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61.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
日本人であれば誰もが感じるであろう矛盾で、指摘すればキリがないりのでしょうが、それにしてもサムライが列車を襲う…と言うのは、サムライをインディアンか何かと勘違いしてるのでは…と、アメリカ人の日本への認識のアマさを思わず疑ってしまう。アメリカ人には、サムライをインディアンのレトリックに置き換えた方が伝わりやすいからそうした設定にしたのでしょうが、一緒にするな!…と言いたい。所詮は歴史の無い国が憧れだけで創った映画に過ぎません。たかだか200年余の歴史しか持たないアメリカが創ったとて、主人公になんの葛藤も持たせないまま安易に和の心を理解させてしまうのはいかがなものか。「切腹」の映画が公開された頃、やはり非人道的に捉えた外国人はなかなか理解できなかったもの。目の前で繰り広げられる殺生を行うサムライの姿に、そんなにカンタンに理解出来るものなのか…疑問。全く意味の無い死を並べ立てて、これが“武士道”だ!…と言われても、サムライが単に野蛮で非人道的な人種にしか見えません。何度かのチャンバラで真田広之扮する氏尾がネイサン・オールグレン(トム・クルーズ)に唾吐き・足蹴りは、些か“武士道”に反するのでは?…と失笑。こうした矛盾で、やたらに連発される“武士道”が一人歩きし過ぎて、一体何がそうで何がそうでないのか…と言う事を、正しくキチンと伝え切れていないようにも思える。同時にここまで“武士道”を考える契機になった意味では本作の貢献度は高いかもしれないが、個人的にはあまり評価したくない映画。例のクライマックスの軍隊VSサムライの異様な光景にはただ閉口。ラストで、何故かネイサン・オールグレンだけになかなか弾が当たらない…と言うのが是また不思議で、そのアメリカ人がたった1人だけ生き残る…だなんて、どこまでもご都合主義な展開に一気に興醒め。ラストで、日本人から何故“武士道”が失われたのか…と、アメリカ人に言われるまで落ちた日本文化。大体、日本に西洋文化を持ち込み失わさせたアンタに言われる筋合いは無い! 個人的にはご贔屓な役者陣がハリウッド作品で演じる…と言うだけで高評価にしてしまいそうですが、それのみで評価するのは武士道ならぬ映画道に反する気もするので、あくまでも作品の陳腐で浅い内容に客観的な評価と言う事で採点。
3点(2004-06-23 18:59:30)(良:7票)
62.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 
まさか栄光の“ヤキニクロード”の先にあるものが熱海とは…(笑)。熱海を良く知る者として、見慣れた景色の数々に複雑な思いで観てしまいました。背景は実に良く描かれていて細かく丁寧な描写。熱海ビーチラインから熱海サンビーチ・渚町・和田浜南町を目の前にして「おおッ、熱海だ!」を連呼してしまいました。しかも、敵のアジトがアタミロープウェイの上にあったとは、知りませんでした…笑(確かあの上は“秘宝館”だったような)。ストーリー的にはめちゃくちゃで前作・前々作を真っ向から裏切る(?)ような内容。熱海を目指すその目的の理由になんの脈略も無く、ただ突っ走るストーリーは正直面白くなかったですね…(苦)。しかし、ヘンな所で凝ってる演出の多々。埼玉の(?)“タマちゃん”登場で、こおろぎさとみさんの配役とは…。「少年アシベ」でゴマちゃんを演じたパロディでしょうが、そんなものは普通では分かりませんよね。肝心の映画の方は、全くの菜食主義にて焼肉がキライな自分にはなんの感情移入も出来ずに終わってしまった。BSEの牛肉問題と衰退する熱海の合わせ技で、貢献度は大きいかも…?
