101. ミュータント・ニンジャ・タートルズ3
《ネタバレ》 クレヨンしんちゃん、ラストサムライに先駆けて、戦国時代にタートルズとエイプリルがタイムスリップしちゃったという内容。 東宝あたりが協力すればもうちょっとマシな映画になったろうに・・・。 それでもラストサムライより楽しめてしまった。 [DVD(字幕)] 5点(2015-09-21 16:49:27) |
102. 悪魔の手毬唄(1977)
《ネタバレ》 犬神家の一族よりこっちを評価します キャッチャーなシーンこそ少ないものの抑え気味の演出で村にみちる恐怖がひしひし伝わってきます。 なんといっても演技陣が良い。 若山富三郎と岸恵子の会心の演技。 陰惨な事件にあって一服の清涼剤加藤武。今回は石坂浩二が少し下がって演技していたのが良かったように思いました。 横溝正史原作なんでなんじゃこりゃ感は否めないんですがそれを超えるものがあります。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-09-21 16:46:43)(良:1票) |
103. 大魔神
《ネタバレ》 序盤はベタベタな時代劇。 そこでためて、ためて、ためて大魔神の怒り大爆発。 素晴らしい。最後のせつない余韻がたまらない。 もうちょっとためて、ためてのところに工夫があったらなぁとか思ったり。 [DVD(邦画)] 8点(2015-09-21 16:44:00) |
104. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 時をかける少女というより恋はデジャブに近い気がしました。 話や演出はウマイなーと思わせる場面がいくつかあったんですが。 決定的にキャラクターのノリが好きになれませんでした。 掛け合いも不自然さが目立つ。 [地上波(邦画)] 6点(2015-09-14 06:58:40) |
105. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 リアルな土着感がいいですね。 病んだイギリスの田舎の描写がすごいリアル。 これがこの映画の重要な要素。 そういったリアルな描写があったからこそビリーの現状から抜け出すためのダンスが美しくかつエネルギッシュに見えるしオーディション会場で暴力をふるってしまうビリーに感情移入してしまう。 バレーの話やけどクラッシュのロンドンコーリングとジャムの悪意という名の街が良く合う。 [映画館(字幕)] 8点(2015-09-14 06:06:45) |
106. サマーウォーズ
かなり苦手な部類のアニメでした。 日本のアニメの好きになれない部分を凝縮して見せられた気がしました。 ハッキングも家族の絆もそれっぽいものを組み合わせて作りましたって感じ。 最後のたたみかけるような展開はうまいとは思ったんですが。 [地上波(邦画)] 4点(2015-09-14 05:55:45) |
107. 西遊記 はじまりのはじまり
思ったよりギャグは少なめ。 ただその少ないギャグがコテコテの香港映画ギャグなんでもうちょっと畳みかけるようにテンポよく見せてほしかった。 香港映画のギャクって畳みかけてみせてナンボな気がします。 単発だと結構寒い。 はじまりのはじまりなんで完全に序章ですが続編が日本では公開しない気がします。 [映画館(字幕)] 6点(2015-09-12 06:20:49) |
108. るろうに剣心
《ネタバレ》 ジャンプで読んでいて結構好きだったので上映当時は「また実写化かよ」と甘く見ていたんですが、なかなかいいじゃないですか。 原作に必要以上に固執しなかったところがいいですね。斉藤一がしょぼくても映画を観終わってみればそんなに気にはならなかったです。 剣心と鵜堂刃衛の対決を最後に持ってきたのは大正解!原作でも刃衛が一番好きで、るろうに剣心の全てはこのエピソードに結晶していると長年思っていたので「スタッフやるやん」とご機嫌になってしまいました。 新しい日本の時代劇としてもっとこの手の作品はガンガン作ってほしいです。今度は原作無しのオリジナル作品をこのスタッフで作って欲しい。 漫画原作に頼らなくてもぜったい面白いもの作れますよ。 ただ京都大火編の予告が地雷くさくてちょっと観るのに躊躇しています。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-12 06:12:33) |
109. ミクロキッズ
《ネタバレ》 体が小さくなって庭を冒険したりアリに乗ったり、食べられそうになったりなんてもうだれでも思いつきそうなネタなんですよね。 ただ見せ方とか、この話の身の丈に合ったスケールのストーリーと小粋な特撮ですごい愛すべき映画になってます。 子どものころのチャチな冒険心を思い出させてくれました。 あとニックモラニスがいい味だしてます。 [DVD(字幕)] 8点(2015-09-12 06:01:08) |
110. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 この監督の作品は機会があるたびに観てるんですがものすごく苦手やったんですよね。 ただこれに限ってはなかなか良かったです。 リアリティとフィクションのさじ加減がなかなかよろしい。 親子の愛とか巣立ちとかマイノリティが云々みたいなテーマを見いだすこともできなくはないけど、設定がこれである以上ちょっと素敵なおとぎ話として捉えたほうが断然楽しめると思います。 子育てとか始めたらまた考え方が変わるのかもしれませんが。 [地上波(邦画)] 7点(2015-09-12 05:50:00) |
111. 長靴をはいた猫(1969)
猫と少年の関係がベタベタしすぎないところがいい意味で日本のアニメらしくないですね。 あと問題の解決の仕方が登場人物の知恵と「まんがえいが」特有のギャグってのも粋でよい。 シンプルなストーリーをアクションやちょっとした演出で楽しむ。 ベタベタな人情や理屈の多いのも嫌いじゃないけどこういうアニメもっと増えて欲しいな。 [DVD(字幕)] 7点(2015-09-12 05:43:53) |
