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1001.  寄生獣
原作は10年以上前からの大ファンで、本棚には日焼けして大分劣化したコミックが今尚鎮座しております。故に相当ハードルが上がった状態での鑑賞でしたが、それを上回る位の期待通りの出来だったので安心した。ここでの評価が芳しくないので一瞬観に行くのを躊躇ったが、本当に観に行って良かったと思える作品だった。どれだけ改変されちゃってるのか危惧したが、重要なシーンは原作そのままだし、母親と息子の愛情の描き方は原作以上に丁寧で、だからこそしっかり感動させてくれた。その辺は本当に原作の良さをわかってるなという感じがしてとても安心して観ていられた。あと、この映画最大の魅力はやっぱりミギーを演じた阿部サダヲだ。チャーミングだし、そのコミカルな動きは観ていてとても楽しかった。やっぱり日本で実写化して正解。  もし、ハリウッドで実写化されていたら大変でぃした。主人公は白人、彼女はパツキンで、まず2人がプロムへ行く所から始まったりなんだりして、敵の女ボスはガチムチだし、後藤は黒人のマッチョに変更されるでしょう。主人公はミギーそっちのけで銃を乱射して寄生獣を倒すというね。当然寄生獣側も銃を持ってるでしょうから画的には普通に銃撃戦ばかりのアクションものになり下がるというね。ラストはナタの代わりに手榴弾で決着が着いたりしてね。 そんな寄生獣やだ(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2014-12-03 21:49:47)(笑:2票)
1002.  ピストルオペラ
あの訳が分からない『殺しの烙印』の続編なのだから、これくらい目茶苦茶でちょうどいいのではなかろうか。 オープニングの狙撃されたジュリーがニヤリと笑った所で「スーパー!テレレッテテ・テッテテ…♪」と鳴り響く『サイコアナルシス』を持ってくる辺り、センスが素晴らしいと思った。格好いいオープニングが終わると、今度は江角と山口の下手な芝居を見せつけられる。ちゅーちゅーたこかいな。下手な演技もギャグの内。きっとわざとやっているんだろう。じゃなきゃこんな江角の大根演技にOKなんか出さないでしょう。普通の監督ならね。しかし普通ではないこの監督のやることは予想もつかない。もはや、面白いとか面白くないとか議論する事すらバカバカしくなる。この監督にとってはやりたいことを全て詰め込んで、きっと大満足なんじゃないだろうか。監督のどや顔が目に浮かんでくるようだ。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 04:46:08)
1003.  殺しの烙印
ウォン・カーウァイがこの作品のファンだと知り、興味を持って観たのが最初。以降、清順作品にはまったが、最初に観たこの作品こそ変態度においては1番なのではと思う。いや、『ツィゴイネルワイゼン』の目玉舐めの方が凄いか。 訳が分からない映画を作ったという理由でクビになったらしいが、そのことで伝説的な作品として位置付けられているのだからある意味おいしいエピソードである。 のっけから『殺しのブルース』だし、主人公は米の炊ける匂いフェチという設定からしてもうギャグとしか思えない。バーに行っても酒を頼まず「米を炊け」だかんね。意味わからん。 物語も一応殺し屋組織内の抗争という大筋があるものの、その殆どがシュールな展開と意味不明な展開で構成されており、ただただ唖然としてしまう事請け合い。 主人公は殺し屋なのに何処か間抜けだ。真理アンヌがシャワー浴び終えて全裸で出て来てるのに、見向きもせず炊飯器にすがり付いてる所とかね。 あと、No.1の殺し屋との対決は見物。かつてここまで恐ろしい追い詰められ方があっただろうか。オッサン殺し屋と寝るときも一緒でトイレに行く時も腕を組んだまま。24時間一緒に行動をさせられるという恐ろしいものだ。さすがNo.1の殺し屋だけあって隙ができるからトイレすら行かず、そのまま漏らしてしまうというね。これがNo.1のやり口か。 とにかく、全編に渡って笑い通しでした。これは真面目に観てはいけません。ギャグとして楽しむのが吉である。
