1121. ザ・チェイス
脱走犯が、偶然コンビニで出会った女性を誘拐し逃走する。有りきたりなストーリーだが、そこはコメディタッチの味付けで新鮮味を引き出しており、現在のアメリカ社会を風刺した痛快な作品に仕上がっている。 7点(2001-02-08 19:39:55) |
1122. エクソシスト
27年経った今もこの作品を超えるホラーは出ていないと思うほど、最初に見たときの衝撃は凄かったです。当時は、アカデミー賞にノミネートされながらリンダ・ブレアの声が吹き替えだったことを理由に、ことごとく受賞を逃したとか。実際には教会からの圧力もあったとも聞きます。近頃、ディレクターズカットの公開を期待していたのに延期になったりと、まだこの作品って呪われているのでしょうか? 10点(2001-02-08 19:39:31) |
1123. 死国
予想通りの作品。しかし生き返る役をやってた子って、そうそう池に裸で入ってた子。マニア?の間では、あのシーンのお陰で名作として扱われているそうな・・・ただ今の御時世では持ってるだけで犯罪になるそうです・・・ 2点(2001-02-08 12:43:08) |
1124. サルバドル/遥かなる日々
「プラトーン」と同年に作られた映画。こちらの方がより克明にメッセージが込められていると思う。あわや「プラトーン」と「サルバドル」との同時ノミネートの声もあったとか。いつものストーンらしいドロドロしているところは否めないが、こんな映画を作らせたらストーンの右に出る者は居ないだろうと思うほど人間の汚い裏側を描き出している。ただ思想的について行けない人も居ると思うし、一方一番汚いのはジェームズ・ウッズ演じる主人公であることも事実。賛否両論あると思うが、国内外に反響を呼ぶことこそがこの監督の目的なのだから、尚更凄いと思わされる。 9点(2001-02-08 12:42:03) |
1125. ブラック・レイン
映画としては、粗も見付かりそうな映画なんだけど、個人的には楽しめました。やっぱりマイケル・ダグラスと張り合う健さんを見ていると、不思議に日本人感情(?)からか応援してしまっている自分がいました。 8点(2001-02-08 11:23:59) |
1126. 依頼人(1994)
渋い俳優陣のカラーが前面に出すぎて、ちょっと取っ付きにくい印象を受けた。作品は巧くまとまっているが、見終わってこれと言って、心に残るシーンが無かったって言うのも否めない。 8点(2001-02-08 11:22:53) |
1127. 1492/コロンブス
流石、いつも話題作を提供し続けているリドリー・スコットらしい作品。コロンブスを英雄としてではなく、“侵略者”としても描きつつ、最後は悲劇として綴っている。そう言う陰の部分をアメリカが描いていることにも驚きである。ただこの作品、新大陸発見500年記念で作られた。そもそも新大陸は“発見された”ものではないのに、そう解釈すること自体が欧米人の程度を示している。因みにリドリー・スコット監督は英国出身。 9点(2001-02-08 11:22:09) |
1128. グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)
グリム童話が血と狂気の作品であることは、98年に桐生氏著「恐ろしいグリム童話」のベストセラーで話題になったが、この作品も原作グリム童話の白雪姫に近いとのこと。タイミングがグッドなだけに期待して見たのだが・・・確かに普通の白雪姫ではないかもしれないが、だからと言ってホラー色で作られていると言う訳でもない。話題性だけのB級映画って感じで。またキャスティングにも難があるように思った。特にシガニ-ウィーバーについて。もういい年なのに、サム・ニール扮する王様を惑わす役所であるがかなり無理がある。そしてお馴染みのシーン、「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で最も美しいのは・・」シガニーの顔からして、お世辞にも、世界でとは・・甚だ言いづらい台詞。一応SFXで顔が綺麗になると言うシーンもあるが、元が元だけに・・・。予想した通りたいした作品ではなかったが、かろうじて最後まで見通せたのは、主人公モニカ・キーナの愛らしさゆえである。 7点(2001-02-08 11:21:34) |
