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コメント数 1395
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1281.  ケープ・フィアー
 オリジナルである1962年のJ・リー・トンプソン監督作「恐怖の岬」も、それほど凄い映画ではなかったが、ロバート・ミッチャムの悪役っていうのが新鮮で結構見応えはあった。ペックの弁護士役も品があったし。そこへ行くとリメイク版の本作は…まず、ニック・ノルティがゴツ過ぎて弁護士というインテリジェンスを全然感じさせないのが致命的。そこいらの肉体労働者みたいな風情でちーっとも説得力がない。デ・ニーロは相変わらずのカメレオン・アクターぶりの見事さは評価するが、今回は暴走気味で感心しない。旧作はミッチャムのようなベビーフェイスがヒールを演じる意外性が一つの魅力となっていたが、このデ・ニーロは最初からアブノーマル丸出しで明らかにイッちまっている。よって意外性も皆無。まあ、ヒロインは旧作のポリー・バーゲンもリメイク版のジェシカ・ラングも大差ないけど。「タクシー・ドライバ-」どころか旧作にも遠く及ばず、スコセッシにゃ可成り幻滅。余談だが、旧作の主演だったペックとミッチャムもチョイ役で特別出演。
6点(2003-01-02 15:36:16)
1282.  トータル・リコール(1990)
 原作の「追憶売ります」はP・K・ディック作品中ほんの短編だし、チト大袈裟過ぎる映画版はシュワの大根ぶりにラストまで付き合うのが可成り苦痛。もうチョット日常的なキャラにしてよ。シャロン・ストーンの悪女役が予想以上にハマっていることに気付いたヴァーホーベンは「氷の微笑」を作りましたとさ。ふう…。
5点(2003-01-02 13:40:15)(良:1票)
1283.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
恐らく下敷きにしたのはアンブローズ・ビアスの傑作短編「アウルクリーク橋の一事件」だと思われる。ていうかモロパクリ?確かロベール・アンリコが「ふくろうの河」というタイトルで映画化していたと思うが未見。本作も同じく所謂「走馬燈」テーマを描いたモノだが、ベトナム戦争後遺症映画と思わせてのアノ”うっちゃり”は…如何なものだろう。個人的には「ハァ?」ってな感じ。あ、ビアスを読みたい方には「悪魔の辞典」も有名だけど(「羅生門」の原典になった)「月あかりの道」もオススメ!
5点(2003-01-02 13:18:37)
1284.  サウンド・オブ・ミュージック
 MGMミュージカルとかが苦手な方もコレなら大丈夫ってくらい爽やかな映画ですね。ジュリー・アンドリュースの清楚さと抜群の歌唱力をフルに活かしきったのが成功の秘訣でしょう。ところで…コレと「ウエスト・サイド物語」でロバート・ワイズをミュージカル映画の第一人者とでも思い込んだアナタ!「キャット・ピープルの呪い」「地球の静止する日」「たたり」「砲艦サンパブロ」「アンドロメダ…」を観ても決して幻滅しないように(^^)。彼本来の姿はハッキリ言ってこっちなんだからネ!!
8点(2003-01-02 07:01:04)(良:1票)
1285.  ウエスト・サイド物語(1961)
 2003年1月現在、ミュージカル映画は絶滅種と言ってもいい位に皆無。なので、絶滅寸前の60年代に敢えて復権を賭けたその意気込みに8点!因みにロバート・ワイズはミュージカル初体験だったため、実質的な現場指導は振り付けのジェローム・ロビンスに任せっ放しだったとか。その分、フィルム編集に手腕を発揮したのはワイズ本人だったりする。元・エディターだからねぇ。シェークスピアの引用については…「ロミオ&ジュリエット」なんかよりゃ遙かにセンス有ると思うけどな。
8点(2003-01-02 06:29:39)(良:1票)
1286.  ウエストワールド
 本音はSF作家より映画監督でありたいマイケル・クライトンにとって念願のデビュー作であり、代表作…カナ?流石にスティーブン・キング(Z級映画「地獄のデビルトラック」は観ぬが吉)なんかとは違い、監督ぶりも結構堂に入ってて見事(^^)。しかーし、この後「コーマ」とか「レンタ・コップ2」とか凡作を連発しちまったんで、敢え無くSF作家に逆戻り(ToT)…。ま、でも「ジュラシック・パーク」で可成り稼いだから、その内復活する恐れ?アリ。
