1341. 釣りバカ日誌8
スーさんにポリープが見つかったり、浜ちゃんとスーさんが山で遭難したりといろいろあったけどなにも印象に残っていない。まあ、このシリーズはほとんど全部そうなんだけどね。 [地上波(邦画)] 5点(2005-05-23 17:42:26) |
1342. ある愛の詩(1970)
《ネタバレ》 25年ぶりぐらいに見たが、「ラブストーリー」というド直球な原題からも想像できるほどのベタ過ぎる恋愛映画で、昔見た時も微妙な感じだったのだが、今見てもそれは変わらないし、主人公の二人にも感情移入することができず、むしろ見ていて少しイライラしてしまった。話としてもただ筋を追ってるだけでドラマとして深みがなく、あれよあれよという間に進んでいき、まるでダイジェストを見ているよう。細かいところを覚えていなかったのでジェニーはいつ白血病を発症するんだっけと思いながら見ていると、これも何の前触れもなくいきなり唐突にオリバーが医者から告げられるという展開はさすがに予定調和に感じた。今現在の観点からするとここからがもうちょっと長くても良かった気がするし、不治の病を扱った恋愛映画は病気になった後からに時間が割かれている場合も多いのでむしろドラマとしてはここからだと思うのだが、非常にあっさりしていて、なにかこの「ヒロインが白血病で死ぬ」というド定番な展開が取ってつけたように感じてしまった。でも、ジェニーが死ぬシーンを直接クドクド見せなかったのは良かったと思うし、フランシス・レイの有名な音楽も美しいが、それに対する映像も美しく、この二つが見事にバッチリ合っていたのはすごく良かった。この映画を久しぶりに見てみようという気になったのは主演の二人それぞれのもう一つの代表作である「ペーパームーン」(ライアン・オニール)と「ゲッタウェイ」(アリ・マッグロー)を見ていたからなのだが、この二人に関しては本作では少し年齢設定に無理があり、この後に出演するその二つの方が役柄的にも合っていたように思う。(2023年2月12日更新) [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-21 21:21:32) |
1343. 地獄門
《ネタバレ》 カンヌ国際映画祭グランプリやアカデミー賞を受賞した名作とされている映画だが、確かに映像や衣装の美しさなどは大映の中でもとくに気合いが入っており、素晴らしいの一言。でも、いかんせん人妻に惚れた男が今でいうストーカー行為に走るというどこかの昼メロにありそうな展開であまり面白くないし、長谷川一夫と京マチ子のキャラクターが二人とも濃すぎてイマイチ入っていけない。ただ、執拗に袈裟(京マチ子)につきまとう盛遠(長谷川一夫)の姿はどこか滑稽であり、傍から見ているとつい笑えてしまう。今回、この映画を見るのは二度目で、昔見たときには退屈で早く終わらないかと思ったものだが、今回も実際の上映時間よりも長く感じたものの、前回よりも退屈しなかったのはこれをけっこう楽しんでいたからかも知れない。でも、好きな映画かと言われればやっぱりそうではないなあ。(2013年6月6日更新) [CS・衛星(邦画)] 5点(2005-05-21 10:09:25) |
1344. M:I-2
シリーズ第2作。1作目を見てから一週間としないうちの再見だったが、続けて見るとやはり監督が違えば同じシリーズでもこうも違うのかという感想になってしまう。ブライアン・デ・パルマ監督だった前作はサスペンスメインの構成だったのだが、ジョン・ウー監督の今回は(特に後半が)アクションメインの構成で、鳩を使った演出や二丁拳銃などウー監督らしいアクションシーンが満載で、それはそれで楽しいのだが、前作に比べると007に近い作風になり、本格的なスパイ映画というよりは普通にトム・クルーズ扮するイーサン・ハントが大活躍するアクション・スペクタクル映画という感じで、前作のようなスパイ映画としてのハラハラドキドキ感がなくなってしまっているように思う。前作はそうでもなかったが、今回はほぼ100%彼のための映画という感じで、前作のほうが話は面白かった。でも、アクションに関してはウー監督らしさはじゅうぶんに堪能できる映画となっている。(2012年11月4日更新) [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-13 23:51:19)(良:1票) |
1345. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
冒頭の「スター・ウォーズ」を意識したようなシーンにやや時代を感じる。 [地上波(邦画)] 5点(2005-05-12 21:51:37) |
1346. 虹をつかむ男(1996)
渥美清の死去により、「男はつらいよ」シリーズが突然打ち切られ、急遽代わりに作られた映画。主演はこの年も作られるはずだった新作「寅次郎花遍路」に出演予定だった西田敏行、ヒロイン役も同作でマドンナを演じる予定だった田中裕子。そのほかのキャスティングもかなり寅さんと被る。倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆の三人に至ってはこの映画でも親子役であり、製作決定から公開まで日がなかったことをうかがわせる。肝心の出来はというと、やはり急いで作られたが故にあまりよくない。が、ラストはちょっと感動した。しかしこういうのを見ると、巨匠と呼ばれながらも「男はつらいよ」という国民的映画シリーズを30年近くにわたって作り続け、それが終焉を迎えた後もこうやってお仕着せのプログラム・ピクチャーを作らされる山田監督がちょっと哀れに思えてくるのだ。 [地上波(邦画)] 5点(2005-05-11 23:34:12)(良:1票) |
1347. 釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!
