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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1221.  馬鹿まるだし
喜劇としてはちょっと重たいけど、最後まで楽しく見られた。ハナ肇演じる安五郎のキャラクターが最高に面白い。「男はつらいよ」以降の山田作品では見られない展開や、「男はつらいよ」では見られなかったハナ肇と渥美清の絡み(初期の山田作品の常連であったハナ肇は「男はつらいよ」シリーズには一作も出ていないため。)が見られるのが嬉しい。ラストの植木等の使い方が「たそがれ清兵衛」の岸恵子と全く同じだったのがちょっとビックリした。 傑作とは言いにくい映画だけど、ラストの告白シーンにちょっと感動してしまったのでちょっと甘いかもしれないけど9点。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2005-08-14 17:47:05)
1222.  暴れん坊兄弟
東千代之介演じるのんきな兄と中村賀津雄演じるあわてものの弟とのやりとりが楽しい娯楽時代劇。二人が仕える殿様役の錦之助もチョイ役ながら実にはまっていて良かった。ただ、放送禁止用語でも言っているのかセリフがところどころとんでいたのが残念。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2005-08-12 23:54:31)
1223.  カルメン故郷に帰る 《ネタバレ》 
初めて見た時は「日本映画初のカラー映画」という知識だけで見て映像がものすごくキレイで印象に残った反面、ストーリーにイマイチのれなかった覚えがある作品だが、あらためて見直してみるとけっこう楽しかった。平穏な田舎の町に都会でストリッパーをやっている娘が帰ってくるという内容だが、全体的にはほのぼの人情喜劇という感じで安心して見ていられる無難な作りなのがいかにも松竹喜劇的でいい。高峰秀子といえばどちらかといえば過酷な運命に翻弄される芯の強い役柄が多い女優だが、この映画ではあっけらかんとしたカルメンを明るく演じているのも、「二十四の瞳」や「浮雲」などの彼女の主演作を何本か見たあとである今になって本作を見ると、かなり新鮮に感じる部分が多い。とくに高原で見せるストリップのシーンはこういうシーンを演じるという印象が皆無な女優だけにかなり衝撃的だった。脇役ではそんな娘に対する複雑な感情を抱く父親を演じる坂本武がいい。校長役の笠智衆もいい味を出している。戦争で盲目となった佐野周二は思わず「二十四の瞳」の岡田磯吉(田村高廣)を思い出さずにはいられないが、こんなところにもさりげなく木下恵介監督の戦争に対する怒りが込められているのだろう。さきほども書いたように全体的にほのぼのしていて放牧的な雰囲気にも癒される楽しい映画ではあるが、この佐野周二が運動会でオルガンを弾くシーンで笑われたと思い、演奏を中断してしまうシーンは本作で唯一、重く感じたシーンだった。本作は日本初のカラー映画であることもそうなのだが、成瀬巳喜男監督と並んで木下監督とも名コンビと言われる高峰秀子が初めて木下監督の映画に出演したという意味でも記念碑的といえる作品だろう。(2013年1月14日更新)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2005-08-10 19:56:10)
1224.  生きものの記録
黒澤明が「七人の侍」の次に発表した作品。娯楽大作だった前作とは逆に静かな社会派の良作。当時35歳で老人役を初めて演じた三船の老けブリが見事。黒澤監督は晩年にも「八月の狂詩曲」という反核映画を作っているが、やはりこちらのほうがいい出来だと思う。「ウルトラQ」を思わせる不気味な音楽(早坂文雄の遺作)とラストシーンが印象的だった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2005-08-09 22:27:30)
1225.  羅生門(1950)
たぶん、ストーリーはそれほど複雑じゃないんだろうけど、途中からついていけなくなった。宮川一夫の撮影の素晴らしさにプラス1点。
