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Sgt.Angelさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 109
性別 男性
自己紹介 2008 7/22みんなのシネマレビュー登録

ぼちぼち復活。

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81.  イントゥ・ザ・ワイルド 《ネタバレ》 
60、70年代のアメリカン・ニューシネマのような雰囲気を持つ心地よいロードムービー。淡々とした展開で少々長く感じるところはありますが、手紙の文字から始まるオープニングのタイトルバックはオシャレで、旅で訪れる雄大な自然も美しい。一番はやはり雪の降り積もったアラスカですね。ヘラジカ(だったかな?)を見た時のクリスの潤んだ目と表情が凄くいいです。評価されながらもあまり賞には絡まなかった作品ですが、ハル・ホルブルックはもちろん、クリスを演じたエミール・ハーシュも聡明な顔つきで秀才・御曹子の雰囲気を壊さず、18kg減量しての熱演も素晴らしい。自由な旅の良さと共に自然界の強さ、恐ろしさも実感しますが、この作品ではなによりも「真の幸福」について考えさせられます。「幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ」安っぽく扱われそうなこのメッセージも、これだけの孤独と苦難を味わった彼ならこの上なく重みがあります。「僕の一生は幸せだった みんなに神のご加護を!」いい言葉だなぁ。主題歌「Guaranteed」明るくも寂しく、エディ・ヴェダーの声、ギターの音が心地よい曲でした。
[映画館(字幕)] 7点(2008-09-07 16:57:43)
82.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
やはりこの作品はジョーカーに尽きる。長い上にちょっと説教臭くて、まだまだ改善の余地はあったと思うが、ジョーカーだけはどうしたって賞賛せざるを得ない。あれほど魅力的な悪役はそうはいない。彼を生み出しただけでもこの映画は価値あるものだと思う。ただ、どうせここまで作り込んだならジョーカーの暴力描写をしっかり見せつけるべき。少なくとも黒人ギャングの口を裂くシーンは、直接見せろとは言わないまでももっと苦しむ描写は必要。切る瞬間だけカメラ外して死んじゃいました、では全く怖くない。あの1シーンだけでもあれば、後々の暴力描写は見せなくたって効果出るんだから。 まぁ何はともあれこの役の為に命を落としたと言ってもいいヒース。全身全霊を懸けて演じたヒース。あなたは本当に素晴らしい役者です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-31 00:31:17)
83.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
コーエン兄弟好きということで、かなりの期待を胸に観賞しました。一度目はどう評価していいのやらよく分かりませんでした。しかし観賞後しばらく経つと、また観ようという衝動に駆られ、一週間後にまたも劇場へ。アメリカがいかに病んでいるか、というテーマは原作『血と暴力の国』そのままで、細かな設定も殆ど同じで、原作小説の方がベルの語りが多く、ややこのテーマに対して解釈を巡らしやすい構成ではありますが、映像化としては大いに成功しているように思います。 が、私がこの作品で好きなのは何よりもコーエン兄弟の演出なのです。おそらく彼らは物語の流れ=テーマ・メッセージは原作そのままに、この物語をいかに面白く演出するかにこだわったのではないかと(変に脚色するとテーマがブレるでしょうし)。その一番の証拠がシガー。あの奇怪な武器は原作通りですが、あの髪型・体つきに関しては殆ど彼らが生み出したようです。彼はレクター博士やジョーカーのような悪役と比べると魅力は薄く、ただひたすらモスに恐怖を与える天災のようなものとして描かれているように思えます。 そして毎度の事ながら、やはりコーエン兄弟常連のディーキンスの撮影も非常に美しく、主演3人の演技もかなりのもので、狂気のシガーを演じたバルデム、抑えた演技がバッチリのトミー・リーはもちろんのこと、寡黙ながらも優しさと知性のある人間臭いモスを演じたジョシュ・ブローリンも賞賛に値すると思います。 それから、ちょっと物議を醸すラスト。あれもなんだか嫌いじゃないです(テキトーだなぁ)。 コーエン兄弟はいつもそうですが、これから何度も観直しそうな中毒性のある映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-30 00:02:24)
