841. 崖の上のポニョ
辛口の批評多いですねぇ・・・ 確かに突っ込み所は沢山あると私も思いますが、「宮崎アニメ」・「ジブリの新作」という事で皆さん構えすぎなのでは? 何だか夢を見ている様な作風で私は好きです。 将来、自分の子供に是非観せてみたいですね。 [映画館(邦画)] 6点(2008-09-02 13:12:55) |
842. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 2020/7/14追記 IMAX版を劇場で再鑑賞。12年の歳月は初見時とはまた違った感想をもたらしてくれた。 ヒース・レジャーの演技は背筋が寒くなるほどに凄い。 パトカー箱乗りのシーンは映画史に残る名場面だと言える。 凄い映画だ。 --------- 「重厚」「骨太」。 娯楽作では無いので観ていて疲れるが、入場料以上の満足感を与えてくれる事は保証したい。 私は囚人が起爆装置を棄てるシーンに、本作に込める監督の想いがかなり凝縮されているのでは?と思うがどうだろうか。 ヒース・レジャー、合掌。 [映画館(字幕)] 8点(2008-09-02 13:05:48) |
843. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた
《ネタバレ》 日本人におにぎりが有る様に、アメリカ人のソウルフードはハンバーガーでも宅配ピザでも無くパイなのだと、知り合いのアメリカ人が自慢げに言っていた事を思い出した。賛否両論ある様ですが、私はあんな旦那の様な奴にはなりたくないなぁ・・・ [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-25 21:16:19) |
844. サンシャイン 2057
《ネタバレ》 恐れ多くも『太陽(そう、あの太陽だ)』に人間が作った爆弾を落しに行くのである。 この設定なら、わざわざ行方不明の1号を登場させ、乗組員を錯乱させ、妙に宗教的な演出を加えずとも、幾らでも面白い作品が出来るのでは無いか・・・と考えてしまった。 乗組員達は、真面目に・愚直に暗い宇宙を人類の期待を受け長期間航行し、死と隣り合わせの状況で爆弾を落すのだ。 まさにプロジェクトXで有り、フィクション風の演出で記録映画の様な内容にすればもっと見応えのある映画になったのではないか? 非常に勿体無い映画に思えてならない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-22 19:55:45) |
845. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 原作は全く読んだ事が無いにも関わらず、TV放映されていた際に最初の10分を観ただけでDVD購入を決定(しかも2作目とのツインパック)し、休日を使い一気に鑑賞してしまった。荒唐無稽な話だが、「実際にこんなノートがあれば・・・」と、人が本来持つ嫌な部分を微妙にくすぐる設定が何とも言えず良い。 [DVD(邦画)] 8点(2008-08-22 19:37:47) |
846. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 良作で有る。これは間違い無い。 弟のいじめのシーンは、もう30年以上も前になるのに自分がいじめられていた頃を鮮明に思い出し胃が痛くなった。 今も昔もいじめっ子・いじめられっ子がいるのは仕方が無いのかも知れないが、本作を観て改めて「当時は嫌な事でも、過ぎてしまえば全て良い思い出に変わる」というのが大嘘だと思い知らされた。 いじめは良くない。 本当に良くない。 本来の感想とは異なるのだろうが、本作を観てその思いを強くした次第。 [映画館(邦画)] 8点(2008-08-21 12:48:44) |
847. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
『行間を読む映画』と表現すべきだろうか。 何とも言えない不思議な雰囲気の作品だった。多分、間違いなくもう1回は観るだろう。 尚、劇中登場する戦闘機『散華』は珠玉の出来。過去私が観てきた漫画・アニメ・映画の中で登場した飛行機の中でマクロスのバルキリ-を抜いてNo.1である。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-04 13:12:31) |
848. 刑事ジョン・ブック/目撃者