[ビデオ(邦画)] 9点(2014-12-03 02:20:30)
1004.  そこのみにて光輝く
『海炭市叙景』と同じ原作者ですか。なるほど、映画全体から漂う閉塞感と暗さは共通のものを感じた。ただ、今作品の方が微かながら救いを感じさせる部分があるのでとっつきやすかった。物語もメインのキャラクター3人に焦点を当てているので分かりやすく、より感情移入しやすくなっている。ストーリーは、簡単に説明すると、社会の底辺でうごめく若者が、そこから脱しようともがいたり、或いは何も目的を見出だせずにただ惰性で日々を送っていたり、何ともやるせない感じが実にリアルに描き出されていた。池脇千鶴のすれた感じも良かったが、特に良かったのは菅田将暉だ。暗い物語の中でも唯一、前向きに行動する愛すべきキャラクターだった。汗をかきながら笑顔で美味そうにカレーを食べるシーンが何故か心に焼き付いている。かと思えば次のシーンでは感情を剥き出しにして狂気を見せつけてくる。その触れ幅が1番大きい役を彼は本当に自分のものにしていたように思う。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-03 01:08:13)
1005.  かしこい狗は、吠えずに笑う 《ネタバレ》 
下の方に完全同意。私も予備知識全く無しにみたのでびっくりした。これは何も知らずに見た方が良い。なのでここから↓は未見の方は読まない方が楽しめます。  まず、普通に女子高生2人の青春ものかーと思って気楽に観ていたら、不意打ちでいきなり途中から園子温の映画を見せられた感じ。急な恐すぎる展開に一気に目が離せなくなった。お弁当を食べるシーン辺りから徐々に不穏な空気を感じさせておいて、この平穏な日常が突如として地獄に落ちる展開が見事。気づいたらもういつもの日常には後戻りできなくなっているという凄い恐怖。この不意打ちこそ計算された演出であり、観客をも巻き込んでしまうという点において功を奏していると言える。 ただ、主人公にあまり感情移入できないのが残念な所。どうせなら"反撃"する場面もしっかり描写して欲しかった所。でも、あえて見せない事で観客に想像させるという狙いも理解できるが…。でもきっと園子温ならくどすぎる位にそこにこそ力を注ぎ込むんだろうな。血糊の量もMAXで。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 00:44:58)(良:1票)
1006.  莫逆家族 バクギャクファミーリア
よくあるヤンキーもの(ってどんなだ?)。『クローズ』とか『ドロップ』とか?全く観たことないけど、あーゆう如何にも熱血だとか、青春だとか、友情だとかそういうものを期待した人にはこの映画はハズレかもしれない。熊切監督の映し出したこのヤンキー映画はそういった表向きの"明"の部分よりも"暗"の部分を全面に押し出している。ヤンキー達をただ格好良く見せることよりも、その裏の部分。ひたすら暗く、厳しい生活部分を描き出している点が素晴らしく、説得力を感じさせた。もちろん友情や熱血だとかの要素はあるんだけど、そこにカタルシスはあまり感じられない。スカッとするというよりはズドーンと打ちのめされる感じ。徹底したリアリズムこそがこの映画の魅力だと思う。ただ惜しいのは主人公を演じた徳井が、凄く役作りを頑張っているんだけど、やや存在感に欠けたかなという事。でも、演技力はなかなかだと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-02 20:40:11)(良:1票)
1007.  私が女になった日 《ネタバレ》 
