941. 死の接吻(1991)
「ブレード・ランナー」のレプリカントのときは、人形のような美しさに惚れたものでしたが、ショーン・ヤングの眉毛だけが印象に残った映画です。エンディングの列車のシーンと、とってつけたような窓から覗く子供のシーンは、なんだかなあでした。 6点(2002-09-27 12:55:48) |
942. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 私が脚本を書いたら、漁に出るまでの30分以上はカットしてます(笑)。嵐が出てくるまでが長かったのが残念です。冒頭で、マイケル・アイアンサイドが出てくる辺りまでの、船員になる描写(給料の件でもめる辺りなど)は、「白鯨」の乗員集めのシーンを彷彿とさせました。グロースターのあの銅像を見ると、なぜか私の場合、「13日の金曜日」(テレビシリーズ)の一エピソードを想い出します(笑)。ところで皆さん書いていますが、嵐のシーンはとにかく圧巻ですね。映画館に観に行かなくてよかったと思いました。だって船酔いしそうだったもの(苦笑)。それくらい荒れている感じがよく描写されていました。ところで、もし私が脚本家なら、沿岸救助隊の活躍シーンをもっと長く描いただろうし、気象予報士のシーンも、もっと効果的に多く入れていたと思います。漁船のシーンは中心になるのだろうけど、分量は減りますね。あ、そうそう。一時的に晴れ間が出るシーンは、洞爺丸の事故を連想させましたね。ああいう嵐の晴れ間は、よくあることですから。それから、ジョージ・クルーニーが波を乗り越えてハイテンションになっているシーンは、「Uボート」の、嵐の中の大西洋で僚艦と出会うシーンを想い出させますね。同じ監督だから意識しているでしょうね。ということで、監督が監督だけに、ラストに虚しさが残るのは当然のことだと思います。「自然は強い。その前では人間は無力だ」というメッセージが伝わればよいのではないでしょうか?確かに葬儀のシーンは余計だったかもしれませんけどね。 7点(2002-09-27 12:53:14) |
943. フェイク
フロリダで小学生のように遊ぶマフィアが印象的です。アル・パチーノが中間管理職的なうだつの上がらないヤクザを演じていて、最初は文句の多い奴だと思っていたのが、どんどん彼の心情に引き込まれていってしまいました。ジョニー・デップはちょっと訛のあるしゃべり方をしていませんでしたか?どなたか解説して欲しいですが、私には、かなりうまい演出に感じられました。この映画はあの奥さんがいないと成立しない作品ですよね。パートナーの大切さをあらためて思い知らされています(苦笑)。それから、オイルショックがニューヨークのマフィアの懐具合にまで影響していたとは知りませんでした(笑)。「呼びだし」をくらったアル・パチーノが最後に魅せる演技、皆さん絶賛の通り、哀愁が漂いますね。あの銃声は、ホントに? ところでどなたかが書いてらっしゃったけど、とても6年も経ったとは思えませんでした。せいぜい一冬を越したくらいにしか私には感じられなかった。 7点(2002-09-04 04:57:58) |
944. エネミー・ライン
ストップモーションやスローモーション、ズーム・退きを多用した映像的な演出が、私には目新しく感じられました。皆さん挙げられている「アメリカバンザイ」には目をつむります(笑)。こういう映画はハラハラドキドキを楽しむものだと思いますから。ところで、ネット友達の元航空自衛官(パイロットです)の方の話(彼のアメリカの友人のパイロットの話)では、F18は扱いにくく不評なジェット機だそうです。それだから撃ち落とされちゃったんですかね?(笑) いろいろと感じたこと列挙します。 (1) 皆さん突っ込みのジャージ姿のスナイパー、あれだけ追跡能力があって忍耐力もあるはずなのに、なんで最後の最後にあんな間抜けな行動しちゃったの!(笑) それと、彼、なんとなくテレビシリーズ「燃えよ!カンフー」のデビッド・キャラダインに似てませんか? (2) 衛星からの追跡シーンで、虐殺現場に隠れたシーンは、なぜか「プレデター」のエイリアンから見たシュワちゃんの場面を連想しました。しかしすごいですよね。あの解像度は!上空から監視されてるのかと思うと、迂闊なことはできません(笑)。 (3) 海兵隊を載せたヘリが到着した後、「彼らは地上に降りないんじゃ意味無いジャン!」とマジで思いました。乗ったまんま撃墜されたらどうするんだ!って。で、その敵役の奴らなんですが、なんでもっとヘリを攻撃しないの?早目に撃墜しちゃえば、そのあと主人公をとっつかまえることだってできたはずなのに。 (4) ストーリー的には、かなり面白く見ていたんですが、主人公が救出された後の数分がとても冗長で、あの母艦上の場面はカットした方が好かったですね。私が演出したら、助けられたヘリのシーンでストップモーションにして、字幕でその後の経緯を流します。このラストシーンがあるだけに、8点にはできません。 7点(2002-09-04 04:49:14) |
945. コン・エアー
それなりに楽しめたんだけど、ブシェミは結局なんだったの?(笑) 7点(2002-08-18 08:50:53) |
946. 殺したい女
ものすごく笑えます。ストックホルムシンドロームでしたっけ?"スーパーガール"の主演の女の子が、ベット・ミドラーと意気投合しちゃうのがいいですね。エアロビで痩せるシーンは、何度見ても笑えます。 9点(2002-08-18 08:47:43) |
947. コレリ大尉のマンドリン
