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Tolbieさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  海燕ジョーの奇跡 《ネタバレ》 
 最後の結末だけ憶えていたが、他は殆ど憶えていなかった。まだ高校を卒業したての頭の悪い青年だった私には、海燕と奇跡が繋がらなかったのだ。  劇中で、海燕はすばしこいという説明はあるが、海の上を歩いたとされる聖人ペテロになぞらえて、英語ではペトレルと名付けられた旨の説明を入れるべきだった。まあ、パンフ読めば良かっただけだが。  さて、それが分かったところで、面白みがないのは変わりない。最後の「奇跡」を気持ち的に受け入れるには、ジョーへの感情移入が出来る事、あるいはもっと何かを求める気持ちが感じられること、フィリピンの地でのそれを含む逃亡の旅が、もっと波瀾万丈である事などが、必要ではないだろうか。   とは言いながら、若者の海への投石で始まり、主人公も劇中悲しみをぶつけるように海に石を投げたこの映画は、最後に自分自身を海に投げて終わるのか、綺麗な海に飛べてよかったな、などと思ったりもするのであった。
[DVD(邦画)] 4点(2012-11-06 03:03:07)
62.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 
 全く、この人達は、新生二作目でもう、リアリティを放棄してしまっている。 超能力を認める世界。なに言ってもこの一事で全てぶち壊しじゃないか。 この超能力者はビオランテとゴジラの意思を代弁するための人。つまり物語の困った部分を、強引に説得させる為の狂言回し。  ゴジラ細胞の兵器使用が、抗核バクテリアで、平和利用(というか趣味?)がビオランテのはずが、兵器の方はともかく、ビオの方は意図に反して人間を脅かす。示唆に富んでいるな。そちらの方をもっと深く描けば、この映画は面白くなったはずだが、くだらない架空兵器の闘いに尺を取られてしまったのが残念。 抗核バクテリアが新たな脅威という意味では、第一作のオキシジェンデストロイアのジレンマと何も変わることがない物語。桐島が言うように、「同じ事を繰り返している限り、新しい時代とは言えません」というのは、ゴジラ映画自体に当てはまる。  それにしても、自分の分身だからと言って、何で争うかね?この動物と植物は。 そしてスパーX2、もうちょっとカッコ良く、少なくとも飛べそうなスタイルにしてくれよ。ミラー開いたら絶対飛べないだろ、それ。 
[DVD(邦画)] 4点(2011-08-08 02:16:28)(笑:1票)
63.  太陽の子 てだのふあ 《ネタバレ》 
高校生の頃、日本史の先生に連れられて観たのを思い出した。 今から30年も前の話。今回、最後の最後まで新鮮に見れて、内容をすっかり忘れていたことに驚く。 主人公「ふうちゃん」のお父さん、35年間心に傷を負って、自責の念に苦しんだなんて、30年前の志をかなり忘れつつある自分には、随分と純粋に、眩しく見える。沖縄の体験した戦争の悲劇は、壮絶だし、戦後35年たった映画の当時でさえ、謂れなき偏見や差別にも苦しんだことだろう。でも、この主人公の女の子は、単なる沖縄悲劇の狂言回しとして最後に泣いて終るのではなく、悲劇を乗り越えて歩み始める少女であって欲しかった。彼女は「太陽の子」なのだから。 
[DVD(邦画)] 4点(2011-03-27 05:50:50)
64.  あしたのジョー(1980) 《ネタバレ》 
TVシリーズの再編集ものですが、TVシリーズにあった「汗臭さ」がすっかり消えうせ、まったく違うあしたのジョーになってしまった。これは、おそらくこの映画の直後に放映された、新TVシリーズ「あしたのジョー2」への違和感無くつなげるための映画だったんでしょう。
