61. 悪の教典
《ネタバレ》 殺人鬼になりきった伊藤英明の怪演と山田孝之のパンティを嗅ぎ分ける特殊能力に注目!!ようはバイオレンス&コメディということです。まともにサスペンスや学園ドラマ、ラブストーリーっていうジャンルで鑑賞すると肩透かしをくらいます。中盤までは非常に退屈ですが、終盤はショットガンでの生徒狩りが開始され、愉快なエンタテイメントがスタート!!神がかった命中率と吹っ飛び具合は突っ込みなし。あれだけの生徒を1人も逃がさずに追いつめるあたりはプロの仕事人であり、ホラー映画のシナリオ。とにかく殺戮シーンにエンタメ性を感じない人は受け付けないでしょう。子供がどうとか言う人は論外です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 14:44:56) |
62. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 言われなきゃ気づかない中島美嘉が登場していますが、不要です。まず、彼女が出演している以外は日本あんまり関係ないしね。「ブレイド」と「マトリックス」の要素が追加されており、目新しさは全くないが単純にアクションを楽しむ目的なら需要があるかな。今更、アリスを人間に戻す必然性も感じないし、時限爆弾の下りもかなり強引。普通腹に連弾打ち込む余裕があるなら。顔に打ち込むでしょうに。さらに首を切り落とすとか燃やすとか・・・。まぁ~ゲームをしてる感覚だと思えば許せるかも知れません。個人的にKマートもっと活躍して欲しかったな。 [地上波(吹替)] 5点(2013-05-11 04:20:38) |
63. ラモーナのおきて
《ネタバレ》 セレーナ・ゴメス目当てでの鑑賞。ファミリー向けの作品なので、期待はしてませんでした。可もなく不可もなく、ただただ子供に見せるだけの作品。セレーナがもうちょっと活躍してくれたら良かったのに。ジニファー・グッドウィンという女優が思いのほか気に入りました。そこそこの年齢の方ですが綺麗で、他出演作品をあさってみようと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2013-05-06 23:50:10) |
64. キンダガートン・コップ
《ネタバレ》 「ラストスタンド」公開のの流れで地上波放送がありましたので、鑑賞。やはり1990年の作品ということで作りが古臭い。子供好きには良いかも知れないが、アクションやコメディ感覚でまともに見るとかなりキツい内容。犯人親子の存在感は皆無だし、パメラのゲロゲロシーンなんか本当に必要だったのかな。カットして特典映像で良いでしょう。子供のキャラをだして、コメディ色全開にした方が面白くなったかと思いましたね。ちなみに少しだけですが、オデット・アナブルの子役時代が見れます。ファミリー向けで男の一人鑑賞には向きません。 [地上波(吹替)] 4点(2013-05-03 01:45:03) |
65. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 上戸彩は可愛いです。ただ、ストーリは特筆したところはありませんでした。なんだろう、中途半端に現実離れしていて感情移入できません。定期的にTVで放送しているアフリカの民族や島国の方が日本に来る番組の方がリアルで楽しめます。そもそも温泉の効能を疑ってる私には、戦地で負傷している兵士にあそこまで効果的に作用するというのが信じられなかったです。金になるからでしょうけど、続編は必要ないと思います。 [地上波(邦画)] 5点(2013-05-02 14:55:49) |
66. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 2度の鑑賞でなんとかストーリーを理解しました。「007」シリーズのファンである私には少々、渋すぎではあるが雰囲気は好きです。ただ、1度目の鑑賞時はあまりの説明不足で付いていけませんでした。小説を事前に読んだ方が良いタイプの映画かも知れないですね。非常に巧みで面白い映画ですが、ゲイリーのファンだからという理由で鑑賞等、一見さんにはお勧めしません。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-28 17:43:35) |
67. 別離(2011)
《ネタバレ》 人生の中で、イラン製作の作品なんてほとんど観たことありませんが、非常に完成度が高い。日本の得意とするどろどろの人間関係を上手く表現しています。それに加え日本にはない男尊女卑、宗教、貧富の差等も絡めており、観客を飽きさせない内容。両者とも自分を守りたいだけなんですが、ほんと問題が山積みで終始口論。エンディングもなかなか渋い。気になるのは家庭裁判の行い方です。あのスタイルは日本ではまったく受け付けないでしょうね。ただ、処理は速そう。外国映画として話題になった作品ですが、レンタルショップには1本だけとあまり力を入れていないようなので、一見さんは手に取らない作品なのかも知れない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 12:27:18) |
68. ブラック・スワン
