841. タクシードライバー(1976)
【鮫島】さんと同意見です。現代社会の闇に生きる男の狂気を描きたかったのでしょうが、みていて気分が悪くなる映画は好きではありません。しかし、バーナード・ハーマンのジャジーで郷愁を誘う音楽といい、名作の香りが漂ってくる作品です。自分が10代のころに見ていれば、多大な影響を受けたかもしれません。 4点(2005-03-23 11:59:39) |
842. 化粧の王様
ここでもジョルジュ・メリエスの編集のうまさが目立っています。それにしても、この人ってば人を喜ばせるのがそうとう好きだったんでしょうね。 4点(2005-03-11 19:33:44) |
843. ゴム頭の男
最初ゴム頭って何よって思っていたんだけど、そういうことだったのね~。 4点(2005-03-11 19:13:30) |
844. 地獄のケーキウォーク踊り
ナレーションがほとんどなく、よく話しが分からんかった。 4点(2005-03-11 16:32:15) |
845. 就職戦線異状なし
これってバブル期の就職なんだね。やけに時代を感じるし、みんな若いな。 能天気な映画だけれど、就職活動というシビアなテーマを扱っているので、変に教科書的なものを作るよりこれでいいのかも。 評価としては可もなく不可もなく。知的な会話もあまりないし、主人公の「よい人間か」VS「よい大人か」の葛藤ぐらいしか深いものは描かれていない。 鶴田真由も脇役で出てる。結局誰がヒロインなのかいまいちよくわからんのだが、若かりし和久井映見がいちばん輝いている気がしないでもない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2005-03-11 15:16:16) |
846. 母の眠り
淡々としながらも手応えのある雰囲気や作りがしっかりとしていて、けっして悪い作品ではないのですが、家庭のごたごたにはイライラさせられるものがあります。弱っていくケイト・グルデンを演じたメリル・ストリープの姿に涙・・・とはまったくいかず、「切れそうな私の看病生活」とでもいいたげなレニー・ゼルウィガーのイライラぶりが目に付きました。バーで本当の姿をさらけ出したジョージ・グルデンの衰弱ぶりが印象に残りました。日本人向けの家族の絆といったことがテーマなのでしょうが、私には合いませんでした。最後に、この映画のタイトルは「かけがえのないもの」とするべきではないでしょうか。 4点(2005-03-04 12:52:43) |
847. キャスパー/マジカル・ウェンディ
小生キャスパーを見るつもりが、なぜか間違ってキャスパー劇場未公開作品を見てしまった。よって予備知識はほとんどなし。キャスパーたちゴーストと魔法使いが繰り広げる子供向けのドタバタ劇といった映画。CGで惜しみなく魔法を使ったり、楽しげなダンスシーンありと子供は充分に楽しめるはず。ただ、大の大人が見るとなると鑑賞に堪えがたいのは否めないか。4点献上。(DVD、日本語吹替版) 4点(2005-01-19 20:36:48) |
848. 鉄道員(1956)
《ネタバレ》 ここでの点数が高い分、あえて厳しめの評価をする。前中盤までは、主人公がその厳格さで自暴自棄に陥り、あげく他人に迷惑をかけ、大事な家族をバラバラにさせる。自分の威厳を振りかざし、他人のせいにし、酒に入り浸り、女に手を上げる最低の父親。ところが病気になった途端改心して二人の息子や仲間と和解し、幸せな顔でクリスマスの夜に亡くなる、というストーリー。一見これで何事もなかったように終わっているけれど、自分が息子や娘の立場だったとしたら、今までのマイナスがプラスになっただけ。いや、自分の人生の一部を狂わされたことで悔恨は残るだろう。この父親の主人公に同情や感情移入などできない。今まで自分がしてきたことを思い起こし、なぜ自分の行動が周りの不興を買ったのかを理解できないまま、逝ってしまったのではないか。だとしたら、あのまま生きていたとしても家族が幸せになることはなかっただろう。日本の「東京物語」と重ねる人もいるみたいだけど、自分としては「蒲田行進曲」を思い出しながら見ていた。この映画の中で日ごろペコペコしている男が、自分の威厳を張るためだけに妊娠中の妻に暴行を振るうシーンがある。それをしきりに思い出した。とはいえ、名作中の名作。家族を温かく見守る母親、父親を慕う坊や、自分を思ってくれる親友などがこの映画にふっと安らぎを与えてくれる。前中盤は見るのもつらいが、ラスト30分だけは高評価。自分が若いために、この映画の良さを理解できないのか。この先評価が高くなることがあるのかどうか。10年たったら確かめたい。(TV、イタリア語、字幕スーパー) 4点(2005-01-13 19:05:16) |
849. スタンド・バイ・ミー
10年来ぶりに見たものの、残念ながら期待外れ。やはり自分に合う映画とは思えなかった。歳を取って大人になった今、評価が変わるのかと思ったらぜんぜん変わらず。同じ少年冒険ものとして「マイ・フレンド・フォーエバー」は好きだけれど、こちらは似て非なる作品。下で【まさサイトー】さんが書いているごとく、「パイ食い大会のゲロシーン」を初めとする下ネタ、悪ふざけのオンパレードが見る気を削ぐ。ただ唯一、橋の上を歩いて列車に轢かれそうになるシーンと、ラスト主人公の述懐だけは素晴らしいと思った。(TV、日本語吹替版) 4点(2005-01-12 10:52:20) |