[地上波(邦画)] 6点(2005-08-09 10:18:54)
1226.  ニック・オブ・タイム
監督がジョン・バダムということであまり期待せずに見たのが良かったのか面白かった。上映時間と劇中時間を一致させるのはこの映画の公開当時でもそんなに目新しい手法ではないが、やはりそうすることによってサスペンスの緊迫感が一層盛り上がる。ジョニー・デップはやはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような大作よりも、このような小品のほうがよく似合っているように思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-09 02:11:21)
1227.  雁の寺
以前にも一度見ている映画だが、川島雄三監督の映画を何本か見ているうちにまた見たくなり、約10年ぶりに再見。以前見た時はなんせ川島監督の映画を「幕末太陽伝」しか見てなく、喜劇映画の監督という印象が強いままの状態だったので、暗く陰湿な物語にビックリしてしまったのだけど、今回改めて見てみると、全体に漂う雰囲気が独特で、里子(若尾文子)、和尚(三島雅夫)、慈念(高見国一)の三人の関係を川島監督は不気味な効果音や覗き込むようなカメラワークなどを駆使して描いており、和尚と里子、里子と慈念の関係それぞれにゾクゾクとさせられるもの(里子に対する和尚のなんともいえないスケベさや、里子を見つめる慈念の眼差しなど。)があり、見ていて本当にドキドキするようなゾクゾク感であふれている。また、それだけではなく、この映画は「女は二度生まれる」、「しとやかな獣」といった川島監督のほかの大映2本と比べても格段に芸術性が高く、これまで見てきた川島監督の映画の中でももっとも作家性を感じることの出来る映画となっていて、中でも慈念の母親への思いはひょっとしたら川島監督自身の母親への思いでもあるのではないかと感じる。ラストの修復された親子雁の襖絵のショットなどは川島監督のそんな思いが込められているような気がするのだが、やっぱり考えすぎだろうか。(でも、ちょっと考えとしては浅いかも知れない。)いずれにせよ本作は川島監督にとって大映での仕事の中でもとくに傑出している映画であり、間違いなく川島監督の晩年の代表作と言える映画だと思う。でも、あと何回か見ないとこの映画のすべてを理解することは不可能かもしれない。それだけとても深い映画だ。(2010年5月27日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2005-08-08 23:42:57)(良:1票)
1228.  華岡青洲の妻
市川雷蔵が主役の映画かと思いきや、嫁(若尾文子)と姑(高峰秀子)のドロドロしたバトルが中心で、雷蔵はあくまでも重要な脇役という位置づけ。(一応、クレジットではトップだけど。)でもなかなか見応えのある内容で満足することができた。最初のシーンで手術を受ける患者のあまりにも痛そうな絶叫が忘れられない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2005-08-08 23:31:28)(良:2票)
1229.  どん底(1957)
期待しぎたのかあまり面白いとは言えなかった。最初のボーン、ボーンという寺の鐘のような音が印象的。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2005-08-08 23:10:48)
1230.  男はつらいよ 柴又慕情 《ネタバレ》 
前作「寅次郎恋歌」の直後に亡くなった森川信に代わって、「純情篇」でヤブ医者を演じていた松村達雄が二代目おいちゃんに就任した9作目。森川信のおいちゃんを初めて見た時と違い、既に「まあだだよ」の内田百閒など別の役のイメージが固まっていたせいか最初はかなりの違和感を感じたが、何作か(おいちゃん演じてた期間は短いんだけど。)見ているうちになんとか慣れた。マドンナは吉永小百合。ちょっとこのシリーズには似合わないように思った。一戸建て住宅への夢を語っているのを機嫌の悪い寅さんにバカにされ、悔しがる博。数年後の作品では見事その夢を実現している。良かったね。
