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ヴレアさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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101.  ぼのぼの クモモの木のこと
ぼのちゃんもシマリスくんも皆凄いフサフサで可愛いです。 確かにCGは粗さが目立ちますが自分はこれ位が丁度いいと思いました。あまりリアルすぎても怖くなっちゃうと思うのでちょっと2Dっぽい方がいいです。 アニメ版のファンとしてはぼのぼのの声が可愛すぎて違和感があったのと、スナドリネコさんの森本レオも巧いんだけどなんか変。シマリスくんは変わってなくて良かったです。あの声意外考えられませんからね。 これはできれば真夏の暑い昼下がりなんかに観て欲しいですね。ゴンチチの音楽が心地好くて癒されます。ストーリーは後半ちょっと感動を狙い過ぎた感があってイマイチだったけど、劇場版らしくスケールの大きい話で良かったかなと。 とにかく、ぼのぼのファンなら絶対楽しめるし、知らなくても普通に感動できる良作だと思います。
[映画館(邦画)] 9点(2014-11-08 15:26:17)
102.  魚と寝る女
キム・ギドク初期の傑作。 本当はもう一度見直してからレビューしたかったのですが、どこのレンタル屋にも置いてなく、昔ビデオで観た記憶を頼りに書いています。  とにかく印象的だったのは、水上の小屋で毎夜繰り返される官能的なラブシーンだろう。 水の上に浮かぶ小屋で繋がった男と女はギドク世界を象徴するような性愛の塊か。 最終的に男は去っていくのだが、性器に繋がれた釣り針がそれを許さない。 まるで2人は魚のように漂いもがく。 なんとも衝撃的であるが、ミステリアスな内容と相まって最後まで気の抜けない衝撃作だったと思います。 機会があればもう一度観てみたいですね。 これにてギドク監督作品全レビュー達成!
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-06 17:14:23)
103.  グラインドハウス(U.S.A.バージョン)
これはズルい。高得点になるに決まってる! だって、日本で未公開のこのバージョンを観ようと思ったら、レンタルはされてない(はず)だから、DVDorBlu-rayを買って観るしかない訳です。 そして、これを買う人は間違いなく先に単体で「デスプルーフ」「プラネット~」を鑑賞し、気に入った人達が買う訳ですよ。中には初見でこれを買うって人も居なくはないだろうが少数派でしょう。 そして、単体で観るよりもこれは本来2本立てですから、通して観た方が尚の事面白い!おまけにフェイク映画の予告が4つも入っている。(2つで十分ですよ)いや、4つだ。4つくれ! これはもう大満足ですよ!私は中古ショップで2千円くらいで購入しましたが、十分その価値があったどころか安すぎる位でした。 また前述の2本とも日本で公開されたバージョンよりも短くまとまっているので、こっちのがテンポも良くておススメです。
[DVD(字幕)] 9点(2014-11-05 16:50:24)
104.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
3部作全部で一つなのだから分けて評価するのはナンセンス派と、続きと言っても所詮1作目は超えられないというオリジナル崇拝派に別れると思うのですが、私は後者に近いかな。だって、最初は1作だけの予定だったわけだし、それに続きと言ったってやはりそれぞれ特色があってテーマも違うと思うのよね。だからそれぞれ評価も違います。 このpart2は3部作の真ん中故、1番目まぐるしい物語になっていると思います。過去に未来に大忙し。少々暗いテーマを含んではいるが、これぞタイムトラベル物という醍醐味を存分に味わえる作品だと思います。  また、この映画が斬新だったのは完全に一見さんお断り、前作を観ていないと楽しめない所だろう。前回までのあらすじ紹介とか一切無し。前作のラストから始まる構成なので初めて見たら絶対訳ワカメ。1作目観たの前提で観に来いという潔さが素晴らしい。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-11-02 21:00:18)
105.  ブエノスアイレス