112. メリーに首ったけ
《ネタバレ》 童貞系おバカムービーのはしりやね。上映当時は高校生やったんですけど男子校やったためかクラスのほぼ全員が観てました。 お下品さがウリの映画と見せかけてすごいピュアです。どちらかといえば猟奇的な彼女とかに近い。 最後はなかなかイキな終わらせ方してくれます。 [映画館(字幕)] 7点(2015-08-15 02:58:37) |
113. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
《ネタバレ》 バートン版バットマンを小さい頃に観てカッコイイの基準を作られてしまった私にとってはなんとも複雑な映画。 もともと喜劇役者とはいえバットマンを揶揄した映画でマイケルキートンをブリーフ一枚で街を疾走させるとは。 いや大いに笑わせてもらったんですがね。 映画が終わった後バットマン マイケルキートンで画像検索して在りし日の雄姿を見返してしまいました(その中にブリーフ一枚で走る画像はしっかりありましたが)。 実際の役者に合わせた役柄やってことは途中から気づいたけど、マイケルキートンってそんな落ちぶれてたかなぁ。 地味やけどいいポジションでキャリアを重ねてる気がするんやけど。 擬似ワンカット手法がもてはやされてるけど映画館でものすごく疲れて、体調が悪くなった。 音楽のドラムとマッチしてる点はよかったけどもうこの手法はこれっきりにして欲しい。 カット割りは重要やね。 [映画館(字幕)] 7点(2015-08-15 02:57:29) |
114. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 みなさまのレビュー愛が溢れてますね。かくいう自分も大満足。 映画にはすごい頭いい人がすごいバカやる映画とすごいバカがすごいバカやる映画とあるけどこれは明らかに前者。 作りこまれた世界観とそれを短時間で説明してしまうテンポの良さ。最高です。 男汁前回の展開にも関わらず深いところでフェミニストな映画なんですよね。 端々に知性を感じさせつつもベースで軍団を鼓舞するなんともアホなキャラクターを出したりいい塩梅です。 映画とちょっと逸れてしまうかもしれませんがパンフレットがすごい良いできです。 映画のパンフレットって高い割にイマイチなものが多いですがこの映画のは買いですよ。 [映画館(字幕)] 8点(2015-08-15 02:55:22) |
115. 白蛇伝
《ネタバレ》 ディズニーアニメにも所謂ジャパニメーションにも属さないアニメ。 絵が本当にきれいなんですよ。 一枚絵としても雰囲気があるのがいいですね。 中国の民話を子供向けにマイルドにしてるんですが、白娘の見返りを求めない愛が丁寧に描かれています。 日本のアニメは美人の白娘よりも可愛い小青を見本に発展したんじゃないかなーとか思ったり。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-24 00:36:44) |
116. 仏陀再誕
《ネタバレ》 始終イライラしっぱなし。ただ荒井東作ってネーミングにドキドキ。 [インターネット(字幕)] 1点(2014-11-04 02:54:44) |
117. ペンギンズ・メモリー 幸福物語
《ネタバレ》 家のレーザーディスクを処分するにあたり鑑賞。 小さい頃観てこの映画で感動できる俺はなんて大人なんやろと悦に浸っていた記憶が。 大人になって観ると結構雰囲気押しのあまり内容のない映画な気が・・・、。 前半はベトナム帰還兵の苦悩が細かく丁寧に描写されていて良かったんですが、新しい街のエピソードとうまくかみ合わなかったなという印象。 個々のエピソードはいい感じなんですがちょっとちぐはぐ。 ただSweet Memoriesは聴かせますね。 アニメーションとしてはなかなか秀作。前半の戦闘シーンだけでも一見の価値あり。 まぁなかなか観れないんですが。 [レーザーディスク(邦画)] 7点(2014-11-04 02:46:03) |
118. 陽だまりの彼女
《ネタバレ》 原作読んでいたのでオープニングからネタバレしとるとあせってしまいました。 全体的にキラキラしつつもどこか儚い感じの画面作りに好感が持てました。 あとちゃんと「素敵じゃないか」を使ってたのもよかった。 当たり前のようで割と邦画ってオリジナルで使われている音楽から逸脱するケースが多いので安心。 松潤がモテないって設定に違和感バリバリです。 子供時代の彼はいい演技してました。 映画独自のラストは蛇足かなぁ・・・と思いつつもまぁええなくらい。 しかしやっぱモロ恋愛映画は苦手なのか映画館で照れくささのせいか二回くらい首がつってしまいました。 [映画館(邦画)] 7点(2014-11-04 02:38:55) |
119. ミリオンダラー・アーム
《ネタバレ》 題材的には面白かったんですがディズニー制作だからか、割と型どおりの映画でした。 インド人からメジャーリガーを発掘って型破りな話なのに型どおりという皮肉。 もうちょっとインドで発掘するシーンを長めにとって、インド人2人に感情移入できるようにすればいいのに・・・。 スカウトマンのロマンスを話の中心にしてしまったのがちょっと不満。 結局家庭を大切にしろ的なありきたりなアメリカ映画にしてしまったせいで大はずれではないものの、無難な仕上がりになってしまった印象。 ただ映画の跡のエンドロールの入れ方がよかったのでプラス1点。 [映画館(字幕)] 7点(2014-11-01 17:11:34) |
120. ジャージー・ボーイズ
《ネタバレ》 素晴らしい。近年まれにみる傑作でした。 4人のキャラクターがいいね。 揉めてもなんだか内容がショボイのが笑わせる 4人それぞれの視点で藪の中形式で進められるストーリーも秀逸。 変にベタベタせず、まず自分の主義主張がありそれがうがまく機能した時に素晴らしい音楽が奏でられる。 いいじゃないですか。 最後に思いの丈を述べていくシーンで涙が。 たしかにメンバーの中でリンゴスターポジションは嫌かもな。 笑いながら泣いたのは久しぶりです。 [映画館(字幕)] 9点(2014-11-01 17:04:34) |