シリアスな傑作時代劇「切腹」の三国連太郎と丹波哲郎がこういう軽いコメディーで共演するとは思わなかった。 [地上波(邦画)] 5点(2005-05-01 18:06:59) |
1348. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
今回の寅さんは病気になったリリーを見舞うため、きらいな飛行機に乗って沖縄へ。山田監督がシリーズで最も愛着のある作品だそうだが、リリーが登場する作品の中ではちょっと平凡な出来だった。電信柱で暑さをしのぐ寅さんが笑える。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 11:20:24) |
1349. 男はつらいよ 寅次郎紙風船
《ネタバレ》 今回は寅さんが死んだ友達(小沢昭一)から「俺が死んだら女房(音無美紀子)と結婚してくれ。」と遺言されるというちょっと湿っぽい設定。冒頭の同窓会で邪険にされる寅さんが気の毒すぎる。ところで寅さんの同級生三人の中に以前「私の寅さん」で今回と同じ役を演じた前田武彦がいたが、そのときは寅さんに竹馬の友のように接していたのに今回はほかの二人(犬塚弘、東八郎)と一緒になって寅さんにつらくあったっているのはどういうことなのだろう。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 00:58:30) |
1350. 男はつらいよ 柴又より愛をこめて
《ネタバレ》 栗原小巻が二度目のマドンナ役で登場。前回は満男の通う幼稚園の保母だったが、今回は島の小学校の先生。同窓会のシーンが「二十四の瞳」のパロディーになっており、プレゼントとして自転車が出てきたときには思わず笑ってしまった。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 00:02:03) |
1351. 男はつらいよ 寅次郎春の夢
これもマドンナの香川京子や林寛子との絡みよりも変な外人とのやりとりのほうが目立っている感じ。でもかなり映画自体の印象は薄いので、シリーズの中では失敗作の一本だろう。マイケル・ジョーダンという役名に今となっては某バスケットボールの選手を思い浮かべてしまい、ちょっと笑える。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-29 23:51:09) |
1352. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
《ネタバレ》 90年代になったあたりから満男の恋愛エピソードが中心になって寅さんが脇役化した感があったが、それでも今回は寅さんが久々の主役という感じがした。ただ、この頃になると、渥美清の病状が進行してかなり表情が痛々しかった。カメオ出演の西田敏行が笑える。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-29 14:09:54) |
1353. 男はつらいよ 寅次郎と殿様
ゲストはアラカンこと嵐寛寿郎。それを意識したような冒頭の夢シーンが笑える。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-29 13:30:40) |
1354. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路
なんと寅さんが海外へ行くという異色の作品だが、内容は別にどういうことはない。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-29 13:21:26) |
1355. 新・男はつらいよ
3作目の公開のわずか1ヵ月後に公開されたシリーズ4作目。3作目と同様に監督が山田洋次ではなく、テレビ時代からシリーズのプロデューサーをつとめていた小林俊一が監督している。だからなのか、シリーズ中でもいちばん喜劇として普通に楽しめる映画となっている。特に役者たちのもち味を見たいならお薦めだ。寅さんと森川信演じるおいちゃんとの掛け合いは初期独特のもので、松村達雄や下條正巳になると見られなくなるので貴重。財津一郎演じる泥棒が登場するシーンは最高に笑えた。ここまで書いておいて5点なのはやはり監督が違うせいでいつもと比べて物語的にあまり面白くないからだろう。同じく監督の違う3作目は森崎東の個性が見られたからそんなにつまらなくはなかったけど、この4作目は監督の個性が見られないのだ。でも、先に書いたように役者たちの魅力はじゅうぶんに伝わってくる。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-21 23:00:38) |
1356. 宇宙大怪獣ドゴラ
怪獣が今までに無い実験的な感じで良かった。しかし見たのが怪獣映画大好きな小学生の頃だったので、やや退屈だった。今見ると面白いかもしれないが、なかなか見る機会がないのが残念。 [ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-10 12:24:33) |
1357. ゴジラVSスペースゴジラ
これも映画館で見たゴジラ。なんかあまり印象にないが、たぶん当時は面白かったんだろう。 松村邦洋と小堺一機が出ていたことは覚えている。 [映画館(邦画)] 5点(2005-04-08 23:44:15) |
1358. ゴジラ対メカゴジラ
記憶が正しければ初めて見たゴジラ映画がコレだと思う。当時小3だったか。ミサイルを連射するメカゴジラがかっこ良かった。しかし、キングシーサーは子供が見てもお世辞にもいいとは思えない。「ミヤラビの祈り」は初見から15年たった現在でもよく覚えている。ちなみにこの映画はテレビの特撮番組によく出ていた岸田森が出演した唯一のゴジラ映画である。 [ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-06 22:22:17) |
1359. ゴジラ×メカゴジラ
メカゴジラ4度目の登場。今回は初代ゴジラの骨を使って作られたとかいう設定だったかな。忘れた。メカゴジラ中心に話が展開するため、ゴジラが完全に脇役なのはちょっと異色かも。「ハム太郎」が同時上映になったことで上映時間が90分になった分、展開も早くなっている。劇中ハムスターが登場したのにはちょっと失笑してしまった。金子修介監督の前作に比べると出来は普通だが、ミレニアム以降のゴジラ映画ではわりと楽しめる。 [ビデオ(邦画)] 5点(2005-04-06 21:57:52) |
1360. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
まず小美人がザ・ピーナッツでないことに違和感がある。エビラのデザインも単純すぎてつまらない。でもストーリーはわりと面白かった。水野久美の前で加山雄三(若大将)のマネをするゴジラ、なんだか「怪獣大戦争」あたりからゴジラが人間臭くなっている。 [地上波(邦画)] 5点(2005-04-06 18:10:16) |