61. バガー・ヴァンスの伝説
美しい風景・映像でゴルフに詳しくなくても楽しめる映画ですが、その分インパクト には乏しく淡々と物語りが進んでいく感じです。 出演者ではW・スミスのタイトルロールに違和感有り、あの顔で蘊蓄に富んだ哲学的 な言葉を言われても全くリアリティが有りません。M・フリーマンなら似合うけど。 シャーリズ・セロンは現在のハリウッド若手女優の中で1920年代ファッションが一番決まりますね、彼女の癖のない古典的美貌の賜物でしょう。特に眉毛の描き方ひとつで顔の印象が全く変わるのには驚きます。この映画でも勝ち気な南部の富豪の娘をコミカルに演じていて出演者の中で一番輝いていました。 マット・デイモンは悪くなかったが若干地味でした、当初予定されていたB・ピットで 見てみたかった気がします。 6点(2004-06-16 10:23:13) |
62. ザ・コア
船が出発するまでの部分は、結構面白かったのだが、肝心の船が出発してからが いけません。全く地中を潜っている感じがしない上、防御服で外に出る!に至っては 笑うしか有りません。前半は7点、後半3点ですね。 ヒラリー・スワンクは初めて見たが、ヘルメットかぶってる時はそうでもなかったが 脱ぐと怖い顔ですねー(なんか類人猿を連想しました。 ファンの方スイマセン!)。 5点(2004-06-15 16:35:19) |
63. ミニミニ大作戦(2003)
邦題は最低、素晴らしいキャストとテンポの良い演出で見せる快作である。 後から考えれば都合の良すぎるところは多々あるが見ている時は気にならない。 この映画のキャスティングは最高で同じキャスト是非part2を作って欲しい位だ。 紅一点のシャーリズ・セロンはもっともおいしい役であったが魅力万全・余裕綽々に この役をこなしており大したものである。 ただシャーリズが映画の前半(メンバーと落ち合う場面迄)はスレンダーなのに 中盤(屋敷を偵察する場面、レストランの場面)では若干太っていて印象が かなり異なるのは気になった。 8点(2004-06-15 16:16:45) |
64. スウィート・ノベンバー
この映画はただ一点。シャーリズ・セロンの魅力に尽きる。 ストーリーには無理が有るし、終わり方も納得出来ないが 9kgものダイエットをして臨んだシャーリズの自然体の演技が映画を引っ張る。 前半のくるくる変わる表情の豊かさ、後半のやつれた演技、ファッションも ごく一般的な物だが素敵に着こなしている。サラの性格・行動は別にして この映画をみれば誰でもシャーリズ・セロンと言う女優を好きになると思う。 一方のキアヌは残念ながらこうゆう映画には全く不向きな事を露呈している。 8点(2004-06-15 15:51:42) |
65. レインディア・ゲーム
《ネタバレ》 登場人物が全て悪人で、悪人同士の裏切り合戦、勝手にどうぞと言う気分になる。 映像・セット等が安っぽくてTV映画の様な雰囲気。紅一点でシャーリズ・セロンが がんばるが、この当時の彼女にはしたたかな悪女役はピッタリこない (今ならもの凄い迫力の悪女を演じられるだろうが)。 ヌードシーンもいろいろとサービスしてくれるが何故か色気不足 (これに懲りたかこの後ヌードシーンを見せなくなった。彼女身長の割にバスト貧弱だし)。 これだけのキャストを揃えながらB級映画になってしまった不思議な作品。 ベン・アフレックっていつ見ても何の魅力もも感じさせない、何故この人が人気スターなのか私には理解不能。 4点(2004-06-15 15:23:26) |
66. 裏切り者(2000)
室内の場面が多くて元々画面が暗い上に停電まで起こると言うご丁寧さである。 お話自体も暗くて爽快感は限りなくゼロに近い。 シャーリズ・セロンも出ているがこれが又どこかの安娼婦かと思われるような メイクでビックリ。 彼女の全作品中、最低メイク賞間違いなしで魅力度ゼロである (メイク無しの場面ではとても可憐だった)。 お金払って暗~い気分になりたい方はどうぞ。 4点(2004-06-15 14:46:22)(良:1票) |
67. ノイズ(1999)