キャスト・ストーリーは勿論良いですが、何と言っても音楽が最高です。公開当時購入したサントラを失くしてしまった事が悔やまれます。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-30 19:57:09) |
849. アメリカン・プレジデント
《ネタバレ》 【2024/11/25再鑑賞】 先のアメリカ大統領選挙を経て思う所有り再鑑賞。結果新たな印象を持つ事となった為に書き添える。 ・物語終盤のスピーチで大統領は力強くこう言う『中傷では無く政策で勝負してこい』と。 このスピーチ、短いながらも自由の国アメリカを象徴する様な内容で本当に名スピーチで有る事を再認識した。 少なくとも1995年(今から29年前)の時点では、大統領が熱く語った内容はアメリカ人の矜持と言うか美徳だったのだと思う。 このスピーチの向こう側に『世界の警察』と自ら名乗っても比較的すんなりと世界各国に受け入れられてきた、 当時のアメリカの立ち位置が透けて見える。 翻って先の大統領選挙である。 特に共和党の品の無い候補者からの聞くに堪えない中傷と、それに大喜びしている聴衆の姿に私は辟易としていた。 そして大差で共和党候補者が勝利した事に愕然としてしまった。 この映画が作成されていた当時の皆が憧れるアメリカは一体何処に行ってしまったのだろうか。 世界情勢が大きく変わり過ぎた事は事実だが、人間の本質は変わっていない筈。 中傷が大歓迎される現実と、本作で描かれた当時の世情の余りにも大きなギャップに私は心底悲しくなってしまった。 ・本作公開当時、私は28歳。スクリーンに大写しになったアネット・ベニングのチャーミングな姿に私は終始見惚れていた。 時は過ぎ2024年、私は57歳。TV画面に映るアネット・ベニングは全く変わらずキラキラ輝いていた。 ----------------------- アネット ベニングが予想に反して可愛いので驚いた。 絶対に実現は出来ないけど、こういう恋愛には憧れてしまう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-06-30 19:53:51) |
850. アンドロメダ・・・
《ネタバレ》 病原体が「ビクン」と動いた時はマジでビックリしました。 小学生の時にテレビで観ただけなのですが、このシーンは鮮明に覚えてます。 [地上波(吹替)] 5点(2008-06-30 19:46:48) |
851. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 まだ「シネコン」なんて言葉が無かった時、有楽町まで馳せ参じて先々行オールナイトを長時間並んで観ました。もう15年も前になるのですね。 一緒に鑑賞している他のお客さんとの一体感という意味では、この作品は私のベスト3に入ります。 ブラキオサウルスが登場するシーンで皆一斉に「お~っ」とざわめいた時、何だか映画っていいな~と素直に思えた私はまだ若かった・・・ オッサンになった今も積極的に劇場で映画を観る理由の一つは、この一体感を味わいたいからなのかも知れません。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-30 19:42:31)(良:3票) |
852. グッバイ、レーニン!
《ネタバレ》 本題の前に一言。 ララ役の女の子がメチャクチャ可愛い! もっと出演作を観たいんですが、多くの作品には出演していない様ですね。残念!! 本題です。 期待以上の作品でした。 中でも特筆すべきは、やはりラスト近く、何も知らないフリをしながら、息子を見つめる母親の穏やかな眼差しでしょうか。 環境の変化に対する戸惑い、成長した息子への驚き、そして、自分に対する行動への感謝 等々 様々な思いが入り混じった眼差し・・・ 鑑賞していて暖かい気持ちになります。 良い映画です。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-06-23 18:37:15) |
853. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 本シリーズに何を求めるかで評価は分かれると思いますが、私は固い事抜きで楽しめました。 よく考えてみれば前3作の秘密・ネタ含め、いわゆる考古学で研究されている案件はタイムマシンでも出来ない限り誰も真実は確認出来ないのです。 だから、本作の様に謎解きに宇宙人の力を借りる等々、作り手のイマジネーションで好きな様に映像化して構わないと私は思います。 そういう意味では本作はスピルバーグらしさが良く出ていた作品ではないでしょうか? 敢えて書きます。次回作に期待! 主役が一気に若返るからあと5本位は楽勝!? [映画館(字幕)] 7点(2008-06-23 18:22:59) |
854. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
《ネタバレ》 【2017/11/8再レビュー】 丸の内ピカデリー、爆音映画祭にて念願の劇場再鑑賞実現! いや~今改めて観ると気恥ずかしいっすなぁ!! でも、『誰が何と言おうと私はミンメイ派だ!!』 【2008/6/20レビュー】 誰が何と言おうと私はミンメイ派だ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-06-20 12:59:23) |
855. サイン
《ネタバレ》 宇宙人が本当に登場したのは驚きました。 この監督の常套手段である「思わせぶりな展開」のまま、はぐらかされて終わるとばかり考えていたので。 それにしてもアメリカ映画は「出来事」と「信仰」を関連付ける事が好きですね。 もし日本だったら、宇宙人登場のシーンはお経を唱えながらバットを振り回す事になるんでしょうか? それも締まらないか?? [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-16 12:54:26) |
856. 復活の日
《ネタバレ》 「凄い映画を作ってやる!!」という製作陣の熱い思いが画面からガンガン伝わって来る。 突っ込み所は確かに沢山有る。だがしかし、角川映画に限らずこの頃の日本映画は作り手の思いが画面から随所に感じられ観ていて気分がいい。 後、この映画は予告編がすごくカッコ良かった様に記憶している。 機会があれば再確認してみたい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-12 19:32:40) |
857. ザ・フライ
《ネタバレ》 序々に人間としての理性をも失って行く主人公が最後に見せる「殺してくれ・・・」と懇願するシーン。 主人公がとにかく哀れで・可哀想で、鑑賞当時高校生だった私は、新宿の映画館の片隅で一人大泣きしておりました。 その後、映画好きの友人に鑑賞を奨めましたが残念ながら趣味が合わなかった様で、感想に付いて大喧嘩をしたのも青春時代の良い思い出です。 そういえば、最近映画の感想で他の誰かと激論とか交わさなくなったなぁ・・・ [映画館(字幕)] 8点(2008-06-12 19:20:33) |
858. スキャナーズ
《ネタバレ》 20年ほど前に渋谷の映画館でオールナイト(死語・・・)上映の際に鑑賞。 超能力を駆使する時に使われる甲高い効果音が満員の劇場に流れる度、冗談抜きで頭痛がした事も良い思い出。 頭部破壊シーンの迫力は勿論、最後のオチで全員思わずどよめき、その後は拍手喝采!! 何だか異様に盛り上りました。 マイケル・アイアンサイド、最高です。 観ている時は本当にこの人頭おかしいんじゃないか??と真剣に思っちゃいました。 [映画館(字幕)] 9点(2008-06-12 19:09:49) |
859. スターシップ・トゥルーパーズ
高名なSF小説の名を借り、何かと戦争をしたがるアメリカを皮肉った風刺映画の極地。 [映画館(字幕)] 5点(2008-06-12 19:01:39) |
860. 2010年
《ネタバレ》 眠っていたLDプレーヤーを引っ張り出し、約10年振りに鑑賞。 「2001年」ファンの皆様には反感を買うかも知れないが、私は本作を以下の点で評価したい。 不朽の名作「2001年」の素晴らしさは誰もが認める所であり、私自身、異論を挟むつもりは毛頭無い。 だが、何と言うか、「これが判らないと映画通とは言えない・・・」等の、お高くとまった存在感が妙に気になっていた。 翻って本作である。 難解なテーマに対し、エンターテイメント性を持たせる事で出来るだけ敷居を低くしようとする姿勢や、CGが無い時代ながら丁寧に作りこまれた特撮(当時は「SFX」と呼ばれていた)等、一つのSF映画としてよく出来ていると思う。 CGてんこ盛りで作り手の「志」が見えないSF映画が増えている中、製作者側の「手」が感じられる本作は非常に見応え有り。 このレビューをご覧になられたら、差し出がましい提案ではあるが是非再鑑賞をお勧めしたい。 (蛇足:ヘレン・ミレンが若い!!) [レーザーディスク(字幕)] 7点(2008-06-04 13:13:34) |