741. スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
《ネタバレ》 千葉くん、成田くんが一生懸命戦うんですが、素性が謎だった前作に比べると、まさに丸腰レベルでなかなか辛かったですね。 ハッキング、フィッシング、遠隔操作に仮想通貨、ともすれば響かない題材のなかで、白石麻衣さんの谷間や太ももはいい仕事してました! 下手な冷蔵庫の死体なんかより、よっぽど映画に血と肉を与えてたね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-28 03:34:46) |
742. 検察側の罪人
《ネタバレ》 なんだか大風呂敷広げた割には『なんじゃそりゃ』って感じで惜しかったなぁ。 木村拓哉さん二宮和也さん吉高由里子さん演技の熱量も相まって、面白くなりそうだと思ったら、まー杜撰なこと。狂った道を突き進む最上を際立たせたかったのか?いや、それにしても証拠品やら目撃者やら共犯者(見張り)やらの状況に対して、あまりにテキトーな暴走でしたね。 積年の恨みをもった相手を裁く(それも死刑にする)ために本星を拉致って殺すとか、頭のいい人のすることはよくわかりません。 登場人物のだれかに思いを馳せようとしても、なんだか頼りない、そんな印象がこの作品の観賞後感に繋がったのかもしれません。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-18 22:37:41) |
743. 仮面病棟
《ネタバレ》 全員なんかあるんだろーな、とは思いつつ、それなら語り部の坂口くんも疑わしくしちゃえばよかったのに!と思うほど複雑でややこしい内容でした。 なんか違法臓器移植とか、やってることがエグ過ぎるし、立てこもり犯行も過剰だし、ウルトラC的な犯行とその手綱さばきも引くレベルだし、警察ザルだし、エピローグにセンス無いしで、どんどんトーンダウンしちゃいました。 永野芽郁さんかわいいけど、関係者全員殺すとか、いくらなんでも無理がある。 ま、そーゆー作品なんだから仕方ないけど、ミスキャストかな、と。 たしかに、ミステリー的には身を任せて観てて、ほほうとは想いましたが、だんだんウソでしょ?とか被害者に同情するキモチが薄れていく邪悪・粗悪ぶりで、トリックを確認するために2度目の鑑賞をする気がおきないレベルでした。 内田理央さんの『身許のわかるものは全部処分しときました』って台詞にはゾッとしましたけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-18 04:12:46) |
744. ぼくらの7日間戦争(2019)
《ネタバレ》 大人に立ち向かう子供たちの宣戦布告から何年経ちましたかねえ。 このアニメを見る世代は、実写版とゆーかオリジナルを知らないだろうし、誘導されていまさら観るようなものでもないだろうし。 ならばやはり昔を懐かしんでみるものか? (宮沢りえさんの仕掛けもあったりしたわけだから) でも、まぁテーマを『勇気』としてみるのならば、それなりに見せ場はあったのかな。 SNSに押し潰されそうななかの大カミングアウト大会こそが、見せ場だったのでしょう。 それもこれも挿入曲SEVEN DAYS WARでうたいながらノスタルジーに浸るおっさんのマインドの成せる業か? [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-06 03:55:56) |
745. AI崩壊
《ネタバレ》 逃亡者的なアクション要素をいれるくらいなら、いっそ対ハッキングだけで描いたほうがドキドキしたかもしれません。 とにもかくにも、映画においては『必ず』暴走するコンピュータにそろそろみんな飽きてきているのでは? 警鐘にもならない。 人工知能につくらせたんじゃないか?と疑う出来映えでした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-14 06:13:36)(良:1票) |
746. ロボコップ(2014)
《ネタバレ》 ウイーン、スチャ、ウイーン、スチャって動かない滑らかなロボコップなど、ロボコップではなーーい。 は、置いといて。別解釈のロボコップというものに興味をもったのは偉大なオリジナルがあったから。 悪い奴がロボコップをつくってるんだから、仕方ないよねってのもあるけど、最後はなんだったの? 跳弾でやっつけたのかな?フラグありました? スッキリしない悲哀に満ちたロボコップは少しばかりバランスが悪かった。 監視カメラ、履歴検索などっで犯人を瞬時に追い詰めていくスーパーコップなのはよかったけど、もう少しこうアナログにすごいところが欲しかったな。本人が誇らしく思うような何かが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-17 23:07:27) |
747. ジョン・ウィック:パラベラム
《ネタバレ》 結構エグ目のアクションシーンはシリーズの定番として、お馬さんや、ワンちゃんとのコラボはなかなか面白かった。 ただまぁ、内容は、驚くほどありません。 追放処分、賞金首を解除してくれと、暴れまわります。 やめろー、殺さないでくれー、って駄々こねながら殺しまくります。 妻との思い出は、刺客の人生やなんやらより、最優先事項で、省みる必要はまったくないといった清々しさで「これで、いいのだ」とバカボンのパパの名台詞さえ彷彿とさせる勢いです。 もしかしたら、これは最終的にシリーズ1の時のユメ落ちなんじゃないかと疑っております。 もしくはモーフィアスとの仮想現実なのかとも。 とにもかくにも、既得権益を手放さない輩の、俺はルール破るけどお前らはダメだの応酬に、はいはい気が済むまでどーぞー。といった諦観なのでありました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-15 20:24:30)(笑:1票) |