同性愛の役は出来ないと断ったトニー・レオンを偽の台本で騙し、現地に連れて行ったらやっぱりゲイの役のままで、当然脚本は無し、即興の演技を要求されるという。おまけに相手役のレスリーチャンは本物のゲイだわ、ツアーを組んでたからしょっちゅう香港に帰っちゃうわで、撮影期間が延びる延びる。もはや収拾が付かなくなってチャン・チェンとシャーリー・クワンを呼んで新たなキャラクターとして登場させたが、シャーリークワンの出演シーンは全部カットされるわ、ストーリー的にも主役だったレスリー・チャンが途中でやむなくフェードアウトするわ、監督とトニーの関係は悪化するわ、レスリーは監督の作品には二度と出ないと言うわ、それでも撮影したフィルムだけはどんどん貯まっていって膨大な量になるわ、と非常に難産だった本作。役者泣かせにも程があるだろう。  ゲイのおっさん2人のブエノスアイレス逃避行なんて誰が観たいかと思うかもしれないが、やはりトニーとレスリーなので絵になるし、演技合戦も見応えあって面白い。 ゲイ同士のラブシーンはちょっと・・・と言う方でも、激しいのは冒頭のワンシーンくらいなのでそこさえ我慢すればあとは大丈夫。 とにかく注目して欲しいのはその映像と、音楽の心地良さ。 現地で発見してCDを買い込み、即起用したというフランク・ザッパの選曲チョイスが素晴らしい。 映像も「天使の涙」で香港の路地裏が迷宮と化した人工的な照明もさらに進化してるので注目。 また、ロードムービーとしても面白く、南米を旅してる気分になれるのでいい。 特にイグアスの滝の広大な空撮は迫力満点で、全てを飲み込んでしまう力がある。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-10-08 03:32:07)
106.  花様年華
"女は顔を伏せ近づく機会を男に与えるが 男には勇気がなく女は去る" この映画冒頭に登場する一節だが、まず、嘘つけ!と言いたい。 勇気がないどころかトニー・レオンてばマギー・チャンを口説きまくり、え?そんなにグイグイ行っちゃうの?と思わず笑っちゃうほどの押しの強さ。 互いの配偶者が浮気?ならこっちもしちゃうもんねと開き直り、一緒にタクシーに乗ればすかさず手を繋ごうとするし、小説を書くから手伝って欲しいと、事あるごとに部屋に呼ぶというね。「2046」でも同じキャラが出てくるがこちらは終始ニヤケ顔でさらに色男になってるので要注意!  たびたび流れる夢二のテーマがとにかくこの映画の雰囲気にあってて良い。特に意味の無いシーンでも、取り敢えずこの曲を流してスローモーションにしとけば格好いい画が出来上がるので大変便利だ。この時代の雰囲気は良く再現されていたんじゃないかと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2014-10-08 00:45:30)
107.  17歳(2013) 《ネタバレ》 
17歳の少女はゲーム感覚でいとも簡単に売春を繰り返す。 一見真面目そうなごく普通の女の子なのに…。 現代社会が生んだ闇に少女は溺れていき…やがて取り返しのつかない過ちを犯してしまう。  何故突然少女は売春を始めたのか。単に金を稼ぐ為にしていたわけではないだろう。両親が離婚して父親に会えない寂しさから?母親への反抗? 少女は大人になるのを急ぐかのようにその行為に溺れてゆく。  やがて、少女は普通の生活に戻るが…以前と何も変わらない毎日。 最後に残るものは何もない。虚無感だけだ。 そんな少女の見つめる先には何があるのだろうか。  切なさと喪失感がハンパない映画でした。 個人的には義父や精神科医とも寝ちゃう超展開があればさらに救いようがなくて良かったと思ったりなんかして。これがキム・ギドク映画だったら間違いなくやってそう(笑)
[DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 17:34:28)
108.  UN-GO episode:0 因果論
最初に知らない人の為に簡単に説明しておくと、ノイタミナ枠で放送された全11話からなるテレビアニメの前日譚的物語で、2週間限定のレイトショー上映された短編アニメ映画である。原作は坂口安吾の『明治開花安吾捕物帳』でテレビ版では他に『アンゴウ』や『白痴』などを原案とする話もあった。時代設定は戦後の日本でありながらネットや人工知能等が登場するという近未来的な時代設定となっていてカオスだが、原作小説でも明治時代と戦後をリンクさせていた事からこれと同じ手法を取っていると思われる。 テレビ版を観た人には当然オススメできるが、初めて観るという人にはこれ単体だと意味不明だろう。この『因果論』は主人公の新十郎がどういう過去を歩んできたか、因果とは一体何者で2人はどのように出会ったのかという事が暴かれる。テレビシリーズを観る上でも非常に重要なエピソードなので、これからテレビ版を観るという人でも先にこれを観るとより分かりやすく入り込めるだろう。 