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101.  フレッシュ・ゴードン/SPACE WARS 《ネタバレ》 
平均点ageちゃうよんw。後にSFXの精鋭へと成長する若き日のリック・ベイカー、デニス・ミューレン、ジム・ダンフォース、デヴィッド・アレンらが一堂に会しただけあって、特撮場面(だけ)はこの手の映画にしては不釣合いな程の秀逸なクオリティで吃驚(ビクーリ)させられる(敵の守護神グレート・ゴッド・ポルノはイーマ竜にクリソツ!)。寒い下ネタギャグや拍子抜けに薄味なエロ場面との物凄く禿げしい落差に目眩と失望を感じつつも、冒険活劇としての楽しさでは1980年にラウレンティスによってリメイクされた本家よりも遥かに面白かった点を評価してこの点数。まぁ相当に下品だし、超くだらない作品だけどモンスターいっぱい出てくる方が楽しいやねw。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-22 00:23:08)(良:1票)
102.  オール・ザット・ジャズ 《ネタバレ》 
確かにボブ・フォシーの執念みたいなものは伝わってくる…。が、私小説っぽい描写でのフェリーニ(「81/2」やら何やら)丸パクリ状態に呆れてしまったクチなので、余り高い評価は致しかねる。こっちの製作年がフェリーニ作品より前だったら大絶賛したかもね。あと、キャストについてもニ、三言いたい。先ず何と言っても「何故ボブ自らジョー・ギデオン役を演じなかったのか??」という遣る方無い不満が残る。当時54歳なら充分にイケたと思うけどなぁ。ロイ・シャイダーもまぁ熱演してはいるが、何だか道路工事の現場監督みたいな風情で”ブロードウェイ・ミュージカルの売れっ子演出家&振付師”というインテリジェンスに欠ける、もしくは芸術家的なオーラが漂っていないのは致命的。ここは画面に有無を言わさぬ説得力を持たせる意味でボブ本人こそが適役だった!と強く思うので、彼以外の人選は所詮ミスキャストと感じるのは必定かと。最後に天使(死神?)役のジェシカ・ラングなんだけど…個人的にこのヒトどうしてもギラーミン版コングがチラついて全く受け付けない~!ジュゼッペ・ロトゥンノの流麗極まるカメラワークと官能的なボブの振付に6点。ま、ミスキャストで4点マイナスとも言う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-01 22:33:15)
103.  ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 《ネタバレ》 
クソ映画の連続REVIEWは著しい心身の消耗に見舞われる恐れが可成り強いため、リハビリを兼ねて東宝特撮怪獣映画を観ることにしますた。本作に登場するのは新造の怪獣が何と三体も!こう書くと豪華に聞こえますが、しかしてその実態は「イカとカニとカメを何のひねりも無くただ巨大化させてみました~!」的なシンプル造形。先陣を切って登場するイカの怪獣は、その名も”ゲゾラ”。恐らくは酒のつまみの「ゲソ」に掛けたであろう小粋?なネーミングに出だしからノックアウト寸前。こやつはイカのくせにシレ~と上陸して村を蹂躙するお茶目さん。しかし、火攻めに逢って焼きイカとなり呆気なく死亡。次いでカニ怪獣が出現、その名も”ガニメ”。「オイオイ横歩きしないじゃないか!」なんて野暮は言いっこ無しです。例え直進しようがカニって言ったらカニなんですったら。こやつも平気で上陸して人々を襲うものの、旧日本軍の弾薬に引火させて吹っ飛ばされます。トリを取って最後に登場するはカメ怪獣、その名も”カメーバ”。生憎と某大映のアレみたいに甲羅からジェット噴射したり火炎を吐いたりせず、首をニョキッと伸ばしたり引っ込めたりするだけです。ラストは唐突にもう一匹のガニメが現れ、カメーバと何とも地味~な決戦をしつつ、火口に二匹仲良く転落してEND。セルジオ島という南洋の島に舞台が限定された閉塞感とか光るアメーバっぽいエイリアンはチョットなぁとか突っ込みどころには事欠きませんが、突拍子もないクソ映画の直後に観ると何だか優しい気持ちになり笑って許せるので無問題。個人的には平成ゴジラシリーズなんかよりゃ遥かに楽しめました。よってオマケして6点。
6点(2004-11-29 00:04:57)(良:1票)
104.  少林寺木人拳 《ネタバレ》 
えーーーーと、あのう、私の頭が悪いせいだとは思うんですけど…。結局「吼える獅子」ってどんな技だったんすか?あと、ジャッキーが霊空大師から授かった”究極奥義”は出さず終いってコトなんすか??目玉の「木人越え」シーンもチョットくどいッス。一重の初々しい”ぷりてぃ”ジャッキーに6点~!