[地上波(邦画)] 5点(2005-08-07 18:58:19)
1231.  ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸! 《ネタバレ》 
第3シリーズ劇場版第3作。鬼太郎のアニメと聞いてすぐに思い浮かぶのがこの第3期なのだが、本作は小学生の頃に新春アニメ大会みたいな特番(今、こういうの無いよなぁ。)で再放送されていたのを録画して何度か見ていたので、今でも話ははっきり覚えていた。(たぶん、初めて見たのはそれよりも前のような気がする。)鬼太郎たちが反物にされてしまう展開はトラウマとまではいかないが、よほど印象に残っていたのかとくによくおぼえていた。今見ると今回の敵である中国妖怪のリーダーであるチーのカリスマ性のようなものが印象に残るし、彼の率いる中国妖怪軍団もなかなか強烈だ。中でも画皮という黒い風を武器にしている空飛ぶ顔だけの姿の妖怪は今見てもやっぱりそのインパクトはすごかった。でも、妖怪反物で作った浴衣を着たユメコちゃんが操られているのを見た鬼太郎が我を忘れたようになってしまうシーンは今見ると助けないといけないのはユメコちゃんだけでなくて浴衣を着た人全員だろうと冷静に突っ込んでしまったのは仕方のないところか。冒頭でぬりかべが反物にされるのだが、いくらなんでも油断しすぎだろうとも思ってしまった。それでも今月ずっと見ている鬼太郎映画の中では敵妖怪の存在感は抜群で、ピンクのガスが鬼太郎たちを追ってくるクライマックスまでけっこう面白く見た。冒頭に那須高原が登場しているが、子供の頃に見た当時から那須高原といえばこの映画というイメージがある。思い出補正もあるかもしれないが6点を。(2021年9月25日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-08-07 13:11:27)
1232.  ドラミちゃん ミニドラSOS!!! 《ネタバレ》 
全4作あるドラミちゃんを主役にしたシリーズの1作目。小学生の頃以来に見たが、今見るとやはり純粋に懐かしいし、それでいて今でも楽しく見られた。のび太の息子がジャイアンとスネ夫の息子をいじめている父親たちとの立場逆転(ジャイアンの息子が父親の少年時代に似ず見るからに気弱そうなのがなんかかわいい。)が面白いし、彼らとミニドラとの関わりも見ていて微笑ましく、40分ほどの中編だが、よくまとまっている。本作で初登場となるミニドラがとても可愛いのだが、そのミニドラが出す道具がすべてミニサイズなのも可愛くて良い。冒頭からノビスケが持っているビー玉がラストの伏線になっているあたりは脚本にも抜かりがない。大人になったレギュラー4人も登場してそれぞれの未来世界での暮らしを垣間見えるのもちょっと興味深かった。それに何といってもよこざわけい子のドラミちゃんがかなり懐かしい。でも、今になって見るとやっぱり舞台が2011年というのにちょっと複雑さを感じてしまう。(2023年2月23日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-08-06 13:27:53)
1233.  泥棒成金 《ネタバレ》 
昔見た時はなんかイマイチだなと思った映画だが、やはり今見てもあまり面白味は感じられず、見ていて少し退屈に感じてしまった。サスペンス色は薄くコメディタッチで見やすいのは確かなのだけど、ストーリーとしては偽物の宝石泥棒は誰なのかというミステリーや、主人公(ケーリー・クラント)が犯人として追われるサスペンスが盛り込まれているため、もっと緊迫感が欲しかった。コメディとしても「ハリーの災難」がブラックユーモア全開なのに対し、本作は正統派ラブコメ路線のためか比べてしまうとやや物足りなさを感じる。しかし、舞台となるフランスの風景は美しく、ヒロインのグレース・ケリーも思ったほど前面に出ているという感じではないのだが美しかった。でも、今になって見ると、本作のグレース・ケリーはそんなイーディス・ヘッドの衣装を華麗に着こなしている美しい姿よりも、追手から逃れるために猛スピードで車を走らせる姿のほうが印象に残ってしまい、モナコ大公妃となった後年車の事故で他界してしまった(それも本作のロケ地の近くで。)ことを思うとかなり複雑な気持ちにさせられてしまい、いたたまれない。(2013年12月10日更新)
