり2度目観賞。続編公開に向けての復習。小魚マーリンが相棒の忘れんぼドリーと共に、さらわれたムスコを求めて繰り広げるコミカルな海洋アドベンチャー。ピクサーアニメの代表作。サメやチョウチンアンコウ、クラゲ、クジラ、ウミガメなどあらゆる海の動物が登場。次から次へと迫り来る試練、波乱万丈の冒険。健気な父子愛が染みるラスト。 [DVD(字幕)] 6点(2016-05-06 00:08:33) |
731. ルーム
《ネタバレ》 はじめまして、世界。誘拐され、拉致・監禁された母子の脱出と希望のドラマ。ブリー・ラーソンが米アカデミー主演女優賞受賞。7年間閉じ込められた納屋から脱出後も精神的ダメージが大きく苦悩する母親を好演。健気な女の子みたいな男の子を熱演する子役が光る。ボクは母ちゃんよりもしっかりものだぃ。世間の評価は高いけれど、重苦しくてあまり感情移入できなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-05 23:56:27) |
732. スポットライト 世紀のスクープ
《ネタバレ》 常態化した教会による児童虐待。隠蔽された神域に切り込む、闇を照らすグローブ紙の記者チーム・スポットライトによる躍動感あふれる取材ドラマ。主演俳優なし、チームのメンバー全員が主役。奔走する記者たちの熱気が伝わってくる。性的虐待の具体的なおハナシは低俗でお下劣だが、実話。今年の米アカデミー作品賞受賞作。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-03 00:05:16) |
733. 東京家族
《ネタバレ》 約3年ぶり2度目観賞。関連作品公開に備えて復習。名作「東京物語」を現代風にリメイク。今の家族のカタチをありのままに描いた人情物語。オリジナルではカツ丼だったが鰻重に格上げ。主軸は堅物オヤジとやや頼りないムスコのやり取り。お母ちゃんが亡くなってから、ムスコの婚約者に本音を語るオヤジ。評価は前回観賞時と変わらず、傑作に相違なし。 [映画館(邦画)] 8点(2016-05-01 02:40:20) |
734. 白鯨との闘い
《ネタバレ》 アメリカ名作小説の基になった実話。前半は迫力あるホエールバトルアクション、後半は漂流記。みんな痛々しいほどガリガリのカラカラに。筋骨隆々だったはずの主演クリス・ヘムズワースも貧相な体型に。よくあれだけ絞ったもんだ。目ひん剥いて昇天されたナカマを見て、ヤッてはいけねえことをヤッちまった。でもドーブツなら当たり前のこと。ジューシィやったんかな。この作品の主題はホエールバトルよりもソッチですな。 [映画館(字幕)] 6点(2016-02-07 23:51:48) |
735. ファンタスティック・フォー(2015)
《ネタバレ》 ゴムゴムのリード、スケスケのスー、メラメラのジョニー、ゴツゴツのベン。マーベル最初のヒーローチーム誕生秘話。ヒーロー登場までの前座ドラマがものすごく長げぇ。何の映画観てるのか分かんなくなっちまうべや。クライマックスは破壊王になっちゃった旧友とのSFバトル。とにかく終始散漫で支離滅裂な印象。今年のワースト候補。 [映画館(字幕)] 5点(2016-01-31 22:30:53) |
736. イントゥ・ザ・ウッズ
《ネタバレ》 シンデレラに赤ずきん、ジャックにラプンツェル。いろんなおとぎ話のキャラが出てきてなんだか楽しそう、と思ってフタを開けてみたら薄暗い森の中でコスプレイヤーらがギャーギャー騒いでるだけ。特に後半はごちゃごちゃしてストーリーに芯がない。豪華キャスト共演なのに勿体ない。 [映画館(字幕)] 6点(2016-01-31 22:28:17) |
737. ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。シリーズ第3弾は大英博物館を舞台に石板を巡って取り敢えずドタバタ。中身がない。ビンタ猿とまさかの接吻。インディアンとデブ女警備員のつまらん恋。シメは3年後に皆でお祭り。第1弾は良作だったのに、回を重ねるごとに質が落ちる残念なシリーズに。ロビン・ウィリアムス最後の雄姿も輝けぬ。 [映画館(字幕)] 5点(2016-01-31 22:22:28) |
738. シンデレラ(2015)
《ネタバレ》 カボチャの馬車、青いドレス、王子とのダンス×ダンス、魔法が解ける12時前に走り出す、落っことしたガラスの靴。ゴージャスにしてロマンティックに描かれた舞踏会シーン、秀逸なる表現力。わかってるけどガラスの靴ピッタシで拍手。結ばれた二人、「大人の階段ノ~ボル。ガラスの靴、シンデレラさっ」(合唱曲「想い出がいっぱい」より)。それでもシメは魔女の「ビビデ・バビデ・ブ~」。おとぎ話の王道ここにあり、良作。「アナ雪」の続編短編「エルサのサプライズ」が同時上映。 [映画館(字幕)] 7点(2016-01-31 22:20:31) |
739. Dearダニー 君へのうた
《ネタバレ》 飲んだくれにして往年のロック・スター、ダニー・コリンズ。パチーノが軽快に好演。彼の心境を変えたのは43年越しに見つけた憧れのジョン・レノン様からのお手紙。疎遠の息子との絆の修復が軸。発達障害の孫娘はいつもじいじのミカタ。要所で流れるレノンの名曲が爽快。実話に基づいた心温まるヒューマンドラマ。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2016-01-31 22:18:24) |
740. 天空の蜂
《ネタバレ》 前代未聞の原発テロを題材に国の闇をえぐる、手に汗握るアグレッシブ・サスペンス。大胆不敵なる容疑者の黒幕はすぐ傍に。犯行動機は大事な局面で社会に見捨てられた恨み。上背はないものの威厳あるシブさを押し出す悪役ぶり、本木雅弘が好演。ミッションインポッシブル並みのスーパーアクション有り。グロい戦闘シーン有り。墜ちてくるビッグB、それはまるで蜂が襲ってくるようだ。それを受け止めようとするイナバウア・モトキ、ちょっと過剰な演出、堤監督の悪いクセ。原作者・東野圭吾が20年前から今の原発再稼働問題を予言していたかのようだ。良作。 [映画館(邦画)] 7点(2016-01-31 22:15:26) |