6点(2004-11-05 02:18:37)
105.  女ガンマン・皆殺しのメロディ 《ネタバレ》 
英で製作され、全編スペイン・ロケという(日本では地上波TVオンエアのみの)未公開ウェスタン。本場アメリカのバート・ケネディが脚本・監督し、メインキャストもアメリカ俳優なので伊のマカロニよりは幾分見応えがあってマシかも。本作でラクエル・ウェルチが扮するは夫を殺され、自らもレイープされた復讐に燃える「女ガンマン」ハニー。彼女が賞金稼ぎロバート・カルプの指導を受けて銃の腕前が上達していく過程を割と丹念に描いているので、後半の復讐劇に転じたハニーのガンファイトにも一応の説得力がある。拳銃の入手ひとつにしても銃職人(クリストファー・リー)の元で製作される様子をキチンと挿入しているし(フツーはいつの間にか装備)。難点は…せっかくラクエル・ウェルチというナ~イスバディな素材を得ながら、充分に活かしきれていない中途半端さ。レイープ場面は顔面ドUPのみ!入浴シーンも背中のみ!!”パンティ一枚にポンチョを羽織り生脚を剥き出し”という際どい大胆なコスチュームも、中盤でカルプが「コレを着ろ」とジーンズを履かせてしまいパー(余計なことしやがって!)、と寸止めのストレスが溜まりまくり。あと、スティーヴン・ボイドの存在が全く意味不明なのも御都合主義でNG。特にラストは何のこっちゃ。4点マイナース。
6点(2004-10-08 16:58:06)(笑:2票)
106.  ラストコンサート 《ネタバレ》 
私もビギナー映画ファンだったクソガキの頃に「カサンドラ・クロス」の併映で(ついでに)観ますた。残念ながら私の場合はノスタルジアよりも「泣かせようってのが余りに見え見え(過ぎ)で萎えるぞゴルァ」という気持ちの方が上回ったので辛い評価になったコト、どうかご容赦を。実話なら兎も角、フィクションで辛気臭い難病死別モノってのはどうもワザとらしくて退きます。リチャードを演じたリチャード・ジョンソンには十代の少女ステラ(パメラ・ビロレージ)を魅了するに充分な説得力が致命的に無かったのが主な原因です。もっと他にイキでダンディなナイスミドルは当時でもたくさんいたでしょうに。ルイジ・コッツィの演出も可も無く不可も無い平凡な出来。ステラの父親を演じたリカルド・クッチョーラとアノ印象的な主題曲に6点。
6点(2004-10-08 14:02:58)
107.  エスピオナージ
東西冷戦の構造が完全に崩壊した現在となっては「賞味期限切れ」の一言で済んでしまう、米ソ両陣営の諜報合戦をリアルに描いたスパイ映画。007シリーズとは対極にある感じの辛気臭さを迫力と取るか、地味でつまらんと取るかは人それぞれだろうが、個人的にはさほど面白くなかった。資料的価値のみ。キャストではダーク・ボガードが個人的に良かったかな。
6点(2004-01-16 13:31:20)
108.  暗黒街のふたり 《ネタバレ》 
ジョゼ・ジョヴァンニって脚本家としては評価するけど、監督としては正直今イチ。プロとしての修行を積まずにいきなりやってもそりゃ無理ってもんだ。コレもギャバンやミシェル・ブーケの味に頼りっ放し。残念ながらヴェルヌイユやメルヴィルにも及ばない。ドロンは中年以降、急速に魅力減退してフェイドアウトしていったよなぁ…。美男だけが売り物の俳優の宿命ってヤツ?おっと、本作は取り敢えず4点マイナァス!実話なら兎も角フィクションで辛気臭い話をやるなら、もっと力量つけなきゃネ。
6点(2004-01-15 13:42:11)
109.  スコルピオ