私はテレビシリーズの大ファンなので10点付けたい気持ちもあるが、ここはあくまで『因果論』単体でのレビューとなるのでさすがに10点付けるのは遠慮した。この作品の魅力は何かと聞かれれば、何といってもSFやホラーや人間の本質に迫ったその独特の世界観。またキャラクターの魅力だろう。因果がとにかく可愛くて小悪魔な所が最高。このキャラクターを生み出したという点だけでも評価したい作品。  『因果論』の最後で2人が歩いていく場面が好き。テレビシリーズへと続く素晴らしいラスト。 ああ、新シリーズやらないかな。劇場版でもいいんで、まだまだこの2人の物語を観たい。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2014-10-01 20:05:00)
109.  マトリックス
20年前劇場で観て、入れ替え制とかなかったからそのまま続けて2回目を鑑賞して、ようやくストーリーが理解できて面白ぇ~って興奮してハマって、それからDVDやBlu-rayなどでも観て、20年経った今4dxで再び劇場で鑑賞した。  既にストーリーは分かっているが、そこに動きが加わる事でまた新鮮な気持ちで観ることができた。  まず、雷鳴に合わせてストロボフラッシュが光るのがとても良かったのと、雨のシーンが多いのとスプリンクラーなどで水も大活躍していて良かった。香りは今回無かったような気がしたけど預言者のクッキー焼くシーンであれば良いのになぁと思った。 その預言者の前のシーンでスプーン曲げ少年がスプーンを曲げる動きに合わせて座席が動いていたのにはちょっと笑ってしまった。  とにかく大好きな映画を4dxで見られて感無量。
[映画館(字幕)] 9点(2014-09-29 22:57:34)(良:1票)
110.  12人の優しい日本人
セリフを覚える位何回も観ました。 たまに観たくなって借りてくると、返すまでに最低3回は観てしまう。 何回観ても飽きないし、きまって同じ所で笑ってしまう。 ピザの場面では何度観ても「ああー」ってなっちゃう。
[DVD(邦画)] 9点(2014-09-23 14:35:40)
111.  麦子さんと 《ネタバレ》 
いきなりタクシーの運転手が温水洋一というところで何かあると思ったが、まさかあんな重要な役柄だったとは。 ストーリーは何も知らずに観たので、最初アニメ好きの妹と兄の2人の生活を追った軽いコメディ的なお話なのかなと思ったら、急に母親が帰ってくるわ、お兄ちゃんは彼女と同棲するとか行って出てっちゃうわ、あれよあれよの急展開で意外性があって良かった。  ストーリーはいたってシンプルで、よくありそうな話。なのに何故こんなにもこの作品は私を惹きつけるのだろうか。堀北真希の魅力による所が大きいが、まず母と娘の関係という分かりやすいテーマに加えて、伏線の張り方が上手く無駄がない。さらにテンポの良い展開と随所に散りばめられた適度な笑いが絶妙で飽きさせない。それでいてしっかり感動させる所は感動させるという、まさに至れり尽くせりな作品。ちょっと誉め過ぎかもしれないが…。  母親を鬱陶しく思ったりするのは誰しも経験のあることだろう。だから母親に対して辛く当たる麦子の気持ちは良くわかった。でもそんな彼女にも母親の故郷を訪れたことで、様々な思いに駆られ徐々に気持ちに変化が生じていく。特に印象的だったのは、自分が壊してしまった目覚まし時計の真実が分かり、ボーリングの球を放ったまま茫然と立ち尽くすシーン。そんな彼女の微妙な変化を堀北は上手く演じていて、最後まで集中して観ることが出来た。  後半やや説教臭く、無理矢理泣かせようとしてくる演出などが目立つが、なかなか自然に描かれているので不覚にもちょっと泣いてしまった。まさか、温水洋一に説教されるなんて…。しかも、麦ちゃんも全く反論出来ないほど説得力があるなんて…。こんなのいつもの温水洋一じゃない…。
[DVD(邦画)] 9点(2014-09-12 04:34:13)
112.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 
