821. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
感動するよと聞いていたけど、冒頭はいつもとほとんど変わらないしんちゃんだったので、「なーんだ」と思っていたら、ひろしの回想シーンでガッツ―ンときました。グッとこみあげました。こ、これが手だったのか、ずるいぞ監督! い、いや違った、すごいぞ監督! このシーンからあとの緩急の変化をつけた展開も、マジにすごすぎます。このレベルでの前評判を聞きながら、「ほんとによい」と思えた映画は、まれです。ほかになかった、と言い切ってもいい。それと、こういう作品を生み出すちから、またこれを鑑賞してそのよさがわかるちから、というのは、手塚治虫を筆頭として、多くの才人が日本のマンガ、アニメというものをつくり、また観客が支持して育ててきた「底力」があってのことだと思う。かつて、欧米人は電車の中でマンガを読みふける日本人を見て呆れてるとかいう話を聞くと、私も内心「恥ずかしい」なんて思ったものだったが、今は「それはちがーう」と、胸を張って言いたいね。宮崎監督の最近の作品に対しては私も不満だけど、あのアカデミー受賞は、こういう日本の底力があってのこと、と解釈したい。私はナショナリストじゃないけど、日本はすばらしいものを持っているなあ、と「クレしん」でつくづく思わされました。 9点(2003-05-10 09:16:24)(良:1票) |
822. ワンダフルライフ
見た当時、かわった映画だなあとは思いましたが、幼稚とは思わなかった。私よりずっと映画フリークの友人が絶賛してたのですが、私としては「まあそこそこ」程度の好感度でした。アメリカの映画館で受けてなかったという書き込みがありましたね。私の別の友人がアメリカで見たそうですが、大勢見にきていた、すごく受けていた、という話をしていましたよ。(場所はその人の留学先で、ボストンとかあのあたりだと思う)アメリカって日本よりずっと広い国だしねえ、地域によって感性がめちゃめちゃ違うんじゃないっすか? 7点(2003-05-05 12:15:04) |
823. ハッシュ!
よかったー! 細部までとてもナチュラルでした。たとえば蕎麦を食べるときのナオヤの手つきとか・・。彼の演技の秀逸さは「手」ですね。全然わざとらしくないの! 朝子の、切実さのこもった、アドリブ的に見える演技にも共感しました。なんか、この映画に関しては俳優サンの名前でなく、役の名前で呼びたくなるのです。脇役に至るまで、監督の求めるものによく応えてる感じなんだけど、がんばりすぎてなくて、とにかくナチュラル。だから個人としてみんなちゃんと立っている。『二十才の微熱』と比べると、誰にでも薦められるエンタティメントに昇華されたなー、と思います。ただ、『二十才の微熱』のラストにこめられた、身を削られるほどの切実さはすでにないんですよね。時代も、監督も、大人になった、ということだと思います。プレ・ハッシュ!として、『二十才・・』も、ぜひ多くの人に見て欲しい。 9点(2003-05-04 23:17:41)(良:2票) |
824. 突入せよ! あさま山荘事件
「コメディに見えてしまう」『シリアスドラマだと思ってたの?最初からトボケた音楽だったでしょ?』。「踊る大捜査線の影響か?」『パロディーに決まってるでしょ。気づかないほうがおかしい』・・私はできたらこれ、R-15ならぬR-45に指定してもらいたい。地上波のTV放映もやめてほしい。ブツブツに切られた本作を見て面白いわけがない。そしてこの笑いは、オジサン、オバサン向けのものだと思うんです。こと「表現」というのは、ステロタイプの裏をかいてこそのもの。佐々氏の名前を残しヒーローにしてしまった事には不満も残るものの、立派そうに見える組織も、一皮むけばこんなもの、と茶化しているところは、痛快、愉快です。それと、前作もそうでしたが、邦画にありがちな湿っぽさがないところがいい。そして、茶化しながらも、俄仕立ての組織で右往左往する人々一人一人に対する視線は冷たくはない。