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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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901.  ベンジー
何をかくそう、初めて劇場まで見に行った洋画です。大人になってみるとツライかと思いましたが、意外にそれほどでもなかったです。まあ、お話がご都合主義なのはいただけませんが、そのあたりはやはり子供向けということでしょう。特筆すべきは演出で、低いカメラワークや犬の行動で、ベンジー君の考え・感情を的確に伝えているのはおみごと。時に人間目線も取り入れて、その切り替えがうまいと思います。クライマックスの「ストップモーション+カットバック」は、昔は感動したのですが、今回はちょっとくどいという感じでした。また、BGMがほとんど2種類のモチーフしか使っていないのは、けっこうすごいかも。 とりあえず、映画のできとはまた別に、たいへん「好きな」映画ではあります。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-19 13:45:42)
902.  噂のモーガン夫妻 《ネタバレ》 
メインのプロットは、「犯罪者に追われる人物が田舎に引きこもって、そこでの生活を体験する」というもの。近頃見た某映画、ほとんどそのままです。犯人逮捕の方法も似ている。これでちょっとガックリきました。本作では、その追われる人物が別居中の夫婦になって、夫婦再生の物語が付け加わったわけです。ネタ切れ気味ですね。一応コメディ路線ですが、あまり笑うところはなかったです。熊がいなければどうなったことか……。 ストーリーに期待ができないとなると、キャラクターはどうか。主役のモーガン夫妻ですが、これがどうも今ひとつ煮え切らない。悪くはないしむしろ人物像はうまく描かれていると思いますが、いわゆる「キャラ立ち」がしていない感じです。脇役の方がアクが強く、その分主役をやや薄味にしたのかもしれません。脇役陣はウィーラー夫妻をはじめ、なかなかの好演でした。特にルーシー役の女の子、いったい何者なのか気になります。 とはいえ、それほどとんでもないところはなく、まあ無難に終わったなという感じで、インパクトは弱いです。個人的に面白いと思ったのは、メリルの射撃の腕や熊を撃退するスプレーが、たいした伏線になっていないところですね。しれっと外していました。あとはまあ……、やっぱりネタ切れ?
[映画館(字幕)] 6点(2010-03-18 14:43:29)
903.  追憶(1973) 《ネタバレ》 
いやはや、これは参りました。なんなんですか、あのバーブラ・ストライサンドが演じたケイティとかいう女は。自己主張がやたらと強く、そのくせ他人の言うことには耳を貸さず、気に入らない人間は罵倒してばかり。その狭量で身勝手な言動には、開いた口がふさがりません。自己の信念に忠実といえば聞こえはいいですが、この人の場合単に視野が狭いだけだとしか思えません。これほど魅力のない人物が出てくる映画も久しぶりです。で、その相手役のロバート・レッドフォード。軍服姿はパリッとして格好いいのですが、どうも小説家とかシナリオライターのイメージではありません。こちらは役柄云々ではなく、ミスキャストではないかという気がします。 この2人がきわめて魅力に乏しいため、惚れた腫れたと騒いでもこちらにとってはまったくどうでもよく、勝手にすれば、というところです。2人を取り巻く人物も、それを補うほどのインパクトはありません。話の内容としては、要するに「恋愛と結婚は別」ってことでしょう。まあそれだけのお話。 ということで、なぜこれが名作と言われるのか、よくわかりません。が、想像するに、ケイティのようなとんでもない女性でも、レッドフォードのような二枚目が愛してくれるかもしれないという幻想を抱かせてくれるからかもしれません。もちろんそんなものは、単なる幻想にすぎないわけですが。そうなると、ケイティ同様身勝手でわがまま、自己主張だけは強い女性に人気が高いということになるのでしょうか? ちなみに、上映の途中で2名ほど退出した方がありました。やっぱりつまらなかったんでしょうね。
[映画館(字幕)] 4点(2010-03-17 17:11:57)
904.  きみの友だち 《ネタバレ》 