全編を貫くテンションの高さがヤバい。開始5分でテンションがMAXになり、そのまま折れ線グラフが下がることなく最後までノンストップ。なんというパワー。ただ、ひたすら音と映像の洪水に圧倒されっぱなし。  ストーリーはかなりツッコミ所満載だ。真面目な人はあまりのハチャメチャな展開に怒りを覚えるかもしれない。この映画を構成しているものは主に3つ、ラップと暴力とパンチラ。 あとは濃すぎるキャラクターのオンパレード。中でも一際輝いていたのが清野菜名。キレのあるアクションとクールな佇まいにヤラレた。そして、鈴木亮平のあの肉体。殆ど露出狂(笑)というより前日に『HK変態仮面』を鑑賞した為。それを思い出して終始変態にしか見えなかった。変態といえばやはり竹内力。あのイッちゃってる演技は最高。奴が出てくるだけで大笑い必至!  あと、なんの伏線も無くボディを透明にするマシーンが登場して邪魔なキャラ共を一気に消し去ったり…これには呆れを通り越して大笑いするしかなかった。監督自身、自由で面白ければなんでもいいと言ってる通り、ここまで徹底してやってくれればもう文句なし。  園子温の映画はおもいっきり非日常的な体験ができるから好きなのだが、この映画もまさにそれ。この作り物の狂った世界は最高に非日常な体験だった。   【追記】 初見ではあまりの勢いに圧倒されてしまいただ手放しで褒めたが、2回目を冷静に観た結果、ちょっと物足りない所が目についたので追記したい。 それは、TRIBE同士の抗争があまり描かれていないこと。冒頭で他のエリアに入ったらBUKKOROSU!とか散々煽っていたのに、メラと海の対立が描かれるくらいで、シンジュクやシブヤや練マザファッカー達はラップを披露したあとは出番が少ない。TRIBE同士の抗争をしっかり描く事でクライマックスのTRIBE全員集合がアツい展開となるはずなのに、あれじゃちょっと弱かったかなと思う。 それと、そんなに喧嘩強くなかった海が急に強くなったり…。目の前で自分のリーダーを殺されたのに、メラに対する怒りが弱い。もっと復讐に燃えても良かった。 あと、HANDSの巌。戦車まで出動しといて、殴り込みに行く時は徒歩って一体…。あれで攻めこんだ方が圧倒的に有利でしょう。109の看板を壊したかっただけ? そして最後に、大司祭の出オチ感・・・。
[映画館(邦画)] 9点(2014-08-30 18:09:09)
113.  父、帰る
突然帰ってきた父親に対する息子2人の感情が揺れ動く様を、旅を通して実にリアルに描きだされている。これだけでもうこの映画は傑作と言える。 あまりにミステリアスな父に戸惑う兄弟だが、兄と弟それぞれの立場で異なる父親像がしっかり描かれているのが良かった。 兄は、父親に対して怖いと思いながらも、やはり自分の父親なんだとしっかり受け止めていて、次第に尊敬の念を抱いて行く。一方の弟は何かに付けて反抗的だ。何故帰ってきた。自分らをいじめるために帰ってきたのかと父親に対して逆らってばかりだ。そんな両者の言い分は最もであり、自分もこの弟のようにつまらない事で反抗し、車で何処かに置いてきぼりを食らったことがあるので、この弟の気持ちは痛いほど良く分かる。どうせ、すぐ戻ってくるだろうと最初はたかをくくって余裕なんだけど、次第に不安な気持ちがどんどん押し寄せてきて、しまいには絶望的な気持ちになってうずくまるしかないという。ああ、考えただけでも絶望的な気持ちになってきた。  最後に、父親について駄目出し!もうちょっと子供達の事も考えて打ち解けてやろうよ、手当たり次第に厳しくすればいいってもんじゃないでしょう。ちょびっとでいいからユーモアを身につけようよ、道中の沈黙が気まずすぎるよ。不器用すぎるだけで、きっと根は優しい父親に違いないのだから。
[映画館(字幕)] 9点(2014-07-14 19:38:00)
114.  旅立ちの島唄 ~十五の春~
島で暮らす若者が巣立っていく姿を描いた青春物語というジャンル。この手の映画に共通するのは、島を離れる事への不安や期待、将来に悩む若者の姿が島の雄大な風景とともに描かれる事だろう。この映画もまた、そういった枠組みから外れる事無く、王道とも言えるストーリーを展開して行きます。良かったのは、単純に感動に走ったり、ただの観光映画になっていないこと。 沖縄本島から360キロ離れたこの島では高校が無く、多くの若者は15の春で島を出る。中には家族を養わなければならず、島で一生暮らす覚悟を決める者も居て、将来の事で悩む若者達のリアルが非常に良く描かれていた。特に映画初主演の三吉彩花が素晴らしい。三線を披露する場面での真っ直ぐ前を見据えた真剣な眼差しが忘れられない。非常に目力のある女優さんだと思う。彼女の演技のおかげでこの映画は半分以上成功してると言っても過言じゃない。
[DVD(邦画)] 9点(2014-07-10 03:20:32)(良:2票)
115.  ミッドナイト・ラン
金の亡者で誰も信用しない一匹狼のジャックが最初は寂しい人間として描かれるのだが、デュークという人間と出会い護送していく内に、当初金だけが目的だったはずなのに、段々と正義について心が揺らいでいく。その葛藤が良く描かれていて良い。非常に人間味溢れる愛すべきキャラだ。  また、敵同士だった2人に信頼関係が芽生えていく過程も面白い。道中、デュークは飛行機を操縦して逃亡を図るが、余裕で逃げられたはずなのにわざとゆっくり走ってジャックに追いつかれる。単におちょくりたいだけで、逃げる気などないのだ。そういう所が好き。