まあ、「情けない一歩手前の男のダンディズム」みたいな感じ。それと、群像劇としてのさばき方もさすがです。さて、とはいえ文句のある方々の言い分もわからぬではありません。誤解を与えた最大の犯人は、「実録もの!」ということを強調していたTVCMですね。あれはいけません。それと、タイトルにも問題は感じます。そもそも、あの原作を使うことによって、佐々氏や警察を持ち上げたかったのか、という憶測が起きることも、企画の段階からわかりきっていたはず。監督ってば団塊世代なのに、読みが甘くて、批判を抑え込めるだけの工夫が足りなかったんじゃないの?と、そこもちょっと不満。いっそ架空の国の話にしてしまったりする手法もあり得たんじゃないかなあと。もっと徹底してカリカチュアにしてしまったら、どうだったでしょうね。「ふざけてる」とやっぱり言われてしまったかしら?(実際、監督はオオマジメにふざけたかったんだとは思いますけどね。ふざけながらマジメなことを言ってるとも思う。ラストでそれを感じます)まあとにかく私は、これはこれで今の日本映画にあっては上出来でしょう、と思うわけです。「オトナのコメディ」として。(じゃあこの映画は連合赤軍については、何をどう伝えたいのか、伝えてないのか、という疑問も当然湧くかもしれませんね。描かないことによってちゃんと表現できてる、と私は思いますが、その理由はこのレビューでは書ききれませんなあ。また今度ね~(^o^)丿) 8点(2003-04-29 19:11:06) |
825. オーロラの彼方へ
ん!?ちょっと待って、ちょっと待って、勝手にまとめないでちょうだい!(プンプン!) 確かに設定にめちゃめちゃ無理があるし、ストーリーはご都合主義だし、おまけに、やりすぎだろうとツッコミたくなるくらい要素が多すぎて、ふつうだったら大コケしそうな内容ですよ! だけど、私は1コもケチつけてるわけじゃーない。 最後までちゃんと読んでください! 私は最後まですごく楽しめました。 これだけ荒唐無稽な設定なのに、稀有な、これは奇跡的なエンタテイメント作品です。 現時点での平均点7.65点、というのを、見落としてもらっちゃ困ります。 これはまぎれもなく傑作であることの証ですぞ! 時空ものの成功作に共通のことだと思いますが、キャスティングがよい、テンポがよい、あざとさがない。こんなファンタジー、あったらいいよね、という素直さに共感できました。 それにしても、このタイトルは、ミスマッチ&ダサすぎ。 配給会社は何考えてんだろ。 本気で客を呼ぼうとしてつけたタイトルとは、とても思えません。 (ところでTV放映のとき途中まで見ていて思ったこと。これは本作に限らず、すべてのTV放映に共通のことではありますが、CMが入ることで、実は映画の味やリズムは損なわれてしまいますよね。行きたければトイレだって行けてしまうし。本作は、明るい室内でブツ切れで観ると、よさが半減してしまう典型例ではないかと思います。この先もしも放映があったら、できたらCMをカットできるレコーダーで録画し、後で観ることをお勧めします) 7点(2003-04-29 10:59:46)(良:1票) |
826. ロード・トゥ・パーディション
一見スッゴクおいしそうな料理なのに、スパイスを入れるのを忘れちゃったのね、っちゅう感じ。これが、一番言いたいこと。 映像は美しい。 絵の完成度はすごく高いと思います。 だけど、心にしみない。 生身の人間としての奥行きがない。 お行儀がよすぎる。 ギャングものなのに、と言いたいわけじゃありません。 本作の主眼は人間ドラマでしょう? そこが伝わってこないのよね。 ゴージャスな役者を使いながら、もったいなーい。 それと、ジェニファー・ジェイソン・リー好きとしては、彼女の見せ場がなんもなくて、それも、ポッカーンとしちゃった(せっかく彼女を起用しておきながら、失礼だ!!)。 ジュード・ローはかたちをつくり過ぎ。 内面からの怖さがイマイチ感じられない。かたちに頼りすぎなのがアリアリで、興ざめです。 自分のキャラを忘れて「大物」になりすぎちゃったトムにも、魅力を感じられません。 あーあ、行変えしてたらますます思ってしまった、ほんとにダメじゃん、この映画。 更新にあたり、もう1点減点! 5点(2003-04-29 09:59:23)(良:2票) |