7点(2003-01-02 06:00:32)
1287.  ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
 コレも一つだけ…。カミーラ役の芳本美代子?が絶望的にミスキャスト!!ホントは他にも色々あるんだけどね…。
3点(2003-01-02 05:38:48)
1288.  天国と地獄 《ネタバレ》 
 「87分署」モノで有名なエド・マクベインの原作「キングの身代金」を大胆に脚色したのが第一の勝因。原作では複数犯だったが、本作では若き山崎努演じるインテリ青年・竹内の(実質的)単独犯行にしたことで、衝撃のラストシーンがより活きてくる結果となった。何より疾走する特急「こだま」を利用した身代金受け渡しの尋常ならざるサスペンスは原作には無かった(ま、当然だが)。黒澤のダイナミックな演出は或る意味で「七人の侍」をも超えていると言えよう。原作のキャレラに当たる刑事も、仲代達矢扮する戸倉の方が遙かに凄味がある。三船演ずる権藤も原作のキング氏なんかより余程人間味があり、好感が持てるし。但し、原作がミステリの傑作たる所以はトリックやサスペンスよりも、むしろ誘拐された少年と犯人の一人との切なく淡い交流にあるので、本作とは別物だと切り離して読むべき。
10点(2003-01-02 05:31:27)(良:1票)
1289.  ローマの休日
 どなたもオードリー、オードリーって…ヘプバーンが魅力的であることに異論は無いが、チョット待ってよ。監督であるウィリアム・ワイラーのことを忘れてないかい?いくらオードリーが可愛くても監督がダメダメだったら、絶対にあれほどの名作にはなってないと個人的には思うけどナァ…。1920年にドイツから渡米して映画界入り。以後、破竹の勢いでアメリカを代表する巨匠となったワイラーにとって、本作は観光旅行も兼ねた肩慣らし程度の小品であり、実に余裕綽々の演出ぶりである。細かいユーモア(真実の口やアーヴィングの盗撮シーン等々)を鏤めながら、ラストの記者会見でグッと引き締めて(湿っぽくならないよう計算しつつ)情感を盛り上げる緩急の見事さは並みのヘボ監督にゃ逆立ちしてもマネ出来ないだろう。あ、あとコレでワイラーを知って「ロマンティック・コメディ」の得意な監督サンかな、なーんて勘違いを呉々もしないように!この御仁の本領は「女相続人」や「偽りの花園」「探偵物語」等に顕著な「人間の愚かさ・醜さを容赦なく描き出す作風」にあるんだからね。オードリーに酔いしれた勢いで調子に乗って「コレクター」なんて観た日にゃあモウ、余りのトンデモぶりにブッ飛ぶよ(^^)。
9点(2003-01-02 02:58:55)(良:2票)
1290.  野生のエルザ
ジョイ・アダムソンのノンフィクション原作も良いが、矢張りケニアの雄大な自然が広がる素晴らしい映像は映画ならでは。こういう動物が主役の作品では俳優(ヴァージニア・マッケンナ、ビル・トラヴァース)の方がオマケなので影が薄いのも止むナシか。オスカー作曲賞&主題歌賞に輝くジョン・バリーの名曲「ボーン・フリー」も画面にマッチして最高!尚、このアダムソン夫妻とライオンについては後日談があるが、映画の感動が台無しになる辛気臭さ&下世話さなので知らぬが吉。
7点(2003-01-01 22:37:04)
1291.  第三の男
 キャロル・リードの鮮やかなサスペンス演出、グレアム・グリーンの原作&脚本、名手ロバート・クラスカーの流麗なカメラ撮影、アントン・カラスの全編を彩るツィター演奏、全てが奇跡的なベストワーク!コットン、ウェルズ、ヴァリは勿論、トレヴァ・ハワード、バーナード・リーに至るまで出演者も全員素晴らしい演技。流石リード!全てのシーンが名場面と言っても過言ではない! 殊にライトに照らされポッと暗闇に浮かび上がるハリー・ライムの不敵な笑顔は絶品だ。当然文句ナシの10点に決まっているっしょ。
[映画館(字幕)] 10点(2003-01-01 20:58:26)(良:1票)
1292.  チャップリンの殺人狂時代
 チャップリンがアメリカを追われる直接のキッカケとなった(「独裁者」で既に当局からはマークされていた)或る意味最大の問題作。ただ…他の方も仰ってますが、風刺に傾倒し過ぎてあまり笑えないのが、チョット…。「戦争で多くの人を殺した英雄に比べれば、私などほんのアマチュアだ」という法廷での告白は彼にしか言えない凄さだけど、ややストレート過ぎたのでは?