女性に焦点を当てたイラン映画を観るなら、まずこの作品をお勧めしたい。 短い上映時間ながら3話からなるオムニバス作品で、様々な年代の女性を力強く、丁寧に描いた作品だ。ちなみに脚本を務めたモフセン・マフマルバフはこの監督の夫である。  まず心を奪われたのが第1話に登場する9歳の女の子だ。男の子と遊ぶ約束をしていたのに、急にもう男の子と遊んではいけないと言われる少女。そう、イランでは9歳になると大人の女として扱われる為、チャドルで身を隠さなくてはいけない。気軽に男性と会話したりもできなくなるのだ。だが、納得のいかない少女はどうしても遊びに行きたく、自分が生まれたのは正午だからそれまでまだ1時間あるから遊びに行かせてと懇願する。かくして、少女の自由に遊ぶ事のできる最後の1時間が始まった。時計は無いので木の棒を頼りに、影がなくなるまでの間だ。 ほのぼのとした展開の中にもタイムリミットがあることで非常にサスペンスフルだし、もう永遠にその男の子と遊ぶ事ができなくなるのではという悲しみも感じさせるので、なんだがとても切なくなった。  続いて第2話、一転して今度は躍動感溢れる映像を堪能できる。チャドルを身に纏った大勢の女性達が自転車で猛スピードで駆けて行く。自転車レースだ。だが、この話の主人公である女性はある理由があって参加していた。というより逃げていた。『少女は自転車にのって』という映画でもそうだったように、この女性もまた自由を求めて未来へ向かって駆けて行く。特筆すべきはその結末の描き方。第3者によって、遠目から映し出されるその映像は非常にリアリティがあって良かった。  第3話。文字数も限られてきたので簡潔に。これまでの女性は自由になろうと必死にもがくが、結局は社会に屈さずを得なかったが、この話に登場する老女は究極の自由を求めて旅立った。無謀だが、もはやそこに私なんかの意見を挟む余地など無い。彼女にはそれが最良の選択なのだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-01 23:32:17)
1008.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 
全編を貫くテンションの高さがヤバい。開始5分でテンションがMAXになり、そのまま折れ線グラフが下がることなく最後までノンストップ。なんというパワー。ただ、ひたすら音と映像の洪水に圧倒されっぱなし。  ストーリーはかなりツッコミ所満載だ。真面目な人はあまりのハチャメチャな展開に怒りを覚えるかもしれない。この映画を構成しているものは主に3つ、ラップと暴力とパンチラ。 あとは濃すぎるキャラクターのオンパレード。中でも一際輝いていたのが清野菜名。キレのあるアクションとクールな佇まいにヤラレた。そして、鈴木亮平のあの肉体。殆ど露出狂(笑)というより前日に『HK変態仮面』を鑑賞した為。それを思い出して終始変態にしか見えなかった。変態といえばやはり竹内力。あのイッちゃってる演技は最高。奴が出てくるだけで大笑い必至!  あと、なんの伏線も無くボディを透明にするマシーンが登場して邪魔なキャラ共を一気に消し去ったり…これには呆れを通り越して大笑いするしかなかった。監督自身、自由で面白ければなんでもいいと言ってる通り、ここまで徹底してやってくれればもう文句なし。  園子温の映画はおもいっきり非日常的な体験ができるから好きなのだが、この映画もまさにそれ。この作り物の狂った世界は最高に非日常な体験だった。   【追記】 初見ではあまりの勢いに圧倒されてしまいただ手放しで褒めたが、2回目を冷静に観た結果、ちょっと物足りない所が目についたので追記したい。 それは、TRIBE同士の抗争があまり描かれていないこと。冒頭で他のエリアに入ったらBUKKOROSU!とか散々煽っていたのに、メラと海の対立が描かれるくらいで、シンジュクやシブヤや練マザファッカー達はラップを披露したあとは出番が少ない。TRIBE同士の抗争をしっかり描く事でクライマックスのTRIBE全員集合がアツい展開となるはずなのに、あれじゃちょっと弱かったかなと思う。 それと、そんなに喧嘩強くなかった海が急に強くなったり…。目の前で自分のリーダーを殺されたのに、メラに対する怒りが弱い。もっと復讐に燃えても良かった。 あと、HANDSの巌。戦車まで出動しといて、殴り込みに行く時は徒歩って一体…。あれで攻めこんだ方が圧倒的に有利でしょう。109の看板を壊したかっただけ? そして最後に、大司祭の出オチ感・・・。
