741. 星を追う子ども
《ネタバレ》 イザナミ・イザナギ神話のように死者を甦らせようとする行為を通じて命の意味を表現する、という筋でいいのでしょうか。こう言えばシンプルなのですが、なんとも共感しにくい作品です。妻を取り戻したい森崎は分かり易いのでいいとして、主人公の明日菜のモチベーションがまったく不明。ほんの僅かな時間しか関わっていないシュウのためにそこまでするのか?という疑問が立ってしまいます。ミミとの別れもそうなのですが、主人公の悲しみとは裏腹な描写不足が目立ちました。逆に母子家庭の件やアガルタの人々等で削ってもよかったのではというシーンも多く、全体としてちぐはぐな印象が残りました。 [DVD(邦画)] 4点(2013-04-14 15:47:43) |
742. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
以前から傑作アニメという噂のみ聞いており、事前に情報を仕入れないまま鑑賞。声優は芸達者な方ばかり、アクションシーンも印象的でしたが、物語の筋がさっぱりわからない・・・。ゴーストとか九課とか主人公含めたサイボーグの設定などが全然説明されないままややっこしい話が進み、盛り上がりがないままのあの終わり方。到底評価できません。原作を読んでいたら理解の助けになるのでしょうが、それでは独立した映画作品とは言えませんし、そんな作品に高得点はつけられません。 [DVD(邦画)] 4点(2012-10-21 15:23:10)(良:1票) |
743. レッドブル
オープニングでの、雪の中、裸で戦うシーンはインパクトあったんですが、メインの事件自体はシュワを起用する必要性を感じない。銃を使った普通のアクションばかりですしね。 [地上波(吹替)] 4点(2010-05-31 13:33:34) |
744. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
いかにもシリーズの第一話という趣でしたが、続編はあるのでしょうか。主人公たちの能力のショボさ、マッチポンプな騒ぎ、能力治療のアイデアの馬鹿さ加減(宇宙線で異常が現れたから、もう一回当てれば直せるって?さらに酷くなるだけじゃない?)で、最後まで見るのがつらかった。 馬鹿はいいけど幼稚はいけない。 [地上波(吹替)] 4点(2010-05-17 13:59:28) |
745. タキシード(2002)
あのジャッキーがみえみえのワイヤーアクションに頼るようになってしまうとは。話も面白くないし(ギャグか本気かハッキリしない)。 [地上波(吹替)] 4点(2010-03-16 04:11:07) |
746. 殺しのドレス
なるほど、サイコの影響が大きいですね。しかしあれと比べると、ダラダラ長く緊張感も薄い(特に音楽がしっとりしすぎ)。5点以上は付けられません。 [DVD(吹替)] 4点(2009-09-10 00:47:10) |
747. イレイザー(1996)
《ネタバレ》 ターミネーターとコマンドーを足して4で割った印象。飛行機から墜落とかワニとかレールガンとか見どころがありそうでない。物語りもありがちで特筆箇所無し。敢えて言えばラストの意外性かな。シュワも正義の味方役がメインになって明らかに魅力が減りました。 [DVD(吹替)] 4点(2008-08-10 03:25:11) |
748. 呪怨 (2003)
傑作のビデオ版と比べて20分しか違わないんですが、「長い!」が最初に出る感想。同じことが延々続く印象。作り手が調子に乗るとクドくなってしまうようですね。 [DVD(邦画)] 4点(2008-06-17 16:15:07) |
749. マラソン マン
せっかくタイトルが「マラソンマン」なのに、主人公の走りに大した意味がなく残念。ローレンス・オリビエも旧ナチスの逃亡者のわりに、凄みを感じなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-16 04:01:40) |
750. レザボア・ドッグス
お話は非常に単純でつまらないもので、全く評価すべきところがありません。裏切り者の正体についても伏線の類はないですし。黒服のギャングがたむろする描写にワクワクできない人には薦められませんね。終盤の、三人くらいが銃で狙い合うシーンはケレンミたっぷりで良かったです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-27 14:42:39) |
751. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 最近の洋画らしくCG賑やかで派手派手アクションなんですが、それだけ。主人公が弱い・相棒がウザイ・ヒロイン特別な家系の割りに弱い・ドラキュラ弱い&貫禄なしで大きくマイナス。ボスに勝つためのプロットも必然性ないし、狼男のくだりとか何でやねん!?です。伏線を不自然に見せない、あたりから練り直してほしかったですね。(追記)続編がありそうな結末 でしたが、未だに制作される気配はなし。当然かな。 [地上波(吹替)] 4点(2007-03-19 00:45:33) |
752. 第三の男
《ネタバレ》 期待しすぎて後悔した作品。名画は「まだ見ぬ傑作」に止めておくべきだと思いました。ミステリーとしても恋愛劇としても中途半端の感が強いです。また、どの場面でも同じ曲を聞かされて興ざめです。下水道での追跡シーンには「オオッ」と言えるものがありましたが、全体としては駄作と思います。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-24 16:57:24) |
753. 13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!