827. ディナーラッシュ
レビューをさらっと読んで、頭にタイトルだけインプットしてあったのですが、ビデオ屋に入荷したのを知り、さっそくレンタルしました。 すごく芳醇なものを見せていただきました。 ラストについてのコメントなどすっかり忘れていたので、その意外性も十分楽しむことができて、ゴキゲン! 中身で勝負のこういう映画を見せられると、邦画のおそまつさが余計情けなくなります。 よく、「日本映画は予算がないから、土地が狭くまたロケの規制なども多くてスケールの大きい“絵”が撮れないから、ピストルなんかをパンパン撃ち合うようなストーリーにムリがあるから」等々の、いい映画をつくれない言い訳ってあるじゃないですか。 この映画など見ると、そういうたわごとが恥ずかしくなります。 とにかく一見の価値あり。お勧めします。 [ビデオ(字幕)] 9点(2003-04-27 09:30:06) |
828. 蝶の舌
観客の年齢と、当時のスペインの社会状況について少しでも知識があるかどうかで、感想が分かれそう。40歳代後半から上の世代のほうが共感できるのでは? 最後のシーンの先生の表情、私にはとてもナチュラルに感じられました。本作も、このサイトで知りました。皆さんのレビューは、映画評論家のコメントよりもずっと触発されます。好きなタイプの映画。出会えてよかったです。 7点(2003-04-23 22:18:43) |
829. スチュアート・リトル
ここのおうちって、建物も内装もCGが多かったですよね。つまりリアルな家じゃないよ、これは寓話だよ、ということを強調しているのだと思うんですよ。蝶ネクタイのお父さん、きちんとセットした髪のお母さんからも、それがわかる。昔のアメリカ製ホームドラマそのままですよね。ただし私たちは、あの時代のファミリーこそ絵空事だ、ということをもう知ってしまっている。とっくの昔に崩壊しているし、というか、ああいうファミリーは過去にだってほんとはどこにもなかったんだよね。「カラー・オブ・ハート」などにも共通の時代感覚。むしろあっちのほうがわかりやすかったかも。この映画は、昔のホームドラマへの共感を装って現実を皮肉っているようでもあり、でも現実を否定しているわけでもない。そのコントンとした感じがいい。見かけ以上に屈折した、イミシンな映画のような気がしましたなあ、私は。 7点(2003-04-15 23:02:45) |
830. シベールの日曜日
《ネタバレ》 私も、かなり昔にテレビでたった1度だけしか見てないのですが、心にとめていた映画です。何しろものすごい衝撃だったので。そういう体験を持っている人がほかに何人もいたんだなあ・・と感慨にひたりました。あんがい、同じ放送を見ていたのだったりしてね。ちなみに、私が見た局はNHKで、確か昼間にやっていたんですよ。ということは、日曜日に放送したのかな。30年くらい前ですけどね。吹き替えじゃなかったから、印象がしっかり残ったのじゃないかと思います。ストーリーも結末もよく覚えているので、再見するのがこわいのですが、とにかくいずれはどうしても見直さなければ、と思っている1本です。 <再見しました>かつて見たときは10点くらいのインパクトがあったけど、再見したらちょとガッカリ。ラストシーンで絶叫したのが誰だったかというのも、私は完全に記憶違いをしていました。さらにもう一度改めて見直したい一作です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-04-15 00:22:01) |
831. ショコラ(2000)