許婚のいる相手との恋愛、実感できるだけに何とも言えない気分になります。ペネロペに下士官が「俺が大尉を守る」と言って文字通り体を張って助けるシーンは、「遠すぎた橋」のジェームズ・カーンを彷彿とさせました。でもあれだけ撃たれたら普通は死んでるよね(苦笑)。 7点(2002-08-18 08:45:46) |
948. コマンドー
楽しめます。これは映画館の大画面で見ないとつまらないなあ。この映画以降、顔に迷彩メークするのがやたらに流行ったような気がするのは私だけでしょうか?(笑) 7点(2002-08-18 08:40:44) |
949. 子猫物語
わざわざ映画館に観に行ったんです。それも夏休みの真っ最中に!失敗でした(笑)。すぐ左にガキンチョがいたんです。母親と一緒に。で、そのバカぼーずが、「あ、ここでね、ぷーすけがたすけにくるんだよ」っていった感じで、全部解説してくれるんです(怒)。おかげで楽しみが半減してしまいました。これ以来、映画館から足が遠退いてます(苦笑)。 5点(2002-08-18 08:38:15)(笑:1票) |
950. コナン・ザ・グレート
設定がファンタジーの世界なので、けっこう楽しめます。ストーリー的にはありふれたものですが、シュワちゃんの肉体美とジェームス・R・ジョーンズの声でいけちゃいます(笑)。 7点(2002-08-18 08:34:26) |
951. ゴジラ(1954)
特撮そのものは今の技術よりも劣るから仕方ないのですが、やはりその発想とストーリー性、そして音楽ですね。このままの作品を今の技術でそっくり再現して欲しいです。リメークというのではなく。<2003年12月8日10時43分JST追記>今から62年と約6時間ほど前、日本はハワイ真珠湾にあるアメリカの海軍基地を攻撃しました。それから約3年半の後、対日報復のため、アメリカは史上初の核兵器を文民に対して使用しました。そして、その後数年で、冷戦時代の世界は核の保有競争と、地球の至る所での核実験を行いました。中生代の恐竜の生き残りであった生物が放射能の影響でゴジラとなり、それは自然の脅威となり、人間の思い上がりに警鐘を鳴らすように、そして、あたかも台風や地震などの自然災害のように、不定期に日本列島を襲うようになりました。自然を力尽くで押さえつけたと見えても、それは人間の思い込みに過ぎず、自然の力は強大であり、人間のできることはわずかなことしかありません。奴を作り出した根本の原因は、人間たちの愚かな行為に寄るものです。そして、その後もゴジラは日本を襲い続けるのです。その記念すべき第一作に敬意を表したいと思います。<2004年6月23日修正>点数を8から9へ 9点(2002-08-18 08:31:11) |
952. 心の旅
感動は今ひとつかな。煙草を吸うハリソン・フォードは珍しいですね。悪徳弁護士のイメージなんだろうか?やはりタバコは害悪ですか?(私も嫌いですが) 皆さん書いている"リッツ"には笑えます。 7点(2002-08-18 08:29:14) |
953. 獄門島(1977)
原作はおどろおどろしい感じ。映像は綺麗に殺人してます。横溝映画の中では出来の好い方ではないでしょうか。 7点(2002-08-18 08:27:21) |
954. 子熊物語
大好きな作品です。好きなシーンをいくつか。(1)小熊が吠えて敵を追っ払うと見える場面で、実は後ろに大きいのがいた(笑) (2)ハンターが熊に追いつめられて怯えた場面で、一喝した後立ち去る熊の演技(3)月に向かってそびえる銃弾 (4)夢の中のカエル!(笑) (5)一緒に冬眠するシーン 泣けて微笑む映画です。ぜひ見てね! 8点(2002-08-18 08:25:16)(良:1票) |
955. コクーン
老化、病気、人間の尊厳、そういったものを考えさせられる作品です。老人達の若返りシーンを見ていて「レナードの朝」をふと想い出しました。祭りの後の寂しさがなんともいえません。 7点(2002-08-18 08:21:18) |
956. 候補者ビル・マッケイ
ついつい「大統領の陰謀」と比べてしまいます。70年代のアメリカ映画にはこの手のものが多いですよね。それなりに考えさせられる作品だと思います。私は何をやりましょうね?(笑) 7点(2002-08-18 08:18:01) |
957. 交渉人(1998)
いきなりサミュエルがやばいことになってしまって、そのあとケビン・スペイシーとの虚々実々の駆け引きをするわけですが、2回見ないとよくわからなかったです。でも整理してみたら面白かったですね。ただ、ストーリーの内容としては同名の小説で別物ですが、F・フォーサイスの「ネゴシエイター」の方が数倍楽しめました。 7点(2002-08-18 08:15:03) |
958. ゴーストバスターズ2
赤ん坊ですか。エイリアンだったりして(笑)。相変わらず前提は大げさで竜頭蛇尾的なエンディングですが、それなりに楽しめますね。 7点(2002-08-18 08:11:11) |
959. ゴーストバスターズ(1984)
アメリカ的な合理主義思想でお化け退治をはじめたのに、結局は人間の気持ちが一番大事だという結論には苦笑してしまいますが、それでも楽しめますね。音楽が耳から離れなくなります(笑)。 7点(2002-08-18 08:09:45) |
960. 荒野の用心棒
黒澤の「用心棒」と甲乙付けがたい傑作です。イーストウッドがほんとうに格好いいです。敵役のすごみという点ではこちらの方が「用心棒」よりも上かもしれません。仲代さんも不気味でしたがね。バック・トゥ・ザ・フューチャーでパロディになる鉄板も、いい演出でしたね。あのポンチョ、ホントに欲しかったです。 9点(2002-08-18 08:07:27) |