マイケル・ウィナーもデビュー時のネチっこさが消えて愚直な職人に成り下がった印象が拭えないスパイ映画。クロス役のランカスターが余りに老け過ぎてドロンと釣り合っていないのも苦しい。可も無く不可も無し。オチも見え見えだわ、こりゃ。6点。
6点(2003-12-29 08:08:54)
110.  名探偵登場 《ネタバレ》 
探偵たちの元ネタをバラしちゃえ~。ピーター・フォーク扮するサム・ダイアモンドがサム・スペード(ダシール・ハメット原作)、ピーター・セラーズ演ずるシドニー・ウォンがチャーリー・チャン(アール・D・ヴィガーズ原作)、デビッド・ニーヴン&マギー・スミス扮するディック&ドラ・チャールストン夫妻がニック=ノラ・チャールズ夫妻(ハメット原作「影なき男」)、エルザ・ランチェスター演じるミス・マーブルスが勿論ミス・マープル(アガサ・クリスティ原作)、ジェームズ・ココ扮するミロ・ペリエは恐らくエルキュール・ポワロ(クリスティ原作)のパロディ…あ~しんど。ニール・サイモンの書き下ろしシナリオは確かによく練られているけど、才気走って調子に乗った余りコースアウト!てな感じでマニアック過ぎ。ミステリ未読者には何のこっちゃレベルだし、逆に筋金入りのミステリ好きにはキャラ造形が軽薄過ぎて何か腹立たしい。出演者でのMVPは招待主トウェイン役のトルーマン・カポーティかな。あんな瓢軽(ひょうきん)なオッサンだとは思わなかったw。ピーター・フォークはコロンボに劣ること数等、ガッカリした。
6点(2003-10-25 03:14:32)
111.  ウイラード(1971) 《ネタバレ》 
正直、あんまり怖くないんだが、主人公ウイラードが病身の母親(エルザ・ランチェスター)を抱えた孤独で気弱な青年という設定は結構しみじみしてて割と好印象。ソンドラ・ロックとの不器用な恋愛にもペーソスみたいなものを感じさせる。しかーし、異様に賢い二匹のネズミ「ベン」と「ソクラテス」の存在が(いくらフィクションとは言え)余りに嘘くさ過ぎ!!「アルジャーノン」的に特殊実験でもしたなら兎も角、たかがネズミ如きが人間になつく(飼い主を識別する)なんて…。上役のアーネスト・ボーグナインは憎々しい名演だが、ネズミの大群に襲われる様は何だか一緒に戯れているようで迫力に欠け滑稽でしか無い。ネズミはネズミでもミッキーみたいな「マウス(二十日鼠)」じゃなく「ラット(どぶねずみ)」だったのが運の尽き。動物パニックとしては三流もイイ所だが、先述の侘びしい青春ドラマ風の演出にオマケして6点。
6点(2003-10-22 04:36:35)
112.  股旅 《ネタバレ》 
中村錦之助辺りが主演した一連の東映任侠時代劇へのアンチテーゼとして皮肉たっぷりに市川崑が監督した異色時代劇。脚本は市川監督自身に加え詩人の谷川俊太郎もクレジットされているコトからありきたりの任侠股旅物にする積もりは微塵も無い姿勢が窺える。しかーし!ATG制作という低予算バレバレな状況では如何に天才・市川崑といえども思うように腕は振るえず、何とも侘びしい出来。「イヤ初めっからコレを狙っていたんだよ」と言われても、面白さより不景気なリアリズムを重視した本作には「だから何だ?娯楽を度外視する程の価値があった…のか??」と問い返すのみ。特に小倉一郎扮する源太がショーケン演じる黙太郎を斬り殺そうとした弾みで転げ落ち、木に頭をぶつけて呆気なく死ぬラストの脱力感&辛気臭さは…絶句!まぁ確かに異色かもしれないが、私ゃ東映の「沓掛時次郎・遊侠一匹」みたいなスタイリッシュな股旅物の方がよっぽど好きでやんす~!!