あまり期待せずに見たのですが、なかなかよかったです。なんといっても主役の2人、特に石橋杏奈嬢がすばらしい。ほかの若い出演者も、青春時代のもろくて傷つきやすい心情を好演していました。ロングのショットとカメラを固定しての長回しが多用されていて、全般的にリアルな絵作りがなされています。ドキュメンタリーっぽい撮り方ですね。あと、長回しによるなんとも言えない「間」があり、それが魅力的でした。静かで落ち着いた雰囲気の映画で、こういうところが好きです。 複数のエピソードを連ねた、半ばオムニバス風の物語なのですが、話によってわりと好き嫌いがあったためか、中だるみしたという印象でした。肝心の由香ちゃんがまったく出てこなくなったというのも、マイナスだったのではないかと思います。個人的には、あの2人のエピソードをもう少し見たかったのですが、それで映画を一本作るのは苦しいでしょうか。 終盤での雲の絵や最後の写真など、ベタですが伏線が生きているし、なにより人の心情を考えたときに納得できる展開なので、よかったと思います。アイドル映画だと思われて敬遠している向きもあるかもしれませんが、その点は違うと思います。ただ、あまり人に知られずひっそりと存在しているところが、この映画の雰囲気と合致していいかもしれません。道端で咲いている、名前も知らない美しい花のようで……。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-15 20:16:08)
905.  失はれた地平線 《ネタバレ》 
シャングリラの指導者が、愚かな人間が共倒れするのを待っていて、その後のことを考えて待機しているというのは……。達観しているのか、諦観が過ぎるのか。どちらにしろ、あまり好きになれない考え方です。シャングリラという世界そのものは面白い発想だと思いますし、映画としては基本的に面白いのですが、ここが一番引っかかりました。それにしても、理想郷であるはずのシャングリラにも、不満に思って脱出しようとする人間が存在する。しかも、シェルパを買収したりするわけですから、シャングリラですら文字通りのユートピア、つまり「どこにもない国」だということなのでしょうか。それと、主人公がなぜ最後に弟たちと脱出することに同意したのか、理解できず不可解でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-14 21:00:34)
906.  フレンチ・コネクション
「面白いか?」と聞かれると、正直それほどでもないです。が、この映画で重要なのは、徹底してドキュメンタリー・タッチにこだわったことでしょう。そのため序盤では話が見えないところがあったりするわけですが、そのように物語を犠牲にしてでも、リアルな絵作り、雰囲気作りに腐心したことは賞賛に値するでしょう。中途半端な終わり方も、むしろそのリアルさのための演出であったと考えられます。改めて見ると、たとえば『太陽にほえろ!』に与えた影響の大きさがよくわかります。それ以外にも、1970年代の日本のドラマは、この映画にかなり影響されているのではないでしょうか。ポパイのキャラクターも、“アンチヒーロー”の70年代にふさわしいですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-13 17:00:57)
907.  刑事ジョン・ブック/目撃者
かなり普通の映画。刑事がアーミッシュの異文化に触れ、そして別れるというのが中心主題でしょうが、そこに恋愛話や親と子(祖父と孫?)の物語や刑事殺人事件を適当にからませています。まとまりはいいのですが、そのためか逆に大きなインパクトに欠け、無難に終わったという印象を受けました。アーミッシュの生活自体を肯定も否定もせず、そのままポンと出した点に好感が持てますが、これも淡泊な印象を与える原因になったかもしれません。映像と音楽はすばらしく、特に納屋を建てる場面がよかったと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-08 18:17:31)
908.  雪之丞変化(1963)
これはよかった。たしかにこの映画での長谷川一夫は、若尾文子との切り返しなど厳しいところもありますが、けっこう色っぽいし、なんといっても存在感があります。雷蔵・勝新のコミカルなゲスト出演も楽しいし、女優では山本富士子の姐さんぶりがはつらつとしていて見もの。鴈治郎の悪役ぶりも堂に入っています。しかし一番いい仕事をしているのは、市川崑監督。闇の中で光を効果的に使ったうまさ、緋毛氈の朱色に代表される鮮やかな色彩がみごとです。凡庸な監督が撮っていたら、もっと低い点数をつけたことでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-07 13:33:46)
909.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 
意外と評価が高いようですが、私としてはそれほどでも。けっこうご都合主義的展開が目立ちました。主人公たちが調理場に登ったあと水が押し寄せるとか。クライマックスでのリンダの唐突な死とそれに続く蒸気なんか、見ていて白けました。それで「お前のせいでリンダは死んだんだ!」と言われ、牧師はなんと神様に責任転嫁。そりゃあ神様の御意志なら、どんなご都合主義でもありでしょうょ。話を盛り上げるためにあっさり殺されたリンダは実に不憫。サバイバルドラマとしてはまあよくできていますが、どうも力でねじ伏せようとするところがあって好きではありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-01 19:41:12)
910.  オペラハット 《ネタバレ》 
