1141. ペット・セメタリー(1989)
インディアンもといネイティブ・アメリカンの墓地に埋葬したら凶悪ゾンビ化するって…キング、何考えてんだ?不吉で妖しげなモノは”インディアン”経由にしちまえってか?そりゃ余りにネイティブ・アメリカンの皆さんに対して失礼ってモンだろう!ペット・セメタリーって…ペットの墓地は結局関係ないのか?紛らわしい!あ、言っとくけど全然怖くなかった、てか不愉快で後味悪過ぎ!!イヤ原作は…とか言いたくても自分で脚本書いたんじゃあ弁解できんわな、キングさんよ! 4点(2003-01-20 03:25:29) |
1142. フォロー・ミー
後に傑作「アマデウス」を発表することになる劇作家ピーター・シェーファーの一幕物の戯曲を彼自身が脚色、名匠キャロル・リードが監督し、遺作となった愛すべき小品。最大の功労者は浮気調査の私立探偵クリストフォールに扮したイスラエル人俳優ハイアム・トポル。彼の無国籍な魅力と清潔なユーモアがこの映画を何とも微笑ましいモノへ転化させている。リードの演出は流石にツボを心得ておりウマイのだが、往年の冴え(「邪魔者は殺せ」や「落ちた偶像」や「文化果つるところ」や「第三の男」)までには至らず、衰えが隠せなかったのは矢張り淋しくはある。70年代作品では後味爽やかな点でもオススメの逸品ではあるけれど。 8点(2003-01-20 02:47:10) |
1143. ダンス・ウィズ・ウルブズ
ヒロインの”拳を握って立つ女”というインディアンネームが何とも凄くて印象的。え?他には?うーーん、うーーーーん、やっぱ3時間はチト長い…よね? 7点(2003-01-20 00:50:57)(良:1票) |
1144. キングコング2
ギラーミン、きさまというヤツは…「恥知らず」などと言うモノではないわ!何じゃ~~こりゃあ!!ラウレンティス、まーた、てめーもグルか!墜落死した(偽)コングが生きていただぁ?相も変わらずヌイグルミかよぉ!最後にメスと駆け落ちぃ?ナメとんのか?ゴルァーーーーー!!!! 2点(2003-01-20 00:28:22)(笑:1票) (良:1票) |
1145. メジャーリーグ
監督はアノ名作「スティング」のオリジナル脚本を担当し、見事オスカーを獲得したデビッド・S・ウォード。当然本作でも監督のみならず脚本をも担当。が、野球を題材にしたのはチト安直過ぎて「スティング」の練り込みぶりには到底及ばぬ出来。でもチャーリー・シーンはコノ手のお気楽極楽な映画がオリバー・ストーン作品よりお似合いなのが分かっただけでも収穫だったんじゃ?無名のウェズリー・スナイプスやレネ・ルッソも観られるし、ラストの逆転劇はわりかし楽しめる。ん~7点! 7点(2003-01-19 23:35:00)(良:1票) |
1146. 無法松の一生(1958)
このセルフ・リメイク版も名作なんだけど…矢張り1943年のオリジナル版には残念ながら遠く及ばない。阪東妻三郎の豪快で奔放な松五郎を観た後では如何に三船が熱演しようと所詮二番煎じの域に止まる。ただ、オリジナル版は戦時中の検閲カットに加え、GHQからのカットも加わってズタボロにされたものなので、コレ(58年版)なくしてはカットされた箇所も分からない有様なのも又事実。どちらも名匠・稲垣浩が同じカット割りで監督しているのが大きかった。監督も二度の検閲カットが余程無念だったのだろう。小津安二郎監督の悪口を言うつもりはないが、彼の戦前・戦中の監督作が殆ど無事だったのは、ぶっちゃけた話フィルムが擦り切れるまでロングランされる程の人気作ではなかったため、松竹大船の倉庫に保管されて埃を被っていたお陰。これも又皮肉な事実。「名作」って何だろう? 8点(2003-01-19 22:52:44)(良:1票) |
1147. ラ・ブーム
そうそう、この頃はソフィー・マルソーも未だアイドルだったんだよナァ(遠い目)。ママ役は不滅の傑作「禁じられた遊び」の幼女ポーレット役だったブリジット・フォセーだっっ(再び遠い目)!! 6点(2003-01-19 20:57:59) |
1148. アフター・アワーズ
うーーむ、何ともケッタイな作品ですな。コレでカンヌの監督賞を得たスコセッシはさぞゴキゲンだったろうが、観客は煙に巻かれて茫然て感じ。主演がグリフィン・ダンなんて出だしからマニアック過ぎだよ。ロザンナ・アークェット、リンダ・フィオレンティーナ、キャスリーン・オハラと賑やかな女優陣は意外に面白いかも。アイスクリームの売り子に扮したオハラとバーテン役のジョン・ハードが共演してたりするのは「ホーム・アローン」の先取り?ぽくて個人的に笑えた。 6点(2003-01-19 20:51:28) |
1149. あの夏、いちばん静かな海。
そういや、長距離バスの中で何とはなしに観たなぁ…。別に「可も無く不可も無し」ってトコですか。へ~~、ビートたけしが監督?あ、そう…。 6点(2003-01-19 20:35:01) |
1150. アビス(1989)
奇しくも「デプス」「リバイアサン」と並んで海底モノで一括りに語られがちだが、個人的には一番金を遣っていそうなのにA級大作にもなりきれてない冗長な駄作に感じたな。まだ前述の2作の方がB(C?)級に徹していっそ潔かった気もする。「ターミネーター」、「エイリアン2」と絶好調だったキャメロンが何を勘違いしたのか、自分の生まれながらのB級魂を忘れ、スピルバ-グにかぶれた(らしい)罪深さに…5点! 5点(2003-01-19 20:07:55)(良:1票) |