4点(2004-08-11 09:43:48)
65.  スーパーマンIII/電子の要塞 《ネタバレ》 
 そもそも地球の周りを飛び回っただけで、時間が戻っちゃう世界観なのだから、今更「最強のコンピュータ」が軍事施設の事だったり、気象衛星(普通は観測しか出来ないはず)が気象をコントロールしちゃったり、海上に流出した液体を息で戻したりするのは、もう受け入れるしかない。   というか、そういう部分を笑いながらツッコむ以外に、この映画の楽しみ方がわからない。  スーパーマンには、ヒーローとしての魅力ともう一つ、ヒロインとの関係という見せ場があるはずだが、本作にはその部分が全く描かれておらずガッカリ。   本来ならデビルマン級の評価になるはずだが、只々クリストファー・リーブの凛々しいスーパーマン姿に3点である。
[DVD(字幕)] 3点(2014-03-25 22:19:04)
66.  真夜中の招待状 《ネタバレ》 
 なんだか、イマイチなお話だと思っていたら、犯人の動機となる事件が原作と全く異なるようで。  確かに昔の、しかも田舎の事だから、大きな薬屋の薬を信じて、大病を治せないばかりかおかしな事になっちゃうなんて、ありそうではあるがその後の展開が納得しづらい。…といか、最初に医者にかかれ。   いわゆる犯人が悪人一辺倒ではなく、むしろある種の被害者である点、しかし人を監禁して自殺に至らしめている点、却って失踪者側が酷い連中であった点なども相まって、解決部を見てもミステリ特有のすっきり感が薄い。だからと言って、人の心の脆さや闇が描き切れているのかというと、そうは思えない。原作は未読だが、あの遠藤周作が書いたのなら、そういう部分がこの作品のキモなのではなかったか。   ところで、なぜ、3件とも真夜中だったのか?それぞれ蒸発が11日(こういう事実系で嘘は言えまい)なのは何故か?最後までよく分からなかったし、渡瀬と五月の顔見知りを示唆するカットとか、最後に医者が劇中で触れた組手で手を組んでるカットとか、イチイチ意味ありげなのに消化不良だった。   しかしながら、小林麻美の美しさは、本作の一番の特徴で見どころである。この時代に若者だった自分には、どうしてもこの時代の美人というものに、抗えない魅力を感じてしまう。だから、この映画もこの人のおかげで最後まで見る事が出来た。
[DVD(邦画)] 3点(2013-05-22 06:48:53)
67.  愛情物語(1984)
 最初と最後のミュージカルシーンが、キツかった事しか覚えていなかった。それどころか、自分の記憶の中では、林隆三とやったやつと混同していたりもした。    デビュー作の『時かけ』の次作で、あれから一年しかたっていないのだから、演技者として厳しいのはしょうがない。監督はパンフレットの中で、「演技を引き出した」など自画自賛しているが、私には最後の笑顔のカット意外に、演者・原田知世として見るべきところが見えなかった。  彼がもう一つ言及している、「二次使用三次使用に耐えうるように、PV的要素を入れて永続的に楽しめる」点についても、さすがにしょぼくて頷けない。当時のファンは、「あのダンスシーンをもう一回見よう!」なんて思って、ビデオを再生したのだろうか?  いや、むしろ原田知世のPVに、豪華俳優陣のドラマが付属していたと考えるのが、正しいのかもしれない。きっと、そうだ。だから彼の思惑通り、30年後にこのPVは映画枠放送という形で二次使用されたのだ。   ビデオといえば、今回パンフを見直して驚いたのだが、映画パンフレットにその作品のビデオ「発売中」の広告があるなんて初めて気付いた。そんな時代だったっけ?
