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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2013
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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61.  眠れぬ夜のために
何かと同時上映だったんですよたしか。D・ボウイ観たさに封切り当時観賞したのでした。 今観るとなつかしいなあ。人が死んでもノリが軽いとか、お金がだぶついている雰囲気とか明るい画が80年代ぽい。時折挟まるユーモアは今でも笑えるし、サスペンスというほどでもないユルめの緊張感は暇な休日の「ちょっと映画でもみるか」という空き時間にぴったり。 ミシェルが流行落ちしていないショートカットなのも幸いし、80年代ってダサいなあーと思われがちな痛いファッションをうまいこと避けられています。 ただ私的にJ・ゴールドブラムが主役てのがどうもね。あの鈍重な顔や体型はこの作品の軽さを著しく損なうと思うんだけど。
[映画館(字幕)] 6点(2019-06-03 18:06:40)
62.  フォエバー・フレンズ
うまいなー、と思うのは女同士の友情を描くうえでいかにリアルを演出するか、そこんとこの押さえがちゃんとできているということ。特徴的なのは二人の女優が美人じゃない点。特にベット・ミドラーなんかは平均的アメリカ人(よりちょっと下かな)の女の顔なのでその敷居の低さゆえの人気だったのかな。 喧嘩も言葉が激しいなあ。ちょっと引くくらい。日本人からしてみればこんなに相手を罵っておいて友情が続くなんて考えづらい気がするけれど、この二人は適度に距離と年月を経ることで日薬が効いたのかもね。 二人の人生描写は駆け足気味だけど、おざなり感が無い丁寧さが感じられたのは好感が持てました。国は違えど、女の人生いろいろあるわねえ、としみじみ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-12 00:12:28)
63.  潮風のいたずら
いや上手いなあゴールディ・ホーンが。富豪夫人を演ったらはっきりしたんだけど、彼女キツ目の美人なんですよね。劇中、29歳の設定でも違和感の無い美貌の持ち主(このとき42歳!)ながら、コメディエンヌを自然体でこなします。ギャグを受け止め、ある時は投げ返すといった身体動作がなめらかなのです。大きな口と良く動く目もコメディエンヌには大切な要素ですし、前述したように綺麗なので日本の女お笑い芸人らが不細工を売りにするがゆえの痛々しさとも無縁です。野暮ったいカート・ラッセルをも包み込んでしまう彼女の懐の深さも合わせて感じられ、観ててほんとに気持ちよく、あははと笑ってさっぱりと楽しい気分になるコメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-03-10 23:03:17)
64.  フェリスはある朝突然に 《ネタバレ》 
久々に映画観てて早く終わんないかな、と思った。高校生が学校さぼって遊んでるだけの話じゃないか。徹頭徹尾主人公の都合よく展開するけれど、脚本のご都合主義に腹を立てているわけではない。コメディってのはある程度力技な筋書きで回していかなきゃならないものだから、それはいい。 私はフェリスが嫌い。なんで監督は18の青臭高校生をこんなに甘やかすんだ。「人生もっと楽しまなきゃ」とほざいて大人を騙してやってることが野球観戦にパレード参加にドライブに高級店での食事。「大人」たちが提供している娯楽を消費してるだけじゃんか。手製のプラスチック爆弾を試しに山にでも行く方が評価できる。 生活全般を親に与えてもらって、こいつの部屋のまあ持ち物の多いこと。なのに「(親から)車が(買い与えられて)ないのが問題だ」だと。一体どういう人間なんだお前は。 逆さに振っても屈託が一滴もない、つらっとした顔のフェリスがクラスメートらには大人気。ああそう。この映画はアメリカでは今も人気が高いそうで、皆そんなに消費がしたいのか? アレルギー反応のごとくこの映画を受け付けられないのは、ワタシがフェリスとは真逆にクラスカーストでは下の方に所属していたからかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2019-02-07 17:49:15)(良:1票)