ハルストレム監督作品はどれも好きだけど、これはまあフツウのできかなあ? あと何人も書いてるのでひつこいかもしれませんが、私もレナ・オリンとビノシュの再共演だったんだー、と見てる途中で気づき、大興奮! 正直、そっちのほうが気になってしまって、映画に集中できなかったような気もします。何だかその点は、面白かったような興ざめしてしまったような・・ミョーな気分でした。二人とも味のある女優さんだから、損したとは思いませんでしたけどね。 6点(2003-04-15 00:08:05) |
832. 真実の瞬間(1991)
正義感や、今これを伝えなければ、という使命感はわかるのだけれど、それがちっとも伝わってこなかった。正義感、使命感だけでは、だめでしょ。これは、最近の社会派日本映画にも通じることだけど。 [映画館(字幕)] 5点(2003-04-14 12:02:56) |
833. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 (書き直しました)ずるっこいシナリオと演出だなあ(笑)。何か書こうとすると、全部「ネタばれ」につながってしまうし。たまたまWOWOWで再放送してたのを、あまり気をいれずにボンヤリ再見してたら、自分的には「新しい発見」がありました。登場人物が全員、一人の役者に花を持たせるための「コマ」みたくなってしまってるのはつまんないなあ、と。なんで、最初に見たときよりマイナス1点にしました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-04-14 11:41:28) |
834. 恋人までの距離(ディスタンス)
これを私に勧めてくれたのは息子です。彼は高校時代、寮で友だちと見たらしいのですが、家に帰ってきて一緒にビデオ屋に行ったとき、ボソッと「これいいよ」と。大好きなテイストだったので、「息子よ、オトナになったんねー。それと、かあちゃんの好みをわかってくれててありがとさん」と、別な意味でも感激したのでした。 8点(2003-04-14 11:28:00) |
835. マーズ・アタック!
いま、NHKのBSでこれをやってるんですけどね、現役大統領が思い切り増長しているであろうこの時期にこれを流してるNHK・BSのスタッフの心意気に感心してしまいました。たまにはいいことやるじゃん、NHK! まだ見終わってないけど、たくさんの人に、こういうアメリカも知ってほしいし、役者たちの顔ぶれを見て、こういう映画に出る人たちなんだネ、ということも知って欲しいから、10点献上。表現の自由、バンザイ! 日本でやれっか? やってみいよ。 追記:見てる途中で書いてしまったのは反則だったかなと思いますが、感動して書いてしまいました。見終わった今でもマジに好きです。このアイロニーがなかなか理解されないのは悲しい。私はこれを見た後、出演俳優の皆さんがますます好きになってしまいました。(^_^) ところで原題は「マーズ・アタックス!」。このままのほうがよかったのにねえ。残念。<追記:ある日フラッとこのページをまた見に来ました。おや~、平均点が上がっているみたい。それと、各点数のところに比較的まんべんなく票が入っていて、これはこれで面白い。何て民主的なんでしょ! それぞれがそれぞれの意見を強く主張する。いいですねえ。こういう結果としての平均5点台、というのは、この映画の勲章のような気がしまする。アハ。でも1つまた新たに感じることが。これ決してB級狙いの作品じゃないと思うんですよ。ティム・バートンは大真面目にA級大作を作ったつもりだと思うなあ。そもそも、そのための豪華な配役だったのではないかと。え? 仮にそうならますます話にならん、て? いやまあ試しにね、火星人をブッシュの顔に置き換えたつもりで、観てみてくださいましよ。A級に見えてくるかも・・しれないから!> 10点(2003-04-13 20:22:02)(良:2票) |
836. サンフランシスコ物語(1980)