1151. ブルーサンダー
コレも大して期待せずにロードショーで観て結構面白かったケース。今にして思えば、曲者ダン・オバノンが脚本に一枚加わっている上に職人監督ジョン・バダムがナカナカ頑張っているのも楽しめた要因かな。特に印象深いのは主人公の相棒である新米警官に扮したダニエル・スターン(若い!)が、逃げ惑い追い詰められて殺されるシーン。ま、歴史的な大傑作!!とかいう類の作品じゃないけどネ。観て損はしないかと…。 7点(2003-01-19 19:44:25) |
1152. 悪魔の毒々モンスター
悪名高き「トロマ」社のZ級怪作ホラー・コメディですな…。うーーーーーむ、何かマトモなコメントする気も起きない。ダメだ、こりゃ!続編「東京へ行く」では安岡力也扮する父親と再会するも、何故か相撲シーンに突入!と訳分からなさにも一層磨きがかかってオーMYガッ!!ノーマル映画ファンは観ぬが吉!! 3点(2003-01-19 19:17:03) |
1153. 愛と追憶の日々
え~~!!こんな難病「泣かせまっせ」映画がオスカー総ナメ?よっぽど大したライバル作品が無かったんだな、1983年って。…と思いきや、「ライトスタッフ」があるジャン!!何でコッチにしなかったんだ?断然こっちが上だろう。時々不可解だなぁ、オスカー選考基準ってヤツは…!大年増のマクレーンの色恋に娘の不治の病なんて…実話なら兎も角フィクションでこんな辛気臭いベタベタな話は御免蒙るって!!悪いが全く感情移入出来ないし、納得いかないんで6点。 6点(2003-01-19 19:03:33) |
1154. 宇宙からの脱出
ゴメンよ、スタージェス監督。だって…面白くないんだもん。管制室と狭い宇宙船の内部で深刻ぶった会話ばっかりだし、アクションが身上のアナタには畑違いだよ~!特撮も「2001年ー」を観た後じゃあネ。 5点(2003-01-19 11:53:41) |
1155. アンタッチャブル
デ・パルマって監督はオマージュだかパクリだか知らないが他の名作からの陳腐な引用が多過ぎ!!それに偉大なる先人へのリスペクトが殆ど感じられず、「オレってセンスあるだろ?」てな撮り方がハナについて不快。天才エイゼンシュテインのモンタージュをこんなギャング映画に流用すなっ!!お前センス無いわ、マジで。 6点(2003-01-19 03:24:37)(良:1票) |
1156. ライトスタッフ
いやぁフィリップ・カウフマンお見事!「ミネソタ大強盗団」とか「ワンダラーズ」作ってたヒトとは思えない重厚かつ繊細な作風。堂々たる大家って感じが漂ってるよ。「愛と追憶の日々」なんかに敗れ去るとは…皮肉だねぇ。でも、この後「存在の耐えられない軽さ」に「ライジング・サン」だしなぁ…。アカデミー選出委員は慧眼だったと言うべきなのか?? 8点(2003-01-19 03:05:41)(良:1票) |
1157. 二十四の瞳(1954)
原作は余りにも有名な壺井栄の同名小説。木下恵介監督の「泣かせる」反戦映画の代表作であるが、小豆島へのロケが楠田浩之のカメラワークも相俟って抜群の効果。加えて生徒役12人に年齢差を出すために各々の兄弟姉妹を振り分ける芸の細かさは昨今の邦画には到底及びもつかぬ素晴らしさ!全編に鏤められた文部省唱歌も木下忠司の木目細かな配慮でグッと活きている。しかし、何と言っても本作最大の功労者は20~40代の大石先生を生き生きと演じた高峰秀子であろう。余談だが、大石先生の若き夫に扮するは”死神博士”天本英世。個人的には木下監督のベストは戦時中に反戦を訴えた「陸軍」(田中絹代、魂の名演技!)だと思っているので、原作付きの此方に最高点を与える訳にも行かず…8点! 8点(2003-01-19 02:38:42) |
1158. ユニバーサル・ソルジャー
今思えばエメリッヒが初めて認知された作品ってコトくらいかな。勿論既にハッタリ演出は全開。ドルフ・ラングレンもヴァン・ダムもハッキリ言って嫌いなんで、どっちがどうなっても別に構わなかったんだが、結局予定調和に終わるストーリー…。少しはひねれよ。「レンタル代を損したぁ~!!」と思わせるに止まらず、「エメリッヒにゃ要注意だぜ、ベイビー!」というアツイ警告をも含むアクション映画の迷作。 5点(2003-01-19 02:01:12) |
1159. ヤマトよ永遠に
おうおう、まーーーだ引っ張るか?西崎ぃ…!TVムービーからの続き?ハッ!全く何考えてんだ?最早、時系列が無茶苦茶でござりまする~~!! 3点(2003-01-19 01:43:22)(笑:1票) |
1160. ホワイトナイツ/白夜
バリシニコフのバレエシーンは確かに圧巻なんだが、グレゴリー・ハインズのタップは…悪いけどアステアの洗練されたステップと比較すると月とスッポン!なので今イチドラマも盛り上がらず。イザベラ・ロッセリーニは「カサブランカ」の母バーグマンを意識したかの如き役作りが何とも微笑ましい。 6点(2003-01-19 01:28:43) |