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きりひとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。
もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。
前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。
また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。

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61.  サンダーハート
良質のサスペンスを提供する監督さんであるが、これは少しテンポが遅く、眠たくて、二日かけて見た。謎解きの興味も少しはあるが、スー族の血を引くFBI捜査官が、現代アメリカ社会の片隅に残るインディアン保留地の事件を探るうちに、自らのアイデンティティにも目覚めて行くという、社会派の色濃い作品である。
4点(2004-07-16 06:05:09)
62.  100万ドルの血斗
自動車、オートバイ、新式銃などアイデア満載ながら、いい加減極まる脚本で二大スターの対決を台無しにした、実に興ざめの一作。善良な人間が何人も死んでいるのに、ユーモア西部劇というコンセプトで、みんなが笑っている。そして、命を落すのは使用人、メキシコ人、インディアンと犬。主役一家の白人は何発弾を撃ち込まれても誰も死なない。アメリカ人の人種観が如実に表われた作品である。
4点(2004-07-05 17:24:00)(良:1票)
63.  オペラハット
当時の不況を背景に、おとぎ話のようなロマンスと社会風刺の中にアメリカン・デモクラシーを描くという、この監督の世界。前作の「我が家の楽園」といい、何か最近こういう世界に素直に入り込めない。イラクや地球温暖化等々に見られる今のアメリカの思い上がり、また、人生ってそんな単純なものじゃない、もっと深くて重くて哀しいという思い。
4点(2004-05-30 08:35:13)
64.  真昼の死闘
昔、リアルタイムで一度見ていて、このサイトで少人数ながら評判が良かったのでまた見てみた。最近は結構イーストウッド・ファンなのであるが、この作品は西部劇というより、ガンマンと尼さんのロード・ムービーという感じで、淡々とし過ぎていて余り面白くなかった。ラストの活劇もどんでん返し?も陳腐で、ああそうという感じでしかなかった。
4点(2004-03-20 10:57:39)
65.  ヤング・ブラッド
何度も映画化されているデュマの三銃士であるが、見る価値があるのは、相変わらず美しいドヌーブの容姿のみ、アクロバットのような新趣向の剣戟もそれで迫力が増したかと言えば?が付くばかり、ストーリーも原作をだらだらと追っているだけで新鮮味がなく、焦点もボケている。剣戟が超凄いとか、娘役が超美しいとか、物語がスリル万点とか、何か目玉が欲しいのである。最近、名画ばかり見ているせいか、こういう中身のない娯楽作品はただ興ざめするばかりである。
4点(2004-03-11 10:28:43)
66.  ワンダー・ボーイズ
神童(ワンダー・ボーイ)をめぐる、疲れた男たちの再生物語。LAコンフィデンシャルの監督と神童を演じるサイダーハウス・ルールのマグワイアに期待し、評判も良かったので観たが、全然期待はずれ。二日掛けて何とか最後まで見たが、退屈極まりなく、取って付けたようなハッピーエンドに何の説得力も感動もない。大体、小説家の世界を描いているのに、文学的雰囲気が丸でない。そして、若い二人はともかく、疲れ果てた男女三人に何の魅力も感じられない。シニカル・コメディというコンセプトが上滑りして、全く洗練されていないのである。やっぱり、マイケル・ダグラス主演の映画にろくな物はないなと、改めて思ったことである。
2点(2004-06-27 19:44:29)
67.  リトル・ヴォイス
ひとことで言って映画が美しくない。ヒロインもまわりの人間もみじめったらしくて見ていられない。ストーリーも焦点が定まらず、ラストは尻切れトンボの極致。シネマレビューで結構評価が良かっただけに、ダブルショックという感じ。
2点(2004-03-26 17:39:29)
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