《ネタバレ》 あ~子供を出しちゃ駄目ですよ(しかも集団)。ジェイソンが殺さない人間が作中に出てくると分かった時点で、萎えますよ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-04-02 02:21:00) |
754. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
映像は、ここ数年のCG技術の発達で抜群に綺麗です。しかし話の方はと言うと、自分が原作を読んでないこともあって、場面が次々と移るなあ。ここは原作から端折ってるんだろうなあと気になるほど理解が困難でした。なぜブラックが味方になるのか良く分からなかったし。クライマックスも、クライマックスだったの?という拍子抜け。ハリーに都合のいいことばかり起こる物語の作りも鼻についてきたので、次回作は観ないかも。 [DVD(字幕)] 4点(2005-09-18 03:04:48)(良:1票) |
755. テキサス・チェーンソー
大好きな「悪魔のいけにえ」の再現を期待していたのですが、残念ながら及ばなかったです。同じ筋に見えても、狂気の質が違います。あの一家の、殺人に罪の意識を感じないという点は同様なんですが、細かく見ると根本的に違う。オリジナルでは人間と家畜を同等に扱う異常性があり、それが恐怖をかきたててくれたんですが、こちらはレザーフェイスを軽蔑する一般人へ復讐するため。妙に腑に落ちてしまうんです。他にも不満点はいくつもあります(いずれもオリジナルとの比較になりますが)。まず、今回の若者虐殺は一家にある程度の計画性があり(製粉工場へ誘導している)、突発的な事件でないこと。音楽が部分的にアクション映画めいており、余計である。チェイスシーンにもその影響が見られること。若者たちが妙にしぶといこと(特にヒロイン。上手に逃げていて、狂気に飲み込まれた感じがしません)。ご都合主義的なお助けキャラの子供がいること(一家の一員なのに・・・)。等々の理由で、オリジナル版誕生以来の様々なホラー映画(13金にスクリームに・・・)の要素を贅肉として身に付けてしまったリメイクは、作る意味がなかったのではと思います。リメイクと銘打たない作品であれば、7点でしたが。最初と最後のドキュメンタリー風の映像は良かったですし。 4点(2004-10-21 11:47:19) |
756. 12人の優しい日本人
前の方の何人かが書かれているように、自分も「十二人の怒れる男」に大変な思い入れがあります。一見動かしようの無い『有罪』が、少しづつ少しづつ逆転していく一分の隙もない構成に堪らない魅力を感じます。それを踏まえてこちらを観ると、簡単に有罪と無罪を行ったり来たりしています。もちろん制作者が意図的にそうしたのですが、『結局はどっちでもいいんだよね』と捉えられ、中盤以降は冷めた目で対しました。「だからパロディなんだ」と言われれば、それまでですが。 4点(2004-07-24 23:28:21) |
757. スパイダーマン(2002)
全米大ヒットという文句が信じ難い作品。物語は、主人公が能天気な正義の味方でない部分が違うだけで、陳腐もいいとこ。敵役のゴブリンが、なぜあんな極端な悪行に走れるのか説明不足だ。ハリーに父親殺しを知られ、恨みを受けるのも偶然の産物であり呆れる。そしてCG。ビルからビルへ跳ぶ描写はアニメでは既にありふれているでしょう。そんなに有難がるほどのものではないと思います。 4点(2004-07-08 23:40:25) |
758. キス・オブ・ザ・ドラゴン
髪の毛を伸ばして、ヒーローを演じているジェット・リーには、どうしても思い入れできないです。アクションがどんなにすごかろうと、ブルース・リーやジャッキー・チェンと比べれば、魅力を感じないです。 4点(2004-06-24 02:33:55) |
759. パラサイト
《ネタバレ》 注目の若手俳優が多く出演しているらしいですが、それをほとんど知らない自分には、どこかでみたような単純すぎるホラーでしかありませんでした。親玉を倒したらそれまでの犠牲者がみんな元に戻るというあんまりなラストは、チープなB級ホラーを追求した結果なんでしょうか。暇つぶしには適した一本ですね。 4点(2004-06-08 22:44:14) |
760. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
アナキンはワガママな奴だなあと思ってしまった時点で駄作の評価は確定。彼は後にダース・ベイダーに変身するんだから、今から正義と悪の概念の間で揺れる様を観ておきたいのに、ただ甘い師匠(オビワン)に反抗しつつ、王女と好き放題やってるだけとしか感じなかった。ラストの攻防戦もCGばっかりで、痛みが伝わらないし、まあこんなもんかなと冷めていた。でも、旧スターウォーズにつながる次回作は絶対観ずにはいられないのが悔しい。 単品としては二度と見る気がしない。 [DVD(吹替)] 4点(2004-05-23 03:39:13)(良:1票) |