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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
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81.  暗黒街の顔役(1932) 《ネタバレ》 
ハワード・ホークス監督のギャング映画とはどんなものかと興味あって、ずっと前に借りてきて観たこの作品、やはり面白い。流石、ハワード・ホークス監督!ちょっとした何気ない工夫によって、ただのマフィア映画ではない凄さを感じました。雨の中での弾丸シーンやラストの「X」などこういう所も本当に上手いと思った。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-11 19:24:19)(良:2票)
82.  バルカン超特急(1938)
この作品をヒッチコック監督のナンバーワンに挙げる人もいるぐらいの傑作です。本当に面白いですよ。この作品も!何しろ登場する人物の描き方からして、さすがはヒッチコック監督というぐらい素晴らしいです。ヒッチコック監督の映画を観ていつも感じることはどんなサスペンス映画でもその中にユーモアが隠し味として注入されていること。また殺人シーンにしても最近の映画みたいにドロドロと後味悪く描いていないところ。更には殺人犯の描き方にしても紳士的に見せるその素晴らしさ、登場人物の描き方が本当に紳士的で上品である。むやみに騒いだり、怒鳴ったりさせずに描くヒッチコック監督らしい品の良さを感じる映画作りとストーリー展開の上手さ、頭が下がります。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-29 23:20:02)
83.  我が家の楽園
フランク・キャップラ監督の作る世界、その雰囲気が大好きです。この作品もまたいかにもキャップラ監督という感じの人間的な温かさ溢れる良い映画です。フランク・キャップラ監督にジェームズ・スチュワートてくりゃあ、ファンにはそれだけでたまりません。とにかく面白くて、それもけして下品な笑いではない良き古きアメリカ映画の香りが十分漂う笑いとユーモアを堪能出来る良い映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-17 22:48:40)
84.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど
既に皆さん、書かれてますが本当に面白い。日本の映画でサイレント映画があったんだ!しかも音楽も一切無いのに面白い。サイレント映画の特色を見事に生かした小津監督の手腕はお見事としか言いようがありません。子供の眼から見た大人達に対する皮肉をたっぷりに描き、しかも徹底したリズミカルな動きと少ない字幕だけでこんなにも可笑しく見せてしまうその凄さ、さすがは小津監督です。参りました。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-15 20:14:06)
85.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
何度も書いては消してしまったけど、改めて書き直す。スカーレット=ヴィヴィアン・リーだよね。て映画好きな人なら間違いなくそう答えるでしょう!間違ってもスカーレットは安藤勝巳でしょう?なんてことをで女の子の前で言ってはいけない。いや、必ずしもそうとは言い切れないが、大抵の場合はスカーレットはヴィヴィアン・リーです。スカーレット演じるヴィヴィアン・リーのあの気の強そうな目付きなどは正しくこの映画のヒロインにぴったしです。彼女なくしてスカーレットなし!スカーレットなくして「風と共に去りぬ」なしです。物凄い美人でプライドの高さと気の強さ、男にとってはこれほどやっかいな女はいない。そんな女に翻弄される男達、更に周りの女達、色んなものがこの映画には存在する。戦争やら娘の死に親友であるメラニーの死、そして、今まで気が付かなかった夫バトラーへの愛、それに気が付いた時には遅く、自分の元から去っていく夫、最後のスカーレットの残した台詞「明日は明日の風が吹く」は世の中の女性全てに対する彼女からのメッセージと言えよう。強く生きる女の全てがここに現れている名台詞中の名台詞である。それにしてもこの映画、四時間近い長さなのにそれを全く感じさせないのは全く性格の違う男二人と女二人を配置し、それを上手く組み合わせて見せることによって面白く見せることに成功している。最後にこの映画を観るとダイワスカーレットがオークスだけ出れずに勝てなかったのがよく解る。だって、オークス屋敷が戦争でボロボロになってしまうし、スカーレット・オハラもレット・バトラーに振られるのも解るし、レット・バトラーがスカーレットに対して馬みたいにムチで叩くぞみたいなことを言うシーンもあったりと、流石はスカーレットだ!て、あれ?何だか話がそれてしまってるけど、とにかくこんな映画、今では絶対に作れないし、こんな映画を作ってしまう国に戦争をと考えても日本が勝てるはずがない。ハリウッドだから出来た映画であって、日本では絶対に無理な名作の一つであり、映画館の大きなスクリーンで観たい映画の中に必ず入る映画でもある。<全て訂正:2009年12月12日>
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-29 20:36:27)
86.  オズの魔法使
この映画は本当に観る者を幸せにしてくれる映画ならではのマジック、正しくタイトルにもある「魔法」の力を持った物凄い映画です。この映画が作られた1939年というまずはこの時代、今から70年近くも遥か昔に今みたいにCGなどない時代にこれだけの素晴らしい映像を撮ることがどれだけ大変か!それだけでもまずは凄いのに、しかもこの映画、おとぎ話であるにも関わらず登場する人物全てを演じているのがみんな人間であるというのもこれまた凄い。親しみのあるキャラクター達、そして何よりも主演のジュディ・ガーランドが素晴らしい!彼女の歌う「虹の彼方に」は映画史に残る永遠の名曲として語り継がれている。勿論、単なるファンタジー映画でないそこにあるのは家族の物語でもあり、これは文句なしの大傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-07-06 19:53:39)(良:2票)