その風刺精神は今でも生きていると思いますし、コメディとしてもそこそこ笑える。ゲイリー・クーパーやジーン・アーサーらキャストも素敵。が、どうも今ひとつなんですなぁ。主人公ディーズは面白いんですけど、それほど魅力を感じません。怒っては相手を殴り倒すというのも、どうでしょうか。それにしても、なんでオペラハット?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-27 19:27:29)
911.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
久しぶりに見ましたが、記憶していたよりはるかに面白かった。本作では基本的に窓から覗いた世界しか映されておらず、そうした限定された状況で情報を手に入れるのがミソなわけですが、そこで重要な役割を担っているのが“音”。他の部屋から漏れ聞こえてくるSEが効果的に状況を描写しています。また、BGMとして歌を流しておいて、心理描写に使ううまさ。ヒッチコックの技巧の冴えを聞くことができました。カメラ・ワークのたくみさは言うに及ばず。話としては、疑惑が確信に変わる展開がよかったですね。あの、ベッドが空の部屋を「お待たせしました」とばかりババーンと映すあたりとか。ユーモアも適度にあり、時間も長すぎず短すぎず。小道具の使い方もうまいです。 ちなみに、最後にジェフが落下する場面ですが、最初に見たときは色のトーンの違いから合成であることがかなりはっきりわかりましたが、今回はかなり自然に見えました。デジタルで処理したのかもしれませんし、ヒッチコックが生きていたらきっと喜ぶでしょうが、以前の方もそれなりに味があって好きでした。
[映画館(字幕)] 9点(2010-02-26 19:57:22)
912.  情愛と友情 《ネタバレ》 
原作は未読ですが、おそらく原作とこの映画とでは、狙いが微妙に異なるのではないでしょうか。個人的に感じたのは、精神的な要素を重要視するマーチメインの人たち(特に夫人)と、無宗教で物質的な面を重要視するチャールズを対比させ、それがそのまま上流階級と庶民、伝統ある家柄と成り上がり者の対比になっているということです。そしておそらくは、物質優先主義に対する批評めいたものがあるのだと思います。が、この映画ではそれとは別の面にスポットが当てられているようで、そのためか終盤は本筋とはややズレた展開であるかのような印象を受けます。実はこちらが本道ではないのかと思いますが。 このズレを助長しているのが、登場人物の描写不足。ジュリアと再会したチャールズが、彼女と結婚しようとその夫と話しあうとき、「ブライズヘッドが欲しいのだろう」と言われます。チャールズの物質主義を指摘したものですが、実はそれまでの展開では、チャールズがそれほどブライズヘッドを気に入ってこだわっているとはとても思えません。チャールズとセバスチャン、ジュリアとの関係に重点を置きすぎて、この辺がお留守になったようです。せっかくエマ・トンプソンまで担ぎ出したのに、締まりのない映画になってしまいました。映像は美しいのですが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-24 20:27:20)
913.  真昼の死闘
うーん、コメディ・タッチという評判ですが、個人的にはそれほどでも……。鉄橋を爆破するあたりはそこそこ笑えましたけど。シャーリー・マクレーンのとぼけた味は出ていますが、話の作り自体がシリアス路線なので、ちぐはぐな感じです。マカロニ・ウェスタン風西部劇としては、楽しめる方だと思います。エンニオ・モリコーネの音楽は非常にグッド。マクレーンが祈るたびに出てくる聖歌風の曲が、いいアクセントになっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-23 18:55:39)
914.  ラーメンガール 《ネタバレ》 
題材としては面白くなりそうなのに、それほどでもない。というか、こっちが見たかったものと監督が見せたかったものが、かなり違うかもしれない。こちらとしては、ブリタニーのラーメン修行、それを通しての師匠や周囲の人物との交流を描いたものだと思ったのですが、そこにはあまり力点が置かれていなかったように思います。西田敏行は怒鳴り散らしているばかりで、この人のラーメンのどこがおいしいのか、さっぱりわかりません。食べたあとで笑ったり泣いたりするだけではね。「魂を入れろ」とか「よく見ろ」とか、精神論ばかり振り回していたのでは、説得力に欠けます。魂を込めればうまくなるというのでは、いかにコメディとはいえ本物のラーメン職人さんに失礼では。日本人は根性だけで、技術や頭脳はないということなんでしょうか。最後を見ると「夢見たことを追いかけ続けろ」みたいな映画だったのかと思うのですが、それでいいんでしょうか。よくわかりません。なんにせよ、一見するとリアルな日本が描かれているように思えますが、どうもこの映画の日本は、なんかヘンです。「コメディだから」では済まされないくらい、根本的にヘン。やっぱり外国人が作ると、こうなるんですかね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-15 19:41:24)
915.  明日に向って撃て!