[映画館(邦画)] 9点(2014-12-01 23:30:40)
1009.  ブルース・ブラザース
久しぶりの鑑賞。 冒頭の橋が明らかに垂直近くまで開いていたはずなのに、車が来た途端、ちょっと緩やかになっていたのは相変わらず突っ込みを入れずにはいられない。 その後、シスターの妙に軽快な棒捌きで笑いつつ、いよいよ教会に到着したブルースブラザーズ。 さあ、出ました!お待ちかねのジェームズ・ブラウン! ジェームズ・ブラウンが叫びまくりながら繰り広げられる訳のわからないクレージーな馬鹿騒ぎを見て光につつまれたジェイクが「バンドだ!」「ジーザス・ダンシング・クライスト!」と叫び、バク転しながら踊り狂う姿を目の当たりにした時、やっぱりこれは傑作だと改めて確信した。 楽しすぎて思わず踊りに参加したのは言うまでもない。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-12-01 23:29:48)
1010.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
林業という、この映画を観なければ全く知ることの無かったであろう世界を、ほんの上っ面かもしれないが学ぶことができて良かった。本当にあんなスケールのでかい祭が行われているのかは謎だが、その迫力に圧倒された。 一人の青年の成長物語としてはやや盛り上がりに欠けたけど、最初はチャラ男だった主人公がいつの間にか真剣に林業に向き合っていて、凄く応援したくなった。何故あんなに頑張れるのか?それは長澤まさみが居るからなんですねぇ。田舎にあんな可愛い子が居たらそりゃ帰りたくなくなりますよ。でも、地味な見た目と裏腹にバイクを乗り回すし気が強い。そのギャップが良い!  あと、エンドロールの最後の最後まで観ることをオススメします。
[DVD(邦画)] 7点(2014-11-27 20:54:49)
1011.  女子ーズ
この手の映画は大抵見るのパスなんだけど、有村架純が出てるのでつい観てしまった。 福田監督の『HK変態仮面』は普通に面白かったので期待したのだが、ギャグがイマイチ滑り気味で出落ち映画だったなぁと。 コントみたく10分位なら最高に笑えたかもしれないが、これを90分もやられるとグダグダで飽きてきます。それぞれのキャラの掘り下げもイマイチなのであまり入り込めなかったなぁ。有村架純は一番女子っぽくて終始可愛かったです。はい。
[DVD(邦画)] 3点(2014-11-27 08:31:16)(良:1票)
1012.  呪怨 -終わりの始まり-
これはひどい(笑)見終わって思わず笑っちゃったのでそのまま勢いで書きます。 毎度毎度の白塗り少年。毎度毎度の肝試し。もうね、今時白塗り少年で怖がるような純粋なひとは居るのかと…。呪怨を初めて見る人ならわからないが、もう毎回出て来るのでいい加減ウンザリします。驚いたのが内容的に最初の劇場化作品と全く同じだという事。しかも、恐さで言うと明らかにパワーダウンしているとしか言いようがない酷い出来。ラストで新しい可や子(新種)が登場したのはギャグとしか思えなかった。 むしろ、この映画の楽しみ方は美少女達が泣き叫び恐怖する姿を楽しむ為にあるのではないか。事実、ここのレビューにも佐々木希等目当てで観てる方が多くいらっしゃるではないか。それくらいしか見所が無いのだから仕方ありません。 「終わりの始まり」という曖昧な副題が示すように、ある一定の需要はあるようだからまだまだこのシリーズは続きそうだ。
[DVD(邦画)] 2点(2014-11-27 06:40:33)
1013.  百瀬、こっちを向いて。 《ネタバレ》 
早見あかりって初めて見たけど、凄く存在感があって良かったと思う。 あんな子が「恋人の振りをして」なんて言いながら手を繋いできたら絶対惚れてまうやろ~(笑) 恋人の振りをするというびっくりするくらいベタな展開なんだけど、段々と百瀬に惹かれて行く主人公には凄く共感できた。本気で好きになっちゃってどうしようもなく苦しいのに百瀬は先輩の事が好きなので全く振り向いてくれないという。青春における"痛み"をうまく描き出していたと思う。 ただし、蛇足だったのが、主人公が作家になって故郷に帰ってくるという現代部分のくだり。なんか浮いているし、先輩の付き合ってた女性との再会とか、あまり面白味のない展開だったかなあと。しかも処女作のタイトルが『初恋』って…どんだけ引きずってるんだよ!(笑)
