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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2514
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 宝塚とディズニープリンセスとプリキュアが好きな還暦+2おかま。
宙組は当分観ないわ。

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1301.  天使の涙
広角レンズで捉えた香港の街の光の洪水。モノクロ、スローモーション、ハイスピード、コマ落とし。そこに住む人間と街との「延々と成立しないまま続いてゆく対話」のような映画でした。沈滞した空虚な大気の中で、人との繋がりを求めてゆく人々。切なくて、ちょっとだけ温かい物語。この映像が伝えてくる感覚は、ストレートに染みてきます。ただ、映像至上主義に走り過ぎで、展開まで停滞させてる感じがしちゃったのも事実。ちょっとバランス悪かったかも。隣りに座ってたお嬢さん、爆睡してたし。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-22 23:59:55)
1302.  学校の怪談
子供のための映画だから、大人が大人の視点でどうこう言うべきじゃないのかもしれませんが、夏休みの、子供であふれかえった劇場で見て、とっても感心しました。場内、ウケまくり大湧きで、アニメではなくて実写映画でこんなにも子供達を喜ばせる映画って、とても貴重なんじゃないかと。映画自体は画調が全編暗すぎたり、似たシチュエーションを延々と並べて物語が停滞してる感がありましたが、最後には上手くまとまって満足、という感じでした。何はともあれ、あんなにも子供が楽しんでいたのですから、作品としては成功でしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-22 23:57:28)(良:1票)
1303.  廃市
小林聡美の「静」の演技が良かったのですが、話としては他愛ない色恋沙汰ではありますね。でも、それを町の止まった時間、そのまま周りの時の流れに取り残され、徐々に崩れてゆく町に重ねる事で、感傷的な雰囲気を持った、味わいのある映画になっていました。16ミリ撮影ゆえの「時を経たような画像」も効果的だったと思います。もっともこの映画の最大の功労者は、現実の世界でこの町・柳川を作り、守ってきた人々ですね。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-22 23:53:00)
1304.  お日柄もよく ご愁傷さま 《ネタバレ》 
続編的ポジションの『大安に仏滅』もそうなのですが、庶民の視点から描かれているっていうのは、実のところ大切だと思うんですよね。日本映画には普通の人々が少な過ぎ。この映画は、仲人夫婦が式に出席する、その日の朝におじいちゃんが死んでしまった、という事から始まる混乱劇なのですが、実のところ、ドタバタよりは家族のドラマが胸に響いて来る映画です。おじいちゃんが果たせなかった、夫婦の思い出の場所をもう一度訪れたいという夢を、息子夫婦が果たすラストシーンの、普通の人が時代を刻んでゆく事の重さ、その遺したものの重さに素直に感動しました。ただ、それゆえ、清水ミチコや和田アキ子の出演シーンが映画のトーンを明らかに異質なものにしてしまっていて、庶民的リアリズムから外れてしまってるんですよね。ウケ狙いなんかしなくていいのに、って感じで。そこが惜しかったです。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-22 23:49:13)
1305.  大地震(1974)