[DVD(字幕)] 5点(2005-08-05 18:16:12)
1234.  雨月物語
僕も初めて見た溝口作品はコレ。それまで黒澤狂いで、邦画の最高傑作といえば「七人の侍」だと信じて疑わなかったからこの映画の凄さには衝撃を受けた。ラストの田中絹代のナレーションによる独白が悲しくて印象的。この映画を見て昔の日本映画を黒澤作品意外にももっと見てみようと思った。
[ビデオ(邦画)] 10点(2005-08-02 22:37:26)(良:1票)
1235.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 《ネタバレ》 
昔、テレビで見てけっこう印象に残ってた映画。その時以来のかなり久しぶりに見たのだが、今見ると単純で作りがSFとしては甘い部分もあり、ツッコミどころもあるのだが、それでもやっぱり安心して見ていられる映画で、今見てもそこそこ面白かった設定自体はかなり突拍子もないのだが、恋人の事故にショックを受けたメル・ギブソン演じる主人公・ダニエルが冷凍保存されるまでをじっくり描くことで、ラストの告白シーンの感動につなげる構成はうまいと思うのだが、やはり目覚めた後のクーパー親子(ジェイミー・リー・カーチス、イライジャ・ウッド)との交流の部分にこの映画の良さを感じる。とくにナッドとのふれあいは微笑ましく、中でも好きな女の子への接し方を相談するあたりは思わずダニエルに対して良い父親だなぁと思わせてくれるのが良かったし、やはり二人で飛行機の操縦ごっこをするシーンも秀逸で、それがラストにつながる伏線になっているのも良い。恋人は既に死んでいて最終的にクレアと結ばれるのかと思わせる(初めて見た時はまんまとそう思ってしまった。サブタイトルの邦題で思いっきりネタバレしてるのに。)ミスリードも利いている。でも、やっぱり親子との交流を描いた中盤部分が良かっただけに、序盤20分と終盤がなんか違う映画のように見えてしまい、一体、この映画の主題は何だったんだろうと(もやもやするまでもないが。)見終わって少し考えてしまった。(2023年9月10日更新)
[DVD(吹替)] 6点(2005-08-01 17:31:09)
1236.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
昔に見たときはとにかくストーリーのわかりづらさと一部のキャラクター(老化した三人の子供など。)の気持ち悪さだけが印象に残り、細かなところはほとんど忘れていたが、久しぶりに見てみるとストーリーはやっぱりよくわからないものの、そこまで難解というほどでもなく、(でも、たぶん原作の漫画を読まないと全部は理解できないかも。)キャラクターの気持ち悪さもあまり気にならなかった。映像的には冒頭のバイクチェイスシーンをはじめ、30年以上前の映画とは思えないほどの迫力で、作画もすごく、これを見ているだけでじゅうぶんに浸れるし、楽しめる。それにもっと暗い映画という印象も以前見たときには持っていたのだが、ところどころにユーモアもあり、決してシリアス一辺倒になっていないのもいい。金田のバイクが有名な本作だが、話にかかわる重要なアイテムかと思わせておいて全くそうではないのはご愛嬌かと。でも、確かにカッコよく、惹かれるものがある。第三次大戦後の2019年が舞台で、劇中では2020年に東京オリンピックが開催されるという設定なのが、実際に東京でオリンピックが開かれることになっている今現在に見るとなにか予知能力を持った人が考えた物語のように思えてしまうところにも、得体の知れない本作のすごさを感じずにはいれない。(まあ、偶然と言ってしまえばそれまでなんだけど。ちなみに本来開会式があるはずだった日にこれを書いてます。)なににせよ、アニメ界にとってエポックメイキングな映画だったことは理解できる。おっと書き忘れるところだったけど、芸能山城組の音楽もものすごく合っていてとても良かった。少し甘めかも知れないけど、これに1点プラスして7点を。(2020年7月24日更新)