65.  殺したい女
いやーこれおっかしいですよね。アメリカのコメディって下ネタだけでしつこく騒いだりとか、あちらの旬ネタが伝わらなくて笑いのツボがずれたりで、作品を選ぶんですけどこれはほんと良くできてます。 コメディだけど伏線張りも丁寧に、騒動が拡散してゆく展開もリズミカル。「違う状況を話しているのに話がかみ合っちゃう」このコント、どれもぴしーっと決まって爽快です。あっぱれ。 署長、気の毒だったなあ笑。家電ショップでビデオ再生すんなやー。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-16 23:04:24)
66.  プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
うわああ 画ヅラが懐かしい!このころのアメリカ映画って金持ちティーンの空疎なバカ騒ぎモノがいっぱいあったなあ。J・スペイダーなんて常連のイメージ。なんでこんなにリッチなんだろ、と思ったもんだった。服はキラッキラで(化繊が多いからか)髪は盛り気味、リップは真っ赤で肩幅広めのジャケット。男女皆これ着てた。 とはいえ、アメリカの10代も全員がお金持ちなわけではない。そんな声を反映してか、当時人気のあったモリー・リングウォルドはみんなの味方、苦学生を演ってます。手作りのお洋服がこれまたやりすぎにPOP。彼女スタイルが良いので過剰なデコレーションも着こなしているけど、今となってはダサ可愛いファッションの数々。リーゼントにふわふわパーマ等、目は懐かしかったけどストーリーは他愛無い青春恋物語。A・マッカーシーって大根だなースペイダーに完全に食われとるやん ピエロやってる幼なじみってのも良い奴すぎてなんかなあ。相手間違えるとアッシーくん(懐かしい単語)になりかねないじゃん、とかそんな茶々入ればかりしながら観ました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-29 00:24:43)(笑:1票)
67.  影武者
白黒時代の黒澤作品級の面白さを期待したら外れてしまった。面白さで言えば、三船らが生き生きしていた活劇の方が何倍も面白かった。 老年に至った大監督の美学が優先されていて、監督的には必要だったのであろう夢のシーンや、野に晒された武田兵らの累々たる屍のショットなどはいかにも長い。幽鬼のような仲代の姿も、幻に取りつかれた男の姿なのだろうが悲愴すぎて、監督のロマンチシズムがやや過剰に感じる。 しかしながら、”馬”が出てくる場面は皆美しかった。騎馬戦の勇壮なこと、駆ける馬群のその筋肉の輝き。「七人の侍」ではモノクロの馬の圧倒的な躍動感にうわあ、と思った。今回カラー作品で黒澤の”馬”を見ることができて、その綺麗さにやっぱりうわあと思った。 黒澤作品に7点を切るのは畏れ多いのだけど。うーん、やっぱり正直にこの点数で。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-06-16 00:59:28)
68.  ブルーサンダー
映像がこんなにも重量級の質感を伴う映画は、技術が進んだ現在では逆に作ることが不可能になっちゃったんだろうな。煩わしい規制をなんとかクリアして都市上空でのヘリ空中戦をロケするなんかより、コンピュータ画面で加工するほうが安上がりで簡単でしょうから。だから、こういう武骨で生の手触りな映像作品にはもう永遠に出会えないのです、きっと。 だってこのブルーサンダーの雄姿、その爆音、見てごらんなさい。黒々と漆黒の夜景に浮かぶその異形。橋の下を、高層ビルの脇をすり抜けるマシンの機能美。メカマニア垂涎の完璧な美しさがここにあります。ロイ・シャイダーの、飄々とした渋い佇まいがまた合うんだ、このヘリのパイロットとして。 そして製作年から現在に至るまでの間に、映画の中でしか起こりえないと思っていたシーンが現実となってしまいました。ミサイルが貫通し、煙に包まれる高層ビル。否応無く9月の事件を思い出させるこんな描写はまずもって二度と制作されることはないでありましょうから、そういう意味でも本当にレアな映像作品です、これは。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-25 00:02:25)
69.  普通の人々 《ネタバレ》 