84.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
プロットは西部劇のものでありながら観賞後の余韻は真逆と言っていいほど。冗長なシーンを一切排除し、バッサリ、スッキリとした無駄の無い出来。冒頭の疲れきった強盗二人組、トムが反撃した際のバイオレンスは強烈。この作品は全体を通して主人公=正義であるはずのトムによる暴力が最も痛々しく描かれている。クローネンバーグはたとえ正義であったり、正当防衛であってもやはり暴力は暴力であるということが描きたかったのだと思う。最近特にアクション映画などで主人公が人を殺しても、血が一滴も出ず当たり前のように流される事が多く、そういった風潮に対するクローネンバーグの警告のようにも感じた。そして何よりも、ぎこちないながらもトムを二人の子供が迎え入れるラスト。ひとまずハッピーエンドで、感動的な場面だ。トムがどれだけ素晴らしい家族を得たか、彼らがどれだけの絆で結ばれているか。最悪の状況下でそれらを改めて強く知らしめられ、同時に何か重苦しいものが心に残り、どこまでも深い余韻を持たせる。あらゆる感情を同時に表現した素晴らしいラストだ。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-29 17:23:19)(良:1票)
85.  ジャンパー 《ネタバレ》 
一般人が突然ジャンプできるようになったので、デビッドが世界を飛び回ったり、金盗んだり悪事を働くのは人間らしく、その方向性は間違ってないとは思います。しかし、それを反省するような描写が一切無いのは如何なものかと。勝手すぎて感情移入する余地がありません。父親もアル中ではあるけど、言うほど悪そうな父ではなく、「いつでも帰ってこいよ」なんて泣かせるセリフも言ってるし。そんな身勝手ジャンパーを殺そうとするローランドが完全な悪役に・・・。彼女を救出するときもハナからパラディンを殺す気満々のデビッド。削除シーンではローランドにも息子がいた設定で、デビッドが悩むシーンがあったりで、こっちの方が少しは深みができたはずなんだけど、なぜ削除した?テンポを重視したのか?だったら彼女とのダラダラ世界旅行カットせい!監督が何を狙ったのかは分かりませんが、グリフィンを主役にすれば、世界を守ろうとする宗教団パラディンと、能力を持っただけで、理不尽に命を狙われるジャンパーのちょっと善悪のつけ難い戦いにできたんじゃないかなぁと。 SWに続きやんちゃボウズに悩まされるサミュエルが不憫で、「やっちまえ、サミュエル!」てな勢いで観てました。 ジャンプを使った戦闘シーンはそれなりに良かったのに、その他がどうしようもない作品でした。
[DVD(字幕)] 3点(2008-08-21 15:12:39)(良:2票)
86.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 
端から見てしまえば、結構酷いことやってる二人。いいじゃないか最期なんだから、とばかりに偶然手に入れた金で好き勝手遊び回る、回りに迷惑かけようとも。でもそれが人生最期の瞬間である二人は、いちいち構ったりしない。ガキの遊びのように、いたずらをするみたいに悪事を繰り返し、時々自分達の残り時間を痛感し、ちょこっとカッコつけたような台詞がホントにカッコイイ。それにニコニコ笑う二人を見ると、どうしたって許したくなっちゃう。ギャングをはじめ、みんな二人の最期に付き合ってあげてるんじゃないかというくらいのマヌケっぷりも、愛嬌があってなんだかいい。ハチャメチャなことをして、やり残した事は無い、と海を眺める姿から切なさがにじみ出る。まだ生きたいという願いはあったと思う。そんなことをまさに背中で語る姿には泣けてくる。 「Knockin' On Heaven's Door」最後の最後にタイトルにもなったこの曲がかかります。本物のディランファンの方に比べれば、足下にも及ばない駆け出しファンですが、自分の中ではこの曲、特別優れているという訳ではありませんでした。しかし、この映画にはピッタリあっています。この映画とセットで聴くと文句なしに素晴らしいのです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-08-16 03:18:51)(良:2票)
87.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