7点(2003-01-01 20:25:56)
1293.  チャップリンの独裁者
 チャップリンがそんじょそこらのコメディ役者ではなかったことが素人目にもハッキリ分かる映画史上空前の傑作。実際に記録映画でアドルフ・ヒトラーの演説を見たことがある者なら、ヒンケルのドイツ語風パロディ演説は爆笑モノだと理解できるハズ。床屋のチャーリーが、ラジオから流れるブラームスの「ハンガリー舞曲・第五楽章」に乗って客のヒゲを剃る至芸のパントマイムも絶妙で唸らされる。ナチスドイツ絶頂期に堂々と人類愛を声高に訴えたチャップリンの勇気を安っぽい戦後(しかも相当経過した後)の反戦テーマの映画とゴチャ混ぜにして語らないで貰いたい!一歩間違えば命取りになりかねない危険な賭けに彼は確かに勝った。しかし、その代償としてアメリカを追われたのである!スイスに亡命した彼は世を拗ねた老人となり、以後二度とドタ靴に山高帽のチャップリン・スタイルを銀幕で見ることは出来なかった…。娘(ジェラルディン)、息子(シドニー)とも俳優になったが、喜劇俳優としても監督としても、その才能は全く受け継がれなかった。矢張り天才はそうそうお目にかかれないから天才なのだろう。
10点(2003-01-01 14:46:31)(良:2票)
1294.  哀愁
 何を期待してこの映画を観たのか知らないが、個人的にはコレはヴィヴィアン・リーの溜め息の出るような美しさを堪能する(だけの)映画だと思っている。チト「泣かせまっせ」映画ではあるけどね…。でもマーヴィン・ルロイに限らず、昔のハリウッドの監督には演出に品格があったね。そこが今のハリウッドと大きく異なる点。
7点(2003-01-01 13:47:47)
1295.  望郷(1937)
 何と?我がご贔屓J・デュヴィヴィエの傑作を…。ジャン・ギャバン扮するペペ・ル・モコの魂の叫び「ギャビ~~~!!!」を聞いて涙しない香具師は「オトコ(漢)」ではない!と断言してしまおうw。舞台がアルジェリア(当時仏領)のカスバだって分かってマスか?そこに潜伏してほとぼりを冷まそうとしている犯罪者ぺぺの前に巴里の「メトロ」の香りのする美女(ミレイユ・バラン)が現れる…。この心憎いシチュエーションが分からないのかなぁ。「故郷は遠きにありて想うもの」という日本人にとって異様にシンパシーを感じずにはいられないハズなんだけどネェ~。色男・優男ばかりが幅を利かせてた当時の映画界に新風を吹き込んだイモ兄ちゃんのギャバンの渋さをもっとよく見てほすぃ~!原題「ペペ・ル・モコ」を敢えて「望郷」という名邦題に変えた当時の配給会社のセンスを感じておくんなまし。
10点(2003-01-01 13:23:47)(良:3票)
1296.  モダン・タイムス
 トーキーへの移行に対するチャップリンのサイレントへの拘りをぶつけた問題作。唯一「ティティナ」で歌声を聞かせる以外はパントマイムに徹して痛快。その「ティティナ」も「音が聞こえるなんて、こんな風に意味のないモノだ」と言わんばかりの歌詞の意味不明さ・無国籍ぶりは勿論確信犯。工場シーンでルネ・クレールの「自由を我等に」からの影響アリアリなのが、天才の彼にしてはチト意外なので若干マイナス。何度でも言うが、彼は単なる喜劇俳優じゃあナイからね!不世出の天才映画作家であることをキッチリ踏まえて鑑賞して欲しい。
9点(2003-01-01 12:31:06)(良:1票)
1297.  オペラハット
 ゲーリー・クーパーって、こういう純朴な青年役やらせたら天下一品だったよナァ…!逆に言えば、善人役以外はロクに演れなかったんだけど(^^)。ジーン・アーサーも若い!「シェーン」が最後の輝きだったんだが、コレは全盛期の貫禄。キャプラ二つ目のオスカー監督賞受賞作(この2年後に「我が家の楽園」で三度目!)で正に絶好調デス。
8点(2003-01-01 11:56:41)
1298.  或る夜の出来事
 流石に当時のオスカーを総ナメにしただけのことはある。コルベールもゲーブルも実に魅力的。モロに濡れ場を見せるような下品さを避け、「ウォール・オブ・ジェリコ」で表現する上手さ!ヒッチハイクの名シーンも後に数々の映画がパクったが、矢張りオリジナルが最高!結局こういうのって、作り手のセンスの問題であって時代の新旧じゃあないんだよね。キャプラの楽天性を嘲笑うのは簡単だけど、そういうシニカルを気取った連中って「エンターテインメント」というモノが分かってるのか?辛気くさいリアルさを描いてりゃ芸術だとでも?勘弁してくれ…!
9点(2003-01-01 04:56:25)(良:3票)
1299.  フランケンシュタイン(1931)
 メアリ・シェリーの原作とは殆ど別物だが、これはこれでナカナカ良い。主人公の科学者の名がいつの間にかモンスター名として定着してしまったのも皮肉な話だ。それほど、ボリス・カーロフ演ずるモンスターのインパクトが強烈だったということ。最大の殊勲者はメイクを担当したジャック・ピアース。後世に与えた影響は計り知れない。奇を衒わず、正攻法の演出で押したジェームズ・ホエール監督の手際も又見事。
7点(2003-01-01 04:25:08)
1300.  オーケストラの少女
 こんなに世の中甘くはない、かもしれないが…。矢張りコレはディアナ・ダービンの可憐な歌声と世界的指揮者レオポルト・ストコフスキーのタクトを用いない独特の指揮ぶりとフィラデルフィア・オーケストラを一遍にまとめて観ることが出来る!超お得な音楽映画として鑑賞したい。ヘンリー・コスターの優しさに満ちた演出もグー。少女の父親を演じたアドルフ・マンジューは1920~30年代を代表する名優。
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