881. 天国までの百マイル
どうにも評価が微妙な作品。ダメ男は見ていたくないんだが・・・。感動する人は感動するのだろう、と思える映画。実話にもとづくストーリー、と聞いてボーナス献上で5点。大竹しのぶ演じるマリは、二重人格の様に、妻と夫とで変える態度が怖かった。もっと歳を取ったら、この映画の良さがもっと分かるようになるんだろうか。 5点(2004-07-06 21:27:13) |
882. スリーピー・ホロウ
こういうホラー・ミステリーというジャンル自体が嫌いとはいえ、この映画から学ぶべきことはほとんど無かった。薄暗い村の雰囲気の中で、雷鳴だけがやたらおどろおどろしく、雷光も光まくる。中身は人間関係が複雑でわかりにくいし、暗い。雰囲気というか、演出面ではそうとう評価できるが、それ以外では点数はあげられない作品だと感じた。 3点(2004-07-04 12:24:24) |
883. ウォーターボーイズ
男のシンクロなんて汗臭いし、予告編を見た限りではつまらないと思っていた。見事に間違っていた。一途な少年の青春物語だけれど、テンポがいいし、笑わせてくれる。川越高で実際にこの部があったそうだ。最後のほうは映画とはいえちょっと出来過ぎ。竹中直人が出ていたので、「Shall We ダンス?」の少しぶっ飛んだキャラを思い出した。 [地上波(字幕)] 7点(2004-07-04 12:19:20) |
884. トキワ荘の青春
かなり面白くない。観るのが苦痛になるレベル。 33【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 2点がほぼ言いたいことを言ってくれたので、付け加えるとすれば、いろんな登場人物が出てくるけどエピソードがぶつ切りで誰が誰だか訳がわからない。 周辺の予備知識があって、マンガにそうとう詳しい人なら良いのかもしれない。 以下はずっと前に見たときの感想。 あの昭和の時代は、みんなが貧乏であることが当たり前で、あんな風に過ごしていたんだなあ。昔の女性もあんな感じだった。助け合って、素朴で純粋で、思いやりがあって。一種のドキュメンタリーのような映画だった。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2004-06-29 11:40:45) |
885. 蒲田行進曲
ネタバレ ほとんどの人が高得点をつけているところに、衝撃を受けるとともに、とてもギャップを感じた。期待して見たのがまずかったのか。コメディタッチだと思っていたのに、結構深刻なシーンが多くて戸惑った。銀ちゃんやヤスに感情移入できないばかりか、腹が立って仕方がなかった。ここまで不愉快な映画もあまりない。誰かが言ってたけど、人物の描き方に品が無い。二人とも情けないとしか言いようがない。臨月の妻のお腹を蹴るな、自分で釘を刺して他の人のせいにするな、一度別れて他の男に押し付けた女を取り戻そうとするな!かっこ悪い、醜態晒すなという冷めた思いばかりが強くて、どうしても高い点数を付ける気にならなかった。自分の価値観が他の人とは違うのだろうけど、どうも腑に落ちない。「前向きのマゾヒズム」や「自己中で情けない男」に魅力は感じない。ただ、全体的にものすごくパワーのあるのが伝わってくる作品だったし、役者の演技自体は、みな光っていて素晴らしいと感じた。 3点(2004-06-27 17:52:37)(良:2票) |
886. Shall we ダンス?(1995)
さえない中年オヤジが、ダンスに夢中になるというストーリーの着眼点がまずいい。それに加えて、ときどきにいちいち笑いを誘うコメディチックなところもよい。 7点(2004-06-27 14:40:57) |
887. 砂の器
これは、まず間違いなく、日本映画の名作といえる。人間ドラマとして、とても見ごたえのある作品だった。友人に「泣ける」と勧められたが、確かに号泣する人がいても不思議ではない。これが30年も前の映画とは。ただ、下の人が書いているように、「順風満帆」を「まんぽ」といっていたのには「えっ」と絶句してしまった。誰かチェック出来なかったのか。。。 8点(2004-06-27 14:30:52) |
888. トゥームレイダー
うーん、つまらんかった。魅力的な女性を使ってアクションを頑張るっているというのは分かるんだけど、160【やすたろ】さんの言うとおり、説明不足で脈絡がない。途中で眠くなりました。もう一生二度と見ない、とは言わないけれど・・。 4点(2004-06-26 23:36:48) |
889. 猫の恩返し
12年ぶりに見てみたが、ほとんど覚えていなかった。 ほかのジブリ作品と比べると内容の薄さはどうしても否めないけれど、子供といっしょでも安心してみられることやエンディングの良さから5点と6点のあいだの評価。 ストーリーがやや中途半端で、それぞれのキャラクターも最大限に生き生きしているとはいいがたいが、それほど欠点もないのでゆるーく見られる作品には違いない。時間も短いしね。 [地上波(邦画)] 6点(2004-06-26 20:39:33) |
890. 酔拳2
ネタバレ いや、面白いよこれ。普通のアクションだったら7点の作品なんだけど、酒飲んでからの暴れっぷりがたまらないんだなあ。敵の背中の上で酒を飲んじゃうシーンなんか、可笑しくて涙が出る。人の背中をテーブル代わりにするなっての。最後の敵と戦うシーンで飲んでるのは、工業用アルコール?そりゃ火も出るわな。よい子は決して真似しないでね。途中で銃に打たれて絶命する老格闘家もよい。アニタ・ムイ演じる母親の変幻自在っぷりも印象に残る作品。泡吹いて終わり?玉璽は取り戻さなくていいのか、ジャッキー!? 8点(2004-06-22 13:31:31) |