マイケル・ベイにしては随分と真面目に作っていると感じました。エド・ハリス、ショーン・コネリーはやっぱりかっこいいし。ただ、どうしてもニコラス刑事がおかしい・・・。なんか浮いてるんですよ。ニコラス刑事は苦手だと再確認。(でも「グラインドハウス」とか「ウィッカーマン」みたいにイっちゃってるのは良し!)あと、前半のカーチェイスで、S・コネリーの車が電柱に激突して横向きになったのに、次のシーンではすぐ走り出しちゃう編集の雑さ、グレネードを投げ返されちゃう軍人など、もうちょっとこだわって欲しかったなぁ、という箇所がいくつか見受けられました。 とは言えなかなかしっかりしたつくりなので、可もなく不可もなく、といったところが正直な感想です。 マイケル・ベイの中じゃ一番いい出来です。 《追記》なんて偉そうなこと言ってしまいましたが、悔しい事にカッコイイ所は本当にカッコイイので、やっぱり7点!それと、人を殺した際には血が流れ、しっかりと雰囲気に重みを持たせているのは近年のアクション映画ではちょっと珍しいぐらいなので、そこも評価したいです。「バッドボーイズ」などで遺憾なく発揮されたマイケル・ベイの悪趣味と言っていい程の演出が、今作ではかなりいい方向に向いています。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-14 21:59:25)
88.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
ダメ人間のショーンとエド。特にエドはマジで救いようが無いくらい・・・。こういったダメキャラって大抵さっさと処理されるか、邪魔ばっかりしていいキャラにならないんですが、この映画は彼らをホントに活かしている。自然と愛着が湧いてきて、いつの間にやらエドは一番死んで欲しくないキャラに・・・。物語はゾンビ映画ファンならたまらないであろう(ロメロが認めてるんだもん!)オマージュを捧げながらも、親を殺し、仲間と生き延びていく事により、少しだけ大人になっていくショーンの成長物語にもなっている。ラストはゾンビたちを生かす、というアイディアも皮肉で可笑しい。エドなんて「豚小屋に住め!」とか言われて本当に住んじゃうし、元の生活とあんまり変わってない。ある意味彼は生き残ったのかも。ショーンとエド、変わってしまったけれど、変わらぬ二人とエンドロールの曲ではちょっと切なく、グッとくるものが・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-14 11:28:28)(良:1票)
89.  リオ・ブラボー 《ネタバレ》 
「夕陽のガンマン」とかちょっと汚い男たちの西部劇も好きですが、こういう気楽で、やさしい西部劇もなかなかいい。舞台劇のような世界で、主役4人の魅力だけで十分に観ていられる。「ライフルと愛馬」を歌う時も本当に幸せそうで前向きな姿が、なんとも言えず微笑ましくなる。そんでもってラストは意外に迫力のある銃撃戦。足悪いくせについてきて参戦しちゃうスタンピーがかっこ良くて、なんだか愛らしい。やっぱり4人の中じゃスタンピーが一番魅力的だったなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-10 19:59:12)
90.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
のーんびりほのぼのとした、日本には珍しいロードムービー。なのですが、自分も蒼井優目当てで観賞しました。やっぱり蒼井優は演技が巧くて雰囲気も凄くいい。冒頭の「シャバダバシャバダバ~」とかああいった独り言も凄く自然に、可愛らしく、かつコミカルな感じも出せる。本当に巧いです。彼女だけでも十分なくらいでしたが、監督の演出もあるのでしょうか、道中出会う人々も魅力がありました。中でもピエール瀧さんのキャラは結構お気に入りです。日常的な風景の中にある美しさ、人々の醜さの撮り方もかなり巧い。ラストの中島と鈴子の展開がラストシーンに持っていくために少々強引で、説明的なセリフまで入ってしまったのが残念ではあります。しかしそれでもあのラストも印象深く、いいシーンです。現実的でありながらもコミカルで気の利いたセリフや、会話中のいい具合の間など、俳優全員、何よりも蒼井優の魅力を十分に引き出した作品です。
[映画館(邦画)] 7点(2008-08-08 20:54:27)(良:1票)
91.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
死んだ仲間のためにと捜査を始め、現地の警察官を犠牲にして、テロリストを全員射殺。明らかにアメリカご都合主義の展開でありながら、ラストの一言でそれを引っくり返す。それまでのFBIの不死身っぷりはこのためだったのかもしれません。元は、FBIも含め全滅、という脚本だったそうで。こちらの方が物語としては納得のいく結末だったのかもしれませんが、あえてFBIを全員ほぼ無傷で帰還させたのは、こんなことしたって無意味であると訴えたかったのではないかと。自分はピーター・バーグという人をあまり知らないので、色々と解釈のしようがあります。 そういったメッセージを除いても、ジェイミー・フォックスやクリス・クーパーの演技は流石のもので、アシュラフ・バルフムは一番いい演技をしていましたし、マイケル・マン仕込み(?)の銃撃戦は大迫力で、見所はかなりありました。 最近の反戦映画の中では最もエンタテイメント性に優れた出来です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-05 12:51:28)(良:1票)