これも『世界名画劇場』以来です。脚本は緩急をつけていて悪くないと思うのですが、ちょっと退屈。音楽垂れ流しの場面、特にボリビアへ行く前あたりはかなり退屈。総じて演出がいまいちという印象です。主役2人に負うところ大でしょう。しかし全盛は過ぎたという設定ですから、少々苦しいかも。キャサリン・ロスも、こうやって見るとそれほど魅力的とも思えない。「当時はよかった」という意味で、典型的なニューシネマだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2010-02-14 09:27:52)
916.  ブーリン家の姉妹
イギリスの歴史物は好きなのでそういう点では楽しめたのですが、結局それだけ。「こんなことがありました」、「それでこうなりました」という事象だけが延々と続き、人物の心理は上っ面だけ。それとも、役者の演技がつたないのか? 本来愛憎劇となるはずですが、愛も憎も葛藤もありゃしない。どの程度史実に忠実なのか知りませんが(そもそもその時代に生きていたわけではないので、それが事実かどうか確かめようもないわけですが)、まあ歴史のお勉強として見ればそれなりに価値はあるでしょう。それにしても、この映画のヘンリー8世はマヌケすぎ。たしかにスケベだったようですが、あそこまでマヌケでいいんでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-11 19:40:58)
917.  ボルサリーノ 《ネタバレ》 
ドロンとベルモンドを、ひたすらカッコよく見せる映画。その点では言うことありません。この個性派2人と対抗すべく、綺麗どころは4人も登場するのですが、どれも決め手に欠ける。あえて言うなら、最初から最後まで出ていたカトリーヌ・ルーヴェルが頭ひとつ出ているでしょうか。が、出てきて途中で殺されちゃう女の子もかなりインパクトがあります。とはいえ、結局主役2人の友情物語なので、全部持って行かれちゃってます。まあ、ベルモンドファンの私としては、とりあえず満足。後半の派手な抗争は好みでないので残念です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-09 19:48:02)
918.  欲望という名の電車(1951) 《ネタバレ》 
ブランチがなんで最後にああなってしまったのか、よくわからないんですけど。それ以前に情緒不安定なところもあったし、新聞集金人を誘惑したりしているわけですが、それにしてもあれはねぇ……。不可解といえば、ブランチの過去も今ひとつわかりづらい。当時ははっきり言うのが憚られたのか、あるいは言わなくても理解されたのか? いずれにせよ、私は前の町でブランチが「頭がおかしいことで有名」だった理由がよくわかりません。そこが肝心なところだと思うんですけど。主役4人はそれぞれ個性がよく出ていていい芝居をしているだけに残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-08 19:08:09)
919.  スティング 《ネタバレ》 
テレビの放送以来ですから、字幕で見るのは初めてですね。こういうオチが強烈な話は、それがわかっていると面白くないんじゃないかと思って、あまり見る気になれないんです。今回久々に再見したところ、伏線の張り方がうまく、よ~く見ていればあのオチも読めることに気がつきました。実におみごと! それでこそ名作です。ポイントはFBIの捜査官で、この人が本物だと信じたらだまされるでしょう。また、序盤は青さを感じさせたフッカーの成長ぶりが見もの。彼が最後に「金はいらない」と言うおかげで、さわやかな後味を残す映画となっています。不満点はサリーノの扱いで、別に出てこなくてもよかったんじゃないかと思えるのですが……。とはいえ、脇役が曲者ぞろいで最後まで楽しめる素敵なエンターテインメントです。 それにしても、“スティング”ってそういう意味だったんですね。なるほど。
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-07 17:18:32)(良:1票)
920.  東京暮色 《ネタバレ》 
重い映画、であります。もはや父親が家長としての機能を果たさなくなってきた時代、その結果を気負いや批評もなく、ただあるがまま提示している。かなりクールですね。というか、クールにならないと、こうした映画は撮れないのでしょう。ある意味運が悪い家族とも思いますが、以前ならそこを団結して乗り越えるところを、団結できず坂を転げ落ちるように悪い方へと向かってしまう。近くにいるはずなのに(いるから?)何も言えない明子が哀しい。そういえば、彼女は病院ではそれほど重症に見えなかったのに、あっさり死んでしまうとは意外。もしかすると、あの時は助かったけどその後自殺したとか? この辺は曖昧に処理されていて、見る側の想像に任せているのでしょうか。それと、明子の死まではほとんどBGMを使わず、死後音楽が流れまくるというのも、効果的というか意味深ですね。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-02-05 19:47:51)
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