81. ゲット スマート
《ネタバレ》 サラーっと観れる作品です。終盤のアクションがやたらに力の入ったもので、ちょっとビックリしてしまいました。 スティーヴ・カレルが仏頂面で繰り広げるおバカがややウケの連発で僕は好きな方です。あくまでややウケな部分が良い。 スティーヴ・カレルとアン・ハサウェイのコンビが妙にハマっていたので続編があるなら是非観てみたい。 [DVD(吹替)] 5点(2009-06-28 15:17:24) |
82. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 この作品は前提に前シリーズがあり、そことどうストーリーが変わっていくのか、という鑑賞の仕方をしている方が自分を含めてほとんどだと思います。なのでこの作品を本当の意味で正当に評価できているのかはわからない。けれど、この「破」は続編としても単品としてもかなり完成度の高い作品だと感じました。 戦闘シーンの「序」どころではない激しさにゾクゾクし、アスカのまさかの展開に口をあんぐりし、特にレイの変化には驚かされました。そのレイを想うシンジの気持ちに「綾波を返せ!」でホロリ。 もしかしたらこの「破」の終盤の展開は前シリーズよりも世界観を浅くしてしまう危うさもあるのかもしれない。けれども、単純に「アスカも一応元気な姿で予告に出てきたし、レイもシンジも無事で良かったー!」で帰れるヱヴァも好きです。面目躍如といった感じでやはりすごいアニメだと感じました。アスカの無事を確かめるため、「Q」も観に行かせてもらおうと思います(笑) [映画館(邦画)] 9点(2009-06-28 15:08:08)(良:1票) |
83. アイ,ロボット
《ネタバレ》 やっぱ近未来モノは世界観が重要。なんとなく「マイノリティ・リポート」的な世界だったけど、あっちほど垢抜けてない。んでもってそれはウィル・スミスのせいのような気がする。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-14 17:07:50) |
84. ターミネーター4
《ネタバレ》 もっとぶち壊して作っていいよ!という印象を受けました。あのMcGが作る「ターミネーター」なら1・2との比較対象ではなく、完全に新しいものを作ってくれると思ったからです。1・2は(3はあえて触れず)ハッキリ言ってかなりレベル高いです。だからこそ新シリーズは別の側面から切り込む監督が必要!って事でMcGなんだと思うんだけども、ちょっと真面目すぎるかも。冒頭の怒涛のアクションこそ「おぉ!」と思わされたが、その後は単なる「マッドマックス2+マトリックス レボリューションズ」。 良かった点はオマージュです。とっても芸が細かい。特にラジカセのオマージュは渋すぎる。シュワのシーンはギャグだな。 これが「ターミネーター」シリーズという先入観を除いて考えてみても、映像的にもごく普通で起伏の無いドンパチアクションかな。ラストも適当すぎなんで印象には残らないかも。もっと「エイリアン」みたく監督によって個性の出るシリーズにした方が良いと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2009-06-07 16:20:41) |
85. マスク・オブ・ゾロ
《ネタバレ》 この安心して観れる雰囲気はヤバイ好みです。主役二人あってこその作品でもありますね。バンデラスが洗練されていく姿が最高にカッチョ良いし、ホプキンスのイヤミな感じも良い。 カラッとした雰囲気で上質な活劇が展開します。この浅さが良いよね。 [映画館(字幕)] 7点(2009-06-02 00:46:12) |
86. トゥルーライズ
《ネタバレ》 この作品には、というかやっぱりキャメロンとシュワちゃんには「逃げ」が無い。近年の映画全体は何をやるにしても真っ向勝負を恐れて若干ひねった形を取るもんだが、やっぱりこの時代は良い。父親が戦闘機で娘を助けに来るってシーンを実現してさらに立派に成立させるってのが最高だよね。 俺は娯楽作の定義ってのがいまいちわかんないんだけれど、この作品からは確かにピカイチの娯楽性を感じる。 [ビデオ(吹替)] 8点(2009-06-02 00:41:51)(良:1票) |
87. 天使と悪魔
《ネタバレ》 バチカン、反物質、焼印、大爆発…これらいかにもそそられる要素が含まれているため、最後まで惹きつけられました。ケチをつけるとしたら殺し屋だな。あのわかりやすい強さとあんまり頭の良さそうじゃない雰囲気が完全に作品から浮いていました。 どなたかもおっしゃってましたが、ラストシーンの教皇と観衆が妙に涙腺を刺激するんですよねー。久々に「映画を観た」という気分になりました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-02 00:34:42)(良:1票) |
88. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 ところどころエグいシーンもいくつかあり、想像していたより緊張感のある作品でした。しかし、その割には入り込みきれなかったなぁというのが印象。なんでだろ。どこか淡々と進んでゆく印象を受けるんです。ストーリー進行がとりあえず最終問題の一歩手前まで行くという結果を最初から明かした上のものだからでしょうか。 でもラストが良い作品はやっぱり好きです。問題の回答がキスをバックに映し出されるシーンは鳥肌ものでした。ダンスも良かった。 [映画館(字幕)] 7点(2009-05-17 13:01:52) |
89. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 こういうタイプの作品で一番困るのは登場人物のうち誰にも感情移入できないパターンだと思っている。そうなるともうストーリーを追いかける気すら失せる。結局あざとさばかり印象に残った作品だった。 あ、アホのブラピは良かった。特に最期の笑顔。 [映画館(字幕)] 4点(2009-05-03 06:20:05) |
90. ティン・カップ
《ネタバレ》 おいおい!!まてーい!なんでラストみんな喜んでんねん!! [地上波(吹替)] 4点(2009-03-05 13:49:16) |
91. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 テンポの良い展開とつかみどころの無い浮ついた演出がなかなか好み。竹内結子や阿部寛など、まぁ当然のように巧い役者が揃っており、絶妙な間で笑いを誘った。 残念だったのは最後。これだけの殺人を「娯楽」で片付けられても納得いかないのは確か。過程が大変面白く感じただけに動機に関してはもっと掘り下げてほしかった。 [地上波(邦画)] 7点(2009-03-03 01:59:53) |
92. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 これはVが好きになれるかなれないかなのかな。他のキャストは存在感無いし。ポートマンもなんで坊主なのかよくわかんね。そんな中Vは復讐に燃える冷徹な男なのか紳士的な革命家なのかハッキリしないんで困った。(両方なんだけど)言ってることは理屈っぽい割にあっさり殺しちゃう。内面での葛藤なんかが描かれてるなら応援したくなるんだけど。 でも最後は燃えた。「コイツ本当につえーの?」と思わせといてあの無敵ぶり。散り方も見事だし、V様ラストで挽回しました。かっちょいいです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-21 15:28:16) |
93. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 自分の思った通り(ラストを除く笑)のノリなので特に何も文句は無い。そして何が残るわけでも無い。たまにこんな映画観たくなる。そしてこんな映画はなくならないでいてほしい。 [DVD(吹替)] 5点(2009-02-21 15:15:34) |
94. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 前作と比べるとやっぱり落ちることは確か。しかし、前作からの2部作完結編と考えるとなかなかと思う。次作からボンドがどうスマートに変化していくかを自然な流れで匂わせたと思う。 アクションシーンは全体的に高いレベルを保ったまま進行していくが、ボートでのチェイスなど全く面白くないアクションもあった。少しアクションの量を減らした方が緩急がついて作品がもっと締まったかもしれない。 これでボンド誕生編も一応ひと段落。本当に重要なのは次回の作品の方向性なのかな、なんて思った。 [映画館(字幕)] 6点(2009-02-17 00:26:07) |
95. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 これだけの上映時間の中でもっともっと掘り下げるべきポイントはたくさんあったと思う。特に中盤以降での観客の関心は「ベンジャミンとデイジーがどんな最期を迎えるのか」という点にあるはずなのに、ベンジャミンのラストはデイジーの語りだけで通り過ぎてしまったり、なんか肩透かし。ベンジャミンの若返りに対する恐怖をもっと描写してくれればクライマックスでの虚しさや哀しさはより一層増したと思うんだけどな。 フィンチャーはやっぱり負のベクトルで本領を発揮するというか、やっぱりもっとパワフルな作品を求めちゃいます。 [映画館(字幕)] 5点(2009-02-15 01:20:34) |
96. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 こういう一連の悪趣味なエロ描写を大金かけて映像化すること、僕はバカらしいとは思えない。 [地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 06:22:17) |
97. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
《ネタバレ》 50倍希釈くらいのカルピスに等しいです。今まで映画館で観た作品の中では最も長く感じた作品かもしれない。テレビでもう一度観てみても面白さがよくわかんなかった。 欲張りすぎて所々の見せ場での客を惹きつけるパワーが無いし、2作目だから世界観広げたい気持ちはわかるんだけど、何でもアリの設定は結構ヒドイ。しかもその設定を登場人物が口だけで説明しようとしやがるからまたヒドイ。 [映画館(字幕)] 2点(2009-02-03 06:09:28) |
98. ハイスクール・ミュージカル<TVM>
《ネタバレ》 アメリカの高校系は大好物です。この作品もしっかりツボをおさえたキャラ配置で、まぁいつも通りに物語は進行してゆくわけですが、ここにミュージカル要素が入ると何だかウキウキしてしまうわけで。普段ミュージカル系はどちらかと言えば敬遠しているんですが、こんなに嫌味の無いキャスティングが歌って踊ったらそりゃ嫌でもテンション上がります。 1つ面白かったのは大事なバスケの決勝が完全にダイジェストな点です。あ、バスケなんかどうでもいいんだなって思いました。 [地上波(吹替)] 7点(2009-02-03 05:51:33) |
99. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセンが渋すぎる。カリスマ性のある役柄が似合う俳優だと思います。 内容もリドリー監督作ということで迫力ある作りであり、主人公VSマスターチーフのシーンなんかは確実にこちら側をアツくさせてきます。 しかし、しかーし、ラストの銃撃戦のショボくてダサい感じはいくら10年以上前でもキツイものがあります。 [地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 05:42:34) |
100. ハンコック
《ネタバレ》 時間が短いせいってのもあるのかもしれないが、後半の怒涛の展開を登場人物のセリフだけで説明するのはとても愚かだと思う。前半のノリが好きだっただけに残念。元夫婦だったって事すらギャグにできていない辛気臭い展開はかなりいただけない。 「飲んだくれのヒーロー」という絶好の設定を生かしてもっとストレートな作品にしてほしかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-31 01:27:00) |