748. ロボコップ3
《ネタバレ》 地あげに絡んだ悪徳企業の企みに住民やロボコップたちが巻き込まれていくお話。 和製ロボコップを携えて現れた日本企業の日本語は向こうの作品の割には意外とまとも。 あと和製ロボコップのインターフェースがカタカナだったり、芸が細かい。 詳細は不明だが和製ロボコップことオートモを演じたブルース・ロックさんはなかなかかっこ良かったですね。 ただもう、あとは酷いもんです。 アタッチメントで空を飛ぶとか、マジ、おもちゃ会社のスポンサーでもついたんでしょうか? その辺は悪ふざけで目をつむりますが、和製ロボコップで、核の自爆装置とは、笑えねーぞ。 半径20米くらい影も形もないとか寝ぼけたこと抜かしてたのも、存外カチンときましたね。 銃すらやめられねえんだから言っても無駄か。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-10 07:38:41)(良:2票) |
749. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 あぁ置いていかれたなぁ、今回は。 キャラクターの個性を感じさせてくれて、いよいよと思ったら、なにやら不穏な空気。 童謡・唱歌今日の日はさようなら、翼をくださいは独特の世界観に引いてしまいました。 おもいっきり独特の世界観を走ってるので、お見事なんですが、わたしの口はあんぐり。 ぼくは何を思えばいいんだろ?的な。 これが万人受けするとは意外だなぁとおもいつつ、次の続編に進まざるを得ませんね、こりゃこりゃ。 [地上波(邦画)] 5点(2020-11-01 01:51:28) |
750. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 奇跡的にこれまでまったく触れることがなかった、といっていいぐらい周りはみんな観てたので、いまさら感満載で触れた感想です。 独特な東京。もうこれが当たり前の世界で、自分の居場所を求めるシンジ君。レイちゃんはわけしり顔で、まだまだこれからってところで終了。 レギュラー放送の縮刷版って感じなのかな。3作一挙放送の第一弾のみを観た段階でのレビューです。 続きを見るのが楽しみではあります。 [地上波(邦画)] 5点(2020-10-31 22:08:13) |
751. 屍人荘の殺人
《ネタバレ》 原作読んでません。 映画を観終わった後にみなさんのレビューを拝見して、少しだけ納得。 たぶん悪気はないんでしょう。 作りてはもちろん原作を把握してるでしょうし、だから映画化してるんでしょう。 ただわたしみたいな映画でしか作品に触れない人間には、この作り方はキビシイ。 割愛するところはかならずでてきます。 そんな制約の中で、映画として面白い、意味があるものをつくってもらわないと。 『わかるよね?』でこられてもわかりません。 中村倫也さんの扱いが、本当に不気味である意味ゾンビより怖かったです。 サスペンスなのか、ホラーなのか、コメディなのか、なんなのか。 どう見ていいのか、どう見てほしいのか、それこそまさに絶妙に『謎』でした。 そんな風に迷子になったわたしとしては、浜辺美波さん、山田杏奈さんを愛でるという楽しみ方しか残されていないのでした。。。 そこは十分楽しめましたが(笑) [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-20 03:52:53) |
752. 獣道
《ネタバレ》 オリジナルの感じが良かったですね。 この先どーなるかわからない感じがたまらない。 はちゃめちゃな感じでも、クスリと笑わせてくれても、しんみりさせてくれてもいいよと、委ねられる感じが心地よかったです。 伊籐沙莉さん目当てで観ましたが、彼女の魅力が全開だったか否か、見終わって直ぐの今はよくわかりません。 ただこれからも注目すべき女優さんであることは間違いなさそうです。 でんでんさん広田レオナさんは相変わらず強力ですね。 ホント関わりたくないオトナ達ですが、映画ではたまらなく魅力的です(笑) あと意外と(っていっちゃ失礼ですが)アントニーさん良かったですね。 わりとへんてこりんなお話だっただけに、今回のキャスティングはお見事だったかなと。 あ、須賀健太さんもまーまー良かったですよ。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-09-19 04:33:30) |
753. 陽気なギャングが地球を回す
《ネタバレ》 それぞれのキャラクターの背景がわからないから、ホントにふざけてるだけに思えてしまうのが惜しかった。 なかなか魅力的な面々なんだけど、心から応援できない。別にギャングだからってわけじゃないですよ。 と、まぁ惜しいんだけど、伊坂ものとしてはよかったような気もしました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-17 23:35:12) |
754. IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 前回の少年少女時代から27年後。 このシリーズを見てる時の『怒り』ってなんだろう、と考える。 とにかくこの姑息で卑怯なピエロのやり口が許せない。 怖い怖くないは二の次、悪趣味な理不尽にただただ腹立たしい気持ちにさせられる。 その描写は素晴らしいものがあり意欲はもちろん感じるんだけど、果たして向き合うべきテーマなのかと。 鑑賞前にきになっていた上映時間に関しては、意外と大丈夫だった。やはり前作の下地に助けられたか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-13 00:58:28) |
755. 見えない目撃者(2019)
《ネタバレ》 題材もいいし緊張感をもって観るには、これぐらいのお話のほうがいいのかもしれません。 、とはならんよ。 いくらなんでも。 リメイクなんですって? なら、仕方ないでしょうけど。 目が見えないというハンデと、事件への関わり合い具合がアンバランスすぎる。 なんとなく成立してるように見えて、無茶苦茶な映画っていうのは、 あからさまなSF映画やホラー映画よりタチが悪いというかレビューしづらいなって感じました。 なんかスキキライで言ってるわけじゃないんですけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-29 20:36:10) |
756. 死霊のはらわた(2013)
《ネタバレ》 リメイクなんてあったんですね。 リメイクって言っても小屋の床下への蓋くらいじゃない?おなじなのって(笑) ま、あんな間取りつーか蓋のある物件に実際出くわしたら、やるでしょうよ、はらわたごっこ。 ま、そんなこと置いといて、どんだけ怖いのかと思って観てみたら痛い映画でした。 『痛い』って言ってもおバカなってよりも、額面通りの痛さのほうの。 最初はやたらベシャベシャ、ジャージャー、ゲロゲロと汁が出るなと思ってたのですが、途中から注射器攻撃、釘攻撃で先端ちょっと恐怖症のわたしとしては『やめてー』って感じの痛さ爆発。怖くないです、はい、痛いですw 怖さで言ったらジャブ抜き治療であんなわけのわからん小屋に籠ろうっていうあいつら5人の危機管理能力の低さとでも申しましょうか。 呪いの書をご丁寧に読み上げたメガネくんは、どんだけ痛い目にあっても『そりゃ、きみ仕方ないよ、きみが呼んだんだから』的な感情を否めないというか、それも楽しみかたのひとつかなと。 ま、目一杯グログロしく散らかし回って、プロ野球の優勝→ビールかけ騒ぎかと思いましたわ。 現実の世界で猟奇的な殺人事件が起こったときに、こーゆー作品がやり玉に挙げられる時代がありましたが、なんともアホな発想だなと思えますね、今となっては。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-28 07:10:45) |
757. ジャンパー
《ネタバレ》 『ジャンプ』とゆー特殊能力の表現は素晴らしかったですね。映像化するのって難しいと思うし、フツーじゃ絶対行けないようなところ(CG?)の画ヅラも新鮮でした。 ま、何処にでもビュンビュンサクサク行ける能力なわけで、そんなの身につけたら歩かねーわな。かったるくて。 ってまさに映画としての内容もそんな感じ。 見せたい画にとらわれて善悪などの感覚が地についてないこと甚だしい。 ミュージックビデオとかなら、それでもいーんでしょうけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-25 13:46:28) |
758. 大脱出3
《ネタバレ》 「1」と繋がってます。逆恨み大暴れ君にキツイお仕置をするストーリー。 カンフーとボクシングと喉切りのアンバランス加減がなんとも。 ヒロインがかわいくないのもおしゃれといえばおしゃれ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-26 20:34:25) |
759. 記憶にございません!
《ネタバレ》 いかにも三谷幸喜っぽい映画を、当のご本人がおつくりになったような印象。 劇中の総理が記憶をなくして良い政治家に生まれ変わろうとするあたりは、「ギャラクシー街道」とかつくっちゃって貶めた評判を、あの時はどうかしていたんだと、取り戻そうとしているかのように感じたのは少々うがった見方でしょうか。 いずれししても三谷節を若干取り戻してはいるが、昔のような面白さは感じられなくなったしまった。 善悪の表現があまりに表層的でアクセントがないためでしょうか。 リーガルハイとかコンフィデンスマンJPの古沢良太脚本なら、もう少し違ったつくりになったような…。 なんて他人を引き合いにレビューするには良くないなと思いつつ、それも時代の移ろいかなぁと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-25 09:29:33) |
760. みんなのいえ
《ネタバレ》 妥協だらけの家作りをユーモラスに。 たしかにいかにも日本的なといいますか打算的感じがこの作品の味なんだと思う。 当時はそれが面白いとも思いましたし。 ただ、20年も経つと、少し別な印象。 この映画のように田中邦衛さん:唐沢寿明さんのチカラ関係が9:1では、さすがにこの時代笑えない。 折り合いをつけるって日本の様式が壊れ始めたのかもしれませんね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-20 03:39:40) |