この映画はラストが最悪でそれまでの展開が全てぶち壊しになってしまった。 原題からわかる様にあくまで妻が主役の映画だが、妻役のシャーリズ・セロンは疑心暗鬼に陥る妻を迫真の演技で演じている。 特に子供を堕胎しようとする場面など大した迫力で彼女はこういう役が本当に巧い。 映像的にはミア・ファーロー・カットのシャーリズの輝く美しさが完璧に捕らえられており、まるで彼女のプロモーション映画かと思ってしまう程である。 映画としては5点以上付けられないがシャーリズのファンなら8点はつけられる そんな映画だ。 5点(2004-06-15 14:15:15) |
68. トロイのヘレン
2004年の「トロイ」が話題になっているのでほぼ50年前に制作された 「トロイのヘレン」の録画ビデオがたまたまあったので見てみた。 監督がロバート・ワイズというのも驚きだ。ヒロインのヘレン(ヘレナ)は 当時、世界一の美女と謳われたイタリア女優のロッサナ・ポデスタで 今見てもそのギリシャ彫刻そのものと言える美貌は色あせていない。 少なくとも2004年版トロイのD・クルーガーよりはヘレンにふさわしい。 ヘレンの侍女としてまだ無名だったB・バルドーが出ておりとても可憐。 映画は原作にほぼ忠実な感じだが、アキレスは2004年版に較べると 完全に悪役の扱いになっている。CGの無い時代海岸を埋めるギリシャ軍 の撮影は大変だったろうと感嘆。ワイドスクリーンでもっとクリアな 映像で見てみたい作品である。 6点(2004-06-14 17:16:26) |
69. 恋する遺伝子
なんと言ってもA・ジャッドの笑顔が素晴らしい、本当にこちらまで 引き込まれる様な笑顔である。親友のマリサ・トメイ(アカデミー賞 を取ったのにその後冴えないのは残念)との会話など実に良い。 話は陳腐だし結末は無理矢理強引だがこの映画はひとえにA・ジャッド の魅力で成り立って居る映画だ(もちろんH・ジャックマンもgood)。 彼女にはなかなか他に無い上品さがあるので、いつもの戦う女の役より このような役の方が彼女の魅力が出ると思うのだが、今後ジャッドがこの種の 映画に出ることはもう無いと思われるのは残念。 6点(2004-06-14 16:45:53) |
70. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 あれだけ引っ張っておいて夢落ちというのはやりすぎの感があるが映画としては なかなか面白い。特にいろいろなところに出てくる夢落ちの布石(時計の時刻等) など一回見ただけでは解り難い点があり二回見るとより楽しめる。 出演者ではヒロインのレベッカ・ローミンのプロポーションは驚異的でとても 同じ人間とは思えない凄さがある。特に白いコートにスカーフとサングラスで 出かける場面等惚れ惚れする美しさがある。ただこの人は容貌が若干ごつくて エレガントさや気品と言う面ではやや問題有りなのが残念。 バンデラスは特に彼である必要も無い役に感じた。ヒロインの強盗仲間の黒人 がチープで映画の雰囲気を壊している、もっと良い役者を使うべきだった。 映像が凝っており音楽も官能的でレベッカ・ローミンのスーパーボディを 鑑賞しながらゆったり楽しむ映画だ。 6点(2004-06-14 16:18:19) |
71. ブロンド・ライフ
最初ジョリーのプラチナブロンドヘアには確かに驚かされる。 映画としてはテンポが良く、会話もしゃれていて面白いので結構楽しめる。 ジョリーには珍しいコメディ系のお話だが、さすがに演技派無難にこなしている。 ただ、相手役のE・バーンズとの過去の関係が説明されていない為、いざとなって 何故喧嘩ばかりしている彼を頼るのかが良く解らず唐突な感じがする。 ジョリーのボディは相変わらず迫力満点で細身のスーツも良く似合っている。 彼女もハード系の映画だけでなくこうゆう映画にももっと出て欲しい。 7点(2004-06-14 15:44:53)(良:1票) |
72. マイ・ハート、マイ・ラブ(1999)
五組の愛の物語が同時進行して最後はひとつに纏まる群像劇だが 中でもA・ジョリーのエピソードが断然良い。 ジョリーの役は女優の卵で本当に弾けそうな魅力に溢れている。 このエピソードだけでもこの映画を見る価値がある。 この他では根暗なJ・アンダーソンのエピソードも面白い。 登場人物が多く、話が分散するので見づらい点はあるが 良く出来た映画と思う。 7点(2004-06-14 14:37:37) |
73. セレブリティ