[DVD(字幕)] 9点(2014-06-30 13:34:47)(良:1票)
116.  少林サッカー
前回レビューをしたのが4年前で、ワールドカップの事しか書いてなくて、よく削除されなかったなぁと思ったので反省。今回はちゃんと映画についてレビューを書きたい。  ドードシドシソーラミーミソラーレイ、ドーシーミソラレイ、ドシラドシラ‥‥  ↑のシーンがとにかく好きなんだよー!観た人には脳内再生余裕なはず(笑)  サッカーのシーンよりも、こういうくだらないギャグがとにかく面白くて繰り返し観てしまう。映画館で観た当時なら間違いなく10点点けていたが、今だと冷静に観てしまうので9点とする。
[映画館(字幕)] 9点(2014-06-25 17:57:07)
117.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
「午前10時の映画祭」にて初劇場鑑賞。  やはり学生時代に見てハマった口で、当時はとにかく格好良い映画だという印象しかないが、大人になってから見るとやたら笑えて実はコメディだったのね?と感じた。 特にミアの注射を巡ってのエリック・ストルツの家での大騒ぎはコントみたいで笑えてしまう。そういった真面目なシーンなのにわざと外して笑いを誘うのが上手いなと思う。  あと、ブッチ編で出てくる例の金時計だが、曾祖父さんの話以外全部不幸な話で草。実は呪いの時計なんじゃ?とつっこんでしまった。  あと、中盤まではハイテンションで飽きさせないのに、後半タランティーノ(着ているTシャツのキャラクターが謎過ぎて笑える)が出てくる辺りから急にダラダラしてしまうのでそこでマイナス1点とした。  強盗の掛け声を号令にミザルーの曲がかかるオープニングはやっぱり何度観ても格好良すぎて死ぬ。
[映画館(字幕)] 9点(2014-06-10 19:52:19)
118.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 
初めて観たのは約10年前で、たまたま映画館で特別上映をやると言うので観に行った。あれだけの惨殺劇を演じて英雄になるのがちょっと受け入れられず、首を傾げてしまったが、あの行動に至るまでのトラビスの心情は凄く理解できたし、素直にカッコイイと思った。世界観にぴったりの哀愁漂うBGM、唐突なモヒカン頭、緑色の眼鏡、テレビから流れるレイト・フォー・ザ・スカイ、砕け散る手、全てが衝撃だった。
[映画館(字幕)] 9点(2014-06-10 19:21:34)
119.  あの頃ペニー・レインと
約10年ぶりに観ました。初見の時に感じた衝撃は多少薄れてしまったが、この時代を切り取った独特の空気感は今観ても尚新鮮に感じられた。もし、10年前にレビューを書いていたならば…ペニーレイン最高!クールビューティ!等といった興奮に満ちた恥ずかしいレビューを繰り広げていたに違いない。しかし!アラサー(泣)になってから観るとペニーレインにはなんの魅力も感じられず、なんてビ○チ!!と思わず叫んでしまった。でも、そんな彼女に恋する主人公の初々しさは大好きよ!いくつになっても青春とは素晴らしいものですね。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-05-19 01:48:46)
120.  嘆きのピエタ 《ネタバレ》 
冒頭から凄い暴力の連続で全く気の緩む暇がないが、それによって如何に主人公が冷徹な男であるかが印象付けられる。この男は母親に捨てられ30年一人で生きてきたことから、人の痛みを感じる事ができない。感覚的にも物理的にも。ひたすら無慈悲に任務を遂行していく。観客の目にはまるで機械のような、恐ろしい男だと写っただろう。そう思わせた時点でこの映画は成功していた。後は如何に彼を解放するかという事だ。そのためには母親の登場は必然と言えるだろう。 事実、母親が登場してからは人が変わったように閉ざされていた感情をあらわにしていく。  しかし、この男ツンデレすぎない?あれだけツッパっていたのに、急にコロリと態度変わりすぎ。いきなり笑顔で母親と手を繋いでルンルンでショッピングに繰り出したのには笑った。これまでのギドク作品にはあまり見られなかったハートウォーミングなシーンと言えるだろう。ほんの束の間の休息。幸福な時間。しかし、それも実は壮大な恐ろしい計画の内の一部であったとは誰が予想しただろう。 やはりギドク映画、一筋縄でいかない。想像を絶する恐ろしくも悲しい結末が胸を打つ。
[DVD(字幕)] 9点(2014-01-19 07:50:09)
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