61. デモンズ2
《ネタバレ》 前作に引き続き、今作も「特殊メイクの宴」といった感じで目を楽しませてくれます。 ただ、スプラッター的なグロさえげつなさは前作の方が上でしたね。 今作は映画館からテレビに変わってますが、基本的なストーリーはほぼ同じです。 デモンズさんが「んに〜っ」とテレビ画面から出てこようとするシーンは、 貞子よりももっと前にこんなことしてたんだと感心いたました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-19 11:32:04) |
62. デモンズ
《ネタバレ》 イタリアは70年代から80年代にかけて、独創的なホラー映画が多数作られていましたね。 本作は一言で言えば「特殊メイクの宴」といった感じ。 次から次へと、実に凝った作りの特殊メイクが披露され、そのクオリティの高さに目を惹かれます。 血まみれスプラッターで赤色というだけでなく、感染者は口から謎の緑色の液体も出してきてその色彩感がまた時代を感じさせます。 ナウい系統の若者たちやサイバーパンクな若者たち等、80年代のファッションもまた懐かしさを感じさせてくれます。 バイクと日本刀で敵をバッサバッサと倒していくヴィジュアルがなかなかに格好良かったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 17:19:36) |
63. ヴィーガンズ・ハム
《ネタバレ》 ヴィーガンのお肉は美味しい、、、とは実にブラックユーモアですねぇ。 とてもシンプルなお話でサクサク進みますからどなたにもお勧め、、、は無理か。 最初に旦那さんが人肉のことを奥さんに告げたら、嘔吐でもするかと思いきや旦那にも勧めようとするくだりで笑っちゃいました。 不仲だったが二人が、一緒にハントするようになってみるみるうちに夫婦仲が良くなっていくのもまた面白い。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 10:52:42) |
64. 銀座カンカン娘
《ネタバレ》 1949年の時点でこのようなミュージカルコメディが作られていたなんて。 ほのぼのとしていて、いま観ても十分に楽しいですよ。カンカン娘のメロディがいつのまでも耳に残ります。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-17 13:11:17) |
65. 東京のバスガール
《ネタバレ》 ストーリー自体はお世辞にも面白いとは言い難いんですが、バスガールの美しい歌声、「発射オーライ、明るく〜明るく〜」って、 いつの間にか自分も歌いたくなるようなメロディと歌詞。そして50年代の東京の街並みですね。 映画というよりは資料映像みたいな感覚で見ちゃいました。 自転車二人組のシーンはチャップリン喜劇みたいな雰囲気出てましたね。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-18 13:09:36) |
66. 地獄へつゞく部屋
《ネタバレ》 お屋敷の風貌が、なんだか旧帝国ホテル風と言いますか、フランク・ロイド・ライトっぽくていいなぁなんて思いながら観てたんですが、 それに対して生首であったりラストの髑髏であったりの作り物の作り物感のすごいことすごいこと(笑)。 女性陣は絶叫してますが、いや作り物って分かるやんなんて思っちゃいました。 このお屋敷で一晩過ごせたら百万ドルといういわばワンシチュエーションスリラーで、 50年代にすでにそういうのが作られてたんだなとその先進性は買いたいです。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-07-17 13:43:51) |
67. 水のないプール
《ネタバレ》 途中から短髪になるあたり、これは変態版タクシードライバーなのかなと思いました。 令和の時代にはなかなか作れそうにない内容ではありますが、内田裕也は妙にハマり役と言いますかリアリティがあるんですよね。 クロロホルムを部屋に流し込んであんな風に眠らせられるのかは正直疑問ですけど、裕也のリアルな変質者風情がそれを凌駕してくる。 しかし被害届を取り下げるのにはずっこけました。これはうだつの上がらないおっちゃんが 水のないプールの中で寝て見ていた理想の夢みたいなもんなのかなと思いました。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-07-16 10:58:15) |
68. ドレミファ娘の血は騒ぐ
《ネタバレ》 シュールな実験ポルノ映画、といったところでしょうか? 荒削りで突拍子もなく、脈絡もなければ意味も分かりませんが、なんとも言えない不思議な魅力漂う作品でした。 とはいっても万人には受けません。100人見たら2人くらいが好きになる感じですかね。 ポルノというよりはコメディかな。時折失笑しちゃうシーンがあります。 頻繁に挿入される音楽的要素はどんな意味があるのだろう? [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-07 16:22:49) |
69. 絶唱(1975)
《ネタバレ》 う〜ん、純愛を描いたのでしょうか。 しかしお葬式の後の結婚式は、個人的には少々不気味でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-07-07 13:37:01) |
70. 口笛が流れる港町
《ネタバレ》 いぁ完全にウエスタンですね。西部劇をそのまんま日本に持ってきて繰り広げられる。 鉱山に始まり鉱山に終わるヴィジュアルもまたウエスタンを彷彿とさせるものがあります。 仮面ライダーっぽいマフラーを首に巻いて相棒のギター片手に歌うたう洋装もまた面白いです。 殴り合いのシーンの寸止め&当たって無さ加減は気になりましたが(笑)。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-07 10:11:15) |
71. ゴジラ対ヘドラ
《ネタバレ》 いやぁ、これは奇作ですねぇ。公害問題をテーマにしてるんだけど、それがあまりにもド直球なんで 「あれ、自分はEテレ見てるのかな?ゴジラの皮をかぶった教育番組見てるのかな?」みたいに思っちゃったり。 謎のお姉さんが歌う怪しげな歌に怪しげなアニメーションがたびたび挿入されて、それがまたサイケさシュールさを加味してるんですねよねぇ。 ストーリーはともかく、ヘドラの独特なヴィジュアルは嫌いではありません。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-04 13:28:20) |