3点(2004-04-12 23:59:03)
63.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
ビル・マーレー演じるボスレーをチャーリーだと今まで思い込んでいた程、TV版を含めて予備知識ゼロの私に本作が楽しめるのか…観る前はかなり不安でしたが、それなりに楽しめました。3人のコスプレに終始した内容も、目の保養になれば許せます。…ただ、先の意見同様、やはりハシャいで騒いでワァ―ワァ―言っている彼女たちを客観的に見ると幻滅する(特にナタリー)。やはり、知的で教養に溢れる女性3人組として描き、マジメなアクション映画に仕上げて欲しかった気はする。この有り得なさとバカバカしい程のノリノリイケイケ映画も、やはりBGMの良さは一目置きたい(そう言えば“ディスチャ”はいずこへ…?)。そんなアホな!…と連呼する事間違いナシのデフォルメ演出の多々はやはり一喝したい所。 
3点(2004-03-09 01:54:27)
64.  ドラえもん のび太とふしぎ風使い 《ネタバレ》 
偶然フー子がやって来て、偶然“風の村”に行き、そして偶然風の民に出会い…(省略)偶然ヤクに助けられ全てを教えてもらう。…とまァ、行き当たりばったりに話が進むのでストーリーは希薄。…ただ、台風の子・フー子が可愛く印象に残るキャラで、更にウランダーが乗り移ったスネ夫のキャラがちょっと面白かったり…(でも“ブタゴリラ”はキテレツだぞ…ウランダー)。それにしてもプロット下手すぎ!! 藤子先生だったらこんな話の創り方はしませんな。理由付けが何も無く、のび太達の目的は皆無で行動が定まらない序盤の話運びはいただけません。それに、肝心の四次元ポケットが封印され、ドラえもんの良さが全く活きてない。…どうでも良いが、嵐の民に侵入するのび太達に、そのままじゃ目立つから…と民族衣装。でも、ドラえもんのあの格好は逆に目立つんじゃないのか…?(笑) 唯一、ラストでのび太がフー子にガンバレ!…と言うセリフだけは良かった。クライマックスではジ―ンと来たが、同時に何故フー子のぬいぐるみが燃えないんだろう…と大人気ないツッコミ。とにかくフー子が可愛い…、アンタ…可愛いすぎるよ。
3点(2003-12-25 15:23:21)
65.  犬夜叉 鏡の中の夢幻城
(↓)どうぞ、どうぞ。本作はシリーズ第2作ですね。結構ブーブー文句を言いながらもついつい観てしまう犬夜叉の映画版。神久夜のキャラは、前作の浮いた敵役と違い良かったとは思いますが、やはり配役は声優さんの方が…(声優愛)。かぐや伝説はそもそも時代が違うから、やっぱり浮いて見えると言われればそれまでですがね。ただ、どうしてもオリジナルストーリーに希薄さを感じてなりません。申し訳無いのですが、個人的には短編集“るーみっくわーるど”を映画化した「炎ストリッパー」…おっと違う!「炎トリッパー」や「超女」等々…短編作家と言われる高橋留美子先生の持ち味から比較してしまうと、イマイチ魅力が…。(…再見、出直しました)。個人的にはまだ前作の方が良かったカナ…と。やたら派手な演出は終始同じテンポでやや疲れました。ところで…あッ、お地蔵様がチェリー!!
3点(2003-12-11 18:45:13)
66.  ファイナルファンタジー
ゲームのCG技術は、映画の技術よりも遥かにスゴイんだ!…と言いたい坂口さんの気持ちは良く分かります。実際、実写映像と見違える程のCG表現…と言うか、実写に見え過ぎて全体的に希薄に映る程。実写へ近付くと言う事はそれだけ陳腐になる…と言う事に、坂口さんは気付いているだろうか。リアリティは有って然るべき…、だけどそれが“リアル”で有ってはいけない。何故ならば観賞者の想像力を殺ぎ、断定的に見せてしまうから。ゲームのCG技術と言うものはそもそもゲームプレイを前提に作られたものに過ぎず、映画とは製作意図が根底から違う。マツ毛の一本一本まで“人間の不完全さ”として創り上げる。ゲームならばどれどれ…と自分の意志で(画面をアップして)見る事が出来るが、映画はそういう訳にはいかない。キャラを1回転させ衣装を見る事も出来ないし…、それなのにそんな個体の描写に金と時間をかけるのは全くの無意味。本作を含めゲームCGのその殆どは、実際に人間を動かしてその動作データを基に映像を創る“モーション・キャプチャー”を使っています。つまり、登場人物の全ての動作は実際に誰かが演技したものな訳で…。だったら実写でやってしまえ…と言う話。