主人公の家族が皆、傷ついて血を流していて観ていて心が痛かった。懐深いレッドフォード監督をもってしても、瓦解してゆく家族の再生は叶わなかったのだね・・。 人はそれぞれ、持って生まれた「愛」の総量が多い人と少ない人がいる。この母親は少ない人で、だから長男の死で激しく傷ついた自分自身を手当てするのになけなしの愛を使い果たしてしまって、次男や夫にまで振り分ける分が残っていないのだ。セラピストが正しくも指摘したように、彼女は彼女なりに次男のことを愛してはいたと思う。だけど、そもそも備わっている愛情量が少量なので、リストカットするほどに追いつめられている息子の心を汲んでやることまではとうていできない人だったのだ。おそらく何故非難されるのか自分では理解できないだろう。 この映画の、とりわけ優れているのは各人物の描写力である。母親の冷たさはフレンチトーストの件や、息子の部屋の灯りをスルーする無関心ぶり、上面の息子との会話等で痛いほどこちらに響く。T・ハットン演じる次男は「良い子」をやってきたことが言葉遣いや父親への気遣いからわかる。セラピストの前で心が均衡を崩すシーンは、身体をゆする仕草や八つ当たりな態度がとても苦しそうだ。苦悩しっぱなしの父親は長いこと妻に「違うだろ」と言えない。だけどセラピーを受け、自分の心を見つめなおして改めて気付くのだ。息子の葬儀だというのに、この女はシャツや靴のことを気にする人格なのだ、と。 人間に対する洞察力、その細やかなこと。驚くべき観察力。これが監督一作目というレッドフォードの明晰なことには畏れ入った。胸が痛いほどの名作。
[DVD(字幕)] 9点(2018-05-09 17:34:02)(良:1票)
70.  フィラデルフィア・エクスペリメント(1984)
いやー、いかにもカーペンターが一枚咬んだ風情の、80年代ぽい屈託の無さでした。機材とかコンピュータ等が「いかにも」な仰々しさなのは御愛嬌としても、「宇宙戦艦ヤマト」のワープシーンのごとく放射線状のラインでもって”時空のひずみ”を表現しよう、とは無邪気すぎて涙が出そう。渦の中に艦や町が浮いていたのには笑ってしまった。 お話も特にひねりの無い真っ当な展開を見せます。返ってきたバレが年寄りになっている、とか実はナンシー・アレンが奴の娘であった、とかワタシのひねこびた発想にはかすりもしないのだった。 当時人気も出演作もトップレベルだった主役の二人。ナンシー・アレンはその後メグ・ライアンにすっかり株を奪われ、マイケル・バレも打ち上げ花火のように一瞬で輝きを失ってしまったなあ。もっとも彼はキャリア通してたくさん仕事は来ていたようだから、人柄が良いのかもしれないな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-18 23:54:55)
71.  ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー 《ネタバレ》 
誰がどう見ても破綻確率100%の男女。身分の差はもとより、女は子持ちのうえパトロン有りの風俗業で男は不実ときたもんだ。あーダメでしょコレ。 ところが人間て不思議なもので条件がことごとく合わなくても、「コイツほんとに腹立つ」と思いながらも、”心が惹かれる”という生理現象が起こるのですね。私は女なのでマズイことにルースの気持ちがわからなくもないのだった。 生来がずるくて不誠実で、でも するっと人のフトコロに入り込んでくる軟派男のルパート・エヴェレットはハマリ役ともいえる仕事っぷりでした。アナカンで世間を騒がせた美貌は健在で、良家の子息という設定にもすんなり納まる。さすがです。対するミランダ・リチャードソンも、「そんなに男どもが騒ぐ美人かなあ」と序盤は思いましたが、愛憎に絡め取られて狂気を帯びてゆく様は迫真の演技でした。 彼女だけが裁かれたとは、この映画を観る限り実にやるせない感慨になります。恋愛の沙汰はやはり両成敗してもらいたいものですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-04 00:47:26)
72.  プロムナイト(1980)
完全に時代の波に洗われて色褪せしてしまった感満載。当時に観ないとなあ、こういうのは。大体、高校のプロムを扱ったものはその当時の流行がもろに反映していますから賞味期間も短い。それに後発の類似ホラーがごまんと作られちゃってて腕を上げてるので、新しいものに比べると妙に牧歌的に感じます。(”キャリー”ほどの金字塔であれば後作品も追いつけないですが) さてそれにしても、この当時J・L・カーティスは高校生の役を演っていたんですね!あまりにティーンぽくないので、途中まで私は彼女のことを教師役だと思ってました。あなんだ高3なのかい!とわかった驚きの方がラストの犯人バラシより大きかった次第です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-04 00:24:54)