92.  ファーゴ 《ネタバレ》 
冒頭で「実際の事件に基づいて・・・」なんてタイトルとともに、真っ白な道を車が進んでくるオープニング。大げさなようで、絶妙にマッチした音楽使いも、コーエン兄弟らしくセンスがいいですね。 後に「『ビッグ・リボウスキ』は『ファーゴ』よりも事実の要素が多いんだ」、「『ファーゴ』は本当のところ殆どがでっちあげから成っている」と言い放つコーエン兄弟。何を考えてるんだか分かりませんが、このウソが作品全体に妙な雰囲気を与えているように思えます。それだけでなく、人物描写が本当に上手い。特にウィリアム・H・メイシー。ほんの思いつきの犯罪が、どんどん血みどろの凶悪犯罪に変わり、どうしようもなく苦悩する姿は、観るのが苦しくなるほど。どいつもこいつもマヌケで、馬鹿なまねをするのに、リアルで残酷で悲しい。作品の雰囲気、展開が静かでのんびりしている分、バイオレンスシーンも強烈に印象に残ります。静けさ、無邪気さ、残虐性が混じったような演出は流石。 悲劇の物語なのにぼんやりと明るく、何度でも見直したくなる不思議な作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-03 20:43:28)
93.  ストリート・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
ん~、なんだろうかこの作品。オープニングとエンディングはトップ10に入るくらいかっこ良くて、大好きなんですが、ストーリーがお粗末。主人公も悪役も大した描き込みが無く、かなり浅い人物描写に感じました。かといってお話はなんのひねりもなく、予定どおりに終わっちゃうので、拍子抜けしてしまったのが正直なところ。簡潔なストーリーにするにしたって、演出を工夫すればかっこ良く見せることはできたように思える。でもこれはいい悪いではなく、ただ単に今作が僕の体質に合わなかっただけじゃないか、という気もしてくる。 ウォルター・ヒルの作品は、90分前後でまとめてくれるのは悪くないけれど、そのせいで浅くなっちゃうことがあるのが残念です。ただこの映画、前述どおりでなにせ最初と最後がかっこ良すぎるんです。何回も巻き戻して観ました。すぐにサントラもTSUTAYAで見つけて聞きまくっているんですよ。僕の中ではマイケル・パレよりもダイアン・レインの方が断然かっこいい。というわけで、どうにも低い点数はつけられないので6点。  
[DVD(字幕)] 6点(2008-08-01 21:02:21)
94.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 
ケビン・コスナーの良い点、悪い点がどちらも出てしまったように思えます。近年珍しく非常に正統な西部劇を作ってくれたのはありがたいし、景色はどこをとっても美しいものばかりなので、そこは評価したいのですが・・・。終盤の銃撃戦に関して言わせてもらうと、そこに持っていくまでのドラマ性も薄いし、銃撃戦自体の演出もあまり上手いとは思えませんでした。主人公たちの決死の覚悟も、臨場感もあまり感じられず、少々まったりとした感じでした。必ずしもリアルであることが映画的に面白いとは限らないのだな、と改めて思った。 そして、ラストのぐだぐだは勘弁して頂きたい。まあ何と言ってもアメリカの良心ケビン・コスナーですから、あんまり責め立てる気も起こらず許したい気持ちの方が強いのですが。というわけで5点、ではありますが、嫌いにはなれない作品。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-01 19:04:15)(良:1票)
95.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
実にストレートで、余計なドラマは一切排除した潔い作品でした。秀才エドワード・ノートンが全て脚本を書き直したという本作は、最近ヒーロー物にありがちな主人公がヒーローになるまでの苦悩、それを冒頭2、3分で終わらせちゃうところがすっきりしていて良いですね。ヒクソン・グレイシー(本人)から呼吸法を学んだり貧民街をピョンピョン跳んだりで、ハルクが出なくとも、なかなか面白く見せていました。中盤からのハルク大暴れも、カメラをガチャガチャ動かしたりせず、殴る!投げる!吠える!でしっかり楽しませて頂きました。他の映画では絶対言わなそうな必殺技?も思いっきり叫ばれると清々しい! ティム・ロス演じるブロンスキーも男らしく、いい味を出しておりました。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-08-01 18:27:08)(良:3票)