850. チキンラン
期待外れでした。ニワトリが主人公といっても、典型的な勧善懲悪なので先が読めてしまい、正直途中だれました。ドタバタものですが、単純に子供向けの映画ではないところも気になります。(TV、日本語吹替版) 4点(2005-01-08 18:44:38) |
851. ターミネーター3
一度見たら充分という映画ではないでしょうか。後味悪いです。ターミネーターシリーズ大好きだったのに。。。前作で終わったシリーズに、無理やり続編をくっつけた時点で問題がある気がします。女ターミネーターも前作の半分以下の存在感。あとは皆さんがおっしゃっているとおりです。(VIDEO、日本語吹替版) 4点(2005-01-07 19:41:06) |
852. 食神
すみません、私の笑いのツボにはほとんど入りませんでした。前半は主人公が落ちぶれていくさまが見ていてしんどいっす。後半のノリもしつこく感じました。その他は概して他の方の6点以下のレビューと一緒です。(TV、広東語字幕スーパー) 4点(2005-01-05 21:30:53) |
853. JFK
正直、期待はずれでした。まず、私の理解力では1回見ただけでは流れについていけません(特に前半)。登場人物が多く出てくるのに背景の説明が不足しているため、半分おいてけぼり状態でした。それでもスクリーンプレイの解説本を引っ張り出して最後まで頑張ってみましたが、どこまでが真実で、どこまでが装飾なのかが結局最後まで分かりませんでした。暗殺現場を中心に本物のフィルムを使っているという点で、これは映画ではなくドキュメンタリーなのではないかと思ってしまいますが、どこまでが事実であるのかが分からないと、その情報を鵜呑みにしていいのか、見る側としては非常に迷ってしまいます。登場人物はどこまでが創作なのでしょうか。それとも全員が歴史上存在した人なのでしょうか。作品の出来自体は素晴らしいと思うのです。でも、映画は楽しむためにあるものという考えを持つ自分には、この映画には厳しい点数を付けざるを得ません。(VIDEO、日本語吹替版) 4点(2005-01-05 09:10:49) |
854. 壬生義士伝
個人的にダメでした。つらくて暗いお話が苦手。その上この映画は、長くてつっこみどろ多数。とにかく字幕付けて放送してください。「武士道とは死ぬことと見つけたり」といわれても美学を感じませんでした。「たそがれ清兵衛」は共感できたのですが、この映画は無理。残念。総合的に3点と4点の間です。(TV) 4点(2004-12-31 12:36:31) |
855. ミッション:インポッシブル
はじめからこの映画が駄作だというつもりは毛頭ありません。ただ、目まぐるしく変わる展開と次々人が殺されていくような映画が好きではないだけです。解説本を見てもよく理解できない複雑なストーリーは「オーシャンズ11」を思い出しました。先にそちらをみていたので、展開的には物足りないものを感じ、マイナス1点で4点とさせていただきました。(VIDEO、字幕スーパー) 4点(2004-12-31 11:03:18) |
856. ドク・ハリウッド
なぜかこの作品とは愛称があまり良くなかった。前半のマイケルは嫌な奴だし、セックスがなんたらという直接的な表現が多用されるのも好きではない。ただノリのいい音楽は良いと思った。(VIDEO、日本語吹替版) 4点(2004-12-21 09:52:55) |
857. 熱帯楽園倶楽部
期待はずれやった。途中の楽園チックなリラックスタイムは良かったけど、あとは詐欺やらヤクザやらピンとこん映画やった。紹介文にこれでアジアへ行く人が増えるかも!?なんて書いてあったけど、これ見たらみんな猜疑心持って臆してしまうんとちゃうか。東南アジアへ旅行へ行く人は、勉強に良いかも。(VIDEO) 4点(2004-11-17 13:25:06) |
858. 彼女が結婚しない理由
あちゃー。ありえない。何があり得ないかを書くとネバタレになるので書けないけど、展開がありえない。せっかく石田ゆり子と鷲尾いさ子を使っておきながら、もったいない。何がいいたいのか、という点でもいまいちわかりづらかったし。でも大林作品の一つとして、やっぱりどこかファンタジックで何とも言えない雰囲気が出てる映画なのは不思議というか、これこそ大林監督の手腕だろうか。 4点(2004-11-05 20:54:47) |
859. パニック・ルーム
母子、襲撃者ともに感情移入することができたし、ストーリー展開も期待していたより面白かったので完成度は高いと思う。構成が非常にしっかりしていると感じた。それでも後半は銃が出てきて生臭くなったし、何よりこういうパニックもののジャンルは苦手なので、残念ながらこの点数。(TV、日本語吹替) 4点(2004-10-25 10:04:24) |
860. ボクサー(1997)
テーマが重すぎて自分には合わないことが明白な作品だった。「父の祈りを」の時にも感じたことだけれど、自分はエンターテインメント性を重視しているので、政治的なセンスがいい人でないと面白くないのかなと思う。中盤まではともかく、最後の最後まで重い展開で、頭が付いていかなかった。期待していただけに残念な気持ちが大きく、正直がっかり。 [ビデオ(吹替)] 4点(2004-10-13 18:06:21) |