101. マイケル・コリンズ
「ブッチャー・ボーイ」を見て、すっかりニール・ジョーダンのファンになった。でもアイルランド史に興味があったわけではなく、複雑な長い歴史があるんだろうぐらいの認識しかなく本作を見ました。これをきっかけに興味を持った、というだけでも、意味がある映画なのではないでしょうか。それにしても、「内戦」というのはつらいものですね。同じ国の中で殺しあうことの痛みが伝わってきました。そして独立を率いた人物の、あまりの若さにびっくり。リーアム・ニーソン好きですがそんなに若くは見えませんでしたけど。日本人は自ら独立を勝ち取ったという経験をしていないので、悲惨だなあと思いながらも、母国に対する執着にすこしだけあこがれてしまう。 6点(2004-06-02 16:53:59) |
102. 息子の部屋
ふつう泣ける映画って、いろいろドラマがあって→愛する人が最後に死んじゃって→号泣!…てな感じですよね。この映画はその「後」を描いてます。残されたひとの気持ちを淡々とリアルに。(私はそこまで身近な死に出会ったことがないのでリアルかどうか疑問はありますが。)よく、こういう悲しみを解決するのは「時間」しかないといいますが、そんなつらい「時間」はどうやって過ぎていき、どうやって再生できるのでしょうか。そんな、誰にも訪れる可能性のある人生の中の大きな変化に対して、ここまで真正面から向き合った映画はありそうで無かったような気がします。昨日までいた人がそこにいないだけで、生活は普通に続いていく。淡々としているからこそ、悲しさがひしひしと伝わってきました。 8点(2004-03-12 19:20:30) |
103. BARに灯ともる頃
マッシモ・トロイージとマルチェロ。地味~な映画なのに、なにげにしぶい幻の共演です。親子には見えないけど。これは私事ですが、子供のころから家族と食事したりする団欒の時間にふっと感じたなにかせつない気持ち、これは何だろうとずーっと思っていたのだけど、いつか自分が別の世界を持ち、別の家庭を持っていく寂しさと期待の入り交じった感情だったのかな、と思いました。そんな言葉に言い表わしにくい微妙な気持ちを異国の人が描いているようで、静かに感動したのでした。 7点(2004-03-10 17:13:57) |
104. ビルとテッドの大冒険
なんとこの映画がキアヌとの出会いでした。枯れたような〈声〉にしびれてビデオまで購入。後に彼がブッダや地球の救世主になるとは思いもよらず・・・ アホでフツーっぽいけどイノセントさを隠せない感じがいいのですよ! [ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-09 21:43:16) |
105. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 うちのダンナが酔っぱらって別の人?って感じになることがあるんで、この奥さんに激しく感情移入。(一緒にするなって) 数学的思考というのは芸術に近いものだと思うので、タイトルは「美しい思考」というようなイメージに感じたのだけど、違うのかな?(めっちゃ頭のいい私のイトコは、2次曲線とかのグラフを見て美しいって感動したらしい) たぶん偉大な画家とかの奥さんもこれに近い苦労をしている人がいるのでは。そんなテーマもさることながら「シックス・センス」的なびっくりもあり、飽きずに見れてよくできているなあ、と思いました。 8点(2004-02-23 20:37:11)(笑:1票) |
106. ロード・オブ・ザ・リング
すいません細かいコト言っていいですか? 命かけてフロドを守るっていってるわりに崖とびこえるときにフロドが最後だったり、おいおい、守るんならもっと目はなすなよ~。あと、原作読んでいないのでガンダルフが「魔法使い」としてどんな能力があるのかよくわからず。魔法使えるならもーちょっとラクなとこあるような。 でも全体としては徹底した絵本のような画面づくりに思わず引き込まれました。あと、キャスティングもいいですね。俳優がみんな現代の俗世間をにおわせていないところがすごいです。 7点(2004-02-09 15:17:46) |
107. ボウリング・フォー・コロンバイン