[DVD(邦画)] 4点(2014-11-27 04:27:37)
1014.  カリフォルニア・ゾンビ逃避行
青春×ゾンビ映画。 近年ありがちなティーンが主役の気軽に観られるお手軽ゾンビ映画。 『ゾンビランド』とか好きな人ははまるかもだけどコメディではないので、あくまで青春ドラマとして楽しむのが良い。 リア充にワンパン一発でのされるヘタレで冴えない主人公だったが、突如として突入した終末世界になると急に強くなりだします。 理由なんか皆無です。というかこの主人公自分に酔ってます。 ゾンビをゴルフクラブでバッタバッタと薙ぎ倒します。銃を持った相手に素手で勝ったりと、ちょっとやり過ぎです。 銃は使わないと言ってた癖に後半撃ちまくってます。お前はランボーかと。 都合よく無傷なヒロイン。 どこまでも御都合主義が目立ちますが、まあ暇つぶしにはちょうどいいかなと。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-27 03:22:10)
1015.  Miss ZOMBIE
かつてここまでつまらないゾンビ映画があっただろうか。 この監督は"ゾンビ"という題材を安易に使用してちょっと芸術的なゾンビ映画を作ってやろうという、気取った感じが見受けられ鼻に付く。つまり、ゾンビ映画に対する愛が全く感じられないのである。これはエセゾンビ映画だ。 SABU監督初期の頃みたいに笑いの要素があればまだ楽しめたのだが…。 ゾンビと言っても殆ど人間に近いので、ゾンビ女が人間にレイプされるという折角のおいしい見せ場も非常につまらない展開になってしまっているのが残念だ。もっとゾンビの造形にグロテスクさを要していたなら、滑稽さと気持ち悪さが相まって、もっと笑えて怖い衝撃的なシーンとなったのではないか。 また、ゾンビを飼って結局何をしたかったんだという、根本的な理由も不明なので全く入り込めなかった。 
[DVD(邦画)] 1点(2014-11-25 21:36:26)(良:1票)
1016.  プライベートレッスン 青い体験
主人公は男2人。毎日セックスの事しか頭にない。どうやったら女とやれるかばかり考えている。実に単純だ。普通この手の童貞喪失ものは、童貞が必死に女の子を口説いて、苦労した末にやっと達成するというのが通説である(かどうかは定かでない)。が、この映画ではまるで吸い寄せられるように女達の方からやって来てはHを誘ってくるという、夢のような展開が繰り広げられる。これは別次元のお話か?はたまた韓国の女性は積極的なのか?それは謎であるが、ひどくつまらない事で悩むこの主人公には全く共感できなかった。他に人生に目的を見出だせなかったんだろうか…。 まあ、そんな事よりペ・ドゥナである。彼女目当てで観てるのに、なかなか出てこなくてモヤモヤ。38分経過して遂にキター!と思ったら登場して3分でもう脱いでる!しかも、ナース役で性病の患者と出会って即!とか意味わからん…。まあ、そんな変態な役でも普段はとびきりキュートなんだから参っチングである。そのギャップにやられた次第であります。
[DVD(字幕)] 4点(2014-11-25 16:46:43)(良:1票)
1017.  あなたへ