6点(2003-10-12 11:11:59)(良:1票)
113.  シンドバッド虎の目大冒険
御大J・ウェインの息子とタイロン・パワーの娘が共演!しかもドクター・クインまで絡む豪華さ!なんだが…ミナトン像はタロスに激しく見劣りする上に人形アニメじゃないし、一角巨人とサーベルタイガーの死闘もドラゴンVSサイクロプスどころかケンタウロスVSグリフォンにさえ及ばぬ新味の無さ。蜂やらヒヒやらセイウチやら実在の昆虫や動物でのストップモーション・アニメは何か「SF巨大生物の島」の焼き直しっぽいしナァ。さしものレイ・ハリーハウゼンも老いたというコトか…。認めたくないが。監督であるサム・ワナメイカーは俳優での仕事の方がまだマシ。申し訳ないが4点マイナス、悪しからず。
6点(2003-10-12 05:37:37)
114.  妖精たちの森 《ネタバレ》 
 本作の特異な点とはヘンリー・ジェイムズの傑作怪奇小説「ねじの回転」の後日談ならぬ”前日談”が描かれるコトにある。前任の家庭教師だったミス・ジェスルと庭師のクイントは如何にして死亡し、幽霊となったのだろうか?クイントに扮するは一貫した過剰演技で作品バスターに徹するマーロン・ブランド!なだけに激しい駄作の予感がよぎる。ジェスルを演じるステファニー・ビーチャムもブランドとの◇◆☆シーンでヌードを披露する目的で起用された大根だし…。しかーーーーし!真の主役は何と御両人ではなく、マイルズ&フローラの幼い兄妹だったのだ~!!クイントの不用意な一言が仇となり、哀れ御両人は兄妹の残酷な殺害計画の餌食となる。殊にブランドを殺す場面はかなーりエグイのでお覚悟をw。マイケル・ウィナーは以後冴えないアクション映画専門カントクと成り果てるが、本作では不気味なムードを漂わせつつネチっこく衝撃のラストまで描ききってナカナカ見事。但し、どう考えても兄妹のキャラ造形は余りにもアブノーマルで、ジェイムズ原作との整合性に欠け(過ぎ)て説得力が無いのは或る意味致命的。なもんで4点マイナース!
6点(2003-10-07 00:52:59)
115.  ドクター・モローの島
 原作はH・G・ウェルズの「モロー博士の島」で、1932年に「獣人島」のタイトルで既に映画化されている。アール・C・ケントン監督による最初の映画化はチャールズ・ロートン演じるモロー及び”法の番人”に扮したベラ・ルゴシが凄みを利かせて怪演し、怪奇映画の名に恥じないtypicalな見世物映画だった。獣人メイクは可成りチャチだったがw。おっと本作は…監督に俳優出身のドン・テイラーが「新・猿の惑星」の実績を買われて起用されたが、このヒト続編とかリメイクばっかり演出しててハッキリ言って節操が無いw。それにこの手のジャンルを演出するには何かおっとりし(過ぎ)てパンチ力に欠けるのが最大の難点。悪いが本作も例外では無い。加えて名手ジョン・チェンバースの獣人メイクも傑作「猿の惑星」の衝撃の後ではどうにも色褪せてしまう感が否めない。”法の番人”役のリチャード・ベースハートなんて配役見なかったら”イシュメール”の成れの果てとは気づかなかったかも。ま、でも何だかんだ言ってコノ手の映画は好きだし、髭面ランカスターのモロー博士のマッドぶりと美女バーバラ・カレラの艶姿に贔屓して…6点。確かに「D.N.A」なんかよりゃ余程マシw。
6点(2003-09-30 03:15:25)(良:1票)
116.  どですかでん