白人がいかに「恐がりさん」かというアニメのくだりで笑った。笑ってられないのは、こういう国のまねをしてきた自分の国が、こういう国に言われて断れなくって自衛隊派遣してたりすること。ジャーナリストとしての視点を持ちながらもウィットに富んだ作品が存在し、ちゃんと上映できることは素晴らしいと思う。 7点(2004-02-01 16:32:11) |
108. 少林サッカー
サッカーは大好きなんですが、ツボにはまりませんでした。 きたない。 3点(2004-01-23 19:31:52) |
109. ロッキー・ホラー・ショー
ハイヒールでリズムを刻みながらフランクフルターが登場(鳥肌)このシーンまでが最高にかっこいい! いまさら、って感じですが…見てなかったら、ロックとか好きだったら、ここまでだけでも見る価値アリ。 7点(2004-01-23 19:11:49) |
110. ネル
いやー、ジョディは好きなんですが。見ててこっちが恥ずかしくなった。私の中ではイタイ映画No1です。 2点(2004-01-23 12:57:28) |
111. メメント
手法以上に伝わってくるものがなかった。パラレル的なものでいったら、ちょうど同時期に見たリンチの「マルホランド・ドライブ」の方が圧倒的に良かったのでよけいそんな気がするのかも。 4点(2004-01-23 11:51:38) |
112. 誘う女(1995・米)
ニコールについてまわる、そこはかとない偽者っぽさが一番生かされている作品だと思う。私にとってニコールは永遠に「1.5流な女優」、なイメージなのだけど。マット・ディロンのしょぼい役も、以降コメディなどでうさんくさい役をやるきっかけになったような気がする。みょーに居心地の悪い感じが、独特のサンペンス感をかもし出して印象に残る映画でした。 しかしみなさん評価低いですね? [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-23 11:41:27) |
113. どつかれてアンダルシア(仮)
憎しみのパワーに圧倒された。まるで愛しあいすぎて破滅する男女のようです。邦題から想像していたほど笑える映画じゃなかったけれど、なかなか濃い~い作品でした。このタイトルで借りてしまったので(仮)に+1点! [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-23 11:01:33) |
114. シェフとギャルソン、リストランテの夜
イタリアから移民した兄弟が経営するイタリアン・レストランのお話。経営の苦しいレストランを盛りたてようと有名な歌手を呼んだディナーの計画を立てるが…。音楽にあわせてイタリアの伝統料理が次々と出されるところがいい雰囲気。サントラを買って今でも愛聴してるので個人的に思い入れの深い作品です。ヨーロッパ映画やイタリア料理の好きな人にはオススメ。 7点(2004-01-22 12:03:08) |
115. イン・ベッド・ウィズ・マドンナ
マドンナのツアーを追っているドキュメンタリータッチの作品。この人は誰かを演じるよりも本作が一番おもしろい!(ていうかマドンナという存在そのものがすでに演技だから?) ライブそのものも、ゴルチェが衣装やってたりもして、すごくかっこいいです。まあ、マドンナ嫌い!っていう人にはおすすめできませんが…。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-21 17:15:58) |
116. 夜がまた来る
夏川結衣がイイ! 7点(2004-01-21 16:34:09) |
117. 海の上のピアニスト
いい大人になっても「自分さがし」とかいってる日本人には理解しずらいテーマかも。悪くはないけどこんなに大金つかってこんなに宣伝するほど大衆ウケの見込める映画ではなかったのではないのでしょうか。ってことで「お金の使い道まちがえましたで賞」かなあ。 6点(2004-01-21 16:05:35) |
118. ハンニバル(2001)
気持ちわるさを上回るような「品」も「美意識」も感じられず。 2点(2004-01-21 15:38:36) |
119. 奇跡の海
覚えているのはイライラしたことだけかなあ。 2点(2004-01-21 13:33:15) |
120. ファーゴ
リアルでミニマル! やっぱり犯罪映画にはセンスが欠かせない。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-01-20 19:38:46) |