73.  ナチュラル 《ネタバレ》 
いやいや・・野球モノとしても、一人の男の人生復活ドラマとしても浅い出来です。未来洋々たるはずのスタートからつまづいた、そこの部分とその後数年はすぱーっとトバして、天才中年ルーキーとして活躍するあたりから丹念に描き出すんだけど、これがご都合主義でねえ。気の毒なのはマドセンだよ。ワタシなんかはサスペンス好きなので、あの謎の銃撃事件の全容がいつ明らかになるのかと、ずーっと待ち続けるハメになりました。誰の陰謀なのか、黒幕はこいつか、など見事に私の予想は全部外れました。何もないんかい。なんじゃそりゃ。 それにせっかくの野球の試合の、見せ方が下手です。照明が壊れるとかじゃなくて、展開で盛り上げてほしい。タメる部分が違うし。例えばラストのレッドフォードのファウル、あれはいらんと思う。 ただですね、こんな二流の脚本で客を最後まで引っ張ったロバート・レッドフォードのスター力は思い知りました。知的で端整で説得力がある。他の役者だったら、すっかり埋もれた野球映画のひとつ、に今頃なっていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-06 00:42:01)
74.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 
余程ひねくれていない限り、ああふつうにいい話だ、と思うのではないでしょうか。女手ひとつで家を切り盛りしなければならなくなったエドナと周囲の人たちの人生ドラマですが、これがキレイすぎず、クサくも無くシンプルな描き方で好感が持てました。 画が明るくて清潔なので悲愴感は漂わないですが、借金が発覚したり、大陸規模の激甚災害に襲われたりで、自分だったらどうしようと思っちゃうほどスポルディング夫人の状況はキビシイ。おまけに身内である姉夫婦の内実は不倫が進行中で、それを知らされるこちらは胸がざわざわします。 エドナをサポートすべく配されたのが綿花栽培に詳しい黒人の流れ者と、白人の傷痍軍人。マルコヴィッチ演じる盲目の白人を一人入れたことで、この家に絶妙なバランスが生まれます。KKKが根深く活動するこの地域では、モーゼスを守るのに夫人一人では難しい。傷害があっても、元軍人である白人の立場は絶対的に強いですし、綿花栽培を手伝えなくてもミスターウィルは夫人の支えになっているのでした。モーゼスだけで脚本的に充分なのでは、と当初思っていたワタシはこのキャラ配置の綾に唸りました。 そして祈りのラストシーン、いつのまにかその祈りは観る者のそれと重なり、思わぬ仕掛けが施されています。脱帽です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-13 00:21:48)
75.  なまいきシャルロット
80年代のティーンの女の子の鬱屈と混乱と輝きをこれ以上無いくらい鮮やかにスクリーンに焼き付けた、シャルロット・ゲンズブールの出世作ですね。 ああ、13歳女子の不機嫌、不安定なことったら。「暴走するフェラーリ」脳なんだそうだ思春期というのは。彼女の振れ幅はかなり大きい方とは思うんだけど、気持ちはよく分かります。かつて通ってきた道ですから。 もちろんシャルロットだから、この低気圧の塊みたいな年頃が「瑞々しい」と称される作品となったのです。すらっと長い手足、小さい頭、キレイな肌と仏頂面でも可愛い顔。髪はいつもボサボサ気味で、”令嬢”クララのきちんと感と比べると明らかに”一般の”子なんだけど(空腹でプールサイドで倒れちゃったり)、まあその痛さも含めて魅力的なんでありますね。 ご本人はもうベテラン女優になりましたが、13歳をくっきりと保存したこの作品は永遠に、後世の女子らの共感を得て褪せる事は無いでありましょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-09 00:05:28)
76.  チャーリング・クロス街84番地 《ネタバレ》 