1974年12月31日の午前、日比谷の有楽座でこの映画を見た時から私の映画ファンとしての歴史がスタートしました。お腹の底にずんずん響くセンサラウンドのインパクトや70ミリの大きな画面に、私は「映画って凄い!」とすっかり魅了され、その後、クラスメイトと何度もツアーを組んで出かけたものです(有楽座に2回、東急レックスに5回行きました)。今見ると、画面歪めたり揺らしたりしてるだけのお手軽特撮が多い事に気付きますが、オープンミニチュアセットやマットペインティングは見事。当時はホンモノ壊してる!とか思ったりしましたからねぇ。高速道路から落ちる牛満載のトラックの映像に、「あー、あの牛達はやっぱり死んじゃったんだろうなぁ。勿体ない事するなぁ」なんて。よーく見ると、その脇でワーゲンがころりん、と飛ぶんでミニチュアだって判るんですけどね。チャールトン・ヘストンやエヴァ・ガードナーというスターの事を知り、マーク・ロブソンという監督を知り、ジョン・ウィリアムズという作曲家を知り、映画の魅力は本当にいろんなところにある事に目覚めた映画、私に、映画の楽しみ方の第一歩を踏み出させた記念碑的作品なのでした。センサラウンド方式上映作品が登場したら、今でもすっ飛んで行っちゃうんだけどな(原体験のせいで以降「なんとか方式」に騙される事、数知れず・・・)。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:47:43)(良:1票)
1306.  学校の怪談4 《ネタバレ》 
賑やかなドタバタを繰り広げた前3作とはガラリと趣向を変えて、日本の風景の中に展開する幽霊話となった今作は、『2』でチラリと感じさせた郷愁が前面に押し出されています。時を隔てて津波で死んだ子供達が救済される物語は、深い味わいを持って描かれ、良質な和風ファンタジーへと昇華されていると思います。これは本当に、「日本の映画」ですね。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-22 23:46:32)(良:3票)
1307.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 
思いっきりツボにハマるか、さもなきゃ激しくハズすかのどっちか、だと思ってたんですけど、意外とマトモな映画でした。あ、もちろん十分おバカなんですけれど、根はマジメ、みたいな。冒頭からタイトル部分にかけての展開は、もうアニメ版『ハニー』の感覚がぱーっと脳内に甦って、懐かしさに涙出る、って感じなのですが、中盤以降はきちんとドラマが語られ、クサいながらも至極真っ当な、人と繋がっている事の大切さが描かれます。私は、ハニーの孤独よりも、市川実日子演じる夏子の孤独に惹かれ、ゆえに彼女の姿を中心に見ていました。サトエリもおバカとスーパーヒロインをきっちり演じ分けて魅力的ではあったんですけど、固めた孤独を徐々に解かしてゆく実日子嬢の変化の演技が一枚上手、という事で。アクションシーンを、もう少し丁寧に、ディティールをハッキリ見せてくれていたら、という恨みは残りますが、原作の感覚を大切にしつつ、マジメにバカを見せてくれて、かつて数多くあったプログラム・ピクチャーの懐かしい感覚を堪能させて頂きました。愛が大事、っていうベタな結末も、この映画のアニメ的言語の前では素直に受け止められるのでした。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-22 23:45:51)(良:2票)
1308.  長靴をはいた猫(1969)
『銀河鉄道999 エターナルファンタジー』の時に同時上映されて、小学校の体育館で見て以来、ン十年ぶりの再会をしましたが、これがなかったらマジで映画館に「お金返して」って言ってそーな状況ではありました。良質な娯楽アニメ、というとジブリのイメージですけれど、もっともっとずーっと前からそういう作品はあったのよ、という事を教えてくれるアニメ。っていうか、宮崎カントク、この頃から今に至るまで、あーんまり進歩してないってゆーか・・・。それだけ、この映画のクライマックスは既に完成されちゃってたりするんですよね。城を舞台にした縦構図の一大アクション。重力とアニメの持つ浮遊力との戦いは、『コナン』『カリオストロ』『千と千尋』へと繋がる「気持ちのいい動き」に溢れています。『ガンダム』以降のアニメが重力に縛られてしまって浮遊力を失ってしまった中、今一度、アニメ製作者の人達は、この映画や後の宮崎作品が持つ、アニメの飛翔力を見直してみて頂きたいです。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-22 23:44:50)(良:1票)
1309.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