 黒澤が市川崑・小林正樹・木下恵介と共に結成した”四騎の会”による記念すべき第一回作品であり、黒澤にとって初のカラー映画、と初尽くしの本作。しかし三船敏郎(「赤ひげ」を最後に訣別)を失ったダメージは本人の予想を遙かに上回っていた。加えて米との合作「トラ!トラ!トラ!」でのトラブル&降板劇も精神的ダメージに一層の拍車をかけ、ペシミスティックを通り越して貧民市井ドラマへ逃避に走ったとしか個人的には思えない。気晴らしの小品と呼ぶには二時間半は些か冗長に過ぎるし…。奇しくも邦画の斜陽化と黒澤の衰えが軌を一にしたかの如き錯覚を覚えた本作には…6点進呈。5年後に「デルス・ウザーラ」を発表したことで取り敢えず”杞憂”であったと思ったのだが。
6点(2003-09-18 03:12:58)
117.  西部戦線異状なし<TVM>(1979)
 コレって…TVムービーじゃんw。エリッヒ・マリア・レマルクの秀抜な原作&オスカー受賞の1930年ルイス・マイルストン版あっての作品であり、ソレ以上でもソレ以下でもナイ。『そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。』の定義に従い6点を進呈。悪しからず…w。
6点(2003-07-31 01:24:39)
118.  ショーン・コネリー/盗聴作戦
 名匠シドニー・ルメットによる犯罪アクション映画。なんだが…ショーン・コネリーをリーダーとする一味が盗聴を駆使して盗みをするのかと思えば、さにあらず。《ネタバレ》逆にコネリーたちが盗聴されていて、しかも全然気付かずに強盗を計画しているのが警察に何もかも筒抜けになり、たちまち包囲されて呆気なく全滅という70年代テイストの悪しき典型とも言うべきストーリー。ボンド役者からイメチェンしようと必死のコネリーも、こんなお馬鹿な筋書きでは成功するハズもない。個人的には一味に加わったオカマの古美術商役のマーティン・バルサムが気色悪かった~!!クリストファー・ウォーケン哀れ。ローレンス・サンダース原作を大胆に脚色し(過ぎ)たのが敗因かと…。6点。
6点(2003-03-31 01:55:18)
119.  ロビンとマリアン
 伝説の英雄ロビン・フッド。14世紀のイギリスはシャーウッドの森の仲間達と共にノッティンガムの悪代官や暴虐な貴族から金品を奪い、貧民・弱者に施した義賊の彼は日本で言えば(ややスケールダウンするが)「鼠小僧次郎吉」てな感じ…かな。その彼の後日談を描いたのが本作。老けて中年になったロビンを演じるはヅラを外し007から足を洗ったショーン・コネリー。事実上本作からシブさで売り出しにかかったと見て間違いないだろう。恋人マリアンを演ずるは…「暗くなるまで待って」以来、出演作がなく既に引退したと思われていたオードリー・ヘプバーン(奇跡のカムバック!とか言われたっけ)。凡そフレッシュな魅力に程遠い二人の主演とくれば、内容は推して知るべし。コネリーはシブさが完全にトレード・マークとなるには80年代を待たねばならず、オードリーに至っては老醜(と言うのは45歳の彼女には酷か)のまま、清純なかつてのイメージでブリブリに演じられても…。とは言えリチャード・レスターの演出は案外マトモだし、ノッティンガム公役のロバート・ショウ、獅子心王役のリチャード・ハリスと脇は確かにシブいので捨てがたい味わいがある。何か乾物屋の干物やレーズンみたいな本作には…まぁ、6点が相応しい。
6点(2003-03-30 11:37:10)
120.  血を吸う薔薇
 ”日本のテレンス・フィッシャー”山本迪夫監督の怪作ですな…。岸田森の鬼気迫る怪演は確かに必見!こういうジャンルが廃れてから、邦画はどんどんダメになっていったような気が…。DVD出ないかなぁ~。ユニバーサル・ホラーは古典作品が一気にDVD化されたってのに…。
6点(2003-03-22 15:18:33)
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