大体、これの一体どこが“FINAL FANTASY”なんだ…? FFの持つコンポジションを真っ向から崩し、召喚獣やクリスタルの出現しない世界を“FF”と呼ぶのは疑問。“FINAL FANTASY”という言葉には、いつもこれが最後…と言うつもりでゲームを製作し続けてきたスタッフの気持ちが込められたもの…。支えた日本のユーザーとスタッフがが創ったFFを、アメリカを意識する余り掛離れた登場人物に、洋画から引っ張り出して受け狙いに走ったセリフ回しや、難解で説明不足の設定に危機迫る展開等。これならばタイトルを「EIGHT SPIRIT」にでもした方が幾分かマシな気がする。まだ創り続ける!…と言い切った坂口さんに対し、映画業界から撤退し社名を“スクウェア・エニックス”と余儀無くされた元・スクウェアとの広がる温度差。無意味にて無駄なモノに、今までゲームを買い続けた金が使われたと思うと、なんとも歯痒いばかりで有る。…せめて「トイ・ストーリー」の前にやって退ければ、評価は違うものになっていたかもしれませんね…。
3点(2003-12-06 23:59:45)
67.  TAXi2
日本の脚色描写は、どの外国作品も皆“味付け”としか思ってないのでしょう。日本人には嫌われても外国人には大ウケ。それで充分…と言った安易な考えで創るだけ、3流映画。こういう映画を観ると日本はまるでアホな国(苦笑)。まだ作品が面白ければ幾分かマシだが、これがまたクドイ(苦)。感受性・価値観の違いなのか…全然笑えずに終わってしまった…。
3点(2003-11-12 14:28:19)
68.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
期待していただけに、これはあまり面白くなかったなァ…。この映画を観て“ケツだけ歩き”をやってみたけど、30cm進むのに5分かかりました。 
3点(2003-10-26 02:29:38)(笑:1票)
69.  名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
この程度の内容ならば映画化せずともTVスペシャルで充分。シリーズを通してもあまり印象にも残っていないし、推理は単純でストーリーも陳腐で全体的に面白く無かった…(苦)。 
3点(2003-10-11 16:25:08)
70.  ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 
リチャード(レオナルド・ディカプリオ)たちがビーチに辿り着いた時から、アメリカの人気番組「サバイバー」に見えちゃって…(苦笑)。楽しい事だけやって、もうやりたい放題ですな。言っては悪いが、コレは楽園じゃ無くて“快楽園”だって。ちなみに、撮影場所になったタイ南部ピピ(ピピ・レ)島・マヤビーチ。撮影の為に、自生している植物を移動させるは有ろう事か国立公園でもある砂浜を掘って掘って掘り捲り環境に悪影響を与えて、こちらもやりたい放題の20世紀フォックス。映画の内容も、都合が良ければこちらも都合良すぎ。ラストのワンカットも、楽しかった時の思い出…で終わらせて腑に落ちない。しかも、麻薬・殺し・性…明るい舞台とは真逆にブラックなストーリーなので、観ていてあまり気分の良いものじゃなかった(殺すシーンとか…)。ある意味“天国に一番近い島”かも(笑)。結局、夢の楽園なんてどこにもないサ…って事を言いたかったんだろう。そんなの、言われなくてもわかってるのにねぇ。可愛い女の子4人グループ・All Saintsの「pure shores」のテーマソングは良かったが…それだけ。
3点(2003-10-03 23:55:16)
71.  世にも奇妙な物語 映画の特別編 《ネタバレ》 
TV版の4話構成によるオムニバスドラマの映画版。(良かった順から…→)とりあえず、1話「雪山」はまアまア良いが、ちょっと飛行機事故に遇ったわりに元気過ぎる登場人物が気になる冒頭の出だし…。あの4人が山小屋で交代に起こしていくところで、「5人いる!」とストーリーに教えてもらうよりも先に気付いた分、ちょっと面白かったカナ…。宣伝CMから気になっていた中井貴一による2話「携帯忠臣蔵」はそこそこ。素材は悪くなく、その場の流れでどんどん話が進んでしまうキッカケに“携帯”を使ったのはまさにアイデア勝ち。撮り方やテンポも悪くなかったが、最後が呆気無く終わったので捻りを想像した分、物足りないラストだった…。4話「結婚シュミレーター」。もしもこんなヴァーチャル企画があったら、いくらハッピーエンドで終わったとしてもこのご時世、結婚率が圧倒的に低くなるハズ! そんなアヤフヤな物をブライダル業界が提示してくる時点で、全体的にリアリティに欠けて一気に冷める…。大体、“何が現実で、何が架空の出来事なのか”という設定はTV版でも多々有ったので、その見え見えの結末が予想通り。何より一番の駄作は3話「CHESS」。演出最悪、ダサダサのロケーション、辺鄙な脚本に笑わせられる。全話通しても、一体コレのどこが“奇妙”なのか???…疑問。1話毎に失速していくストーリーの内容に、観ている方が恥ずかしくなる。言ってはなんだが、わざわざ映画版を創るほどのものではない。 