『帝国の逆襲』は特別篇になってやっと大スクリーンとちゃんとした音響で見られて満足でした。この作品だけ、オリジナルの方は名画座のちっこいスクリーンとLDでしかお目にかかっていなかったので。スーパースターデストロイヤーの姿がシネスコスクリーンいっぱいにデーンと広がっているのを見ると、やっぱりワクワク。ただ、毎回気分を最高潮に高ぶらせてくれるオープニングの経過説明、『特別篇』以降はぺったんこなスクリーンでしか見られなくなっちゃって、ちょっと残念。テアトル東京や新宿プラザのぐわーんと湾曲したスクリーンにアレが映るとケレン味倍増だったんですけどねぇ(それは映画のせいじゃなくて、時代の流れのせいなんですけど)。『新たなる希望』に比べると変更・追加箇所は少なくて、単純にリバイバル上映を見ました、という感じでした。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:42:44)
1310.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
「ヤバい、コレは絶対ツボだ」って感じの映画だったんですよね。某テレビ番組で吹奏楽部の旅、ってのをやってるんですけど、あれ見るたびに泣いちゃうワケですよ。んで、それが大好きな『ウォーターボーイズ』フォーマットで語られるとなれば、こりゃもう、絶対ツボ!って。残念ながら、実際には私の過大な期待を上回った映画ではありませんでした。クライマックスの演奏シーンが、なんつーか、感動のテンション最高潮!ってところまで到達しなかったんですよね。本人達が実際に演奏してます、っていうウリがマイナスだった気もしますし(予め、そこに感心して感動して下さいね、って言われているようなものですし)、そこに至る過程は、実は映画より現実の彼女達の努力の方が、よっぽど感動的だったんじゃないの?みたいな気もしますし(多分、実際そうなんでしょ?)。あと、ゲ○シーンをモロに描くデリカシーのなさは、胃の弱い私にとっては、いつもどんな映画でも減点対象。でも、それでもやっぱり愛すべき映画です。おバカ無軌道状態な女子高生軍団の姿を見てるだけで癒されてしまいますし、全員が全員、憎めない、気持ちいいおバカさ加減。それにイノシシ襲撃一大パニックシーンでの、あのインチキブレットタイムときたら! よーく見ると、ビミョーに動いてたりして、うわあ、ホンモノよりずっと大変だぁ、って。『ひみつの花園』の水脈爆流シーン同様、矢口監督のインチキ趣味は拍手モノ。怒涛のバカネタはともかく、存在感そのものは自然体な彼女達の魅力に乗せられ、いつまでも終わらないで欲しい、その世界に居たいと思っちゃうのでした。そして、そう思わせる映画って、いい映画って事だよね、って思うのでした。 【追記】深夜にメイキングを見ました。やっぱり現実の方が感動的・・・。このメイキングと併せたら間違いなく10点なんですが。いっその事、ドキュメンタリーの間に本編を組み込んだ構成の作品作ったらどうでしょ?
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-22 23:41:03)
1311.  華氏911
最初に書いておかねばなりますまい。私はブッシュが嫌いです。さて、私にはこの映画、世間での「良くも悪くもブッシュをひたすらコキ下ろしたシロモノ」という評価とはちょっと違うように感じました。ムーアの著書もそうなのですが、看板と中身に実は差がある感じ。メディア戦略によって操作されて伝えられる情報、その情報にコントロールされてしまう民衆、その危うさを、ムーアは自らこの映画で具象化してみせたのでは?と。編集や音楽によって意図的に操作されまくっている映画なのですが、実のところ政治の場もこういう事でしょ?って。タイトル部分で本番前の準備をしている政治家達の姿が映し出されていますが、それは政治もまた国民に伝えられるのは真実とは別の、加工されたモノなのですよ、と認識させようとしているのではないかと思います。メディアは物事を非常に短絡的に、二元論化して判りやすくコントロールしているのではないでしょうか。白でなければ黒、善でなければ悪。真理は決してその極にはない、そんなに単純なモノではないのに。共和党と民主党の二大政党状態が、端的に二元論化でコントロールされている状態を表しているような気がしてなりません。もっとも、その傾向はアメリカだけに言える事ではありません。民衆の中に敵を作り出し、議員が特定の市民を「反日的分子」と言い放ってしまうどっかの国もまた、安易な二元論へ堕している傾向が顕著です。某巨大掲示板に見られる、信者でなければアンチ、右翼でなければ左翼、という極論に走ってしまう原因って、一体どこにあるのでしょうね? そうそう、その国の総理も、平然と犯罪者でもない市民を非難したりしてましたけど、ひとつ言いたいのは、芸術を愛するフリするならば、見てもいない映画をケナすのはイカンのではないの? 最後に、あの無惨な被害者や死体の映像にまで真実がない、なんて言う事はできないですよね。そして、あれは、明日の自分の姿なのかも・・・。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:39:33)(良:5票)