とにかく健さん、いい人過ぎ!限られた時間の中、千キロ以上も旅しなきゃあならんのに、途中で出会う多くの人達の愚痴を聞いたり、諭したり、手伝ったりと大忙し。他人との関わり合いが希薄な現代において、こんな超人離れした事を平然とやってのけて違和感が無いのは高倉健という人物だからこそか。 私なんかが旅に出たとしても、きっと誰とも出会わずに、何らドラマも発生しないつまらない展開、それこそ途中で寝るの必至な物語になるであろう。まず、胡散臭いビートたけしが出て来た時点で逃げる!絶対関わり合いたくない!  でも、ロードムービー的にはちょっと旅してる感が薄かったかも。場面場面の切り替わりであっという間に着いちゃうし、途中観光名所を何個か出しておきゃなんとかなるだろうという狙いが見え見え。撮影大変だろうけど、もっと車で実際に走ってる場面とかあればよりロードムービーらしくなっただろう。と、思ったけどテーマはやはり夫婦愛だとか、人と人との繋がりだとか、人情だとかそういうのに重きを置いているんだろうから、あまり旅そのものには興味が無いのかも。とにかく、健さんを見る為の映画だったなぁと。   高倉健さんのご冥福を心よりお祈り致します。合掌。
[地上波(邦画)] 6点(2014-11-23 23:40:27)
1018.  日々ロック
最初30分の勢いのまま最後まで行ってくれたら10点でした。 基本的にくだらない映画は好きなので、最初のはちゃめちゃな展開は大好き。 もうダサダサな主人公のロックバンドが繰り広げるパフォーマンスに二階堂ふみが乱入してきてマイクを奪って熱唱したかと思えば乱闘騒ぎに発展するという、ここが私的ハイライト。あとは段々とシリアスな展開になるにつれ、薄っぺらな物語が露見してしまい、最後は急失速してしまった感じ。そもそもこの主人公は主体性なんかなくただロックをしてるだけなので、急に深刻なドラマになるとついて行けず、あまりに無力だ。まともに会話すらできずに終始呻いているだけだし、真っ直ぐ立つ事すらできないではないか。でも、何かしなければいけないと右往左往する姿は応援したくなった事も事実。 二階堂ふみちゃんは一流の歌手という設定なのに歌は微妙…ってか下手? 実際にステージで唄う時も口パクだし、声も本人じゃなくてボカロやん!と思った。エンドロール見ると案の定作曲はDECO27氏でした。あんまり彼っぽくない曲だったけど…。一応声は本人みたいなので安心した。  なんか最終的に普通の映画になってしまったのが残念。もっと弾けて欲しかった。もっとロックして欲しかった。なんか消化不良。でも、彼らの『脳みそ』っていう曲だけはちょっと気に入った(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2014-11-22 19:36:19)
1019.  ハンガー・ゲーム2
さあ、続編だから前作よりは面白くなってるはずだぞ! 前作があまりに不評だったから製作者サイドもきっと反省して色々改善してるはずだぞ! ヒット作の続編なんだから予算も増えているはずだし派手なアクションとか大幅に増えているはずだぞ!  って期待した人は多いだろうが、あっさりと裏切ってくれましたね。まさかこんなはずでは。 え?血湧き肉躍る殺し合いは?そんなのありませんよ! そっか、これはラブストーリーだったんだ。ヒロインと男がキスしてるのをモニターでオッサン連中が食い入るように見て「やはり、こうなったな」とか真顔で議論してるのを見てなんだかどうでもいい気分になりました。 え?続編決定?ああ観てやるよ、DVDが旧作レンタルになってからな!
[DVD(吹替)] 1点(2014-11-21 19:13:43)(笑:1票)
1020.  ハンガー・ゲーム
悪い評判しか聞かないので、一体どれ程面白くないのか確認する為に鑑賞。 なるほど、これは面白くないわ(笑) ファンタジーならファンタジーなりにもっと世界観を構築するべき。中途半端に現実と同じような世界なので全然入り込めません。いきなり13地区に分かれてるとか言われてもねぇ…。 また、ゲームが始まるまでが長い。トレーニングとかテレビのトークショーとかそんなんいいから、せめて開始30分位で始めてほしい。 また、いざゲームが始まっても殺しあいというには程遠い緊張感のなさでダメダメ。 4,5人居て木の上の少女一人殺せず、降りてくるのをひたすら待つなんてあんたらバカぁ?何の為のトレーニングだったのかわからん。 続編も評判悪いようだが、借りてしまったので観るしかない…。
[DVD(吹替)] 1点(2014-11-21 15:48:47)
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