3点(2003-08-11 23:56:22)
72.  猫の恩返し 《ネタバレ》 
どこぞのレッサーパンダが仁王立ちしただけで日本中で大騒ぎだったのに、猫が直立して喋るも殆ど動じない主人公・ハル。あまりにもヌルイ人物描写は一喝したい所。主人公はハルですが、結局物語の主役はバロンでした。…なのに、肝心のバロンについては殆どが客観描写で、“猫の事務所”の登場も脈略がない分不明瞭な印象。大体、これがTVスペシャルでなくて映画と云う所が頂けない。全体的な構成は大雑把で荒く仕上がりが悪い。ストーリーの展開も場当たり的で運良く回避して行くだけなので、こう…どこかやっつけ観が漂う。“猫の恩返し”が二重に掛かっている所は面白いなァ…とは思いましたが、如何せん上映時間が短くて肝心な所がみな省略されています。「耳をすませば」で際立ったバロンはキライじゃないので、もう少し時間を掛け個々のキャラクターに焦点を当てて、じっくり描いて欲しかった気はする。早く“脱・宮崎駿(氏)”を掲げて次世代ジブリ作品を確立しないと、この先が心配なスタジオ・ジブリ…(大丈夫か?)。ちなみに、「猫の国」に行った事がありますが、檻で囲まれたヘンな所に数匹の猫がうずくまっている辺鄙な場所でした。
[地上波(字幕)] 2点(2005-08-27 12:51:13)
73.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
“レイボーブリッジを封鎖する”…と言う、あたかもハリウッド並のダイナミック感溢れる副題で客を引き付けておいて、この陳腐な内容は一体なんなんですか…? 出だしは良かった…と言うか、出だしだけ。後は惰性で進むようなストーリーには辟易する…(苦)。観れば観る程あまりにも酷な内容はまるで拷問の様で、描きたい事は元からある「踊る」の構成のまんま基本は変わらず…と言った印象。無駄に長く、無駄につまらない。これならば余程ドラマSPの方が幾分かマシな気がする。“舞台に金を懸けただけ”が、如実に浮き彫りになった低レベルな作品。
[地上波(字幕)] 2点(2005-08-24 12:20:34)
74.  ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説
…まるで拷問にあっている様。もしも犯罪者がコレを観せられたらアッサリ罪を認めてしまうのでは…と思う程の酷な映画だった。もはやバラエティ番組が現存していない為、2作目とは言え今観るとかなり哀しいものがある。エンディングの“ブランニュービスケッツ”の曲も空しい(それに浮いている)。途中までは何故か面白く感じてしまったのだが、あの“ニンジャ・フォース”という言葉が出て来てからが辛い時間…(苦)。どうでも良いが、すぐに気付いた吹き替えのミーナ役の矢島晶子さん。彼女の女性役は珍しい。田村えり子とパフィーぐらいしか知らないので、聞けただけでも良かった。…ちなみにナンチャンの相手役は、ビビアンの方がリアリティがあったのでは…??? (笑)
2点(2004-01-01 22:57:16)
75.  ごくせん スペシャル さよなら3年D組…ヤンクミ涙の卒業式<TVM> 《ネタバレ》 
これはドラマシリーズを観ている事が大前提なスペシャル版。愛すべく3Dの連中に、何の予備知識を持たずして観るとヤケドする。自分は初回から最終回まで観たクチですが、原作がマンガとは言えとても良いドラマだったので期待して本作を観ましたが、ちょっとイマイチな内容でしたかね…。ラストの卒業式のシーン以外、尺が長いわりにダラダラと進むストーリーは1時間でも充分な程。単に彼らの卒業を見守りたい方は良いかもしれないが、個人的には消化不足な作品。3Dを受け持ち、キッチリ卒業させてやるッ…と啖呵をきったヤンクミの言葉通り、最終回からキッチリ1年後の卒業シーズンに合わせて放送したのは、スタッフのこだわりなのでしょう。今度は是非「ごくせん2」として、新たな1Dのクラスを卒業するまでキッチリ面倒を看て欲しいもの。