[地上波(邦画)] 3点(2013-05-16 20:10:12)
68.  刑事物語5 やまびこの詩 《ネタバレ》 
 一体、どうして片山元が突然、こんな礼儀知らずの失格社会人になってしまったのか。捜査時に警察手帳を見せない、被害者と分かっている者に恫喝する、上司とそのお客さんの間に挨拶もなしに割り込む…。   主人公が嫌なヤツだがそこに意味のある物語でもなく、笑わそうとしているらしい所でたいして笑えず、格闘シーンばかり見せ所になっている刑事ドラマなんて、テレビででもやれば十分だ。だから今回テレビで見て良かった。  シリーズの中で、これだけ公開時に観なかった自分は、けっこう選ぶ目があったのかもしれない。これじゃあ、シリーズが終わる訳だ。   ただし、今回の放送はかなりカットが多いようなので、評価をが変わる何かしらがあるかも知れん。DVDなど手に入ったら、もう一度見てみようと思う。
[地上波(邦画)] 3点(2013-03-29 11:24:59)
69.  LONG RUN ロングラン 《ネタバレ》 
 サンリオの映画だったこと、『刑事物語』の併映作だったこと、主題歌を時任三郎が歌っていたことなど、懐かしく思い出した。  物語は、ローラースケートでアメリカ大陸を横断する男と、そのスタッフのロードムービーと呼ばれるタイプの話。  途中、永島とかとうがデキちゃったりして、話が膨らむかと思ったが、その後その部分に何の展開もなく、揚句に「そんなことしちゃいませんよ」だと。  後半、愛想をつかしたと思わせたかとうが、陰ながらサポートしているのもバラシちゃって、最後の合流の感動感も弱い。   見るからに「文部省特選的」感動ドラマと思わせて、実はそうでもなく、併映作で○○○(現ソープ)譲が出てきて、焦った親御さんも多かったのではないか?
[ビデオ(邦画)] 3点(2013-02-02 20:44:12)
70.  悪霊島 《ネタバレ》 
 この事件は、いつもの金田一モノの「昔の悲劇の結果としての今の事件」が、入れ子のように重なった構造になっている。   その一番外側に持ってきたのが、古尾谷青年の存在なのだが、そのドラマ(彼の出生の謎)が肩透かしで、高いコストを掛けて使用したLet It Beも、勘違い男のテーマとなってしまった。  金田一モノとしては異色の、戦後感の無い時代設定。私の世代には、ヒッピーというモノの意味がちょっと判らないが、新しい世代というくらいの想像はつく。それらによって、おそらく時代というようなものを描こうとしたんだろう、その意図は想像できるけど、何しろ「あの島での出来事は、僕にとって足を踏み入れることの出来ない聖域だった」なんて感傷に浸っている男は、ただ事件を通り過ぎただけで、ほとんど(モグリの婆さんに取り上げられた事だけは確かなようだ)、無関係だ。  あえて考えてみると、あらたなる世代は、古い時代の因習や不幸を引きずっているが、「そのままにしておきなさい。あるがままに」という事なんだろうか?何か、ひどい話だ。   さて、入れ子の内側になっている、島の人間たちの事件だが、あまりにも興味をひかない。大膳というジイさんの気持ちが、昔の所業を悔いているのか、秘密を知ったものは生かしては置かぬ、なのか、どっちつかずでよく分からない。出身地に復讐のようにやってきた実業家の、執念とか怨念のようなものも感じられないし、昔の恋人たちの再会に対する気持ちもトント見えてこないので、人間のドラマが展開されている感じがしない。パズルのための説明のようだ。  新たに御寮人の娘を双子に設定して、わざわざ特殊撮影で同画面に入れてみせるなど、ヒントとしてやっているのだろうか?これで、親の方が同時に画面に出ないって、ミステリでそういうヒントの出し方は、正統じゃないよな。
[映画館(邦画)] 3点(2012-12-17 03:46:13)
71.  哀しい気分でジョーク 《ネタバレ》 