1312.  未知との遭遇/特別編 《ネタバレ》 
ロイの家の出だしが違う、砂漠のコパトクシ号のエピソード、ロイとロニーの風呂場での夫婦喧嘩、クライマックスのマザーシップ内部追加、細かいところではマクドナルドの看板や、大地を横切るUFOの影が追加されて、その分、ロイの会社でのエピソード、軍の公聴会、ロイの混乱劇などが削除されております。特別編で残念だったのは、初公開の35ミリ版も、リバイバルの70ミリ版も、オリジナル版の音声に遠く及ばない、状態の悪い音響になってしまった事。全て同じ有楽座で見たにも関わらず、ロイが襲われるシーンでの大震動も、マザーシップとの交信シーンでの大音響もなくなり、パリン!と鳴っていた音は、全てモソモソした音に。大画面と音響がカナメのこの映画で、このコンディションの悪さは痛いです(後のLD、DVD版も残念ながらモソモソなまま)。さて、マザーシップ内部映像が曼荼羅的で、更に宗教色の強くなった特別編ですが、新たなアレンジを施すだけの必要性はあまり感じませんでした。少しだけオリジナルよりもロイに寄っている感じがしましたが、ラコームとの対比こそがポイントだと思うので、ロイが大きくなり過ぎても・・・。それにしてもファイナルカット版はオリジナルの削除部分が復活した上でマザーシップ内部がなくなり、と、なんだかややこしい状態ですねぇ。テレビ放映されたファイナルカット版はごっそりとロイのドラマを削っていて(ロニーが1カットも出てこないなんて!)、もはや同じ映画とは言えない、ヒドいシロモノになっておりましたが。あれはファイナルカット版でなくて、「不和・異なるカット版」でないの?(オヤジギャグやめれ)
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:37:37)(笑:1票)
1313.  クリスティーナの好きなコト
セルマ・ブレア大好き~、とか言いながら見に行って「うわわわ~!」って。喜んだらいいのか、嘆いたらいいのか、超ビミョ~、みたいな~(激しく死語)。パンツいっちょで「いて~よ~」ってマタさすってる彼女見て、ファンとしちゃどんなリアクション取ったらいいの?って。クライマックスじゃ、あんな状態だし。さて映画は、女優の皆さん、よくやるわって感じで、ハメを外しまくっておりますねぇ。非常に品のない、おバカ映画です。いちいちパンツ丸出しという、小学生レベルのネタが暴走しております。場内ヒキまくっているのが、しっかり伝わってきます。知的水準が、かな~り低めな映画であります。でも私はこの映画、かな~り好きです。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:36:20)(笑:1票) (良:1票)
1314.  フライングハイ
『弾丸特急ジェット・バス』『大陸横断超特急』と共に、おバカ映画好きでパニック映画好きにとってはたまらないご馳走映画。特におバカ度の高いこの映画は、やっぱりレスリー・ニールセン、ロイド・ブリッジスといった老練のベテランが、どーしょーもなくコワレてみせるところが最高です。この作品で二人が老後の新たな道を見つけたと思うと、実に意義のある映画じゃありませんか。今も目を閉じれば脳裏に浮かぶギャグの数々(しょーもない回想だなぁ)。あと、エルマー・バーンスタインの音楽は名曲。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 23:34:45)(良:1票)
1315.  さびしんぼう
前半の暴走おバカ映画ノリと、後半の悲しい物語とが、きちんと1つの映画の中に同居していて、深い余韻を残す映画です。お父さんがお風呂で言う「人を好きになったなら、その人の欠点まで含めて全部好きになれ」ってセリフ、それがマドンナとさびしんぼうの、見えない部分に対する想いになってゆく流れは秀逸。甘く切ない、だけどおバカ映画としてもなかなかに高ポイントな映画なのでした。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-20 22:21:51)(良:1票)