2点(2003-11-27 21:59:53)
76.  ミスター・ルーキー
“パートタイムの覆面ピッチャー”というユニークな設定に、勝手にコメディかと勘違いしましたが、実際はヒューマンストーリーでした。野球というのは皆で勝つもの。一人に焦点をあてるのが悪い…と言うわけでは決して無いが、どうもピンと来なかった。“阪神の優勝は関東出身者によって齎された”…という設定もいただけません。やはり内容が内容なだけに、関西出身の役者が演じた方が宜しいのでは…(何より長島一茂の演技にはトボしいものが)。でも私にはわかりませんが、両親が標準語でも子供は関西弁になるものなのでしょうか。それとは別に、バースの登場はやはり胸踊りましたね。ラストを観れば…なるほど。“正夢”ならぬ“正映画”ですか(笑)。
2点(2003-08-27 17:24:28)
77.  ドラえもん のび太と翼の勇者たち
逆に「ドラえもん」のパロディとして見れば観れない事はないが、まア、こんなものカナ…。いずれにせよ作品性が薄いので、これならばTVスペシャルで充分だ。わざわざ映画にするほどでもない。藤子F先生が亡くなられてから、このシリーズに何かを期待してはヤボと言うもの…。要はパロディなのだ。どうせ観るなら、パロディとして確立された「ザ・ドラえもんズ」の方がまだマシである。
2点(2003-06-27 22:21:07)
78.  名探偵コナン 迷宮の十字路
バイクのアクションシーンと、極度に落ちるセルの枚数の継ぎ目でアラが目立つ作品。ただの観光アニメならば余程スペシャル版の方が良質。主人公を喰う準キャラ・平次が目立つストーリーもひたすら単調で、TVシリーズでも通じるようなありがちな進行。折角の新一登場も、カットが欲しいだけの演出で期待ハズレ(苦)。ここまで来ると、謎解きも犯人探しもどうでも良くなってしまいます。結局、平次の初恋の相手は…のオチがあまりにもベタ過ぎて観ているこちらが恥ずかしい。 
1点(2004-04-17 17:44:19)
79.  千年の恋 ひかる源氏物語 《ネタバレ》 
敢えて言うなら「紫式部解説付・源氏物語 on the 聖子ステージ・アンビリバボー!」とも言うべきでしょうか(苦笑)。“1000年余も前に書かれた世界最古の小説”も、これでは式部も浮かばれないでしょう…。演出も構成も、全てがトボしいものが有り、これならばTVスペシャルとして放送した方が余程マシとも言うもの。そもそも光源氏役に天海祐希…と言う時点で、“宝塚歴史劇”みたいになってしまう配役にも問題有り。折角女優としてガンバッている彼女を、無理矢理引っぱり出して男役やらせるのはさすがに酷な気がする。それに源氏の戯れをあんな風に演出するなんて…。女性同士だから余計にそう感じてしまうのか。ビックリしたのが松田聖子が唄って踊る場面。その瞬間に一気に興醒め。「ザ・ビーチ」の和版みたいな海中シーンも、水中バレイ団よりもヒドイ。当時のキャッチコピーは「日本映画が世界に誇る、空前の歴史絵巻」だそうですが、良くもまァ、ヌケヌケとそんな事を言えるものだとただ呆れるばかりなり。
1点(2003-12-29 19:59:13)
80.  模倣犯 《ネタバレ》 
ビ…ビックリしました。3…2…1―…発射!! ドッカ―ン! …で、首がフッ飛んだ瞬間…もう唖然(おクチあんぐり)。え…ッ、なんで周りにいた人は無事なんだ…? 首がフッ飛んだ後、目がパチパチしてましたけど…!? 一瞬、ギャグかと思ってしまった(苦笑)。イヤしかし、青い演出ですね。人間が爆発する程の火薬量と言ったら、あのフロアが丸ごとフッ飛ぶぐらいでしょう…普通。それに、無駄な配役を揃えて一見豪華にしている様ですが、どの人物にも焦点を合わせている分、主人公にピントが合っていないし、結局“人間の偽善さ”を表現したかったのだろうが、そのどれもが直接的過ぎて空回りする程に青いストーリー構成。“食”の演出は“犠牲”の対比で、要するに食するが為に生まれる犠牲と殺人によって生まれる犠牲は、どこが違うんだ…とでも言いたいのでしょうか…。大体、孫を殺されていてその犯人の子供を育てるもへったくりも無いだろう。なんて青い人間描写なんでしょう。その何もかもが青く全てをダメにしている。青い…そう、子供のケツと同じぐらい青かった。
1点(2003-12-28 23:28:39)
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