96.  ターミネーター 《ネタバレ》 
やっぱターミネーターと言ったら1でしょう!B級映画の雰囲気と、無口でひたすら追っかけてくるシュワちゃんがいいんですよ!2も嫌いではないんですが、なんかちょっとなぁ。なぜって言われると上手く言えないのですが、1の低予算ながらもツボを押さえたホラー、というかスリラーのような恐怖感が素晴らしいし、自分の父親になる男を過去に送り込んだり・・・というタイムトラベルものもわかりやすく、かつ、面白い設定。低予算で生み出したアイディアが輝いています。だからこそ、ターミネーターは1が一番の傑作なのです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-29 14:49:12)
97.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 
かなり好きな作品。まさにハリウッド!な映画ですが、アメリカの古き良き映画っぽい雰囲気があって観ていて気持ちがいい。警察=「善」、ギャング=「悪」の単純明快なストーリーですが、アンタッチャブル4人が魅力たっぷりです。若くて少し田舎っぽさがある『アメリカの良心』ケビン・コスナー、出番は短いけれど、ちょいとコミカルで愛すべきチャールズ・マーティン・スミス、壮絶な最期も流石のショーン・コネリー、まだやせてて好青年だったアンディ・ガルシア。皆ホントいいキャラしてます。クライマックスである階段での銃撃戦もナイス!滑り込みキャッチ、そして狙い撃ち!シビレます。ラストのコスナーも渋くて、モリコーネの音楽もハズしません。純粋なエンタテイメント作品で、しっかり楽しめる傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 21:28:24)
98.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
いいですねぇ。ストーリーはよくあるものですが、いいアメリカ映画の典型というか、特別凝った演出等が無くとも全体を通して丁寧なつくりなので、安心して観ていられます。音楽もなかなか良く、星空を見上げる美しいシーンや俳優たちの表情にマッチしています。クリス・クーパーは今では少し珍しくなった(気がする)昔気質な父親を上手く演じていたと思います。役柄的にも、演技においても彼のベストな役かもしれません。それから、ロケット打ち上げのラスト。分かっていても胸が熱くなりますね!シメの8mmも涙腺直撃でした。「遠い空の向こうに」めずらしくうまい邦題もGood!爽やかで、気持ちのいい素晴らしい映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2008-07-27 20:27:29)
99.  ハートブルー 《ネタバレ》 
オープニングのキアヌの訓練シーンには、おっこれは良さそう、と期待を感じさせるものがあったのですが・・・。キアヌがほぼ初対面の上司ゲイリー・ビューシィに叱り飛ばすような事を言った時から何か強引さを感じはじめました。キアヌは捜査にだって平気で遅刻するようなチャラけた刑事で、強盗団を買い物してて見逃しかけたり、元カノを誘拐、監禁する人でなしスウェイジにはめられて銀行強盗にまで参加。結局バカやって上司も殺されたキアヌは怒りのスカイダイビング・・・。このあまりに適当な演出には心底あきれた。ラストは何のけじめも付けずに勘違いな男の友情でスウェイジを逃がしちゃう(死にましたが)。キアヌがカッコつけても全て空回りしてしまった作品でした。
[DVD(字幕)] 3点(2008-07-27 01:24:06)
100.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
評判の程は聞いていましたがこれほどとは・・・。「型破りな警官」ってのを目指していたんだろうけど、これじゃただのチンピラ。モラルは一切なし。「警官」以前に人として相当マズイ。いや、ここまでやってるってことは、これが正義だ!とでも思ってるんですかね?やたらと上映時間は長いし、陳腐な物語の間には低俗で笑えないギャグばかりでイライラしてきます。アクションもオリジナリティは全くないですし。パクリと言われても金かけて銃撃戦、カーチェイスやろうってのは構わけど、それなら余計なもの挟まないでくれ!PVみたいになってもいいから90分でまとめてくれ!作品全体が汚く、下品で生理的にも受けつけません。
[DVD(字幕)] 2点(2008-07-27 00:50:13)
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