1129. ファザー・ファッカー
<ネタバレアリマス>こんな映画作って良いのだろうか? 題材は今では法律に引っ掛かるような感じがするんだけど、それより納得いかないのは、結局父親は家を出て行く訳でもないし、母親は開き直るし、主人公が自立する訳でもないし・・・ラスト、少女の笑顔が痛々しく思った。 7点(2001-02-08 11:20:48) |
1130. ジャッカル
当時、2大スターの対決ものが流行りだった。前半、どうでも良いシーンが続き、やっと終盤2人が対決するかと思ったら・・・・・あら? 4点(2001-02-08 11:18:17) |
1131. おもひでぽろぽろ
60年、70年代を体験して来た人には懐かしいのかもしれない。子供時代の回想録と都会を離れ田舎を懐かしむ雰囲気は、アニメでありながら実に良く描かれている。 7点(2001-02-07 12:30:44) |
1132. フェイス/オフ
ジョン・ウー監督の作品って個人的に好きなんですが、この作品はその中でも一番です。 9点(2001-02-07 12:30:06) |
1133. ブレックファスト・クラブ
全く個性の違う5人の高校生による心の交流を描いた作品。キャスティングはジョン・ヒューズならではのいつもの顔触れに、エミリオ・エステベスが加わっている。数ある青春物の中でも、ジョン・ヒューズ作品は日本人にとって安心して見ることが出来る数少ない一例である。単にツッパった不良が汚い言葉を吐き、大人たちに八つ当りし、結局最後は献身的な教師や親たちによって立ち直る。似たような作品が氾濫している中、曲がりなりにも若者の視点で描いていることには好感が持てる。”作る側のエゴ”を押しつけるだけの日本社会において、新鮮さを感じることができた。 6点(2001-02-07 12:29:26) |
1134. ベスト・フレンズ・ウェディング
単なるハッピーエンドで終らないところは評価したい。しかし劇中登場する歌は要らん!歌は! とにかく最も紳士であったジョージに拍手を。 8点(2001-02-07 12:28:39) |
1135. 薔薇の素顔
ローズやリッチやボニーに何だかんだで、複雑な人間関係、複雑な犯行、多重人格症に赤が識別不能・・・色々謎を解く鍵があるみたいだけど、あまりに主人公2人の全裸の抱擁って奴が前面に出過ぎていて、そのことばかりが話題になり過ぎた所為ではないだろうか? 当時はこの手の作品が話題になる傾向があったから。でも、ブルース・ウィリスにジェーン・マーチ。どちらの裸も見たくないと思ったの自分だけだろうか? 8点(2001-02-07 12:28:02) |
1136. 戦場にかける橋2/クワイ河からの生還
1作目と違って、戦闘シーンもあって・・・まあ普通の戦争映画に思えてしまった。 6点(2001-02-07 12:27:01) |
1137. ハートブルー
サーフィンandスカイダイビングを取り入れたアクションandロマンスand・・・。色々な要素が詰まり過ぎて、多少まとまりが無いところもあるがそこはキャメロン製作。爽快感は天下一品。 8点(2001-02-07 12:24:57) |
1138. 続・激突!/カージャック
“続・激突”って言う邦題は名ばかり。あの名作とは何の関係も無いし、原名は“The Sugarland Express”。実話をベースにしている映画だが、これがスピルバーグ作品でなければ埋もれてしまったかもしれないほど小さな作品。派手さは無い分、後半になるにつれ登場人物のキャラクターが変わって行くのも見物。 8点(2001-02-07 12:24:24) |
1139. ゆりかごを揺らす手
当時同時期に上映された「ルームメイト」と並んで紹介されていたので、よっぽど面白いと思って見たんだけど・・・ 4点(2001-02-07 12:23:45) |
1140. 冬の恋人たち
青春映画の中ではピカイチ。主人公が若干年を取ってはいるもののティーンエイジャー感覚の恋愛もの。背伸びをせず巧くまとまっている。ラスト、オリンピックのスケートシーンで引いたアングルが無かったのが残念だけど・・・モイラ・ケリーが可愛いからヨシとしよう! 9点(2001-02-07 12:22:51) |