87.  或る夜の出来事 《ネタバレ》 
これは今時の恋愛ものとは違う品の良さを感じさせる。フランク・キャプラ監督の良きアメリカ的なタッチが良い具合に現れている。例のヒッチハイクでのシーンでのクローデット・コルベールの可愛さ、部屋の真ん中でお互いの壁のシーンも面白い。二人が境に寝ている途中で、毛布が取れるオチもユニークです。恋愛映画というよりはコメディ映画的な感じが強いけど、下品な笑いというようなそういう笑いでないのが良い。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-06 19:43:29)
88.  スミス都へ行く
ジェームズ・スチュワートの正義感溢れる演技といかにもフランク・キャップラ的な世界、これぞ正しく今の政治家どもに見せたいそんな作品です。単なるお堅いだけの政治ドラマではなく、コメディタッチな雰囲気に仕上げ、観る者を飽きさせない映画に仕上げたフランク・キャップラ監督はさすがです。
[地上波(字幕)] 8点(2005-07-03 18:01:50)
89.  駅馬車(1939)
何年か前にテレビで放送していたのを観たのが最初で以来、何度か観てるけどやっぱり面白いです。何てたってこの映画は西部劇ならではの面白さが凝縮されていて、これぞ西部劇、これぞ映画!なんだと観る度に思います。そのスピード感いっぱいの迫力のある映像、勿論、今みたいにCGなんてない時代の本物の迫力で観る者に迫ってきます。アクションシーンの素晴らしさとそして脚本の素晴らしさ、走っている馬車という小さな空間の中での人間模様、さまざまな人間を登場させることによって、人生の縮図を見せるその語り口の上手さ、さすがはジョン・フォード監督です。
[地上波(字幕)] 10点(2005-06-28 21:33:55)
90.  人情紙風船 《ネタバレ》 
この映画を観て感じることはただ一つ!こんなにも凄い映画をわずか20代で撮った山中貞雄という監督は物凄い!今の日本の監督でこんな凄い作品を撮れる監督はまずはいないと思うし、まして、20代で撮るなんて絶対考えられません。わずか30歳という若さで戦争により亡くなってしまった山中貞雄監督の死は日本映画界における大きな損失だと思う。とにかくこの映画のその映像といい、物語の凄さ、ラストの溝に落ちて流れていく紙風船の描写は鳥肌が立ちます。 山中貞雄監督の最高傑作であって、それだけではなく日本映画史上、10本の中に入る素晴らしい大傑作だと思う。私の中で観る度に評価が高くなる稀な映画として、当然の如く満点の10点です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-06-16 22:30:24)
91.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
おそらく昭和初期の日本の時代劇映画で最も人気のあったヒーローの一人が丹下左膳だと思うようなことを何かの本で見たことがあるけど、この映画を観て解った気がします。テンポが良くて、面白かったです。役者の雰囲気も演技にしても現在の日本映画とはまるで違い、観ていて安心出来る面白さがあります。喜劇として、パロディ映画としても面白かった。やたら百万両の壺にこだわるところは笑ってしまいます。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-16 22:16:47)
92.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
まるで、現代の社会文明、機械化された世の中をこの時代に既に予測していたかの如く感じられる物凄い作品です。とにかく面白い。この面白さはどんなに時が経とうがけして失われることのない面白さで、ベルトコンベアーに巻き込まれる所やスケート靴を履いてすべる所、そして圧巻は例のあの滅茶苦茶な歌を歌うシーン!どこの国の言葉でもない歌(ティティナ)は何度観ても本当に可笑しい!とにかくチャップリンの芸の凄さ、素晴らしさに観る度に感動し、笑いぱなしで、本当に感心させられます。世の中、こんなにも面白い人っているのかと思うほどの面白さです。チャップリン映画の前では今の時代、どんなコメディを持ってこようが絶対に叶いません。チャップリンこそ映画史上、最高のコメディアンであって監督であると思っています。 最後の二人、手を取り合って歩くシーン、大好きだなあ!これもチャップリン映画ならではの笑いと優しさがにじみあった素晴らしい傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-12 09:58:57)(良:3票)
93.  街の灯(1931)
チャップリンの映画は傑作が山ほどあるけど、その中でも特に素晴らしく、これはもうチャップリンの映画の中でも特に大好きな作品です。何度観ても必ずラストで涙してしまう。あんなに素晴らしいラストシーンはこの世に存在しないと観る度に思う。そのぐらいのあの素晴らしいラストシーン!チャップリン映画が持っているヒューマニズムの最高峰に位置すると信じて疑わない名作中の名作!この映画を一言で表すとしたら、「名作」これしかありえません。この映画に10点満点付けないで、他に何に満点付けられるのだ?私の中では10点どころか20点でも足りないぐらいの作品です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-12 09:46:37)(良:2票)
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