ああ、しみじみと人生というものが凝縮したような良い話でした。ついに彼女がロンドンを訪れた時は相手はもういないし、店も看板を下ろしている。人生ってこんなものだ。大切なことは必ずしもタイミングが合わないまま、いつのまにか手から零れ落ちる。でも確かに存在した、その意味の大きいこと。 「大切にする世界観が一緒」なので20年も続いたアメリカ女とイギリス男の交流。恋ではなく、友情ともちょっと違う。現実生活のほんの数パーセントを占める出来事だけど、心を完全に預けられる相手。互いがそう認識する関係はなかなか稀有だ。夫婦でもそうはいかない。 主張のはっきりした、いかにもウーマン・リブ創成期の女性像のアンと、物静かで見識の深いアンソニーは好対照な二人でした。 戦時の世相も織り込んだエピソードは興味深いし、書店員が脇でちょこちょこと現われてはいなくなったりして時の流れを感じさせる脚本も巧みです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-23 00:34:42)
77.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 
猫で失敗して、息子で失敗してるのに何故3度目の過ちを犯す?学習能力の無い父ちゃんだなあ。 あと、あんな小さい子に禍々しい芝居をさせるのはやめてください。
[ビデオ(字幕)] 4点(2017-08-21 00:01:35)
78.  長く熱い週末 《ネタバレ》 
ギャング映画のカテゴリーにしてはちょっと地味ですが、切れ味はなかなかの一品です。自分の力を過信気味のボスはB・ホスキンス。小っちゃい身体でキレながらこまこまと動き回り、自ら真相を追う。やたらフットワークの良いボスではあるんだけどいかんせんワンマン。周りの意見にもっと耳を貸すことができたなら、非業のラストを迎えることにはならなかったのに。このラストシーン、とうとう詰んだホスキンスのアップを数秒間突きつけられる。ヤバさ極まれり。このラスト以外にも、じわーっと冷たい空気感を裂くように銃口が火を噴いたり、突如刃物が閃いたりと、全編緊張が途切れない演出の上手さも印象的。 あまり考えの深くない恫喝型ホスキンスが暴走気味になったとき、ビンタをかまして落ち着かせるヘレン・ミレンの姐御っぷりも見逃せない。こんなに若い時から目が据わっていたのね。 そしてIRA、この頃はテロリストの定番のようにいろんな映画に登場していたなあ。状況がもうだいぶ変わって映画の題材になることは無さそうですね。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-19 00:23:10)
79.  バード(1988)
伝記映画は娯楽になりづらいものだけど、これはまた渋いことこの上ない重厚さ。 チャーリー・パーカーの名前は知っています、程度のワタシのような初心者の入門編ではないことは確か。 語られるエピソードは断片的で、説明も特に無い。著名なミュージシャンであるから、分かる人は「ああこの話ね」となるのかもだが。 ちょっと場違いな所へ来てしまったな、というのが正直な感想。F・ウィテカーの仕事が大変な努力の賜物であろうことは想像に難くありません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-10 23:35:46)
80.  何かが道をやってくる 《ネタバレ》 
ブラッドベリの、正直ちょっと”もたついて長い”原作(個人の感想)のエッセンス部分を上手く抽出して、幻想的なダークファンタジーとして映像化しています。 子どもが持つ「夜」や「嵐」への怖れが画となって視覚化されている上、カーニバルという異世界空間を利用しての幻惑に、分別あるはずの大人までもが絡め取られていくさまはひんやりと怖い。 児童文学のジャンルに入るかと思いますが、この怖さはなかなか本物。学校の女教師が若返りと引き換えに光を失う場面はかなりビビリます。小学生の年で観てたらかなりのショックを受けただろうな。 悪魔は絶対的に強く禍々しく、子ども二人で闘える相手ではない。もう隠れるのみ。そう、雷鳴が轟くまで。 たまに思うのですが、悪魔って人間の作品に登場するぶんにはですが、相手の心の弱みを握ることには長けてるけれど、「隠れている」者を見つけ出すという透視能力は無いようなんですよね。これってどういうことなのかな。西洋の聖典等で悪魔の能力定義とかあんのかな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-23 23:41:53)(良:1票)
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