 そりゃあ、泣いちゃうけどさ。泣かすように仕組まれた設定にストーリーだから。だけど、公開当時見た時には、実際のたけしと同じ、コメディアンという設定が、今よりももっと、あざとく感じられて、とても印象が悪かった。   当時の漫才ブームというのは凄まじく、劇中で描かれるように、サイン攻めなどは当然、人気者ではあるが個人のプライベートなど、考慮される風潮はなかった。  だからこそ、そんな芸人の裏には、それぞれこんな人間のストーリーがあるのだ、という事なのだろう。そういう物語の構造は悪くはないと思うのだが、そこで語られるのが、難病の子供が死ぬ話という、鉄板の感涙ストーリーだというのが、「ズルさ」を感じさせるのだ。
[DVD(邦画)] 3点(2012-10-26 23:14:47)
72.  上海バンスキング(1984) 《ネタバレ》 
 蒲田行進曲の夢をもう一度、という感じ満載の、有名舞台の映画化作品。  映画版独自の場面、火薬をふんだんに使った戦闘場面・日本軍による中国人の虐殺シーンが重すぎて、フツーの反戦映画のように見えてしまう。元々ダークな物語だが、主題は戦争にあるのではなく、戦前のジャズメンたちの「バンスキング」な生き様だったと思う。この映画を見ると、何でもリアルに写実的に描けばいいってもんじゃない、というごくアタリマエのことが、よく分かる。  原作舞台では、このダークな物語とバランスするような、華やかなダンスホールでの演奏・歌唱が見所の一つなのだが、この映画は残念なことに、そのシーンに魅力を感じられない。演奏は失敗もなくまとまっているのだが、ライブ感にかけ、ボーカルもそのハーモニーも凡庸。 
[レーザーディスク(邦画)] 3点(2011-12-17 07:46:46)
73.  幻の湖 《ネタバレ》 
 学生の時に観たが、当時も意味(特に隆大介が笛を琵琶湖の真上に置く意味なんか)が解らず、自分にはこういうモノの解釈力がないんだと、自分の能力を嘆いた記憶がある。 最近、長谷川初範氏のラジオでのお話によって、「これが撮影してみたら4時間以上の大長編になっちゃって、切りに切った結果こうなった」と知った。道理で意味分かんないはずだ。というか、そのくらい計算できなかったんだろうか? この物語は、琵琶湖にまつわる戦国の世と現代の女の怨念を描いていると思われる。しかし道子は、「幻の人を幻の犬と共に追いかけていた」のかも知れず、「私に本当にあったのは琵琶湖という湖だけ」と言いながら、なぜ「幻の湖」なんでしょ? 道子が、運命を受け入れたお市の方と違い、自分の思いを貫いて死んだみつの生まれ変わりなら、なぜ現代の笛男と一緒にならなかったのか?犬の敵を討つ方が、彼女の生き方だというのだろうか? やっぱり、自分にはこの映画を理解するのは、難しい。 
[DVD(邦画)] 3点(2011-06-14 16:41:44)(良:1票)
74.  台風クラブ 《ネタバレ》 
25年前に観た時には、若者の「何かが始まる予感」、台風の来るそのざわめき感とも言うものを感じさせて、感心したものだが、今見るともうダメ。 物語の中で起こる理不尽に、自分が耐えられない体になってしまっている。 あの「おかえり、ただいま」の奴なんて、単なる精神疾患にしか見えないし、あれを放置しておく周りに憤ってしまう。 パンフレットには、まあ立派なことが書いてあって、「この物語は(中略)日常の台風を探す物語」だと。しかし、台風で閉じ込められた(実際には外に出れたじゃん)一夜の、その先に探し当てたものが、「死を見せてやる」って若者の物語としては、ちょっと面白くないし、だいたい彼がそこに行き着くほどのものを、見せてくれていないと思う。 彼がどう悩んで、どう感じて、周りの事件がどう影響したのか、かなりわからない。 工藤夕貴の可愛さと下着姿に、3点。(当時若者だった自分も、まあエロじじいになったものだ)  ところで、佐藤浩市、どこに出てた? 
[DVD(邦画)] 3点(2011-05-17 15:54:00)
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