《ネタバレ》 公開時に1度観たきりですが、ジョン・サヴェージが自殺し損なって障害者になった青年役、デビッド・モースが足の悪いバスケット好き青年役、という、それだけ聞いたら思い切りクサそうな設定ですが、実にさわやか。 青年の苦悩も見事に描きながら、お涙頂戴ものではなく、見終わった後味もすがすがしい、佳作でした。 モースも障害のある役だったのに最後にはNBA選手になるんですよ。 あれってどういうことだったんだっけ?と思っていましたが、最近になりgooで「あらすじ」を読んだら、ナゾが解けました。 胸のつかえが降りた気分です。 最後の、モースのとびっきりの笑顔はすごく印象に残っています。 モースは最近人気が高いようですから、彼のファンだったら、これは見なきゃ! と言っても、すごく気に入った私自身、テレビでもビデオでもお目にかかったことがないし、もちろんDVDもない。観るのは至難のワザかも。 もう一度観たいんですけどねえ・・。 8点(2003-04-13 00:38:40) |
837. 靴をなくした天使
私見では、ダスティン・ホフマンはうまいから安心して見ていられるんだけど、うますぎて、たいていの場合ほかの役者とのアンサンブルがイマイチ(実力の差がありありで!)。その点この映画はなぜか肩の力が抜けていて、イイ感じだった。情けないキャラのほうが実は合っているんじゃないでしょうか? そもそもあとの主要キャスト、ジーナ、アンディも私にとってはそう好きな役者じゃないのに、2人もすごく自然体で、よかったです。ビックリ。味わいが深いのは、ただ面白おかしいだけでなく、風刺や皮肉もきいているからですね。知られていなさそうなのがとても残念な1本。 8点(2003-04-11 22:20:51) |
838. 12人の優しい日本人
これは『十二人の怒れる・・』とはまったく別物。同列に比較して論ずることはまったく意味がないと思います。パロディーとは言わば「からかい」なんですから。同列に論じたら、本家に対しても失礼。とはいえこの国にはいまだ確立した解釈はないので、みんながそれぞれ勝手に思い込んでますね。誰か何とかしてほしいもんです。まとにかく、これはコメディの一作品。アハアハと笑いつつ、最後は鮮やかなオチにうなる。完璧! 蛇足ですが、そもそも日本の陪審員制度、という設定からすでに「ギャグ」(将来はこれがギャグとして通じなくなると思うとそこは残念)。だから(解説するのもおこがましいが)本作はトボケた味が身上です。本家のようなシリアスさ、重厚さとは無縁。三谷氏のセンスのよさは、元ネタの重々しさを逆転して、ここまで軽い笑いに持っていき、しかも多かれ少なかれ誰にも「日本人てこうだよなあ」と思い及ばせたこと。また本作は「舞台としてはよくても映画としてちょっと」という声もわかるけれど、中原監督はかなりがんばったと思います。キャスティングもよかったしね。 [ビデオ(邦画)] 9点(2003-04-11 22:15:04) |
839. がんばっていきまっしょい(1998)
感激させてやろうとかうまい演技とか演出を見せてやろうといったスケベ心がまったく感じられない、抑制のきいた作品に、脱帽です。・・・と書きましたが、CSで最近になり再見したところ、後半になり演出の細部にややがっかり。前半、田中麗奈のブスカワぶりや一本気な感じはほんとにいいんですけどねえ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2003-04-11 22:13:01) |
840. スタンド・バイ・ミー
ふとあるとき思いました。「自分もこんな少年(少女)時代を体験したかった」と。 体験した痛みもあれば、体験しなかった痛み、というのもあるんだよね。きっと。 ノスタルジーってそういうものなのかも。 少年ものなのに、私たち女性の心をも打つのがなぜか、少しだけ分かったような気がしました。 まさに、「ずっとそばにいてほしい」映画です。 あとから小説も読みました。映画のほうがよかった部分もあれば、小説のほうがよかった部分もある。 映画が気に入った人はぜひ読んでみてください。 9点(2003-04-11 22:06:48) |