61. 突撃(1957)
ストーリーとは関係ないんですが、ひとつ言いたいことがあります。彼らはフランス人ですよね?だとしたらどうして英語なんでしょう。最後に出てくるドイツ人はドイツ語で歌ってるのに。完璧主義のキューブリックはなんとも思わなかったんでしょうか。勿論これは本作に限ったことではないし、特にアメリカ映画を観ていれば何度も直面する疑問ですが。本作に関しても、特に第一次大戦、フランス人と特定する必然性が感じられないし。「いつか、どこかの国での戦争」で充分だと思うのですが。ストーリー、カメラワーク等は非常に満足なだけに、余計に引っかかるものを感じました。 8点(2002-11-23 05:25:23) |
62. アフリカの女王
ほとんど全編ボギーとキャサリン・ヘプバーンの二人芝居で、その会話がとても面白い。二人ともいわゆる典型的な美男美女ではないので(私見)、入っていきやすいし。ボギーの映画は「カサブランカ」やフィリップ・マーロウみたいな渋い役しか観たことがなかったので、本作での粗野で磊落なイメージはとても新鮮でした。普段はこんな普通のおっちゃんだったのかも。オスカー受賞も納得です。余談ですがこの時は「欲望という名の電車」のブランドや、「陽のあたる場所」のクリフトらとオスカー争いしてたんですね。いやはや凄い時代だー… 8点(2002-11-22 03:24:21) |
63. マッド・ドッグス
面白い。誤解を恐れずにいうなら、バイオレンス要素を減らしたタランティーノ、という感じでしょうか?ムショあがりならぬ精神病院あがりのマフィアのボス、という時点でもう最高でしょう!そしてポール・アンカを押し退けて「マイ・ウェイ」を絶唱するガブリエル・バーン…こおゆう人だったのね、あなたは… 8点(2002-11-18 04:09:59) |
64. メジャーリーグ
アメリカ人ってほんとに野球好きなのね~というのが素直に伝わってきますね。最後どうなるかなんて観なくても分かるのに、それでも観ずにいられない…そして分かっているのに毎回興奮を抑えることが出来ない…そうです私は阪神ファンです(泣)。ウェズリー・スナイプスはこのときがいちばん好きだなぁ~。 8点(2002-11-18 03:41:11) |
65. レオン(1994)
非常によく出来た作品。適材適所のキャスティング、これがすべてを決めたといっても過言ではないでしょう。ダニー・アイエロの演じたトニーなんて、実際にリトル・イタリーのリストランテから攫ってきたかのような(笑)普通さ。オールドマンも一歩間違えばお笑いになりそうなところを、ギリギリ踏み止まって狂気を見せてくれるし。ラストが所謂ハリウッド的なハッピー・エンディングでないところにも好感を覚えました。エンドロールのスティングの曲も、余韻に浸れてGood! 8点(2002-11-18 01:24:24) |
66. ワイルド・マン・ブルース
"ミュージシャン"ウディ・アレンを追ったドキュメンタリー。随所にみられるアレンのシニカルで神経質な発言には、「これホントにドキュメントかよ?」と突っ込みたくなるくらい、「ウディ・アレン」してて笑えます。ちずぺさんご指摘のマリエル・ヘミングウェイ云々にも深く共感を覚えました。読んではじめて気づいたのですが(笑)。ともあれこれはドキュメンタリーとして出色の出来なので、アレン・ファンならずとも一見の価値があると思います。同時に公開された監督作「地球は女で回ってる」より面白いのが、ファンとしては複雑だったので、10点あげたいところを、マイナス2点。 8点(2002-11-18 00:48:46) |
67. シャイニング(1980)
キングの純ホラー作品を映画化したものは多いが、その中ではトップクラスの出来だと思う。確かに原作とは違うし、キングが怒るのも分からなくはないけれど、これはこれで(原作とは別に)面白いし、端からキングを満足させることなど毛ほども考えていないであろうキューブリックだからこそ、生まれ得た作品だと思う。難を言うなら、キャスティング。もともと人相の悪い(失礼)ニコルソンにこの役を振るのはいかがなものか。徐々に狂気に駆られていくはずなのに、最初の時点で既にあまりまともには見えない。彼を名優と呼ぶことに異論はないが…。それに、怖さという点でも、シェリー・デュヴァルに一歩も二歩も譲っているような。この人の顔のほうがトラウマになりそう(笑)。 8点(2002-11-16 03:33:25) |
68. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
ダルタニアンと三銃士を演じた4人が素晴らしい。レオも優れた俳優だけど、本作に関しては、インパクトは薄い。それだけ4人が凄いということ。特にバーンとマルコヴィッチ、泣かせます。 8点(2002-11-06 07:47:38) |
69. 女と女と井戸の中
不思議に不気味な作品。豪州映画ってなんか独特の雰囲気があって、結構好き。「ラブ・セレナーデ」とか。 8点(2002-11-06 07:00:44) |
70. バウンド(1996)
ジーナ姐さん最高っす。一生ついてゆくっす。 8点(2002-11-06 06:14:56) |
71. ゲット・ショーティ
数多あるレナード作品の映画化の中では、これは成功だと思う。勿論、原作のほうが100倍面白いけど。 8点(2002-11-06 05:59:31) |
72. デッドマン(1995)
映像が美しい。デップが美しい。はっきり言ってストーリーはさほど重要ではない。とにかく、ひたすら、静かで美しい。 ミッチャムさんも出てます。 8点(2002-11-06 05:54:54) |
73. スナッパー
アイリッシュ。コーム(コルム?)・ミーニーっていいよね。 8点(2002-11-06 05:05:55) |
74. ア・フュー・グッドメン
よくこんだけの役者陣そろえたなぁ。トムは相変わらず熱い! ニコルソンもキーファーも、見るからに悪い! 悪に徹しきれないJ・T・ウォルシュは貴重かも。ケヴィン・ポラックはうまいなぁ。 8点(2002-11-06 04:38:42) |
75. ザ・コミットメンツ
アイリッシュ。彼らの強烈なアクセントの言葉を聞いているだけで、何故だか心が安らぐのです。 8点(2002-11-06 04:22:04) |
76. 肉片の恋
楽しい。名作「FOOD」も、必見中の必見! 8点(2002-11-06 04:04:43) |
77. ブラック・サンデー
ずっと観たかった「ブラック・サンデー」、ようやく観たのが昨年の春…つまり9・11のあと。……ヤバすぎます、これ。でも面白い!フランケンハイマーよ安らかに眠れ… 8点(2002-11-06 02:35:43) |
78. ヒッチコックの ファミリー・プロット
面白いです。ヒッチさんの遺作です。彼の数多の作品群においては地味な部類かもしれませんが、なんというか、”普通に”面白いです。 8点(2002-11-06 02:29:04) |
79. エース・ベンチュラ
ジム・キャリーの相変わらずのハジケっぷりに、呆れながらも笑ってしまいました。アホなことばかりしてるけど、実はかなり有能な探偵ですよね、エースってば。 7点(2003-01-28 13:30:10) |
80. ジム・キャリーはMr.ダマー
しょうもないと思いつつ、つい笑っちまいました。そこそこ二枚目といってもいいルックスなのにねぇ…ジム・キャリーの自虐精神に脱帽っす。個人的にはこの路線で突っ走って欲しかったんすけど。あ、あと彼の陰に隠れてるけど、相棒のジェフ・ダニエルズの壊れっぷりもなかなか。 7点(2003-01-28 13:20:52) |