72. 青春の鐘
《ネタバレ》 型破りな家庭教師が受動的な少年を心を開いていく。その家庭教師に少年の姉が想いを寄せる。 その様子を見た母がある提案を、、、、というところまでは結構面白かったです。 終盤の展開が少し突破な気もしましたが、松原智恵子の綺麗さは終始変わりありませんでした。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-02 11:00:09) |
73. 美しい暦 (1963)
《ネタバレ》 なんというか、ささいなと言いましょうか、こじんまりとした平和なお話だなと。 全体としてやはり時代を感じさせる。舞台の要素を見て自らジュリエット役になって夢想するシーンなんて可愛らしいなと思うし、 その舞台を見て泣いちゃう先生もまた可愛らしい。「自分たちはまだ子供なんだ」ってチューするの止め木に登って歌い出すなんて なんじゃそりゃって感じですけど、そんなうぶさが可愛らしい作品でありました。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-30 16:35:33) |
74. ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ<TVM>
《ネタバレ》 ガーゴイルさんたち、完全に着ぐるみなもんで、中に人がいるなぁと思っていたらとてもじゃないけど見れたもんじゃないです。 これはガーゴイルなんだ !って目で見ればまずまずです。特に顔の特殊メイクはクオリティ高かったかもしれません。 でも途中から英語喋り始めたんでなんだか親近感湧いてきたし、卵をナデナデしてるシーンなんかは可愛らしさも感じちゃいました。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-06-27 17:34:40) |
75. ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲
《ネタバレ》 紛れもないZ級映画でしたね。陸に上がって襲ってくるサメちゃんがあまりに手作りすぎると言いますか、 仮装大賞ばりの代物でして、そのサメちゃんの主観視点、ショボいヒレや顔のアップ、襲われる人、飛び散る血のりのワンパターン。 お話も信じられないほどつまらないので1点にしようかとも思いましたが、フカヒレ野郎に変身するくだりだけちょっと笑ったので2点にしました。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-23 15:30:57) |
76. 学園広場
《ネタバレ》 勇者の帽子とかいう謎の風習をめぐるしょうもないお話ではありますが、 ヌード画についてこの街にはふさわしいか相応しくないかだの、女学校の生徒たちが帽子についての快活な意見であったり あとはアベック歌合戦?とかいう催し物とか、この時代の男女の青春を窺い知れるほんわかコメディだなと思いました。 バイクとトラックの追いかけっこシーンの編集はシュールすぎて面食らいましたけど(笑)。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-23 14:06:21) |
77. いつでも夢を(1963)
《ネタバレ》 1963年の作品ということで、みんなの思い、葛藤、願いの描き方や演技の仕方が素直だなと思いました。 昔の青春邦画は「すれてない」印象。 こういう、すれてない素直な描き方を思い起こすためにも昔の邦画はたまにでも見るべきだなと思いました。 ストーリー云々よりも、美声がすぎる橋幸夫の神童っぷりと昔の東京の風景が印象的でした。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-20 16:38:08) |
78. 恐怖の洞窟
《ネタバレ》 いや〜、これは本当につまらないですねぇ(笑)。 80分が倍の時間に感じられるほど。セリフも展開も退屈だし、 特に中盤からの一人でやってきたおばちゃんのターンはめっちゃ長く感じました。 本来なら5年ぐらいで描けそうなことをなんとか引き延ばして長編映画にしようとしてるみたいな。 怪物さんもほとんど出番がなく、着ぐるみ過ぎてただただショボいだけです。 てか最後のEND?とはなんなんでしょう。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-17 12:47:30) |
79. 柴公園
《ネタバレ》 柴犬が可愛いだけのワンコムービーなのかなと思いきや、いやまぁ柴犬は確かに可愛いんですが、 ほっこり系の緩いコメディ映画でしたね。 コミュ障の人たちの仲を結果として柴犬たちが取り持ったような感じ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-06-16 17:44:56) |
80. 金星ロケット発進す
《ネタバレ》 1959年製作、東ドイツ&ポーランドによるSF映画。いやぁ実に興味深いですねぇ。 今でこそ金星は灼熱の死の星であることがわかっていますが、分厚い大気に覆われていて地表が見えないので 想像力が掻き立てられ、1960年代ぐらいまでは金星には金星人の都市があるんだとか太古の地球に似ていて恐竜みたいなのがいるんだとか 真面目に考えられていたんですね。ソ連の探査機が70年に史上初めて軟着陸に成功して イマジネーションを自由に行える場としては終わりを迎えますが、本作のように50年代にはこういうSF作品が作られておりました。 本作では舞台が1985年とのことで、印象深いのは人種多様性が担保されてると言う点。 ヒロインは日本人が務めていて、なかなか先進的だなと感じました。これは本作の結末、つまり金星文明が地球を攻撃しようしているうちに 自国の武器で全滅した様を教訓に自分たちは平和に行こうぜというメッセージと繋がっております。 クルーを複数名失い、謙虚なラストを迎えるのもまた興味深く、50年代にこんな作品が作られてたんだなぁと感心いたしました。 金星の荒涼とした風景が印象的でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-14 11:40:31)(良:2票) |