1316.  学校の怪談2 《ネタバレ》 
都会の子供、田舎の子供の対立から始まるこの映画は、1作目の、子供を楽しませるというコンセプトからもうちょっと進んで、大人にはちょっと郷愁を与える映画になっています。古い学校の佇まいは、おじいちゃん、おばあちゃんのエピソードと共に、子供にはちょっと判りにくい、感傷的な世界。今作も途中で展開が延々と空回りする部分があったのがちょっと残念ですが、時代に媚び過ぎていない良質な映画でした。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-20 22:21:06)(良:1票)
1317.  バトル・ロワイアル
冒頭の、父親が「秋也ガンバレ」の文字を残して死んでいるシーンで「無責任な親」と思った瞬間から、この映画が言いたい事がどんどんと伝わってきて、見ていて心が痛い映画でした。反社会的な映画ですが、実のところ、青春映画の秀作なのではないかな、と思います。政治家がケチをつけたあたりも、なんとも象徴的というか、この映画にふさわしいエピソードですね。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-20 22:20:07)(良:2票)
1318.  グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 
この映画の世界を、そういうものだ、って割り切れないとツラいでしょうねぇ。ピーターパンみたいなモノ、って思うのが案外いい感じな見方なんじゃないかな。実は武侠版『いつか晴れた日に』なこの映画、ミシェル・ヨーとチャン・ツィイーの関係は、エマ・トンプソンとケイト・ウィンスレットの関係によく似ていて、あー、アン・リー作品だなぁ、って。女優二人の魅力に、ちょっとチョウ・ユンファはワリを喰った印象もありますが、ミシェル・ヨーとのお互いに自分を抑えた大人の関係に魅了されます。ラストにイェンが何を願ったのか、そして彼女の願いは叶ったのか、彼女は救われたのか、それは語られませんが、きっと奇跡を起したのだろう、と信じている私でした。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-20 22:19:04)(良:1票)
1319.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 
シェイクスピアをネタにしたコメディ、という印象でした。いかにして彼の作品が生み出されていったかを、結構テキトーな解釈で面白おかしく描き、一方でみんなが困難を乗り越えながら、一つの舞台を作ってゆく群像劇でもあり、よく出来たファンタジーだなぁ、って。黄門様のような、貫禄たっぷりの女王ジュディ・デンチの登場でケリが付くまで、たっぷり映画の面白さを堪能できました。新しい地をぐんぐん進んでゆくグウィネスの姿を見ながら「ああ、創作とはかくも雄弁にして豊潤なり」と満足(大ゲサ)。でも、ちょっと三谷幸喜臭を感じたのは私だけかなぁ。
[映画館(邦画)] 8点(2009-06-20 22:18:06)(良:1票)
1320.  ビッグ
家からたたき出されて、なんとか宿を見つけて迎えた最初の夜のシーンが好きです。不安で孤独で銃声や悲鳴まで聞こえてきて、たまらずに泣き出すって。うわー、トム・ハンクス上手い!って感じ。友達の男の子もやたらに上手かったんですけど、彼と同レベルの子供を演じられる、という事で。内面が子供のトムのリアクションは、最初のうちこそはづかしー、って感じなんですけど(白にキラキラなタキシードとか、ヤングコーンかりかりとか、キャビアおえええとか)、そのうち、ヒロインと同じように、彼が他の大人よりも魅力的な人間に見えてきます。大人になって捨てたり忘れたり見失ったりするものの中に、実は大切なものがあるのかもしれませんね。ラストの寒くて淋しい色彩が印象に残ります。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-20 22:17:21)(良:1票)
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