[DVD(邦画)] 7点(2005-07-30 02:11:10)
1237.  うなぎ 《ネタバレ》 
以前見た時は期待しすぎたせいかイマイチな感じがしたのだが、15年ぶりに改めて見てみるとそこまで悪くなかった。妻を殺した過去を持ち、仮出所後も刑務所で服役中に飼っていたうなぎにしか心を開かなくなった人間不信の男と、彼が偶然助けた自殺未遂の女の「人生の再生」を淡々と描いているのだが、やはり昔見たときはこのテーマが少々わかりづらかったのかもしれない。シリアスなストーリー展開だが、ところどころにあざとくない程度に笑えるシーンが盛り込まれていて見やすくなっているのもよかった。(人間不信の男が客商売の床屋を開くという矛盾も考えてみれば笑える発想だ。)今村昌平監督のカンヌでの最高賞受賞作といえば本作と「楢山節考」だが、個人的には本作のほうが「楢山節考」よりも好み。とはいえ「復讐するは我にあり」のようなギトギト感はなく、これはやはり今村監督の演出が丸くなっているのだろうなあと感じられる。(直球勝負の映画だった「黒い雨」よりはギトギト粘りのある映画だとは思うが。)冒頭の主人公が妻を刺殺するシーンは緊迫感とインパクトがあり、このシーンは印象に残った。今村監督の映画はあまり見ていないのだが、また機会があれば日活時代の若い頃の監督作も見てみたい。(2013年10月8日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-07-28 17:38:18)
1238.  續・姿三四郎
黒澤映画で唯一の正統派続編モノ。あんまり印象にないなあ・・・。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2005-07-27 17:17:54)
1239.  大冒険
クレイジー・キャッツの映画を見たのは初めて。この手の映画はストーリー云々はどうでもよくて、登場キャラクター重視の作品ばかりなので、評価も低くなりがち。この映画もあまり脚本が出来がいいとは言えない。しかし、この映画の見どころはなんといっても追っ手から逃げる植木等のアクション。バスター・キートンのような動きをして逃げまくる植木等がすごかった。かなり甘めだけど、植木等に完全に参ってしまったので、もうこれだけで満点つけちゃいます。
[ビデオ(邦画)] 10点(2005-07-25 02:26:25)
1240.  眠狂四郎 勝負 《ネタバレ》 
三隅研次監督が初登板となるシリーズ第2作。シリーズで初めて見たのがこの作品で、20年ぶりに見たのだが、この後のシリーズを何本か見ていると、(そんなに多く見たわけではないのだが。)雷蔵の狂四郎は確かに1作目ほどではないにしろ、まだ役をつかみ切れていない感じがするものの、話は1作目より面白く、また、今回のメインゲストとなる勘定奉行 朝比奈(加藤嘉)やおつや(高田美和)とのやりとりも楽しく、そこはそんなに気にならずに見れたし、三隅監督の映像美もシリーズで言えばこの後の「無頼剣」や「炎情剣」の方が今から見れば好みかなと思うものの、それでも三隅監督の映像美は今回ももちろん健在で、雪の降る中での五味龍太郎との対決シーンとか構図も美しく、思わず引き込まれてしまった。今回の狂四郎はお茶に薬を盛られたり、入浴中に刺客に襲われるなど、ピンチシーンも緊迫感というよりはどこか狂四郎の情けなさというのが出ていてそこにもどこか親近感のようなものが感じられる。さきほど書いた高田美和をはじめ、暗躍する女占い師を演じる藤村志保、悪役の久保菜穂子といった女優陣が充実しているのもこのシリーズらしいのだが、やはり、初めて見た時もそうだったのだが、朝比奈役の加藤嘉の飄々とした演技がとても印象的で、この役は今まで見た加藤嘉の演じた役の中では個人的には「砂の器」の千代吉に次いで好きかもしれない。(2022年5月23日更新)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2005-07-22 02:06:07)
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