891. ほたるの星
ネタバレ 前半部分は、肝心の主人公である三輪先生が頼りなく、また生徒や保護者から槍玉にされてストレスが溜まりますが、後半でその前半部分のマイナスを補うだけの感動があります。まさに「ほたるが舞よる時一番あいたい人にあえるんよ。」というキャッチフレーズが生かされた映画になっています。ただ、話しがうますぎ、しかもかなり直球ベタベタなので、期待しすぎるのもどうかと思います。脇役の人や山口の風景はいいですね。役所広司演じる瀧口先生をはじめ、校長先生やおばあちゃんが良い味出しています。ロケに使われた萩市の明倫小学校、周南市中須の棚田、柳井市の白壁通りも良い雰囲気を出しています。菅原監督が言うところの「山口県の人達と山口弁をふんだんに入れた、山口県のよさが凝縮されてる、山口県全体がひとつのまちになったような映画」といえるでしょう。ただし、いかに山口弁を俳優が真似していても、微妙にアクセントが違うのでその分だけ気持ちが伝わらないのが残念です。ひかりちゃんにキャッチフレーズを教えていた少年は本物っぽい方言を話していましたが、どうなんでしょう。総合評価は6点にしようかと迷いましたが、まあ同郷のよしみっちゅうやつで、7点にしちゃろうかいね~^^。 7点(2004-06-19 22:46:02) |
892. 勝利への旅立ち
確かに、これはスポ根モノの佳作。全体的に地味な作品なのだけれど、安心して最後まで楽しめる。これを観て熱くならない男はねえぞお、みたいな気持ちにさせてくれる作品。熱血監督を含めて登場人物の台詞が心地良い。シンプルだけど余韻をもたらすラストも秀逸。 8点(2004-06-19 08:44:48) |
893. G.I.ジェーン
ネタバレ 女性から見ると、主人公は男勝りでかっこいい、となるのかもしれないが、個人的には剃髪シーンやしごき等々女性が散々な目にあうような映画は好きではない。ましてや、「ゴースト」ヒロインのイメージが定着しているデミ・ムーアの、男勝りの振る舞いなど見ていたくない。体を張ったことは評価に値するが。 3点(2004-06-18 17:10:27) |
894. 人間の証明
皆さんがおっしゃる通り、重厚な人間ドラマではなく、大味なサスペンスの範疇に収まっていました。それに相当画面が古臭く、演技についても時代を感じてしまいます。何度も言っているように、銃で人を殺す映画は好きではないので、それを差し引いて3点献上。 3点(2004-06-18 17:04:59) |
895. 交渉人(1998)
カネのために人を殺し、人が殺されるような映画はもう沢山。主役二人の交渉シーンがたくさんあるのかと思って期待していたが、それも前半だけで、最後まで消化不良だった。何も真相を突き止めるために自分が人質を取ることないっしょ、という思いでずっと観ていた。期待していたが、残念。 3点(2004-06-13 23:04:49) |
896. アクシデンタル・スパイ
体を張ったジャッキーの演技には感心するけれど、残念ながら到底魅力的な映画だとは思えなかった。ボスやビビアン・スーについて等よく分からないシーンが多すぎる気がする。最後は「スピード」の二番煎じのような気までした。美女ビビアン・スーの魅力と、ジャッキーの爆笑ターバン着衣シーンはプラス点。 4点(2004-06-13 22:58:24) |
897. レオン(1994)
私にとってはただの普通な映画。というより、無闇に銃殺シーンが多くて引いた。275【ひよこた】さんのおっしゃる通り、殺し屋に対しては感情移入も難しい。ナタリーとの友情(愛情?)も分からないではないけれど、観ていて面白くは無かった。ストーリーの中身というより、ナタリーの可愛さ、スティングの主題歌と、ゲイリー・オールドマンのラリってる姿でずいぶん点数を上げている作品のように感じた。 3点(2004-06-11 21:34:22) |
898. 深呼吸の必要
ネタバレ 企画が岡田恵和だけに、見たあとに本当に深呼吸したくなるような映画。下手にラブストーリーを絡めず眈々と進むが、大きな癒しをくれる。それは自然との一体感であったり、汗水垂らして働くことの大切さであったりする。 極力きび狩りのシーンを多くし、余計な説明やセリフを省くことで、見ている人は自分もきび狩り隊の一員となって働いている気分になる。 「なんくるないさぁ」というおじぃとおばぁが良い。過去を含めてすべてを受け止めてくれる大きな存在があってこそ、この家のきび狩り隊は安心して働ける。最初は不協和音ばかりだったストーリーも、弾けるような笑顔あふれる大きな調和に向かってぐんぐん魅力を増していくのもこの作品の特徴。 これ映画ではなく、連続ドラマだったなら、それぞれの登場人物のキャラが立っているだけに、申し分のないドラマになったはず。5人とそれを取り囲む登場人物達の変わりようを背景からじっくり見たかった。 明るく見えるひなみも何か裏にありそうだし、池永ももう少し医者としての過去をじっくり掘り下げる。西村と田所の確執がどう溶けていくのか?悦子や加奈子もまだまだこれからどうなる?美鈴も産まれてくる子供とともに歩むドラマがあるはず。 [映画館(邦画)] 8点(2004-06-11 10:42:33) |
899. 明日に向って撃て!
108【あにやん】さん、146【たにっち】さんのコメントと同感。残念ながら、皆さんの高評価があまり理解できませんでした。かといって、悪い映画ではないとは思いますが・・・。 5点(2004-06-09 00:06:15) |
900. ココニイルコト
ま、ええんとちゃいますか。 7点(2004-06-08 13:04:08)(笑:1票) |