《ネタバレ》 もはやサスペンスを超えてホラーの領域。痛々しくて見てられない映像。ナタリーの黒鳥の演技・・・圧巻です。中盤からのエンディングまでの画面に釘付けで目が離せない。逆に白鳥の演技はどうだろうか。ほんと苦しい表情で綺麗とは言い難く優雅さもない。白と黒のメリハリをもう少し付けて欲しかったかな。世界観や痛々しい映像は好き嫌いが分かれるでしょう。それでも徐々に壊れていくミナを見事に演じきったナタリーを拝むだけでも損はしません。余談ですが、メンタルの弱さ・険しい表情・風貌は安藤美姫を彷彿とさせますな。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-04-27 03:55:08) |
69. 八日目の蝉
《ネタバレ》 結論からいうと「男性に対しては、不倫は駄目!女性に対しては子供は大切に育てましょう!」というのが残りました。誘拐は犯罪ですが、希和子の愛情は本物で小さな子供の心に宿る。永作さんの熱演で母親の愛情というものが、心底伝わりました。エンディングは希和子との再会まで繋げて欲しかったかな。これはこれで良いのですが、どうも何かがスッキリしない。それと、たった一人作品の雰囲気をぶち壊す迷惑な俳優がいる。「キス我慢選手権」を作中で行った劇団ひとり。彼はほんとコメディ以外の作品には出ないでほしい。演技がオーバーでほんとコントを見ているようです。重要な人物でもないので無名の俳優で十分。だれが劇団ひとりと井上真央の野獣キスシーンなんか見たいんだよ。バラエティでも勘弁。ほんと永作さんの細かい感情を表現する演技は素晴らしいので観る価値はあり。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-26 03:21:19)(良:1票) |
70. ネイビーシールズ(2012)
《ネタバレ》 「Newsweek」でいつの日か特集されていたので鑑賞。リアルな部隊、リアルな武器ということで、少し期待していました。確かに水面下での作戦や銃の鳴り響く音なんかは凄くリアル。Newsで観た、手りゅう弾に被さった英雄の話が盛り込まれていました。人の為に我が身を捨てる覚悟はなかなかのもの。残念な点は登場人物が判別つかない事と、妻との絡みなんかも今作は不要のように感じます。軍事マニアなんかには美味しいかもしれませんが、いち映画としては引き込まれる事無く、凡作。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-04-23 16:58:31) |
71. SHAME -シェイム-
《ネタバレ》 SEX依存症と恋愛依存症のキャッチコピーを真に受けると肩すかしをくらいます。恋愛できない男と寂しがり屋の女の子の話です。終始、重たい空気が流れていますし、濡れ場はそんなにないですよ。ファスベンダーの生気のない顔とキャリー・マリガンのセミヌードに関心がなければ見る価値はありません。キャリーの胸の型崩れ具合はある意味びっくり。同じ病名でもタイガー・ウッズとは別もの。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-21 18:18:43) |
72. ヴァンパイア(2011)
《ネタバレ》 いや~こういうヴァンパイア映画は斬新ですよ。ただ、それだけです。2時間に渡るゆったりした映像と音楽は、退屈としか言いようがない。生々しい映像も繰り返されると飽きてしまいます。そもそも「モールス」のような少年少女の恋愛映画と勝手に想像していたので、まったく作品に入り込めません。しいて言うならアデレイド・クレメンスとの絡みは良かったかな。綺麗な女優さんですし、今後にも期待。蒼井優は当初、浮いているんだろうなと思っていましたが、意外と馴染んでいます。しかしながら、物語に深くかかわる人物でもなく、動きませんので居てもいなくても作品になんら影響はないですね。パッケージで借りてしまった感がありますが、お勧めはしないです。 [DVD(字幕)] 4点(2013-04-20 12:27:27) |
73. チャット ~罠に堕ちた美少女~
《ネタバレ》 チャットという視点から最近のネット犯罪を取り上げています。チャットが画面上に表示されるスタイルは少し斬新。学生の頃は「体験人数は?」、「何人と付き合った?」とよく話のなかにでてきましたね。周りのブームに乗っからないと仲間外れになるし、加えて両親の監視がうっとしくなる時期です。そのバッドタイミングを狙った犯罪。ただ、合意の上ですから・・・レイプというのはしっくりこない。まぁ駄目なものは駄目なんでしょうね。父親の独りよがりの行動はなかなか腹が立ちます。この手の人間はほんと受け付けない。娘の「父親絶交」から「父親許す」の過程が強引すぎます。仮に私ならそうはならないでしょう。さらに言えば、娘の「レイプと違って合意の上」から「レイプされた」って心の変わりようも強引で不自然。ネット犯罪を取り上げているので、中高生に見せると意外と為になるのかも。で、日本でもこの手の犯罪は問題になってますし、しっかり宣伝して公開すれば、もしかしたらプチヒットしたかもしれないですね。最後になりましたが、ラストのファミリービデオはかなり悪意がありますな。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-19 16:48:03) |
74. ヘルプ 心がつなぐストーリー
《ネタバレ》 「うんこ入りパイ」の強烈な記憶だけが強く残る。ヒリーの気持ちが分からなくもない。生理的に受け付けないというか、なんとなく嫌いなものは嫌いなのです。思春期のいじめみたいなものが大きくなっただけの話。で、あそこまでヒステリックにはならないが、軽い潔癖症である私にはトイレを別に作るっていうのも分からなくないですね。娘がパパのパンツと一緒に洗うのはやめてと同じ。と言っても、私は差別主義者ではないのでラストのスッキリした締め方は心地よい。あと、エマのファンなら見ても良いんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 5点(2013-04-18 17:37:48) |
75. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 ピラミッドの頂点に君臨する(悪魔でも一部の人たちの中で)桐島が抜けることで起きるリアルな変化を見事に表現されています。まず、学園生活の中で自分がどの位置にいるかを考え、その階級の人物に感情移入できるかでしょうね。訳のわからない痛い活動をしていたのは、私のリアルな世界では演劇部にあたります。体育館で失笑していた自分を思わず振り返ってしまいました。そういう風にあるあるな出来事が、自分の思い出の中と重なれば、この作品にハマるでしょう。「あいつは良いよな」という人にも、それ相応の悩みがあり、「あいつは可愛そうな人生」っと見下している人ほど、充実した生活を送っている勝ち組なのかも知れません。個人的なツボは「あ!」、「え!」などの使い方が非常に巧みで笑ってしまいました。特に映画部と沢島の場所取りでの辛みは最高です。沢島を演じる大後寿々花の表情がすごく印象的。作品全体を通して言えば、トップ俳優がでてこないので、ストーリーに集中できます。とにかく青春時代は人生の中で一番大事な時、それを精一杯楽しむことがベスト!!そういう意味では、学生生活だらだらと時間の無駄遣いをし続けた私も負け組。余談ですが、エンディングでキャストにクラブ名を入れているなか宏樹だけ「()」表記でした。影の主人公は、宏樹だったのかも知れません。 [DVD(邦画)] 9点(2013-04-18 17:09:15) |
76. アウトレイジ ビヨンド
《ネタバレ》 前作にハマり、今作は劇場公開を逃してしまい、待ちに待ったブルーレイでの鑑賞。前作とは雰囲気が違うもののヤクザ映画では、ピカイチの完成度。ホラーを見ているかのような電動ドリルのシーンや宣伝でも使用された石原のバッティングセンターでのシーン・・・なかなか強烈で頭から離れません。椎名の代わりであろう高橋を合えて動かさないのもにくい演出ですな。東と西の抗争と言えば響きが良いですが、結局は「北斗の拳」同様、登場人物を次々抹殺する映画であります。しかしながら、「バン・バン・バン」と響き渡る銃声がなんとも心地よい。そして、ラストの視聴者の期待に応えた、銃声が溜まりませんね。あのオチは予想できなかった。 [ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-04-14 15:58:35)(良:1票) |
77. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
《ネタバレ》 1億円投げた時点で、現実味0です。そもそも視聴者があれだけ居るってことは、「バトル・ロワイヤル」のように公認なの?じゃないと、すぐに足がつくでしょうに。現実世界での有名度合で長く生き残り、綾瀬がいる時点で初めから怪しすぎる推理の楽しみがほとんどないお粗末なシナリオ。褒めるところがほんとないですね。「ハンガーゲーム」もそうでしたが、運営側がルールを破りだしたら、全てが崩れだします。キャストに興味なければ、見る価値なし。 [地上波(邦画)] 4点(2013-04-11 12:22:35) |
78. ツーリスト
《ネタバレ》 期待もしていなかったので、なんとも思いませんがやはり凡作。観光PVとしては評価されているようですが、個人的にはそれもあまり・・・。デップに魅力がなさすぎて、キャラとしても空気を読んでいなくて感情移入できない。昔のデップはこんな役が多かったような気がする。バーコフもいかにも悪人っていう感じで、こういうお洒落を狙った作品には合わない。オチもとってつけたような感じで、驚きはなかった。1流スターの共演ですが借りてまで見る作品ではないです。 [地上波(吹替)] 5点(2013-04-10 15:34:30) |
79. ゾンビランド
《ネタバレ》 エマ・ストーン目当ての軽い鑑賞でしたが、これは期待以上に面白かった。アビゲイル・ブレスリンも可愛かったです。ほんとノリが軽く、スタッフもキャストも映画の中も非常に楽しんでいる様子が伝わる。ルール決めっていうのも斬新だし、純粋なラブストーリーまで展開。キャストは絞っており、主要キャラは誰も死なないっていうのも斬新かな。ウディの弾けっぷりも良いですね。遊園地での暴れっぷりと遊具を利用した殺戮ぶりが凄まじい。しいて言うならビル・マーレーの下りが長いかな。とにかくお勧め。エマの美しさを堪能して下さい。 [DVD(字幕)] 9点(2013-04-10 04:25:37)(良:1票) |
80. 小悪魔はなぜモテる?!
《ネタバレ》 アマンダ・バインズ目当ての鑑賞ですが、エマ・ストーンもかなり綺麗。アマンダの女優業は止まっていますが、復帰して欲しいですね。下ネタも少なめの軽い学園コメディ。ののしり合いがあっても、重たくならない作品の雰囲気が好きですね。両親も非常に面白くて善人なのも好印象。ペン・バッジリーは、ほとんど動かなくて、終盤で急にでしゃばってきたので、印象は良くない。嘘はさらなる嘘を呼ぶのと悪い噂は広がるのが早いというのが証明されています。それにしても、エマが透明人間っていう設定はどうも不自然。さらにヴァージンっていうのもなぁ・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-04 03:26:56) |