まずこれはモノクロである必要が有ったのか疑問。 W・アレン好きには良いかも知れないが普通の映画ファン には最後迄見るのが若干辛い映画。 出演者は多彩だが女優では突然豹変する全身性感帯の 妖気溢れるスーパーモデルを演じたシャーリズ・セロンが その肢体の美しさと共に一番印象的だった。 5点(2004-06-14 14:19:32) |
74. マイティ・ジョー
《ネタバレ》 ジョーの動きのスムースさは抜群で不自然なところは全くない。 ディズニーの制作だからストーリはお決まりで最後はハッピーエンド になるのは当初から予想されるところ。この映画はシャーリズ・セロンの 初主演作だが前作「ディアボロス」とは打って変わってアフリカ育ちの 野生児(なんか彼女の実際の生い立ちに近い)という役どころだが ショートヘアもりりしく元気いっぱい演じている。 メイクもごく控えめで彼女の素顔の良さが見られるのも貴重。 7点(2004-06-14 14:01:33) |
75. ディアボロス/悪魔の扉
ちょっと時間が長く途中でだれてくる。パチーノは相変わらず達者だが 若干鼻につく。キアヌはこの頃はきりっと引き締まっていて良かった。 この映画はシャーリズ・セロンのメジャ-大作初出演で出世作でもある。 徐々に精神を犯されて行く妻を熱演していた。このパターンがこの後の 彼女につきまとう事になったのは迷惑だったかも知れない。 中盤以降の黒髪の彼女は余り似合わなかったが最初と最後の場面での 彼女は本当に美しい。 6点(2004-06-14 13:41:30) |
76. すべてをあなたに
60年代の音楽青春映画、快適ではあるが中身は余り無い。 ヒロイン役はリブ・タイラーだが本当に可愛らしく、今より断然魅力的。 もう一人、主人公のガールブレンド役でシャーリズ・セロンが出ている。 彼女は60年代の典型的なブロンドギャルと言う役だがその姿はまさに 「生きてるバービー人形」としか言いようが無い姿で本当に驚きです。 6点(2004-06-14 13:21:56) |
77. 2 days トゥー・デイズ
シャーリズ・セロンの記念すべき映画デビュー作。 彼女はJ・スペイダーの情婦として登場しますが、とても20歳そこそこ とは思えない妖麗さに驚かされます。メイクアップ次第でいかようにも 変貌する彼女の特長が早くも発揮されています。 スキー選手の女性との殴り合いは本気でやったそうで大迫力でした。 セロンを初めて見て何て美しい女優さんかと感嘆し、その後彼女に どっぷりハマル事になった思い出深い映画です。 6点(2004-06-14 12:53:20) |
78. コール
《ネタバレ》 脚本が不出来で犯人グループは隙だらけで、被害者一家は余りにも強すぎる。 犯人グループの目的が復讐と言うのも話を混乱させる元で単純な営利誘拐犯に した方がずっとスッキリしたと思う。 最後の父親の行動はいかにもアメリカ的と言うかハリウッド的で強引。 出演者ではシャーリズ・セロンの熱演が光る。ベーコンを睨み付ける視線の強さ、 触れられて虫酸の走る表情など見事なものだ、下着姿も見せてくれるが彼女の場合 全く嫌らしさが感じられないは不思議な程だ。シャーリズについて言えばこのあとの 「ミニミニ大作戦」より美しく、セクシーで魅力的だった。 彼女のファンなら充分満足できると思う。 k・ベーコンは手慣れたもので相変わらず上手、S・タウンゼントの 父親役はちょっと線が細すぎる、こども役のD・ファニングは別にどうという事 も無く出演場面も少ない、何で日本ではこんなファニングをさも主役のように 前面に押し出すのか理解に苦しむ。 全体として前半はまあまあ引っ張って行くのだが後半破掟してしまう感じ。 シャーリズ・セロンのファン以外には余りお勧め出来ない。 6点(2004-06-14 11:10:47)(良:1票) |
79. デッドコースター
『ファイナル・デスティネーション』のパート2だが余計な話をそぎ落として 次に誰がどの様に死ぬのかに絞って作られて居る為非常にテンポが良くなっている。 冒頭のハイウエイでの多重事故の場面は凄い迫力とリアルさがあり、前作の 飛行機事故より身近な物なのでより恐怖感が増す。 出演者では、主役キンバリーを演じたA.J.クックと言う女優さんに注目。 なかなか魅力的だし演技も上手で今後の注目株だと思う。 反面、相手役の警官の男優は余りにもチープだった。 パート1を見ていた方が話が分かりやすいが見ていなくても充分楽しめる。 全体として、パート1を超えた良作と言える。 7点(2004-06-14 10:30:46) |